2004/06/28 - 2004/07/14
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ソルダネラさん
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母74歳、伯母84歳、従姉と私、4人でスイスをハイキングしました。
(写真はビデオのスナップショットが混じっています。)
6月28日:成田→チューリッヒ→ベルン
6月29日:ベルン→シーニゲプラッテ→ウェンゲン
6月30日:ウェンゲン→ミューレン→フラワートレール→トゥリュンメルバッハ→ラウターブルンネン→ウェンゲン
7月01日:ウェンゲン→グロッセ・シャイデック→ローゼンラウイ→ライヒェンバッハ→マイリンゲン→ブリエンツ→ロートホルン→ウェンゲン
7月02日:ウェンゲン→ユングフラウヨッホ→ブスアルプ→メンリッヘン→ウェンゲン
7月03日:ウェンゲン→イーゼンフルー→ロープホルンヒュッテ往復→ウェンゲン
7月04日:ウェンゲン→ゴッペンシュタイン→ファッフラーアルプ→ブリーク→ツェルマット
7月05日:ツェルマット→スネガ→ウンターロートホルン→トゥフルテン→ツェルマット
7月06日:ツェルマット→フィーシュ→エッギスホルン→フィッシャーアルプ→ベットマーアルプ→ツェルマット
7月07日:ツェルマット→マットマルク湖→サースフェー
7月08日:サースフェー→ミッテルアラリン→ドモドッソラ→ロカルノ→ベリンツォーナ→ルガーノ
7月09日:ルガーノ→プロモントーニュ→ソーリオ→マロヤ→シルスバゼルジャ
7月10日:シルスバゼルジャ→ポントレジーナ→ティラノ→ディアボレッツァ→シルスバゼルジャ
7月11日:シルスバゼルジャ→シルバプラナ→ゴルバッチ→プントムラーユ→ムオタスムラーユ
7月12日:ムオタスムラーユ→グアルダ→アルツスタッテン→ガイス→ザンクトガレン→アッペンツェル
7月13日:アッペンツェル→チューリッヒ→成田(7月14日)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 船 徒歩 飛行機
- 航空会社
- スイスインターナショナルエアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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6月29日
スイス初日、ベルンの朝は晴天。 -
朝市を見物しながら昼食用にトマトを購入しました。
母たちはオマケを貰って上機嫌です。 -
市内を散歩しながら、からくり時計を見て大聖堂へ。
大聖堂の階段をぐるぐるぐるぐる344段登っていくと、眼下に世界遺産のベルン旧市街やアーレ川が広がり、その素晴らしい眺めに登ってくるだけの価値はあるなぁ〜と感動しました。 -
インターラーケン〜シーニゲプラッテを経由してウェンゲンに到着しました。
今日からウェンゲンのシャレーに5泊します。 -
夕方散歩に出た母が興奮して戻ってきました。
「ちょっと外に出てごらん!夕焼けが綺麗よ!」 -
その夜見たユングフラウの夕焼けとお月様は、
忘れることの出来ない素晴らしい景色でした。 -
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6月30日
今日も快晴。
ミューレン方面にハイキングに出かけます。 -
ウェンゲン駅からラウターブルンネンの谷
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車窓からシュタウプバッハの滝が見えます。
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朝の清々しい空気を胸いっぱいに吸い込んで、
ミューレン駅からシルトホルンンのゴンドラ駅まで少し歩きます。 -
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シルトホルンの回転レストランで、
360度の景色を堪能しながらの昼食は最高でした。
再びミューレンに下ってケーブルでアルメントフーベルに登ります。 -
エンチアン
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アルメントフーベル
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ミューレンまでフラワートレイルコースをハイキング。
目の前には雄大なベルナーオーバーラント三山、足元にはアルペンローゼをはじめ数々の高山植物が咲き乱れ「これがアルペンローゼよ!」「へ〜!私はバラのような花だと思ってたんだけど、ツツジみたいな花なんだね〜」などと会話もはずんで、楽しいハイキングでした。 -
ギンメルワルドからゴンドラで谷底に降り、バスでトゥリュンメルバッハの滝へ向かいました。
滝の洞窟へは、さながらディズニーランドのアトラクションのようなお兄さんの説明を聞きながら真っ暗なトンネルの中をのケーブルで登っていきます。
動画(ソルダネラのYouTube)
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=2ZO8nfMh9EE -
ケーブルが着いた所に凄い滝壺があって、夢中になって写真を撮りました。
