熟女の世界一周航空券の一人旅 (3) イタリア、アルベロベッロ 前編

2016/04/17 - 2016/04/17

アルベロベッロは、10年ほど前に、超格安ツアーの、ハードスケジュールの旅で行きました。マテーラで、自由時間を長々ととられて、けど、あんなに迷いやすいところを、集合時間までに戻る自信のない皆さんは、ただ、ぼーーーっと、時間をつぶしていました。
そして、もっとも期待していたアルベロベッロに到着したのは、夕暮れで、写真も撮れませんでした。
「まあ、翌朝に撮ればいいか」と思っていたら、翌朝の出発は、7時半。朝食を断念して、少しは撮影に走りましたが、めちゃ不完全燃焼の旅でした。

そうよね、もしかしたら、あれが最後のツアー参加だったかもしれません（笑）。

それゆえ、アルベロベッロで、心ゆくまで、ゆったりと過ごしたい、という積年の恨みを晴らすがごとく、ここに4泊しました。

この町って、ホテルが少ないので、私のホテルには、毎日のように、日本人やイタリア人の団体さんがチェックインしてましたが、あのときと同じように、夕暮れに到着して、早朝に出立してました。

イタリアは、宿泊費に朝食が含まれてますので、団体さんを避けて、8時頃に食事に行くと、もう、誰もおらず、私一人が、ぼそぼそと食事する始末でした（笑）。

なので、ホテルの昼間は、静かな滞在を楽しめたのでした。

エリア アルベロベッロ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0

もっとも、メインのトゥルッリの集落を見下ろす展望台からの眺めです。

似たような写真が続きますが、なにせ、積年の恨みがあるので、精力的に写真をとりまくりました。

さらに、夕暮れの撮影です。
10年前の、コンパクトカメラは、暗くなると、いい写真が撮れませんでしたが、いまは、ソニーのコンパクトカメラの機能はものすごく、とくに暗いところでの撮影に、威力を発揮します。

日が沈む少し前の、マジックアワーの撮影はもう、最高でした。
人の姿は消えて、私しかいない空間で、この不思議な形の家々に取り囲まれていると、幽玄の世界に迷い込んだかのような不思議感があり、至福の時間でした。

ほんとに、誰もいないんですよね。
ふと、人影があり、ドキっとしたら、それは抱き合っているイタリア人のカップルでした（笑）。
治安のいい、小さな町ゆえ、あまり不安にならずに、暗くなるまで、歩き回りました。