2013/05/19 - 2013/05/23
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Weiwojingさん
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スリランカは紅茶の生産量ではインドに次いで世界第2位の位置にあります。質に関しては世界一と言っても良いでしょう。スリランカの紅茶は昔から「セイロンティー」と言われて、国の名前が独立してスリランカと変わってもこの名称はそのまま使われてきました。
スリランカでは良質の紅茶が各地で生産されています。生産地ごとに名前が付けられ、キャンディ、ヌワラエリヤ、ウバ、ルフナ、ディンブラの5種類の紅茶があります。ウバ茶は世界三大紅茶の一つに挙げられているほどです。
今回小生が訪れたプランテーションはウバ茶の生産地です。ただ残念なことには、訪れた紅茶園は生産された紅茶はすべて輸出用(主として、ヨーロッパ向け)で、スリランカ国内では販売されていないことです。従って、ここで生産される紅茶は味わうことが出来ません。
紅茶畑を歩きまわるのは実に快適でした。雄大な景色、緑一色の山々、新鮮な空気、素朴な人々そして美味しい紅茶を十分味うことが出来ました。また近いうちに来てみたいですね。
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ウバ紅茶の産地では、このような風景が360度広がっています。まるでパノラマ写真を見ているようです。どこを見ても紅茶畑ばかりです。
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周りの山すべてが紅茶畑ですが、かつてイギリスの植民地時代紅茶の栽培は大変難しかったです。最初はコーヒ―栽培が大々的に行われていました。しかし、病気の発生で全滅し、その代わりにインドから紅茶の種が移植され、様々な試みを経て、現在のような姿になりました。
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茶葉が太陽の光を浴びて、きらきら輝いています。日中の太陽の光はかなり強いです。朝晩は逆に涼しくなり、このような温暖の差が多きいほど、良質の紅茶が出来るそうです。早朝の霧も欠かせません。
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畑の周りには朝顔の花がたくさん咲いています。
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普通、茶葉の摘み取り方は「一芯二葉」といい、新芽の先端部分とその下の2枚の葉を摘み取ります。あまりにも大きくなった葉は摘みません。
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12時を過ぎると、茶摘みの女性たちが午前中の仕事を終えて、収穫した袋を抱えて集積場に集まって来ました。一人で大体何キロくらい収穫出来るのでしょうか。
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いったん袋を置いて、全員が戻って来るのを待っているようです。
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次々と戻って来ました。
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全員が戻って来ると、収穫した茶葉を量るために皆順序よく並んでいます。
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2つのグループに分かれて、収穫した茶葉を量るようになっています。
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収穫した茶葉を大きなかごに入れて、重さを量ります。傍にいる女性が目方を確認し、手帳に記入しています。収穫した量によって支払われる賃金が異なります。
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重さを量った茶葉はいったん地面に置かれ、一っぱいになったところで麻袋に詰められます。何度もこの作業を繰り返します。
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皆おしゃべりをしながら、待っています。カメラを向けると、揃ってこちらに顔を向けてくれました。
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自分の番が来るのを待っている女性たちの表情を撮ってみました。
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収穫された茶葉はこのトラックに積まれて、工場に運ばれます。その日の内に紅茶として生産されます。
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この2人は茶摘み労働者ではありません。たまたま側を通っただけですが、カメラを向けると自然とポーズを取ってくれました。
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この男性は一体どのくらいの草を担いでいるのでしょうか。顔をほんのちょっとだけ覗かせています。
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この方たちは紅茶園の労働者でしょうか。
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変わった木を見つけました。白い木の幹に丸い突起したような物がついています。まるで木の肌にできた瘤みたいですね。
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St. George Bangalow の文字が見えますが、これはかつての紅茶園所有者のバンガローを示すものです。今はマネィジャ―一家が住んでいて、観光客にも泊ることが出来るように開放されているとのことでした。
マネィジャ―は小生の友人と親しくしていて、せっかくなのでバンガローを見てくださいと案内してくれました。そこで早速訪ねてみました。 -
ここがバンガローです。かつての紅茶園の持ち主の住まいだったところです。
