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現在ドイツ在住。以前より知人からアルベロベッロとマテーラをすすめられていた為、イースター休暇の4連休で、マテーラ、バーリ、アルベロベッロ、レッチェを旅行。<br /><br /><br />3日目はアルベロベッロ。<br />今日は日曜日なので、バーリからアルベロベッロへの電車(Sud-est線)は運休。<br /><br />昨年ナポリに旅行した際も日曜日は私鉄が動かないのを知らずに大失敗をした経験があったので、今回は事前に代行バスの運行時間を調べていきました。<br /><br />ホテルのフロントスタッフに教えてもらって、前日のうちにバスチケットを購入。<br />購入場所はバーリ中央駅の反対側(地下道を通って駅の反対側)へ出て、すぐ斜め向かいにあるバール。<br />そこでバーリ⇔アルベロベッロのチケットを2枚(往復)購入おきました。<br /><br />当日は朝8:30発のバスだったので、8:15くらいにチケットを買ったバールのすぐ隣にある小さい広場へ。<br />ほぼ時刻通りにバスが来て出発。<br /><br />これは観光バスではなく、運休した電車の代行バスなので、いちいち一駅ごとに鉄道駅近くの道路脇にとまります。なかなか進まない感じ。観光客はほとんどおらず、ほとんどが地元の人。<br /><br />しかも停留所のアナウンスもなければ停留所の表示もほとんど無し。<br />これはまずいなぁと感じ始め、10時過ぎたころからそわそわし始める。<br />っと、走っている窓から「アルベロベッロ」の表示が。<br />きっとこの街に入ったということは次の停留所で降りればいいのか。<br />数分して何の変哲もない普通の道のガソリンスタンドでバスは停車。<br /><br />ところが自分以外には誰も降りる人がおらず、本当にアルベロベッロかと不安に思って、運ちゃんに聞いたら、そうだ「si」と言うので、信じて降りました。<br /><br />結果は正しかったです。<br />そこからガイドブックの地図便りに10分ほど歩くと、ポポロ広場に出てきました。<br />よかった・・・

南イタリア旅行③アルベロベッロ編(マテーラ・バーリ・アルベロベッロ・レッチェ)

9いいね!

2013/03/31 - 2013/03/31

229位(同エリア558件中)

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TK561

TK561さん

現在ドイツ在住。以前より知人からアルベロベッロとマテーラをすすめられていた為、イースター休暇の4連休で、マテーラ、バーリ、アルベロベッロ、レッチェを旅行。


3日目はアルベロベッロ。
今日は日曜日なので、バーリからアルベロベッロへの電車(Sud-est線)は運休。

昨年ナポリに旅行した際も日曜日は私鉄が動かないのを知らずに大失敗をした経験があったので、今回は事前に代行バスの運行時間を調べていきました。

ホテルのフロントスタッフに教えてもらって、前日のうちにバスチケットを購入。
購入場所はバーリ中央駅の反対側(地下道を通って駅の反対側)へ出て、すぐ斜め向かいにあるバール。
そこでバーリ⇔アルベロベッロのチケットを2枚(往復)購入おきました。

当日は朝8:30発のバスだったので、8:15くらいにチケットを買ったバールのすぐ隣にある小さい広場へ。
ほぼ時刻通りにバスが来て出発。

これは観光バスではなく、運休した電車の代行バスなので、いちいち一駅ごとに鉄道駅近くの道路脇にとまります。なかなか進まない感じ。観光客はほとんどおらず、ほとんどが地元の人。

しかも停留所のアナウンスもなければ停留所の表示もほとんど無し。
これはまずいなぁと感じ始め、10時過ぎたころからそわそわし始める。
っと、走っている窓から「アルベロベッロ」の表示が。
きっとこの街に入ったということは次の停留所で降りればいいのか。
数分して何の変哲もない普通の道のガソリンスタンドでバスは停車。

ところが自分以外には誰も降りる人がおらず、本当にアルベロベッロかと不安に思って、運ちゃんに聞いたら、そうだ「si」と言うので、信じて降りました。

結果は正しかったです。
そこからガイドブックの地図便りに10分ほど歩くと、ポポロ広場に出てきました。
よかった・・・

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
グルメ
3.0
ショッピング
5.0
交通
2.0
同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス 徒歩
航空会社
スイスインターナショナルエアラインズ
旅行の手配内容
個別手配

