【悪魔の住処へ】　～アメリカ南西部　公園めぐり～　《カールスバッド洞穴群国立公園》

2013/03/13 - 2013/03/22

セントマーチンからの帰り　アメリカ本土　公園めぐりの続きです

ニューメキシコ州　「ホワイトサンズ」に引き続き「カールスバッド」を訪れた

19世紀　一人の少年が丘の上から煙が立ち上るのを見て、そこに何があるのだろうと出かけたことが始まりとか
煙は「煙ではなくコウモリ」だった・・・・
そのコウモリは巨大な洞穴から出てきているのだ

こんなにたくさんのコウモリが住んでいる洞穴だから何かがあるのだろうと、その洞穴を探検しはじめた
ろうそく一本で入っていった彼の前に広がるのは、奇妙な光景
いろいろな形になった「鍾乳石であった」

何だこれは・・・・・　どこを見ても気持ち悪い・・・・
きっとここには悪魔が住んでいるんだろう・・・・

その洞穴には「悪魔」ではなく、何百万年もかけて地球が作り出した自然の贈り物で満たされていた


【注】暗い洞窟ゆえ、とても写真を撮るのに苦労しました　フラッシュの光が届かず
　　　届いた部分だけではそのスケールの大きさがわからず
　　　スケールの大きさを出すために、人や通路など写し込みました
　　　見にくいとは思いますが、ご容赦ください

エリア カールスバッド洞穴群周辺(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: レンタカー 徒歩 飛行機
• 航空会社: デルタ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

カールスバッドに到着

後ろは、ビジターセンター

カールスバッドの入り口は、丘の上

眼下には、広い平原が広がる

今日は、雲が多いなぁ

ビジターセンターで「入場料」と「キングスパレスツアー（その場で申し込み）の参加料」を払う

カールスバッド内、各ポイントで「説明」を聞くことができる「オーディオツアー」をレンタル
5ドル　言語は日本語を選ぶことができます

洞窟内のいろいろなことを聞けるので、ぜひレンタルしてください

少年が探索を始めた「洞穴の入口」から、中に入っていこう

ナチュラルエンタランスに向かう

入口はこっち

ここだ　ここだ

うわ〜大きな穴

すごく深いなぁ

カールスバッドの閉園時間は早い

急ぎ足で降りていこう

外からの光が入らなくなった頃、鍾乳石が現れてくる

ほ〜〜〜　すごい

この写真「９」という数字が見えるが、ポイントポイントにこうした数字があり、先に借りた「オーディオツアー」にこの番号を入れると、そのあたりの説明が聴ける

これ有名　「クジラの口」

自然の偶然とはいえすごいものだ

大きな岩の間を降りてゆく

洞穴のメインのところまで「高低差270メートル」ということだが、もっと深いように感じる　どんどん降りてゆく

天井から鍾乳石が垂れ下がっている

つららのようだ

まだまだ降りてゆく

少年は、遊歩道もない、この暗闇をろうそくだけで降りていったんだあぁ

くらげが連なっているみたい

通路左の鍾乳石

人の大きさと比べると・・・・5メートルくらいありそう・・・

地下のメインの場所に到着

入口から急ぎ足で降りてきたが30分かかった

キングスパレスツアーに間に合った♪

売店・食堂がある

気温は13度ということだが、しばらくいると少し寒いくらいだ

ここがツアーの集合場所

三々五々　人々が集まってくる　30名くらいが、ツアーに参加

最初すこしの間「BIG　ROOM」へ行く道と同じ

ツアーでなければ行くことができないコースなので、期待高まる

キングスパレスに向かう途中

いきなり無数の鍾乳石が覆いかぶさる

ここがキングスパレス　だったとおもいます

一番前の帽子をかぶった女性がツアーガイドさん

キングスパレスを説明するガイドさん

全体にフラッシュが届きませんが、その大きさわかりますでしょうか？
横幅50メートル以上　奥行きも30メートル位はあったと思います

参加者を入れて撮影するとこんな感じ

スケール大きいですよね

すこしアップにするとこうなります

このように撮ってしまうと、大きさってあんまり伝わらない？？？

自然の造形　見事です

言葉が出ませんね

すごいですよね

何年間かって、こういう風になるんだろう・・・・・

形は、偶然が偶然を呼んで

進む場所・進む場所

感嘆の声しか出ません

クラゲが岩を登っているみたい

1時間半ほどのツアーは、あっという間に終わりました

キングスパレスツアーが終わり、ビッグルームに向かいます

閉園時間まで1時間ほど

急がないと、全部回れません

ここもクラゲさんがたくさんいます

確かに・・・悪魔が口を開けているようにも見えます

右の鍾乳石は、数メートルの高さがあります

100年で1センチ伸びるんだっけな？

天井全体が針の山のように見えます

上から伸び、下からも伸び　そしてつながるんでしょうね

何度も書きますが

スケールの大きさを感じていただければと思います

実際にみないと、その感動は・・・

富士山みたい

ここに落ちてくる水は、雨水が長い時間をかけて地中を通ってきたものです

あ！　いま、一滴落ちました！！！

クリスタルスプリングドームとなっていますね

遊歩道の右にも左にもにょきにょき

圧巻！！！

悪魔の口に吸いこまれてゆきます

どこまでも続きます

ようやく戻ってきました

レストルームの入り口　中は普通のトイレでした

今回は時間が少なかったので急ぎ足でしたが、ゆっくり写真を撮りながら回ると、きっとビッグルームだけでも2時間以上かかる思います

エレベーターで一気に上に上がります

いろいろなことを教えてくれた「オーディオガイド」君

ありがとう

【ここから付録】
カールスバッド見学を終えた後、エルパソからフェニックスまで飛行機移動しました

サウスウエスト航空を使用

ちょっと変わったペイント

サウスウエスト　これが正規のペイント

搭乗しました

自由席です

チェックインの順番に「番号札」をもらいます
その番号順に機内へと入り、好きな席に座ります

私が乗ったフェニックス行きは、搭乗率30%位でした

砂漠のうえを飛びます

機内サービス

ソフトドリンクとおつまみは無料

フェニックスに近づくと、農場が見えました

新興住宅地でしょうか？

住宅地の周りがゴルフ場になっています

この住宅街に住む人は、使用料は優待かな？

フェニックスの空港への着陸態勢に入りました

もう一本滑走路があるのでしょう

向こうにもサウスウエストの機体が見えました