美学のすべてを備えた武陵源

2013/03/24 - 2013/03/26

張家界の中に、美学のすべてを備えた絶景「武陵源風景名勝区」がある。夢にまで見たその地を遂に訪ねることができ、感無量。

エリア 張家界(中国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: 中国東方航空
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

この人工湖へ行く道が険しい！「誰か助けて〜」と言いたいところでは、必ず籠やが待っている。仲間の一人が頼んだ・・・少し階段を上がるだけで5000円（300元）。私は何とか上がれたが・・・。
船に乗ると、あちこちから「歌声」が・・・。拍手をすることをお忘れなく。でもガイドがすでにチップを払っているのだろう？！

索渓峪風景区

山あり谷あり、カルスト鍾乳洞あり・・・と変化にとんだ自然景観。

何千もの奇岩の景観を見て回るのは至難の業。そこでトロッコに乗り、目の前の海原のような峰々を横に眺めることになった。

籠に乗ったり、エレベーターまで山頂に・・・とか、帰りはバスとロープウエイ・・・で、疲れているわけではないが、あんまにかかる。ガイド経由だと3000円、我々はホテルを出て自分の足で探し…怪しげな中国語で交渉し、「一時間50元（800円）」でまとまり・・・そのあとは英語で漫才をうって、マッサージ師の皆さんを笑わせた。

何度もロープウエイに乗ったり、バスの乗ったり・・・で、色々な地区の奇岩、峰々の景観を眺めたが…どれも素晴らしいと感動し、写真に収め・・・それがどこだったか記憶にない。

ただただこの変化にとんだ「景観」に心を奪われる。

ロープウエイも6人乗り・・というものの、余裕があればあちこち動いて写真が撮りたいので、4人くらいが理想的。

この地を見出した呉冠中は写真家。偶然、この山中を写真を撮って歩いていて、大発見！時の中国は外貨獲得に・・・と、観光開発を手掛けたところ。一気に開発され30年近くでもうこんなに・・・！

呉冠中が書いたその時の様子が英文で書かれている碑。「人の噂でこの地を訪ね、その独特な情趣、虚実ともにそなえた山水の佳境、虎や豹がいることも忘れ・・・神秘に見せられ歩き回った・・・植物のみならず、動物の生態系…すべてに魅せられた・・・」

武陵源地区にまた索渓峪区、天子区、楊家区、などなどあり・・・とてもではない、覚えられない。

猿も「わが庭」ということで、チェーンやロープがあるわけでなく、また人に慣れてもいるようだ。

植物の種類も多く見どころいっぱい！

「母子峰」には見えないが・・・そうなんでしょう。

この日の午前はあいにく小雨。高くそびえたつ峰々の頂がかすんでしまった。

奇特な山林、快適な気候・・・で、植物の種類も豊富。

昔使われた銀貨、硬貨をモチーフにした歩道のアクセント。

午後は雨に初めて降られ、寒く・・・傘やコートが要った。ロープウエイで黄石寨へ。

絵的には神秘的でいいのだが・・・。

broad beans の種を染め、それに「祈願」「名言」を彫り、お守りとして売っていた。

土砂降りの中たどり着いた寺。ここから名峰XXが見えるはずであったが・・・。

だがこの雨と濃霧も魅力的。

霧の中から見た岩に張り付く木々を見るのも味があった。

午後は5時間かけて「鳳凰古城」のある地へ移動。

この時期は菜の花が満開。食卓にも毎回登場！

前も後ろも傘・傘・・・。見えるのかなあ？！

ガソリンスタンド兼洗車場

道中の風景

やっと５つ星のホテル！！！