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感動のあまり、みんな一言もしゃべらず滝の洞窟へと吸い込まれて行きました。
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7月1日
今日は長距離の行程です。
グリンデルワルドからバスでグローセシャイディックへ。
途中ポストバスのホルンがグリンデルワルドの谷に可愛く響き、アイガーがだんだんと姿を変えて、グローセシャイディックから見た山容はグリンデルワルドから見るアイガーとは全く違う山のように見えました。 -
再びバスに乗ってシュバルツヴァルトアルプへ。
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シュバルツヴァルトアルプからローゼンラウイまでハイキング。
道路脇の山道や牛が草を食む傍らを歩き、のんびりとしたその景色は一昔前の懐かしい日本の風景のようです。 -
ローゼンラウイからバスに乗ってツヴィルギで下車。
歩いてライヒェンバッハの滝まで下ります。
ここからゲーブルとバスを乗り継いでマイリンゲン経由でブリエンツへ。 -
ブリエンツァーロートホルンまでの登山電車は、赤い蒸気機関車がいいなと言っていた母は、念願がかなって白い蒸気を吐く赤い列車にご満悦です。
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眼下にブリエンツの町と湖
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途中、プランアルプ駅で給水します。
蒸気機関車がこんなに水を必要とするなんて知りませんでした。 -
山頂まで1時間。山頂はガスがかかって何も見えず残念でした。
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ブリエンツからインターラーケンまで遊覧船でブリエンツ湖をクルージングします。
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湖岸を眺めながらのディナーが出来なかったのが心残りでしたが、
1等のスイスパスで最上階のデッキに席を取り、
チョット優越感に浸りつつ四人はお煎餅をかじったのでした。(^^;) -
ギースバッハの船着場
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7月2日
今日は生憎の曇り空。
ブスアルプ方面のハイキングを予定していたので、
雨が降らないといいなぁと思いながらクライネシャイディック行きの電車に乗りました。
途中のウェンゲンアルプ付近では、丘の斜面に張り付くようにエンツィアンが沢山咲いてとても綺麗でした。
クライネシャイディックでは乗り継ぎ時間が短くて、慌てて切符を買って汽車に乗り込みました。これが今回の旅の最大の失態でした。
なっ何と!列車が動き出すと上方に向かって走って行くではありませんか!
どういうこと???そういえば差額切符を買ったときにちょっと高いな?と思っていましたが…もしや!!
グリンデルワルド行きだとばかり思いこんでいた列車はトップオブヨーロッパに向かっているではありませんか!トホホ(T_T)。
従姉妹はユングフラウヨッホは初めてだから・・とハイキングは諦めてくれたのですが、案の定この天気では氷河も全く見えず、何しに来たのかと悲しくなってしまいました。 -
帰りはグルントから可愛い4人乗りのゴンドラ(ヨーロッパ最長)でメンリッヘンヘ。
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今日のお天気が嘘のように晴れ上がり最高の眺めでした。
ついていなかったこの日の神様からのプレゼントかな。 -
メンリッヘンからウェンゲンもきれいに見えます。
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7月3日
今日はいいお天気。
ロープホルンに登ってきます。
ラウターブルンネンからイーゼンフルーまでこのかわいらしいポストバスが走っています。
事前に予約がいると聞いていたので手配して貰っていましたが、乗客は私たち4人だけでした。
イーゼンフルーへの途中、バスは岸壁のトンネルに入りグルグルグルグルと廻ります。出口が岸壁の頂上でした。 -
イーゼンフルーからズルワルトまで可愛いケーブルで上ります。
ズルワルトで支度を整えてハイキング開始です。
樹林帯の木々の間からアイガー・メンヒ・ユングフラウ等を垣間見ながら40〜50分歩くと、だんだんと視界が開け、ヴェッターホルンやシーニゲプラッテ方面もよく見えてきます。
ズルス付近には小川が流れていてヒュッテがあり、牛の放牧をしています。
わすれな草の群落が印象的でした。 -
ズルスを過ぎた辺りから岩の混じった山道となり、道の両脇には沢山の高山植物が咲いています。
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雲上の花園トレッキングを満喫しながらロープホルンを目指して登りました。
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84歳のマサヱ伯母さんも頑張りました!
