2007/05/20 - 2007/05/27
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レンタカーでスイスを旅してきました。
行程は・・・
チューリッヒ空港でレンタカーをピックアップ。
リギ山(3泊)を基点に
ハイキングやルッツェルン観光を楽しみました。
アルトドルフ→フルカ峠を経由してブリエンツまでドライブ。
ブリエンツ(2泊)を基点にして
ブリエンツァー・ロートホルン鉄道のSL列車に乗る。
ミューレンからシルトホルンへ行きベルナーオバーラントの山々を望む。
ラウターブルンネンでシュタウプバッハとトゥルンメルバッハの滝に驚愕する
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
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第一日目
フランクフルトからチューリッヒ・クーロテン空港に到着。
早速空港内AVISレンタカーで車をピックアップ。 -
レンタカーは日本からネットで予約した。
手配したミニバン(エスティマ・クラス)は当日空きが無く同じ料金でワンランク上のルノー・トラッフィック(ハイエースクラス)を借りることができた。ラッキー!!車のトランクスペースの関係で、スーツケースを各夫婦(3組)一個にまとめ計3個搭載。スイスへ来る前のオランダで使った荷物は空港の一時荷物預かり所に預けた。 -
今回走ったルートマップです。
チュ-リッヒ・クローテン空港→ZRH→ルッツェルン→リギ山(3泊)→フルカ・グリムセル峠→ブリエンツ(2泊)→ミューレン→シルトホルン→ラウターブルンネン→トゥーン湖→ベルン→チューリッヒ
画像が小さいので画像をダブルクリックし、更に「この写真の元画像はこちら」をクリックして 大きな画面でご覧下さい。 -
写真はWEGGISヴェッギスの町。
チューリッヒからルッツェルン経由で2時間位。
ヴェッギスからロープウェイで宿泊ホテルのRIGI−KALTBADリギ・カルトバートまで所要時間は10分。VITZNAUフィッツナウからは登山電車でも行けます。リギ山は車乗り入れ禁止のため、車は駅の駐車場に止めておくことができます。
走行ルートは予めGOOGLE・EARTHで調べました。出発地点から到着地点をセットすると、交差点からルートの乗換えまで自動的に地図上に表記され、大変重宝しました。 -
今回泊まったホテル「HOTEL HOSTELLERIE」の写真です。www.rigi-host.ch
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HTL HOSTELLERIE ホテル・ホステレリーは駅から2,3分の所にあります。
アルペン・ホルンとアコーディオンの演奏でお出迎え。3泊お世話になります。
3泊以上泊まると朝と夕食がつくハーフペンションになり、大変お得です。
一人SF340(3泊)でロープウエイ若しくは登山電車が3日間乗り放題です。 -
今回泊まった部屋はテラス付でした。少し古さを感じますが、静かで落ち着いた雰囲気です。
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テラスの前は アルプスの山々の素晴らしい景色が広がっています。
カウベルの音も聞こえてきます。 -
今日の夕食のメニューです。
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これが名物Buendnerfleischビュンドナーフライシュ
牛肉の塊を1,2年空気乾燥させて薄く切ったもの。
キューイと一緒に食べると本当にうまい!!前菜として後に出てくる食事の露払いみたいなもので、メインの食事が楽しみになります。 -
白身魚
本当に美味しい白身魚でした。
前菜とメインの間にカモミール・ヨーグルトソースのシュリンプカクテルがでました。 -
ガーリックソースのラム肉。 これも絶品でした。
デザートは南イタリア風アイスクリームが出ました。
毎晩このような食事が日替わりメニューで出てきて、6人とも美味しい食事に大満足でした。
シェフのLaurenceDroz氏に「美味しい食事ありがとう。あなたはアーティストだ」と言ったら喜んでいました。この美味しい食事つきで3泊SF340は安い! -
ホテルのレストランで彼らの心のこもったサービスを受けました。
女性はアルジェリア、男性はモロッコ出身だそうです。彼らのサービスは 食事をいっそう美味しく楽しくさせてくれました。
オランダでもそうでしたが ここスイスでも大勢の外国から来た人達が働いていました。観光先進国はどこも人手不足のようです。 -
二日目
朝早く目覚めるとテラスから見える山の風景に
眠気も吹っ飛びました。 -
モルゲンロートに輝く山々。