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ここはリビングルームでしょうか。ゆったりとしたソファが置かれていて、十分寛ぐことが出来そうです。
この紅茶園で作られたばかりの紅茶をいただきました。新鮮な紅茶は何も入れなくてもそれだけで十分美味しいです。本来は輸出用で手に入らないそうですが、わずかなら分けてくれると言われたので、それならば1?程欲しいと頼みました。しかし、明日にならないとだめだそうで、明日はコロンボに戻らなければならないので残念ながら断念しました。 -
こちらは食堂です。
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いくつかゲストルームがあり、観光客が泊まることが出来るようになっています。この部屋はその一つですが、日当たりがよく、快適な滞在が出来そうです。
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バンガローの庭やその周辺には様々な美しい花が咲き誇っています。
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これは日本でもよく見かける「エンジェル・トランぺット」です。色もこのようなピンクから白、黄色などがあります。
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紅茶園も大分歩いたので、今度はこの地方の中心地である村の方に出掛けてみました。
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このあたりが村のメイン道路です。と言っても200メートルほど歩けば、もう家も商店もありません。背後には紅茶畑が見えます。
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ちょうどウェサックのランタンを手にして歩いている人がいました。恐らく自宅に飾るのでしょうか。
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村の中心部にヒンズ―教の寺院があリ、出掛けてみました。昼間は閉まっているそうですが、知人が交渉して中を見させていただきました。
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ヒンズ―教の神々は何やら恐ろしさと共にユーモラスな面も感じますね。
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この村には大きな教会が一つあります。中を見学したいと思いましたが、この日は門が閉じられていて、入ることが出来ませんでした。
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ヒンズー寺院のすぐ隣には小さな仏教寺院もあります。
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本堂に安置された、この仏像はかなり鼻が高くて、しかも目が青いような(?)気がしますが、西洋人みたいですね。
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僧侶が知人の手に白い糸を巻きつけていますが、これは幸運を祈るものだそうです。お経を唱えながら巻いていました。小生も巻いてもらいました。
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お寺には小さいながらもストゥ―パがあります。
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移動アイスクリーム車が住宅街を回っていて、近所の子供たちが群がっています。2人の女性たちはモスレムのようですね。
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お寺を見学し、友人宅に戻ろうとしたら、街のレセプションホールという所で結婚式が行われていて、中を覗かせていただきました。ちょうどタミル人の結婚式が行われている最中でした。新郎新婦ともかなり緊張気味ですね。
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式に参列している御婦人方です。皆おめかしをしていますね。
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参列者は男性も女性も皆タミル人です。男性たちはあまり普段の格好と変わらないですね。ややシャツなどが新しいものを着ているようですが。
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写真を撮ってほしいと女の子が頼んできたので、彼女を中心に撮ってあげました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 讃岐おばさんさん 2013/05/30 22:01:12
- こんばんは〜
- 素晴らしい紅茶畑ですね!
さぞかし美味しい紅茶が出来るんでしょうね。
手摘みの茶葉は台湾でも値段が高いです。
いろんな等級があるんでしょうね。
美味しい紅茶が飲みたいです(笑)
- Weiwojingさん からの返信 2013/05/30 23:01:05
- RE: こんばんは〜
- いつも速球のコメントをありがとうございます。
スリランカの紅茶畑は見渡す限りの茶畑が続き、見事というような簡単な言葉では表現出来ないほどです。
スリランカの紅茶には等級があります。例えば、オレンジペコ、BOP、BOPF と言うような言葉を聞いたことがありませんか。これらは日本で販売されているスリランカ紅茶の等級を表す言葉です。スリランカではもっと細かく分かれていますが、大体は上記の紅茶が高い値段で売られていますね。
現地で買えば日本での3分の1くらいの値段で買えます。
産地によっても紅茶の味は違います。普通、ヌワラエリヤ、キャンディ、ウバ、ルフナ、ディンブラといった具合に五大産地に分かれています。
デパートに行けばスリランカの紅茶が置いてあります。ただ、ほとんどはイギリスでブレンドしたようなものが多いです。そのため値段葉高いです。
台湾でも茶畑を見たことがあります。どこも高い山に産地があり、そこまで行くのが大変でしたが、東方美人というようなお茶をたくさん買ったことがあります。
ぜひスリランカの美味しい紅茶をミルク入りでお試しください。
スリランカから
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