
2011/08/31 - 2011/09/01
2位(同エリア6件中)
Bigtreeさん
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ゴッドランド島を後にして、フェリーでマルメまで向かいます。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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夜中に目を覚ますと、外は暴風雨。部屋が小屋のような作りであり、かつ屋根も瓦屋根だったので、飛ばされないか心配になるくらいの勢い。とはいえ、これまでの経験からして、夜雨が降ると、翌日晴れるケースが多い(そうでない場合も勿論あるが)
朝目覚めと共にカーテンを開くと、快晴とは言えないが晴れ間が出ていた。 -
調度品が素晴らしかった部屋の写真を記念に撮っておく。昨日女性スタッフが用意してくれた朝食を鞄にしまって、6:45に部屋を出立。
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受付までは中庭を通って行くだが、本来ならここでゆったりと朝食を味わうことができたのだが。さぞや気持ちの良い体験になっただろうにと思うと少しだけ残念な気がしてくる。
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受付を覗くと、係りが男性に代わっていた。
そういえば昨日、町の散策を終えて一旦部屋に戻った時に、門の所であった時に「こんにちは」と日本語で話しかけてきた人だ。目が合うと今度は「おはようございます」と綺麗な日本語が返ってきた。聞くと5年前に日本の早稲田大学に日本文化を勉強しに留学していたらしい。私の出身大学だけに急に親近感が湧き、あまり時間がないのに、ついつい話しをしてしまった。日本のどこか気に入ったかという質問には「日本食」だとか。どの辺りに住んでいた、などの話しを一通りして、ホテルを後にした。 -
フェリー乗場へ向かう途中、ところどころで写真なんかを撮りながら行ったせいか、時間がかかりターミナルに着いた時には7:10になっていた。7:20の出発のはずがフェリーの受付の人は険しい表情。「オスカルスハムン?」「Yes」「急いで!」とお冠。切符はないんですけどというと、更に呆れ顔。パスポートを出して名前を登録しお金を払うと「急いでね!」と再度念押し。仕方ないので走る。僕が乗り込むと直ぐにデッキがはずされて出港準備。確かにバスや電車よりは準備に時間がかかるから、迷惑をかけたのかなと少しだけ反省。
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席について、直ぐにサンドイッチを食べ始める。バターが塗ってあって美味しい。帰国したらこの美味しさと感謝の気持ちをメールしようと心に決めた。
カナダのトロントを旅行した時も、朝が早かった私に宿の主人がサンドイッチとバナナを持たせてくれたのが思い出された。 -
昨日もそうだが、結構揺れる。酔うと嫌なのでソファーで寝てしまった。
多分、昨日は夜間の暴風雨が気になってあまりよく眠れていなかったらしい。 -
フェリーの船内
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10:20にオスカルスハムンに到着。乗客は皆、待っていた観光バスに乗り込んだり、出迎えの人の車に乗り込んでしまい、あっという間に誰もいなくなってしまった。自分は一人取り残されてバス乗場を探す。ガイドブックを参考に、インフォを目指すが800mというサインなので、そんなに歩けない。ちょっと遠いなと思いつつ振り替えると黄色いバスが目に入る。もしやあれではと思いドライバーに聞いてみるとこのバスは違うのであの建物の向こう側にあるバス停に来る160か161のバスに乗れと教えてくれた。そういえばさっきインフォに向かうためにウロウロしていた時にリュックを持った人達が今教えてもらったバス停でバスを待っていたっけ。
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先ほどの集団は、皆カルマル方面へ向かう人達の一団だったんだ。失敗したな。案の定バス停に行ってみると既に一団は姿を消していた。気温は18度。さほど寒くはない。あの人達はカルマルまでにアクセスの情報を持っていたのだ。聞けばよかったと今更ながら後悔する。時刻表を見てみると次は50分後。まあのんびり行こう。日記を書き始める。バスは5分ほど遅れて到着。76クローネ。80クローネを出すと、1クローネ無いかと聞かれる。手渡すと5クローネが帰ってきた。この当たりの計算はこちらの人は早い。よく日本人は計算が速いと言われるが、実生活に基づいたこの当たりの計算はむしろこちらの人の方が早いかもしれないなどと思った。
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13:00にカルマルに到着。コインロッカーはコインのみなので、切符売り場で両替ついでに時刻表を入手。昼食がまだだったので、駅舎を出てすぐ右にある中華料理屋に入る。ところがビュッフェスタイルなので、そんなに量はいらないし時間もないので「気が変った」と言って直ぐにお店を出た。城壁内に入り北へ。旧給水塔へ。木造の橋がある。昨日のヴィスビーとは違い、賑やかだ。
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振り返ってヴィスビーはどこか取り残されてしまったような雰囲気の町であったことが思い出される。そう考えると、今朝ホテルのフロントで出会った男性は、はるか極東の日本に留学し何かを学んだのであろうが、それをあの町でどのように生かそうとしているのかとふと考えてしまった。