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さっそく散歩に出かけました。
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ホテルから歩いて10分の所にある展望台からの眺めは素晴らしいいの一言。あまり知られていないのか 訪れる人も少なく、このすばらしい景色をいつもひとり占めです。
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ピラトウス山はまだ眠っているようです。
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鏡面のような湖。
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湖はVIERWALDSTAETTERSEEフィアーヴァルトシュテッターゼー(四つの森の州湖)通称ルッツェルン湖。
遠くに見える山はピラトウス山(2129m)です。
テラスの下は断崖絶壁です。 -
モルゲンロート(朝焼け)に染まり始めたピラトゥスの頂。
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至るところに標識が分かりやすく整備されています。
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朝の新鮮な空気を吸ってお花畑の中をワンダリング。
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ユーモラスな看板が立っていました。
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ホテルの玄関を右手に出て1,2分行くと岩の上に十字架が立っています。中に入っていくと教会があります。
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16世紀頃から多くの巡礼者が訪れ、リギ山でもっとも由緒ある古い教会です。この教会の入り口の前に鉱泉が湧き出ています。
地名のKALT(冷たい)BAD(浴場)の名前の由来にもなっています。 -
空を見上げると偶然飛行機雲が重なり十字架になっていました。これからの旅が安全でありますように。
アーメン! -
ホテルのあるカルトバートから登山電車で頂上のRIGI−KULMリギクルムへやって来ました。
1871年ヨーロッパで最初の登山鉄道として建設され、そのころから多くの王侯貴族達が訪れているそうです。RIGIの名前の由来も「Regina Montium山の女王」からきています。 -
山頂駅(1797m)からの眺めです。
夏のシーズンには蒸気機関車SLの運行もあります。以前訪れた時、偶然花嫁・花婿を乗せた特別SL列車が楽団と共に麓から上がってきました。 -
ようこそ、スイスへ!記念写真をパチリ。
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駅から頂上への標識。
左は普通のコース。もちろん拙者はこちらを選択。
右は距離は少し長くなるが、傾斜のゆるいコース。 -
頂上征服記念に
少し老けたハイジとペーターですが、記念写真をパチリ! -
筆者のいる所が頂上の標識がある位置です。
更にすばらしい眺望を求めて、頂上に設置されているアンテナに登ります。 -
望遠鏡ではありません。
球面に書いてある山の名前に矢印を合わせて覗くと山の位置が分かるようになっています。 -
ベルナーオーヴァーラント方面
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さあ〜早くレストランへ行ってビールで乾杯だ。
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美しい山々に「アルペン・ビァー」でprosit!プロッジト(乾杯)!
後ろの方角はマッターホルン方面。
右端はピラトゥス山。 -
「ALPEN BIER」はビールの銘柄です。リギ山へ登ったらぜひこのビールで乾杯してください。空気もうまいし、ビールもうまい!
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まだシーズン前だったので空いていました。
この頂上ホテル兼レストランはつい最近リニューアルされました。レストランや手軽なセルフサービスのコーナーもありとても便利になりました。味も良かったですよ。 -
よい天気に恵まれそして素晴らしい景色に大感激!!
思わずBerg Heil(ベルク・ハイル)万歳!! -
ホテルのテラスから見たルッツェルン方向の景色
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このベンチに座っていると まるで天国のお花畑にいるような心地です!