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  • ポポロ広場に到着。やけに人が少なく、一体どこにトゥルッリはあるのかな、と思い、すぐ横にある教会を見てみると、そこにちょっとしたテラスが。<br /><br />そのテラスに行ってみたら、じゃじゃーん、出てきました、トゥルッリ群。<br /><br />いきなりテンション最高潮。

    ポポロ広場に到着。やけに人が少なく、一体どこにトゥルッリはあるのかな、と思い、すぐ横にある教会を見てみると、そこにちょっとしたテラスが。

    そのテラスに行ってみたら、じゃじゃーん、出てきました、トゥルッリ群。

    いきなりテンション最高潮。

  • カメラをズームしてみると、こんな感じ。<br /><br />すごい!<br />これは普通じゃない光景<br /><br />ちなみにアルベロベッロには、土産物屋が多く観光エリアとなったトゥルッリ群の「リオネ・モンティ地区」といまだに純粋な住居エリアのトゥルッリ群である「アイア・ピッコロ地区」の2つがありますが、この写真は「リオネ・モンティ地区」。<br /><br />早速、坂を下ってリオネ・モンティ地区へ向かいます。

    カメラをズームしてみると、こんな感じ。

    すごい!
    これは普通じゃない光景

    ちなみにアルベロベッロには、土産物屋が多く観光エリアとなったトゥルッリ群の「リオネ・モンティ地区」といまだに純粋な住居エリアのトゥルッリ群である「アイア・ピッコロ地区」の2つがありますが、この写真は「リオネ・モンティ地区」。

    早速、坂を下ってリオネ・モンティ地区へ向かいます。

  • おっと、すごい観光客の数です。<br /><br />さっきまでの人気の無さがウソのよう。<br />どうやらツアーの観光バスで来る人がほとんどのようで、みな直接このエリアまでバスで来ているみたいです。<br />

    おっと、すごい観光客の数です。

    さっきまでの人気の無さがウソのよう。
    どうやらツアーの観光バスで来る人がほとんどのようで、みな直接このエリアまでバスで来ているみたいです。

  • この地区をフラフラ歩いていたら、あるみやげ物屋さんの前で、突然、日本人女性に声をかけられる。<br /><br />どうぞ中に入って、家の中を見ていって下さいとのこと。<br />聞くと、この方は陽子さんといって、日本からトゥルッリに住むイタリア人へ嫁いできたとのこと。現在はその「陽子の店」というお土産物屋さんをやっているようです。<br /><br />せっかくなのでトゥルッリの家の中に入れてもらいます。<br />以外に広いです。彼女曰く、このトゥルッリは広い方だとのこと。<br /><br />2階へ続く階段をあがらせてもらい、屋上に出て写真を撮らせてもらいました。<br />面白い光景です。<br /><br />嫁いできたころは、まだ世界遺産になる前だったらしく、観光客は少なかったとのことですが、今やたくさんの日本人観光客が来ているとおっしゃっていました。<br />

    この地区をフラフラ歩いていたら、あるみやげ物屋さんの前で、突然、日本人女性に声をかけられる。

    どうぞ中に入って、家の中を見ていって下さいとのこと。
    聞くと、この方は陽子さんといって、日本からトゥルッリに住むイタリア人へ嫁いできたとのこと。現在はその「陽子の店」というお土産物屋さんをやっているようです。

