2013/04/06 - 2013/04/06
121位(同エリア241件中)
hidamari09さん
- hidamari09さんTOP
- 旅行記35冊
- クチコミ5件
- Q&A回答27件
- 31,099アクセス
- フォロワー0人
早朝から泰山に登り、下りたその足で泰安の長距離バス停から孔子廟のある曲阜市に移動しました。
曲阜市の真ん中に鎮座する、孔廟、孔府、孔林をみると、孔子という人物は思想面だけでなく、子孫に現在に至るまで恩恵をもたらせている偉人だなと思います。
孔廟、孔府は近年の中国歴史の変動による打撃を受けたか、建物と石碑があるだけで、その他の展示物は見かけません。済南の山東博物館で孔子家関連の展示をみましたが、量的には少ないものでした。
当日、何かのもようしものがとりおこなわれて垣間見ることが出来ました。
-
今回訪れた、孔廟、孔府、孔林の位置関係です。
GPSの軌跡を見ると最初に訪れた孔廟を歩き回ったので、次の孔府、孔林と歩く範囲が狭まっている、泰山登山の疲れが出系ることも影響しているように見えますが。実際は、参観する場所の数に比例しているのでしょう。 -
個人旅館で一泊80元という法外な値段を払ってしまいました。個人的は50元でも払い過ぎの部屋です。ちょっとトイレに行った隙に、相方が支払ってしまったのです。
80元なら蹴っ飛ばして、少し離れた場所にあるまともな賓館を探そうと思っていたのですが後の祭り。
泰山の登山の疲れがどっと出て、争う気力もなく宿泊することにしました。
今の時期、旅行客が多いので、孔廟に近い旅館は申し合わせたように一人80元を請求するのです。 -
昨夜の夕食時の調査で、近場に朝から開いている食堂はないのがわかっていたので、道端のショップで軽い朝食をとりました。野菜、卵入で7元です。
-
宿泊した旅館から5分も歩かない場所が、孔廟への入口になります。
講師とは関係のない孔子学院の影響か、若い外国人の観光客も目立ちます。 -
先ほどの門をくぐると、また門に出会います。
-
ここからが本番かと入ろうとすると、ここで切符を要求されました。
「檽星門」と刻まれています。 -
切符売り場は、先ほどの切符をチェックする門の右側30mほどの場所にありました。今回の3箇所の三箇所をめぐる門票は150元です。そばの注意書きを見ると60歳以上は半額と書かれています。75元で購入しました。
-
中の案内地図を見ると結構参観場所が分散しています。結構時間がかかりそうです。
-
「大中門」です。
-
「成化碑」と呼ばれる石碑です。
文化大革命の時に打ち壊され、修復した傷跡が見てとれます。
わきで中国人が、文化革命はなんということをしたんだと嘆いていましたが、あとの祭りです。 -
この時期、孔廟では祭礼が行われるようです。ちょうど、祭礼のために古代の服を着用した一団に出くわしました。
周囲の中国人はこの時がチャンスと、祭礼に並んが祭礼者の脇に次から次とたち記念撮影を始めました。猫の群れに魚を投げ込んだ騒ぎです。
この中国人の行動に、周りに集まった外国人観光客は呆れた様子で眺めていました。 -
「大成殿」でこの中に孔子像が祀られています。
先ほどの祭礼者はこの孔子像の前で儀式を行います。
人ごみが散った後を訪れると、入口の前のテーブルに皿に盛られた5穀が供えられていました。
どんな儀式か後日調べる予定です。 -
中を覗くと、孔子像が鎮座していました。
この「大成殿」の裏手に「寝殿」があります。 -
さらに奥に、1937年に曲阜で発掘した韓家鋪の墓石が展示されています。
孔子とは関係がなさそうですが。孔子の直系子孫が台湾に逃れ、現在政府の収入源と成り果てた孔廟、150元をとるので参観客へのサービスでしょうか?
それはそれとして、刻まれた絵そのものは見ごたえがあります。 -
昼食を食べて、孔府に来ました。入口です。
-
ここも結構広いです。
-
「大堂」という建物です。
-
赤い長椅子は「閣老凳」と呼ばれ、明代の遺物だそうです。説明書きにはあまり良い内容が書かれていませんでした。
-
「石流」といい、ここから内側に水を供給したそうです。
内側には誰が住んだのか、奥さん、娘などの女性陣。 -
「石流」が流れ込む内側の建物です。この建物の中に、各人の個室が割り当てられています。
-
窓ガラスにカメラをくっつけ内部を撮影したものです。正面の緑の家具は天蓋付きのベッドです。
-
孔府の敷地の奥は庭園になります。
-
孔府から孔子一族の墓所である孔林まではちょっと距離があります。電動三輪車の乗り物で移動しました。10元。3kmもないので、泰山を登っていなければ歩いたところです。
-
この門が墓所への入口のなります。
-
孔子のお墓です。
-
孔子のお墓の左手に、一番弟子の「子貢」が孔子の死後弟子と共に3年、その後一人で3年の墓守をした居住後との石碑が建てられています。
-
孔子の墓を見学した帰り道に75代と刻まれた石碑がありました。
-
午後4時次の目的地済南市に向かうべく曲阜の長距離バス停に来ました。古い地図には、孔廟入口の南ちょっとの場所に長距離バス停があるように書かれていましたが、町外れに移されたとのことでした。孔林から約3kmほど離れています。
曲阜から済南までは45元、2時間程の乗車です。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
中国 の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
28