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ピラトゥス山と右手奥がルッツェルン方向。
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頂上のホテルとレストラン。
42年前ヒッチハイクで訪れたホテル、屋根裏部屋が当時ユースホステル(現在は廃止)で 小窓から御来光を見たのを思い出す。懐かしい!! -
ホテルの脇にあるKapelle(カペレ)礼拝堂。
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お花畑のカペレ
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リギ山は標高1800m位の山であまり高くはありません。高い山のハイキングコースは岩場などで歩きにくいこともありますが、リギ山は頂上までお花畑が広がるとても歩きやすいハイキングコースが中心になっています。
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さぁ〜お腹もいっぱいになったので、下りは歩いてホテルに戻ります。ゆっくり歩いて1時間のコースです。
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しばらく線路沿いを歩きます。
疲れたら又電車に乗ってもよし。
カルトバートまで途中二駅あります。 -
ハイキングコースにはこのようなベンチが数多く配置されています。
寄付した人のネームプレートが付いています。
できることなら僕も寄付をして自分の名前を刻みたいですね。そしていつの日か千の風になって舞い戻り、いつまでもこの景色を眺めていたいですね。 -
以前来た時は細い道幅でしたが拡幅され、傾斜も緩くなり大変歩きやすくなっていました。
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頂上を振り返る。
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すばらしい景色を眺めながら ベンチで一休み。
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三日目
ルッツェルンの街を見学
WASSERTURMヴァッサートゥルム(水の塔)とカペル橋 -
ALTSTADTアルトシュタット(旧市街)
Weinmarkt(ワイン市場)付近
中央に1481年後期ゴッシック様式の噴水がある。 -
見事なフレスコ画で描かれた家の外壁
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古い建物が並ぶMuehlenplatz(ミューレンプラッツ)奥にカペル橋と同様の屋根付き木造橋Spreuerbrueke(シュプロイヤー)橋が見える。
白亜のお城のような建物は由緒あるホテルChateau Guetsch☆☆☆☆です。 -
シュプロイヤー橋は1408年建造の木造橋。
1566年嵐に遭い壊れたが、1568年に再建された古い橋。
カペル橋(1333年建造)は残念ながら1994年火災に遭い半分消失したが その後再建された。 -
ロイス川
カペル橋、シュプロイヤー橋もこの川に架かっている。 -
1792年8月10日パリのチュイルリー王宮でルイ16世一家を護衛し全滅した勇敢なスイス傭兵786人の栄誉を讃えた記念像。
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世界一悲しい顔をしたライオン像とも言われている。
デンマークの彫刻家トルバルセンがデザインした。 -
ライオンの記念像のすぐ横に氷河博物館がある。
又今回訪れなかったがヨーロッパでもっとも充実しているといわれる交通博物館は乗り物ファンにとって必見の場所です。 -
リギ山からアルトドルフ→アンデルマット→グリムセル峠(→マイリンゲン経由ブリエンツ)までのルートマップです。
リギ山から湖畔沿いの道路(黄色い線)でSchwyzシュヴィーツまで(景色がすばらしい)行けますが細く曲がりくねった道を走ることになるので、今回は時間短縮のため25号線(大部分は高速)を走行しました。
Google Earthより -
四日目
リギ山ともお別れして ALTDORF(アルトドルフ)、 ANDERMATT(アンデルマット)、 FURUKAPASS(フルカ峠)を経由して MEIRINGEN(マイリンゲン)、 BRIENZ(ブリエンツ)へ車を走らせます。 -
ここアルトドルフは圧政に苦しみ悪代官を退治したといわれるウイリアム・テル伝説発祥の地。
テル親子の記念碑が立つ。 -
アンデルマット付近を走る氷河特急。
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お花畑の中の村
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どんどん高度が上がってきます。
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シーズン前で峠の道路も空いています。
以前走った時よりも道路は拡幅され、かなり走りやすくなっていました。 -
峠のレストランで食事をしました。
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お客さんが少なかったせいか 大きく成長したハイジ?も愛想良くサービスしてくれました。
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Grimsel−Passグリムゼル峠(2165m)のTotesee(死の湖)。
湖は氷っていましたが シーズン前で観光客も少なく静かな湖畔でした。
スイスの旅行は5月末頃がベストシーズンかもしれません。あまり寒くもなく観光客も少なく、ホテルはシーズン前料金で安い。 -
ZRH→ルッツェルン→リギ山→フルカ峠→ブリエンツ→ミューレンまでのルートマップ
Google Earthより -
無事ブリエンツに到着。
幻想的なエメラルドグリーンの湖です。
白鳥の親子が静かに泳いでいました。平和な光景ですね!ブリエンツはインタラーケンから東へ(ルッツエルン方面)約16kmの所にある湖畔の町です。 -
白鳥の湖
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ISELTWALD イゼルトヴァルト
ブリエンツの対岸にある静かな村。
右手がブリエンツとロートホルン山方面。
湖に突き出た半島の上に建つ白い館が印象的です。 -
教会の近くのホテルに泊まりました。
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五日目の朝
ホテルの部屋から見たブリエンツの町 -
おじさんがオートバイの後ろに掃除用具一式を載せて町の掃除をして回っていました。
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六日目
ブリエンツへの最大の目的、ブリエンツァー・ロートホルン登山電車に乗るためにやってきました。 -
山に登るときは 天気の安定している午前中に登るのが鉄則です。また登山電車やロープウェイの割引がある(無い場合もあります)始発か2番目の電車を目指すのもエコノミーですよ。
この鉄道は5月中旬から10月半ばまで運行期間されていますが、6月中旬までは始発時間が10時40分(2008年)で、また頂上まではなく中腹までの運行となっていますので注意が必要です。 -
オープンエアーの客車です。
何回乗っても気持ちが高ぶります。 -
緑の牧場をぬけて走ります。
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湖の色がどんどんエメラルドに美しく変色していきます。
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ち〜と重いんでね〜がや!!
