2011年北欧ひとり旅【スウェーデン・デンマーク】マルメ・コペンハーゲン編

2011/09/01 - 2011/09/01

学生の時に一度訪れたコペンハーゲンを再訪。

エリア マルメ(スウェーデン)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日は快晴。若干寝坊気味で目覚めた。１階のレストランで朝食。超立地なビュッフェ。野菜や果物、乳製品、ケーキなどより取り見取りだ。和食以外は何でもござれと言う雰囲気。英字新聞を読みながらゆったり気分に浸る。朝のひと時をゆったり過ごすのは最高だ。珈琲も美味しい。こういう瞬間に自分が年をとったことを実感してしまうちょっと残念な瞬間だ。昔はユースや安宿に泊まり、粗末な朝食を朝一番で食べて時間に追いまくられるように次に町へ向かったものだ。１分１秒でもゆったりしているのが惜しく、次へ次へ急いでいて、それがまた充実した旅行にしていたものだが、今では時間よりもゆったりとしたその瞬間を楽しみたいと言う気持ちになってきた。

９：３０頃にチェックアウト。荷物を預かって欲しいと伝えると、亀の子タワシのようなキーホルダーの付いた鍵を渡される。ラゲッジルームをその鍵で開けるシステムらしい。

リトラリー広場からストートリー広場、スーデルガータン通りを歩き、獅子薬局のファサードを抜ける。

歴史を感じさせる獅子薬局のファサード

聖ペテロ教会はまだ開いていなかったので、時間をチェック。中央駅の方へ向かう。

今日は晴天なので、運河めぐりをしてみることにした。１１：３０出航のツアーを目処にしてマルメ城へ。

クングス公園で再びウサギに遭遇。考えたら野良猫が全くいない。そのためウサギも安心して暮らせるのだろうか。

マルメ城前で遠くにターニングトルソが見える。地震がない国ならではのデザインだ。韓国人に写真を頼まれる。iPhoneだった。

マルメ城は博物館になっていて中には入らずに外を見てまわるだけにした。クングス公園を抜ける。

カヌーを楽しむ集団。

墓地だか公園だかを抜けてグスタフアドルフ広場へ。墓と人の暮らしが近い。日本では墓地を敬遠する傾向が強いが。

フォルムデザインセンター前でアフリカ系イスラム教徒たちに遭遇。こういう人達も旅行が楽しめるようになってよかった。豊かになったのだから。

ルンダン乗場へ向かう。天気良好。約５０分のクルーズだった。客は１０人くらい。まだ早い時間帯だからだろうか。

英語ガイドが付いていたが、わかりやすい英語だった。水面は少しヒンヤリしている。

橋の下ぎりぎりを滑るように走る船。

運河からのマルメ市街の眺めは最高。

約50分のツアーが無事に終了

荷物をピックアップするためにホテルに戻り、（その前に土産物屋をはしごしたが、目当てのショットグラスはなかった。）荷物を持って駅へ。

運河の上の水上駐輪場。
東京でも違法駐輪や駐車場不足が問題になっているが、これは空間の有効利用ではなかろうか。

おそらくマルメにもう一度来ることはないんだろうな。

昨日は夜暗かったので気が付かなかったが、マルメの駅舎は古いレンガの部分を残しながら、新しいガラス仕様の駅にモデルチェンジ中。古いものを大切にする気持ちが随所に表れている。

切符は自販機でカードで購入。残りは６２クローネ。買えるものをバーガーキングで探す。５９クローネのビックキングメニューにする。３クローネを教会にドネーションすればよかった。
通貨が異なる2か国以上を旅行する機会が最近なかったので、両替でバタバタ。

駅の案内人に次のコペンハーゲン行きの列車が到着するホームを確認。ちょうどホームに降りた時に、列車が入線したところだった。席はなんとなく確保できた。これでスウェーデンともお別れだ。悪くもなくよくもない印象。天気のせいもあるが。自分の旅が慣れてきたのもある。
途中、車内の改札はなかった。

コペンハーゲンに到着１３：５３発１４：２５着。たった30分の移動でデンマークは到着。
大きな駅だ。ヨーロッパらしい駅舎だ。ホテル街へ向かう。安宿が多く集まるこの界隈は結構混雑していて、４箇所目のホテルでようやくめぼしい部屋を確保することができた。高いところや狭いところ、満室のところといくつも当たった後だけに嬉しい。フロントの伯母さんが「朝食は早目の方がいいですよ、そうしないと子供たちがうるさいですよ」と忠告してくれた。どうやら遠足の一団が泊まっているらしい。事前にわかってよかった。部屋に荷物を置いて、早速町へ散策に向かう。

中央駅の向こう側にチボリ公園がある。前回学生の時に訪れた時の記憶が全くない。強いて言えば公園の入口のイメージがおぼろげにあるだけだ。人が多く雑多な感じがする。ストックでは感じなかった感覚だ。市庁舎広場へ進む。ここはなんとなく覚えているが、ひょっとしたらそれはオスロのイメージなのかもしれない。さらにストロイエに進む。ニューハウン着。

ここは覚えているが、前回ここにどのようにやってきたのか覚えていない。

無料の自転車を発見。借り方は割と簡単。ストックでは自転車カードを買ったりしないといけないみたいだったが。

ハンドルの前についている地図がわかり易いので、カメラで撮ってしばらくそれを頼りに待ち歩きをする。乗ってみると、でもその前に、椅子がデンマーク人仕様なのか、概して高くなっている。下げようとしても椅子の下のレバーがさびていて動かないものが多い。２〜３台試して、ようやく動くものを見つけ、調整していざ出発。

自転車はペダルが重くて乗りにくい。タイヤが空気が入っていないゴムの塊みたいなやつで、サスペンションがないから石畳はケツが痛い。アメリエンボーまで乗って乗り捨て。ここはハッキリ記憶していた。帰ったら前回の写真を見てみよう。アメリエンボーからそぞろ歩きを再開。

かっこいいソファーが展示されている店を発見。でもやはりというべきか高い。３０万円くらいはする。北欧デザインは最近日本でも人気だが、デザイン性が優れたものはやはり値段もそこそこする。

コペンハーゲンの信号。そもそも日本の信号はなぜ横向きで、ヨーロッパやアメリカのものは縦なのかな？

広場でタイに関するイベントをやっていた。太鼓をたたいたり皆でおとっだり。２階建ての雑貨屋を冷やかす。実にセンスが良い。いくらいても飽きない。７：００になって突然電気が消える。これもデンマーク式か？
ここで今回のお土産を買おうと思い、明日の開店時間を店員さんに確認。よし、もう一度くるぞ。

市庁舎前広場まで戻る。中央駅の中華のテイクアウトを今晩の食事にしようと思い並ぶが、なかなかでてくるのが遅いのでイライラして店を出る。ホテルのそばにもＴＡＫＥＡＷＡＹの店があったと思うので。その中華の店に行く。中国人女性が一人食事中だったが、「一人？」と聞くので「持ち帰りたい、メニューは？」と聞く。パンフを示すので、牛肉と米粉ソバを注文。オヤジも笑顔なし、でも異国で商売をやっているのだから、それなりに才覚はあるのだろう。しばらくしてビニールに入って頼んだものが出てきた。マルメで買ったコーラと一緒に部屋で食べようと思ったら、お箸もフォークも入っていない。地元民と間違えたのか？それにしても必要かどうか聞くだろう普通。嫌がらせかと思い怒りが湧いてくる。考えてみれば、これが９８クローナもするだろうか。馬鹿にしている。肉も硬いし完全な失敗だ。今日も疲れていて、シャワーをやらずにそのまま寝てしまった。