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ヒュッテの女主人が気さくに色々と話しかけてきてくれたので、ヒュッテが載っている日本の雑誌を見せたらとても喜んでくれました。
ベルナー・オバーラント三山がドド〜ンと聳えるヒュッテ前のベンチに腰掛けて、お勧めのソーセージスープと黒パンをいただきました。
絶景を目の前にしてのランチは、この上ない至福の時間でした。 -
ズルワルトから玩具の様に可愛いケーブルでイーゼンフルーへ。
下りのケーブルが停まってない時は、備え付けの電話で『下に降りたいのでロープウェイをお願いします』と下のおばさんに連絡する事になっています。 -
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7月4日
お天気は晴天。今日でウェンゲンとお別れです。
ゴッペンシュタインを経由してレッチェンタール最奧の村、ファッフラーアルプへ向います。 -
ファッフラーアルプには大きな駐車場があり、河原でキャンプを楽しんでいる人もいて大変賑わっていました。
私達はここからグルント湖まで片道40分のハイキング。 -
グルント湖
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今日はスイスに来てから一番の暑さで、皆少々バテ気味です。
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レッチェン谷には4つの村があり、その中でキッペル村は秋田の”なまはげ”に似たチェゲッタで有名な村です。
バスの中から一瞬でしたが、民家の壁にお面が飾ってあるのが見えました。 -
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キッペルの教会
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ブリークを経由してツェルマットへ。
線路の横には氷河が溶けて流れる白い川が流れ、岸壁を擦らんばかりにマッター谷をBVZ登山鉄道は登っていきます。 -
列車を降りると賑やかなツェルマット駅前。
環境保護のためガソリン車の乗り入れを禁止していますが、
ホテル等の電気自動車が沢山走っていて、狭い道を歩く時には要注意です。 -
今日のホテルはAlpenroyal。3泊します。
山の中腹にあり、お部屋からマッターホルンが見えます。
ホテル迄歩いて登るとかなり距離があるのですが、このホテルには秘密のエレベーターがあって、町の中心地から簡単にアクセス出来るようになっています。
お食事も美味しくツェルマットの夜景もとても綺麗でした。ホテル アルペンロイヤル ホテル
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お部屋から見えるマッターホルン
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7月5日
今日もお天気。
ウンターロートホルンからスネガまでハイキングします。
エーデルワイスに出会える事を期待して出発しました。 -
ウンターロートホルンからのマッターホルンは雲が懸かりスッキリとは見えなけど、お天気がよくて気持ちがいいです。
風が強く少し寒いので身支度を整えて歩き始めました。
道標が見つからず、残雪で道が消えていたのでルートを探すのに苦労しました。 -
山腹をトラバースしながら所々に雪の残る道を歩きました。
伯母と母も頑張って歩きます。 -
スプリングエンツィアンの群落や翁草の群落があちらこちらに見られます。
シレネ・アカウリス(苔マンテマ)のピンクの花が可愛く、私たちを楽しませてくれました。 -
誰にも出会うことなくこの素晴らしい景色を静かに静かに満喫しました。
左手にマッターホルンの雄姿が見えて来たところで休憩。
山の斜面に寝転がって気分は最高。 -
再び歩き始めたところで石で囲まれた草の株を見つけました。何だろうね?と見ていると、その石囲みがあちらこちらにあります。花が咲きかけているものもある。もしかしてエーデルワイスかも・・・。
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出会った外人さんに「これはエーデルワイスではないかと思うのだけど?」と話しかけてみると、「I think so!」と答えが返ってきました。