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シュポ・シュポ・・と力強い音を発しながら上っていきます。鉄道マニヤにはたまらないイイ音でしょう。
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のんびりと草を食べる牛達。首に掛けられたカウベルが心地よい音を奏でていました。
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運行が中腹までだったので、急遽スケジュールを変更した・・これがレンタカーで行く旅のおもしろさです・・ラウターブルンネン経由ミューレン・シルトホルンへ行くことに決め、乗ってきた列車に再び乗り込みました。車掌はもう帰るのかとばかりケゲンな顔で見つめていました。
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ベルナーオバーラント三山とヴェンゲン、ミューレンの位置関係。
Google Earthより -
ラウターブルンネン駅に車を駐車して駅前から出るケーブルカーでグリュッチュ・アルプ→登山電車に乗換え→ミューレン下車。ミューレンの村をアイガー・メンヒ・ユングフラウを左手に見ながら15分ほど歩くとケーブルカー乗り場がある。
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目の前の岩山が迫ってくるようで、息を呑むような景色です。
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ミューレンといえばこの古い家、カメラの絶好の被写体です。
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村のメインストリート・・といってもこれ一本です。ここで記念の帽子やTシャツを買いましたが・・気づいたのは街で買う値段と変わらないことです。
日本なら観光地や山の上なら法外な値段になり、食べたり買ったりするのを躊躇しますが・・スイスならこんな高い山の上で買っても街とあまり変わらないので皆安心して買っていきます。 -
ミューレンからロープウエイでBIRGビルク(2676m)経由でSchilthornシルトホルン(2970m)へ行きます。
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ロープウエイは 映画007で有名になった展望台・回転レストラン「ピッツ・グロリア」にアプローチ中。
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360°すばらしい眺望が待っていました
アイガー・メンヒ・ユングフラウなどベルナーオバーラントを代表する山々が目の前です。 -
回転レストラン「ピッツ・グロリア」でお昼を食べました。床が360°回転するので、アルプスの山々を見ながら食事ができます。この床は太陽電池を動力源にして動いているそうです。さすが環境にも配慮されていますね。
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山の上は紫外線が強烈です。
紫外線対策はしっかりやって登りましょう。 -
ラウターブルンネンへ戻って来ました。
氷河に削られてできたU字谷の底にあり、あちらこちらの谷から滝が流れ落ちています。 -
その代表的な滝がシュタウプバッハの滝です。
落差300m程あるそうです。
滝の真下までいけるようになっています。 -
もうひとつ有名なTruemmelbachトゥリュンメルバッハの滝です・・必見です。
地中の滝ですぞ!アイガーからユングフラウにかけて大小7つの氷河の水を集めてそそぎ込む、それも外の滝でなく岩の中を流れ落ちる壮大な滝・・もう思い出しても興奮します。 -
どんどん中へ入っていきます。
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滝が何段にもなってうねりながら落ちていきます。
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毎秒20トンの水が流れています。
その音といったら・・この世のものではありません。
岩窟から出てくるとしばらく耳が聞こえないほどでした。次は耳栓を持っていきます。 -
真正面から滝を見られるようにテラスが設置されていますが 迫力満点です。鳥肌が立つのは冷気だけではなさそうです。
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スイスで胆試し!
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