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旧給水塔
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カルマル大聖堂のある広場へ向かう。まだここに泊まるか迷っていたので、ホテルを確認。宿泊できるところはありそうだが、まだ迷っている。
この町で一泊し、明朝早くマルメを散策しすぐにコペンハーゲンへ向かうべきか、それとも今日中にマルメまで到達するか。
カルマル郡博物館の方へまで足を伸ばす。再び引き返す。若者が多く、ちょっとしたスポットになっているエリアだ。 -
天気もこの先どうなるかわからないし、エーランド島へ行っても世界遺産まで行くのも大変そうだ。
エーランド島からカルマル城の眺めは良いみたいだが天気次第なので、今日はカルマルには泊まらずにマルメまで行くことにする。電車は15:00、15:53、17:01とあるので、とりあえず15:53を目処に駅に戻れるように町を散策することに。旧市街のサブウェーで昼食をとる。妙に広いトイレで用を足し、カルマル城へ。 -
踏み切りを越えると静かな公園が前方に広がっている。背の高い木々がうっそうと茂る下を歩き、カルマル城へ到着。
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内部の女犯罪人の部屋が興味深かった。民族衣装の人々が歩いたり縫い物をしたりして、学芸員役を務めている。ナンチャッテ暖炉が雰囲気を出している。
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外に出て堀端を歩く。天気がいま一つだ。遠景を撮るために海の方へ。
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長い水草が邪魔してなかなかいいショットが取れない。駅の南側の公園からも良い景色が見られるだろうと思い移動。黒い雲が、この後の天気の崩れを予感させる。やはり今日は移動に時間を使った方がよさそうだ。
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駅の方へ戻る途中、付近に残されている旧市街を散策。通りが狭いが、雰囲気がどことなくヴィスビーに似ている。みんな庭の手入れが十分行き届いており、こぎれいにしている。芝生の緑が目に優しい。
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南側の公園の途中から兎に遭遇。小さくてとてもかわいい。(次のマルメでも見かけたのだが)でもその気分を台無しにするように鴨の死骸を見つけてしまった。
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ゴミがそこらへんの散らばっていて少々残念。
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公園からは旧給水塔が見られる。
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公園から駅に戻る途中にインフォがある。せっかくなので立ち寄ってみる。できればもう少し駅に近い位置にあればよいと思った。ヨットが絵になる。窓口で切符を購入。特に深く考えずに現金で購入してしまったが、残りの現金を確認してみると80クローネくらいしか残っていないが大丈夫だろうか。ホテル代はカードで支払うとして、コペンハーゲンまでの交通費もカード、問題はマルメ城などの観光スポットの入場料だが、まあ何とかなるだろうと思いなおす。
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5分前にホームに向かうと既に列車が到着していた。乗り込むと以外に混んでいて席が空いていない。仕方なく立って行くことにする。途中で珍しく改札係が巡回してきた。切符を見せると「この列車のまま乗り換えなくてもいいですよ」と教えてくれた。はじめは意味がわからなかったが、よく見てみると途中ヨーテボリ方面やヘルシンオア方面への乗換駅を通るので、迷わないようにアドバイスをしてくれたらしい。途中で20分くらい列車が止まっていた。単線なので、すれ違う列車が遅れてしまうとこのような事態が往々にして起こる。途中で席を確保することができた。アフリカ系イスラム教徒の親子が隣に座ってきた。サリーを身に着けているのでわかった。落ち着いた美しさを持つ女性だと思った。つつましく思慮深そうなまなざし。つれている女の子もかわいかった。予定より5分遅れでマルメに到着。途中の遅れを挽回したらしい。スウェーデン第3の都市だけに大きい。
ガイドで予め目星を付けていたホテルは立派で少々気後れしてしまった。ストートリ広場横のホテルのドアを開けた。ここも始めは1500クローネを提示されたが、「予算オーバー」であることを伝えると、「予算はいくらか」と聞かれたので、「1000」くらいならと伝えると「それでは1000で」とあっさり。言ってみるものだ。
マズイこれに味を占めて今後の旅では毎回値引きをしてしまいそうだ。時間が8:30と言う遅い時間で空き部屋を出したくないというのと、私の困り顔が効果的なのかもしれない。荷物を置いて直ぐに外へ。雨が降り出していた。中央駅まで戻り、スポーツバーへ。外の看板に出ていたメニューを頼みたかったのだが、なんとなく違うものを頼んでしまい、料金が240クローネ。高すぎる値段に憤慨しながら、ホテルに戻って就寝。
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