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またしばらく行くと今度は満開に咲いた花がありました。
これでエーデルワイスと確信しました。 -
憧れのエーデルワイスに出会うことができました。
本当に嬉しかった。 -
トゥフテルンまで下って来たところで雨になりました。
レストランの軒先でコーヒーを頼んで自前のお弁当を食べました。
今日のお弁当はジフィーズ。
朝お湯を入れてザックに詰めてきた炊き込みご飯とお赤飯と白米におかずを少しだけ。山の中ではこれでも十分美味しいのです。
ここからスネガまではゆっくりとした下りで、小雨の中アルペンローゼのお花を見ながらケーブル駅まで歩きました。 -
お部屋から見えるマッターホルンにも雲が。。。
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7月6日
朝から曇っています。
今日はアレッチ氷河に出かけます。
氷河特急でフィーシュへ。
スイスパスで乗車したのに何故か追加料金を取らました。
納得がいかないまま料金を払ったのですが、座席の上の説明書きを読んでいると、指定席と自由席があって指定席に座ってしまうと追加料金がいるらしいのです。私たちは知らずに指定席に座っていたのですね。
自由席も空いていたので変わりたいと言ってみたのですが駄目でした。
これからは気を付けて乗らないと!ですね。
フィーシュからゴンドラに乗ってフィッシャーアルプへ。
間もなくガスが掛かって何も見えなくなり、フィッシャーアルプも雲の中。あ〜残念。
上に行っても何も見えないかもしれないけど取り敢えず行ってみよう。
エッギスホルン駅に着くと雲が少しずつ流れ始め、アレッチ氷河が姿を見せてくれました。 -
ヒュッテの前を通りエッギスホルンの頂上を目指しました。
かなり厳しい岩場だったので、伯母と従姉妹は途中の岩陰で待っていてくれることになりました。
母と私はこれを逃しては二度とチャンスは無いかもしれないと、岩場をよじ登ること20分。念願の頂上に立つことが出来ました。
この天気の中アレッチ氷河の全容が見えたのは幸運だったと思います。 -
フィッシャーアルプまで引き返し、ここからベットマーアルプまでハイキングします。
ここでもほとんど人には会いませんでした。
ローヌ川を挟んで対岸の山々と平行して歩く快適な道で、谷側にはアルペンローゼの群落が広がっています。残念なことに花はまだ2部咲きといったところ。後2〜3週間もすればピンク色に染まった山になることでしょう。
ベットマーゼーとベットマーアルプの村が見えてきました。
ここからが大変でした。村が見えて安心したのですが、ゴンドラの駅がなんと村の一番はずれにあって、村の中を歩いても歩いてもなかなか駅は見えず、下りのゴンドラの時間が迫って来る中へとへとになりながら皆頑張って歩きました。 -
村の景色をゆっくりと眺めている余裕は無かったのですが、ベットマーアルプの教会はビデオに映っていました。
最後はケーブルの駅員さんが出発を少し待ってくれて何とかベッテンへの下りケーブルに間に合いました。 -
7月7日
午前中ツェルマットの町を散策して、サースフェーに向かいます。
ネズミ返しの高床式倉庫 -
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サースフェーへの途中でマットマルク湖に寄りました。
ハイキングを予定していましたが、生憎土砂降りの暴風雨になってしまい、レストランでコーヒーを飲んで退散です(:_;) -
今日のホテルはブリタニアです。
バスターミナルからホテルへ電話を掛けると、オーナーが電気自動車で迎えに来てくれました。 -
可愛いプレゼント
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夕食時にはテーブルの上に可愛いオーナメントが置いてあり、オーナーの気配りが感じられます。
お食事も美味しかったです。 -
お部屋のバルコニーからフェー氷河がよく見えました。
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7月8日
アラリンホルンは雲の中。
朝一番のロープウェイでミッテルアラリンに登りました。
途中、窓越しに氷河が間近に見え迫力でしたが、お天気は小雨模様。
氷河洞窟の中を駆け足で見学しました。
展望台にも行ってみましたが、ガスがかかって山は見えません。
下りのロープウェイに乗った頃にやっと晴れ間が出てきて、周りの山々が朝日に輝き美しかった。 -
