2013/05/25 - 2013/05/26
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hidamari09さん
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大学の外事部が主催する山西省大同の一泊二日の研修旅行に参加しました。
旅行費用は無料です。
注意:現在雲崗石窟の第九窟から十四窟は、補修及び保護建物建造?の為工事中で参観出来ません。
大同の雲崗石窟は、2008年の秋に中国の旅行社の山西省の旅行団(雲崗石窟、懸空寺、五台山5泊6日)に参加して訪れています。そこで、あまり乗り気ではありませんでしたが、2008年に就任した耿彦波市長が600億元を投じて市内の大改造を実施しているとの情報もあり、大同市内がどのようになったかを見てみようと参加しました。
大同市内の改造は、大同市を観光都市にするために、旧市街地(城壁内)の現代風建物は全て壊し、復古調の建物に作り変える。併せて、市内の道路を整備する(道路両側の建物を壊し、道路を広げる)というものです。
2008年当時は、雲崗石窟の入口前が駐車場で、バスを降りると直ぐに入場出来ました。今回訪れてみると、以前駐車場だった場所は公園に作り替えられていて、石窟の右端に建てられた入口から、最近作られて寺社風の建物を通り抜けて入場するように作り替えられていました。
九龍壁の前の道路は工事中です。工事中は九龍壁の入門料は無料になっています。
善化寺の門の前は最近建てた復古調の建物で埋め尽くされています。入口の左手の街路を見た同行の女の子が、川越市内みたいと言っていました。
宿泊は、Howard Jhonson ホテルでした。28階のレストランでバイキング形式の食事をとりました。生野菜サラダを主体にローストビーフを食べました。ところが、明け方急激な腹痛に、胃からいやな味がこみ上げ、下痢に襲われました。症状から食中毒のようです。普段は、火の通ったものしか口にしませんが、米国系列のホテルと油断したのが失敗でした。ホテルは米国系列でも従業員は中国人。
風邪薬は持参しましたが、胃薬は切れていたため持参していませんでした。
明け方、ホテルの受付に胃痛と下痢を訴え、薬はないかと問い合せたところ、薬は無い、道路の斜向かいに薬屋はあるが、10時頃にならないと開かないと告げられました。
ガイドに薬を買いたい旨伝えましたが、途中に薬屋は無い。懸空寺を参観した後、昼食の場所まで我慢ですと。休憩の旅に「ニイハオ」トイレに駆け込むことになりました。
二日目の今日もまだ下痢に苛まれています。
中国旅行、薬の携帯は必須です。
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
大同市内の観光場所を確認しておきます。
雲崗石窟は市内から20kmほど西の場所に位置します。
華厳寺、九龍壁は旧城壁の中にあります。
観光バスで通りすがりに見ただけですが、この城壁も再建しているようです。 -
雲崗石窟の全体像、
2013-1-30 云冈石窟研究院 (执笔:王恒)
から、画像を拝借しています。
第五、六窟の前が石窟への入口になります。
2008年当時は、この入口の前が駐車場で、観光バスを降りるとそのまま入場出来ましたが、現在は石窟の右端から入るようになっています。
今回、右側の部分は参観していません。 -
これが、新しい石窟への入口です。
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参観料は大人120元。
学生は半額、なんと60歳以上は無料と書いてあります。
この切符売り場の下に、何やら黄色い像が建てられています。
全て、最近作られたものです。 -
切符売り場の建物を抜けると、石窟への新しい入口になります。
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入場券のチェックの門を抜け、中庭に入ると「曇曜(タンヤン)」のブロンズ像が目に入ります。
時は北魏の460年に教団を統括する沙門統の曇曜が文成帝(第五代皇帝)に上奏して石窟を作り始めたのだそうです。
この第一回の五窟(第16、17、18、19、20窟)を曇曜五窟というのだそうです。ガンダーラとグプタ朝の様式の影響を受けているそうです。 -
さて、さらに進むと26本の石柱が現れました。なぜか、石柱は像が背負っています。
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先ほどの脊柱の突き当りに、まがい物の木が建てられています。
この先も、なにやら新しい建物がつづくようですが、時間を消費するので、この場所から電動の乗り物に乗って石窟の入口に向かうことにしました。 -
石窟の入口です。この入口の真向かいが第5、6窟になります。
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正面の建物は第6窟です。
右側の第5窟の内部は、仏像に色彩が残っていてとても綺麗です。
ただ、この第5窟第佛洞は監視人がしっかり見張っていて撮影は禁止です。
それ以外は、比較的撮影出来ます。
さて、石窟内の多くの仏像は風化を防ぐために、本来の石像の上に泥が塗られています。ということで、実際は石像ならぬ厚化粧の泥像を見ていることになります。 -
第9窟から14窟は補修工事中で参観出来ません。
どの位の期間修理をするのかはちょっと見過ごしてしましました。
訪れる場合は、旅行者に確認されたらようでしょう。 -
望遠で撮影すると、色彩鮮やかな石仏が見て取れます。
今回、参観出来ないのは残念です。 -
左手が第20窟で右端が15窟になります。
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雲巌石窟は多くの方が訪れ、旅行記と写真を掲載しています。
いまさらですが、一枚載せておきます。 -
九龍壁のある建物です。ごらんの通りに道路は工事中です。
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右を向くとこんな感じ。
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後ろを見ると、復古調の建物に造り変えの最中です。
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華厳寺の門の向かいも、広場を囲むようにこのような復古風の建物で埋められています。これらの建物には、まだ入居していません。
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善化寺です。
さて、周りが復古風の建物に作り替えられたいるので、何処までが以前の建物で、どれが最近作られたものかなかなか区別がつきにくくなっています。 -
本日の参観を終え、宿泊先のHoward Jhonson ホテルに到着しました。
米国系列のホテルと気を緩めたのが失敗でした。
ホテルは米国系でも従業員は中国人、この後のホテルの食事で食中毒症状に悩まされるとは、この時には思いもよりませんでした。
衛生管理をしっかりと徹底させてくださいな。
Howard Jhonsonの名前が泣きますよ。
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