2013/05/19 - 2013/05/23
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Weiwojingさん
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久しぶりにNuwara Eliya(ヌワラエリヤ)と Hatton (ハァトン)へ出かけてみました。今回は Hatton 近郊にある友人の実家に泊り、紅茶畑を案内してもらいながらあちこち歩きまわり、茶摘みの様子や紅茶園にあるバンガローを訪ねたりして、快適な4泊5日の旅行を楽しみました。
コロンボは連日30度を超える暑さですが、ここは日中は25度位、夜間は20度にも下がり、コロンボと同じ熱帯の国とはとても思えません。快適そのものでした。暑さから逃れてほっとしたことは言うまでもありんせん。早朝は濃い霧で紅茶畑が幻想的な風景に包まれて、まるで別世界でした。日中はかなり暑いですが、心地よい風が絶えず吹いていて、気持ち良い紅茶畑の散策を楽しむことが出来ました。
このあたりは圧倒的にタミル人が多く、紅茶園で働く茶摘みの女性たちは皆タミル人です。イギリスの植民地時代に紅茶園の労働者としてインドから連れてこられた人々の子孫です。
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友人と待ち合わせて、コロンボを10時半のインターシテイバスに乗り、ハァトンまで向かいました。6時間はかかったでしょうか。途中3時間位のところで休憩のために一箇所停まりましたが、後は止まることなく目的地まで直行しました。写真は途中休憩したところです。左側の小さいバスに乗りました(後ろからの写真になってしまいましたが)。
インターシテイバスと言うのは、冷房付きのバスで、途中ほとんど止まりません。普通のバス(Normal Bus)と比べると割高ですが、定員制なので、立っている人もおらず、快適です。遠距離で出掛ける時は、いつも利用しています。 -
バスが停まった休憩所の隣には、日本ならばドライブインのような食堂と商店があり、乗客たちはここでお茶を飲んだり、食事をしたりしていました。20分程の休憩時間でした。
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ハァトンのバスセンターに到着です。コロンボからはかなりの時間がかかりましたが、距離としてはそんなにありません。ただ、紅茶畑や山道をくねくねと、狭い道を走ったので、時間が相当かかり、大変疲れました。
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このバスセンターからさらに乗り換えて、友人の実家がある Agarapatana (アガラパタナ)まで移動しなければなりません。1時間位かかりました。
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バスセンターの一隅にウェサック祭りの飾り (パンダル)が製作中でした。一番上に仏柁の姿が見えますが、まだ未完成なので、布がかぶせてあります。
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ハトンの街には大きな教会が聳えています。地方都市に行っても大きな教会が目に付きます。植民地時代の遺産と言ってよいかもしれません。
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この村でバスを降りました。友人の家まで歩いて5〜6分位だったでしょうか。
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やっと友人の家に着きました。コロンボから7時間以上もかかりました。さすがに疲れましたね。周囲を見渡すと、どこもかしこも紅茶畑で、その様は圧感と言っても良いでしょう。
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ここは友人宅の居間です。かなり広いです。写真では見えませんが、右側にもう一つソファや椅子の置かれたコーナーがあります。
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居間の片隅に区切られたコーナーがあり、そこには仏柁やスリランカの神々が祀られています。日本ならば、仏間といったところでしょうか。
それにしても、仏教とヒンズー教が一緒に祀られているのには奇異な感を抱きましたが、スリランカの人々には両者は同じ宗教の範疇に入っているようです。仏教やヒンズ―の寺院に行くと、両者が混然と祀られています。 -
友人宅には常に人が訪ねて来て、説明してくれても、誰が誰だかよく分かりません。
この男の子もある時突然やって来て、家の人たちと話をしていました。友人の話だと、両親がなく亡くなっために、一家で面倒を見ているそうです。彼の名前は Hussen (ハッサン)といい、13歳で8年生だと自分で英語で話してくれました。大変明るく、聡明そうな子です。学校では一番英語が好きな教科だそうで、道理で英語を上手に話していました。 -
この写真はハッサンが撮ったものです。彼にカメラを貸してやると、彼は家の内外を写真に収め、このような写真も撮りました。
中央の縞模様のシャツを着ているのが友人の妹さんで、つい最近出産したばかりで、コロンボから実家に滞在しているところです。中央の方がお母さん、右側の方がお姉さんです。後の方は誰だか分かりません。近所の方かもしれません。 -
友人のお姉さんです。これもハッサンが撮ったものです。彼はなかなかの腕前ですね。
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夕飯に出していただいたものですが、どれも普通に食べているものばかりです。中央の御飯はレッドライスで、健康によいそうです。
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朝食です。中央大きなお皿にはロティが載っています。
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朝食後休憩した後、早速、紅茶畑を見に出かけました。このあたりは800Mから900M程の高原地帯で、温暖の差があり、紅茶栽培に適した霧が多いなど、「ウバ茶」の産地として最高の栽培地だと友人が説明してくれました。
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紅茶畑に囲まれた小さな集落があちこちに見られます。これは紅茶園で働く人々の村です。
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歩いていると、小さな川がありました。きれいな川とは言えませんが、紅茶畑ばかりの風景に彩りを添えています。
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橋を渡って、さらに高地へ登って行きます。
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橋の上から見た風景です。
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村で出会う人はほとんどがタミル人です。この2人の女性もタミル人です。
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道路わきにはヒンズー教を祀った祠のようなものがあります。
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きれいな花があちこちに咲いています。
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2人とも紅茶園で働く方たちです。普通、女性は茶摘みをし、男性は紅茶畑の保守管理をしています。
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紅茶畑に青い空が映えますね。気温はそんなに高くはありませんが、太陽の光がたいへん強いです。
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これがお茶の花です。お茶には紅茶、日本茶、中国茶がありますが、これらのお茶の木はどれも同じです。同じ葉から作り方によって、紅茶になり、日本茶になり、中国茶になるのですね。
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煮炊きのためでしょうか、枯れ木を運ぶ人がいました。この辺ではガスのない家が多いですから、このような木を必要としているのでしょう。
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この子は学校帰りでしょうか。
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集落を歩いていたら、ある家の入口で女の子が小生たちを恥じらいながらじっと見つめていました。
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この子もカメラを向けると、自然にポーズを取ってくれましたが、後ろの子がいやがって逃げてしまいました。
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ヒンズー教の神を祀る小さな祠があります。
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紅茶園で働く人々が昼食を終えて、再び仕事に向かうところです。
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小生の友人です。彼はタミル人ではなく、シンハラ人です。このあたりではシンハラ人は少数派です。
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紅茶畑に白い雲 ー 何とも言えず、素晴らしいです。畑の中には大きな木がたくさん植えられていますが、これは茶葉に日陰を与えることと雨が降った時の土砂の流失を防ぐためだそうです。
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遠くに小さな集落が見えます。その中央にかすかにヒンズ―寺院が見えます。
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集落の中央には水汲み場があり、ここでは女性たちが洗濯をしたり、水浴びをしたりしています。時には何人も集まって、おしゃべりに花を咲かせるのでしょう。
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学校帰りの子供たちです。皆屈托がなく、明るいですね。カメラを向けると、自然にポーズを取ってくれます。
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写真を撮っていると、近くにいた子供たちがわ―と集まり、これまた写真を撮ってあげると、皆大喜びです。どの子も白い歯が印象的です。
* この後、「スリランカ中央1000メートル級の紅茶畑を巡る」(後編)に続きます。
http://4travel.jp/traveler/srilanka/album/10779119/
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