今日はイタリア領を通ってルガーノに行きます。
ブリークからシンプロントンネルトを抜けるとイタリア領です。
列車の中ではパスポートチェックがあり、国境越えを実感しました。
ドモドッソラからチェントバッリ鉄道でロカルノに向かいます。 -
ロカルノは再びスイス領です。
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世界遺産"3つの古城と街を囲む城壁"を見たくてベリンツォーナに立ち寄りました。
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滞在時間が1時間しかないので、コインロッカーを探し荷物を預けて急いでグランデ城に向かいました。
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お城の上までかなりの坂道を登っていきました。
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お城の上で会った人が「あら、歩いていらしたの!私たちはエレベーターで来ましたよ。」って!
えっエレベーターがあったの?…下調べが足りなかったな〜(T_T)。 -
グランデ城からの眺め
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グランデ城からの眺め
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お城を全部見たかったけれど時間切れです。
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ルガーノはピンクの街並み。
ルガーノ駅は周りにほとんど何もなく、中心街は駅からルガーノ湖に向かって斜面に広がっています。 -
夕食は坂を下って街に行き、ピザの美味しそうなお店を見つけて入りました。大きなテントが張ってあるオープンスタイルのお店で、地元の人で賑わっていました。
スパゲティやリゾット,ピザなどを頼みましたが、どれも美味しかったです。 -
夕暮れの街をルガノ湖畔まで散歩し、帰りは湖畔とルガーノ駅を往復しているケーブルに乗って帰りました。
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ルガーノのホテルは、Federale。
駅から徒歩で5分位の所にあるピンク色の可愛らしいホテルで、お部屋からのルガーノ湖の眺めは素晴らしです。ホテル フェデラレ ルガーノ ホテル
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ホテルの前にはきれいなアジサイが咲いていました。
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7月9日
本日は快晴。
ルガーノ湖はキラキラと輝き、教会の鐘の音が異国の朝を知らせてくれます。
鐘楼の音(ソルダネラのYouTube)
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=SFr66NGAQYc -
ルガーノの朝市に行ってみます。
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イタリアっぽくカラフルです。
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ルガーノの朝の市場は平日だというのに沢山の人で賑わい活気にあふれています。
私達はお総菜屋さんとパン屋さんでお昼のご飯を調達しました。
朝の街を散策しながら、建物や空気、人々の様子に本当にイタリアに近い土地柄なんだと改めて実感しました。 -
キラキラ輝くルガーノ湖
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今日は楽しみにしていたパームエクスプレスに乗車します。
このバスはイタリア領コモ湖畔を通り、ブレガリアの谷を越えてオーバーエンガディンに向かう高速バスで、『狭い街並みを軒先すれすれに高度なテクニックで駆け抜ける景色も素晴らしいバスです。』と紹介され、出発前から楽しみにしていました。
バスは8割方席が埋まり発車しました。
車窓の景色は想像していた通りの素敵な景色です。
美しい岸辺の狭い道を、運転手さんは車のホーンとテクニックで軒先ギリギリに駆け抜けます。
3時間近くの移動ですが、湖・街・谷・山岳地帯と飽きることはありません。 -