    せっかくなのでトゥルッリの家の中に入れてもらいます。
    以外に広いです。彼女曰く、このトゥルッリは広い方だとのこと。

    2階へ続く階段をあがらせてもらい、屋上に出て写真を撮らせてもらいました。
    面白い光景です。

    嫁いできたころは、まだ世界遺産になる前だったらしく、観光客は少なかったとのことですが、今やたくさんの日本人観光客が来ているとおっしゃっていました。

  • 陽子さんの店を後にして、散策を続けます。<br />本当に不思議な街です。

    陽子さんの店を後にして、散策を続けます。
    本当に不思議な街です。

  • 坂道をあがりきったところに、かわいいトゥルッリが並んでいます。屋根のマークがはっきりうつってます。<br /><br />今度はここで、カタコトの日本語で声をかけられました。<br />といっても今度はイタリア人のかわいいおばあちゃん。<br /><br />自分で刺繍した製品を売っているそうで、日本のデパートでも売っているとのことでした。<br />アルベロベッロは日本の白川郷と姉妹都市関係を結んでいるらしく、姉妹都市の締結の式のためにこのおばあちゃんも白川郷にいったらしく、写真のアルバムを見せてくれました。<br />どうやらアルベロベッロの商店街を代表するおばあちゃんのようです(笑)<br /><br />何も買わなくていいから話を聞いてくれ、といって、日本のテレビの取材が来たときに女優さんと一緒にとった写真など見せてくれながら、とても楽しそうに話をしてくれました。<br />とても親日家で愛嬌のあるおばあちゃん。<br /><br />せっかくなので、刺繍した鍋つかみを買いました。

    坂道をあがりきったところに、かわいいトゥルッリが並んでいます。屋根のマークがはっきりうつってます。

    今度はここで、カタコトの日本語で声をかけられました。
    といっても今度はイタリア人のかわいいおばあちゃん。

    自分で刺繍した製品を売っているそうで、日本のデパートでも売っているとのことでした。
    アルベロベッロは日本の白川郷と姉妹都市関係を結んでいるらしく、姉妹都市の締結の式のためにこのおばあちゃんも白川郷にいったらしく、写真のアルバムを見せてくれました。
    どうやらアルベロベッロの商店街を代表するおばあちゃんのようです(笑)

    何も買わなくていいから話を聞いてくれ、といって、日本のテレビの取材が来たときに女優さんと一緒にとった写真など見せてくれながら、とても楽しそうに話をしてくれました。
    とても親日家で愛嬌のあるおばあちゃん。

    せっかくなので、刺繍した鍋つかみを買いました。

  • さらに進んだところにあるトゥルッリで出来た教会。<br />イースターということで、中では聖歌隊のような人たちが歌っていました。<br />この先は普通の住宅街のようなので、引き返します。

    さらに進んだところにあるトゥルッリで出来た教会。
    イースターということで、中では聖歌隊のような人たちが歌っていました。
    この先は普通の住宅街のようなので、引き返します。

  • 途中で一本となりの道に入って、さらに下っていきます。

    途中で一本となりの道に入って、さらに下っていきます。

  • 途中でわき道があったので、そこに沿っていくと、普通の住宅街にまた入っていきましたが、そこからちょっと遠くの方に、アイア・ピッコラ地区のトゥルッリ群が見えました。<br /><br />アイア・ピッコラ地区は後で行くとして、とりあえず今度は、北の方にある2階建てのトゥルッリである、トゥルッロ・ソブラーノを目指します。

    途中でわき道があったので、そこに沿っていくと、普通の住宅街にまた入っていきましたが、そこからちょっと遠くの方に、アイア・ピッコラ地区のトゥルッリ群が見えました。

    アイア・ピッコラ地区は後で行くとして、とりあえず今度は、北の方にある2階建てのトゥルッリである、トゥルッロ・ソブラーノを目指します。

  • トゥルッロ・ソブラーノへ向かう途中、大聖堂のようなものが現れてきました。<br /><br />地図で見ると、名前は「サンティ・メディチ・コズマ・エ・ダミアーノの聖所記念堂」というとっても長い名前の聖堂でした。<br /><br />中は入らず、左に回りこみながら奥に進みます。<br /><br />それにしても12時を過ぎた頃からか、街から人が消えました。<br />この街は本当にシエスタ(ってイタリアで言うのかな?)、長い昼休みを地元の人はきちんととっています。<br />おかげでレストランも閉まっているところが何ヶ所もありました。

    トゥルッロ・ソブラーノへ向かう途中、大聖堂のようなものが現れてきました。

    地図で見ると、名前は「サンティ・メディチ・コズマ・エ・ダミアーノの聖所記念堂」というとっても長い名前の聖堂でした。

    中は入らず、左に回りこみながら奥に進みます。

    それにしても12時を過ぎた頃からか、街から人が消えました。
    この街は本当にシエスタ(ってイタリアで言うのかな?)、長い昼休みを地元の人はきちんととっています。
    おかげでレストランも閉まっているところが何ヶ所もありました。