プロモントーニュに到着するとソーリオ行きのバスが発車したばかりでした。
バスが遅れて乗り継ぎが上手くいかなかったのかな((+_+))
歩いて行こうかとも思いましたが、厳しい山道を登る気にはならず、諦めて次のバスまで待つことにしました。
1本バスに乗り損ねたので、ソーリオでは折返しのバスに乗らなければならず、15分という滞在時間で大急ぎで村の中をあっちこっちと見てまわりました。
ソーリオは狭い石畳の道が迷路のように延び、家々の屋根は石瓦で造られ、村の周りには針峰群の山が連なっている素朴な山奥の村でした。
栗の木も沢山ありました。
ソーリオ
鐘楼の鐘の音
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=1n7os3CZd_4 -
栗はお土産のお菓子や缶詰など色々な物に利用されていました。
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再びバスに乗ってプロモントーニュ迄戻り、サンモリッツ行きのバスに乗り換えます。
オーバーエンガディン地方に入ると景色が一変しました。
今まで観てきたスイスとは雰囲気が全然異なり、落ち着いた静かな風景が広がっています。
この土地はニーチェやセガンティーニも愛して暮らしていたところだそうです。 -
今日のホテルは宿はチェサ・ランドリーナ。2泊します。
シルスバゼルジャのバス停から1分の所にある、スグラフィートの外壁が可愛い小さなホテルです。
シンプルなお部屋ですが、窓からのシルス湖と山々の眺めがとても美しいです。 -
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7月10日
今日はベルニナ・エクスプレスでティラノに行きます。
しかし生憎の雨模様。
お昼から晴れてくれることを期待して出発しました。 -
列車は満員で、車両と車両の連結部の小部屋にティラノまで乗車する事になりました。
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オスピッツベルニナ〜アルプグリュム付近は吹雪になりました。
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ループ橋あたりで天気が回復してきました。
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ティラノに到着した時にはスッカリ晴れて、いいお天気になりました。
折り返しの列車まで時間があまり無かったので、駅前通りのベンチに座ってランチタイム。
駅前でデザートに買ったジェラートがとっても美味しかった。
さすがイタリアンジェラート!
たくさん並んで買っていたので、きっと有名なお店だったのかな。 -
帰りは先頭車両に座ることが出来ました。
写真を撮りながらゆっくりと車窓の景色を堪能しました。 -
ブルージオのオープンループ橋
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ラーゴ・ビアンコ
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パリュ氷河
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途中下車してディアボレッツァ展望台に登りました。
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雲は少しあったけれど、三つの尾根が特徴のピッツ・パリュや、ペルス氷河、遠望の山々がよく見えました。
ディアヴォレッツァ展望台 山・渓谷
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ペルス氷河
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シルスバゼルジャに戻ってきました。
シルス湖の美しさに心が洗われます。 -
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夕方散歩しました。
静寂といった表現がぴったりな穏やかなシルス湖畔です。 -
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7月11日
「雪だよ。雪で真っ白だよ。」と母に起こされました。
7月に雪景色なんてちょっと感動!
けれど。。。
今日はムルテルからスールレイ峠を越えてロゼックの谷に抜ける予定です。
とりあえずコルヴァッチ展望台まで上がってみよう。
展望台は一面ガスが掛かって視界ゼロ。
少し待って晴れれば峠まで行けるかな、と売店のお姉さんに相談すると、近くにいたガイドさんに様子を聞いてくれました。
「この天候でではやめた方がいい」とのアドバイス。 -
しかたなく諦めてムルテル迄引き返し、雪の中を少しだけ下りました。
ロープウェイ駅の下方まで来たところで晴れ間が見えてきました。
シルス湖、シルバプラナ湖、宿泊していたシルスバゼルジャの村が見え、エンガディンの谷を挟んで対岸のユリア峠方面の山々も新雪を冠りキラキラと輝いて、素晴らしい景色です。
しばらく雪の中に座って眺めを堪能しました。 -
この天気なら上も見えるかも…と、
もう一度コルヴァッチ展望台に行くことにしました。 -
素晴らしい眺めです。
スールレイまで下って、シルバプラナ湖畔をハイキングしました。
湖の直ぐ横に付けられた道は、平坦で歩きやすくとても気持ちのいいハイキングコースです。コルヴァッチ展望台 山・渓谷
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今日は山岳ホテルに泊まります。
プント・ムライユからケーブルでムオタスムライユへ。 -
エンガディンの真珠
サン・モリッツ湖、チャンプフェー湖、シルヴァプラーナ湖、シルス湖 -
このホテルに泊まりました。
部屋は簡素でシャワー・トイレは共同だけれど、眺めは抜群です。 -
ムオッタス ムラーユ展望台 山・渓谷
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7月12日
お天気で気持ちのいい朝。
部屋のテラスから朝日に輝く湖や山々を眺め、新鮮な空気を思いっきり吸い込んで、
朝1番のケーブルで下ります。 -
今日はグアルダからアッペンツェルに行きます。
グアルダの駅を降りたら直ぐに急な坂道が待っていました。
「グアルダの駅を降りたら急な坂道を登っていく。登り切ったところで目に飛び込んでくる村の景観がとても感動的!」と何かで読んだ事があったので、期待して歩き始めました。本当に急坂でフウフウ言いながら登りました。 -
細い山道の両側には可愛らしいお花が咲き乱れています。
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こんな急坂を1時間。。。
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河原撫子がたくさん咲いていました。
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ウンター・エンガディンの谷を見ながらまだまだ歩きます。
思ったよりも長い道のりで、グアルダの村まで2時間近く掛かったかな。
坂の急さと、重い荷物と、思っていたよりも掛かる時間に、皆へとへとになりました。
列車から降りた誰もが、駅からバスに乗った訳が分かりました。(>_<) -
この景色に励まされて頑張りましたが、きつかった!
皆さんはバスを利用してくださいね。 -
グアルダはスグラフィットの可愛らしい建物が並び、ガイドブックそのままの風景でした。
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ここグアルダは、アロイス・カリジェのウルスリの鈴という本の舞台になったことでも有名です。
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お土産にカリジェの絵葉書を沢山買いました。
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予定していたシュクオールはパスしてザンクトガレンに向かいました。
アルツスタッテンからガイスまでの電車は、絵本の中の様な長閑な丘陵を走ります。
ザンクトガレン大聖堂は閉館時間が過ぎてしまい外から眺めただけになりました。 -
アッペンツェル
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アッペンツェルの鉄道駅
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アッペンツェルはこぢんまりとした可愛らしい村です。
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ホテル・アッペンツェルはランツゲマインデが開催される広場の前に建っていました。
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部屋の直ぐ下がランツゲマインデの広場です。
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7月13日
スイス滞在16日目。帰国の日です。
雨模様の中をアッペンツェル駅へ歩きました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- フルリーナさん 2014/10/02 22:51:08
- 84歳!
- ソルダネラさん
ほんとに、私とソルダネラさん、旅行形態が似ていますね(^^)。
うちも前回までは、母&叔母、とか、母&母の友人という感じでした。
今回はうちの母は82歳が目の前での旅だったのですが、もう一回行きたいと言ってます。来年は先立つものが×なので、再来年連れてくから元気でいてちょうだい、と言ってます。
84歳でこのハイキングコース、すばらしいですね!
私も初スイスでベットマーアルプ、スイス再訪でグアルダ、大感激でした。
アルプスはほんとにすてきですよね!
- ソルダネラさん からの返信 2014/10/05 15:31:45
- RE: 84歳!
フルリーナさん こんにちは。
>>今回はうちの母は82歳が目の前での旅だったのですが、もう一回行きたいと言ってます。
フルリーナさんのお母様もお元気でスイスやドロミテなど、ハイキングを楽しんでいらっしゃるのですね。
スイスは乗り物が助けてくれるので、母の様な歳でも、山歩きを楽しむことが出来ます。
親子でアルプスの景色を楽しめるのは(我が家は途中、親子喧嘩が絶えないのですが(;’∀’))幸せなことですね。
ソルダネラ
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