  • この地区では珍しいという、2階建てのトゥルッロ・ソブラーノ。<br /><br />入場料を払って中に入れます。<br />アルベロベッロでは大きなトゥルッリということで、貴族の人の家になったり、街の寄り合い所みたいに使われたりもしたそうです。<br /><br />でもそれほど大きい、って感じはしないんですよね。<br />2回にも上がれますが、とても狭いスペースでした。

    この地区では珍しいという、2階建てのトゥルッロ・ソブラーノ。

    入場料を払って中に入れます。
    アルベロベッロでは大きなトゥルッリということで、貴族の人の家になったり、街の寄り合い所みたいに使われたりもしたそうです。

    でもそれほど大きい、って感じはしないんですよね。
    2回にも上がれますが、とても狭いスペースでした。

  • 今度はアイア・ピッコラ地区へ向かいます。<br /><br />その途中で、不動産屋があったのでガラスに貼られた物件情報を見ていたら、ありました!売り出し中のトゥルッリ!<br /><br />いくつかありましたが、この写真は11万ユーロ。<br />日本で1200万円くらいでしょうか。<br /><br />うーん、お金持ちだったら別荘にトゥルッリなんて、しゃれてますね。

    今度はアイア・ピッコラ地区へ向かいます。

    その途中で、不動産屋があったのでガラスに貼られた物件情報を見ていたら、ありました!売り出し中のトゥルッリ!

    いくつかありましたが、この写真は11万ユーロ。
    日本で1200万円くらいでしょうか。

    うーん、お金持ちだったら別荘にトゥルッリなんて、しゃれてますね。

  • アイア・ピッコラ地区に入りました。<br />ここはお店などは一切なく、本当の住居エリアでした。<br /><br />昼休みということもあってか、地元の人も誰も外におらず、観光客も全然いなく、しーんとした中を一人で歩き回りました。

    アイア・ピッコラ地区に入りました。
    ここはお店などは一切なく、本当の住居エリアでした。

    昼休みということもあってか、地元の人も誰も外におらず、観光客も全然いなく、しーんとした中を一人で歩き回りました。

  • 外にはほんとに誰もいません・・・<br />ときおり家の中から、食器がかちゃかちゃする音や掃除機っぽい音など、生活音がするくらいで、とても静かです。

    外にはほんとに誰もいません・・・
    ときおり家の中から、食器がかちゃかちゃする音や掃除機っぽい音など、生活音がするくらいで、とても静かです。

  • それにしても面白い街並みです。<br /><br />リオネ・モンティ地区はお土産やばかりで観光客もうじゃうじゃいて、騒がしかったけど、ここは静かななかにトゥルッリばかりの住居が並んでいて、とても不思議で面白い街並みでした。<br /><br />10:30頃に来て現在は16:00頃。<br />十分にアルベロベッロを堪能しました。<br /><br />また朝来た道を通って、駅近くの道路にあるガソリンスタンドに戻ってバスを待ちます。<br />本当に来てくれるかなと不安になりましたが、10分遅れくらいでバスはちゃんと到着。<br />結構しっかりしてるじゃん、イタリアのバス。<br /><br />写真はないのですが、バーリに戻った後、夕飯はどこに行こうかな、と思った瞬間、また昨日の海鮮リゾットが頭に浮かび、うぉー、また食べたいぞ!と決意。<br />また同じお店(Fra&#39;Bo)に行って2日続けて海鮮リゾットを食べてしまいました。もうイタリア最高です。<br /><br />明日(最終日)はレッチェです。

    それにしても面白い街並みです。

    リオネ・モンティ地区はお土産やばかりで観光客もうじゃうじゃいて、騒がしかったけど、ここは静かななかにトゥルッリばかりの住居が並んでいて、とても不思議で面白い街並みでした。

    10:30頃に来て現在は16:00頃。
    十分にアルベロベッロを堪能しました。

    また朝来た道を通って、駅近くの道路にあるガソリンスタンドに戻ってバスを待ちます。
    本当に来てくれるかなと不安になりましたが、10分遅れくらいでバスはちゃんと到着。
    結構しっかりしてるじゃん、イタリアのバス。

    写真はないのですが、バーリに戻った後、夕飯はどこに行こうかな、と思った瞬間、また昨日の海鮮リゾットが頭に浮かび、うぉー、また食べたいぞ!と決意。
    また同じお店(Fra'Bo)に行って2日続けて海鮮リゾットを食べてしまいました。もうイタリア最高です。

    明日(最終日)はレッチェです。

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