南イタリアの旅-3

2016/02/27 - 2016/02/27

南イタリアの街を歩いてきました。

2016年2月24日　　成田発エティハド航空
　　　2月25日　　アブダビ経由ローマ着　ローマ発アリタリア航空　バーリ着
　　　2月26日　　マテーラ
　　　2月27日　　アルベロベッロ
　　　2月28日　　バーリからナポリへ
　　　2月29日　　ポンペイ・ソレント
　　　3月1日　　　ナポリからローマへ
　　　3月2日　　　ローマ
　　　3月3日　　　ローマ発エティハド航空
　　　3月4日　　　成田着　　　　　

エリア アルベロベッロ(イタリア)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日はアルベロベッロに行きます。
切符は往復分購入　9.8ユーロ

アルベロベッロ到着

ランチは　IL PINNACOLO
オリーブをつまみながら白ワイン　2ユーロ+1.5ユーロ
ORECCH CON LE RAPE 7ユーロ
CAFFE 1ユーロ

このパスタ　美味しかったけど途中で飽きてしまい、完食断念。

街をサラッと回って駅に戻ってきました。
プリントアウトして持っていた時刻表と駅に掲示されている時刻表を見比べていると、背後から”次の電車は何時ですか？”と日本語が聞えてきました。
”あら日本語だわ”と言いながら振り向くと、満面さわやかな笑顔の日本の若い女子二人組がいました。
4月から社会人になるので、その前に3週間でヨーロッパ制覇の旅をしているとか。
昨夜ローマで空港泊をして、その足でアルベロベッロに来たそうです。
私が昨日行ったマテーラの話しをすると、行きたいけど今日これからナポリまで行くので残念だと言っていました。
今夜はナポリで空港泊する予定だそうです。
とても逞しくて、そして知性的な感じの日本の女子達です。
背中に大きなリュックを背負って体力もありそうです。
これからアルベロベッロの街を歩くというので、持参していた街の地図と時刻表を差し上げました。
とても喜んでくれて、それらを手に二人組は街に出かけていきました。
大きなリュックを背負って歩いていく後姿を見ていたら、このような若い人がこれからの日本を担い築いていくのだと思い、何か熱くこみあげてくるものがありました。
そして元気をもらいました。
体力・知力・行動力を持った日本の素敵な女子二人組とのいい出会いでした。

駅の構内はたくさんの草木があります。

草花の写真などを撮っていると、駅舎の中から駅員さんが出てきて、いろいろな方向を闇雲に指さしながら日本語で”あっち　こっち”を連呼します。
どうやら日本語の”あっち”と”こっち”を使いたかったようです。
それなら活用してみようと思い”バーリ　あっち？こっち？”と日本語で聞いてみました。
”バーリあっちこっち”駅員さんは左を指さしながら答え、満足気に微笑み駅舎の中に帰っていきました。

バーリ行の電車は本数が少ない割に空いていました。
隣の車両から、日本の熟年夫婦と思われる大きな話し声が響き渡ってきました。
話し方はケンカ腰のようだし、聞こうとしなくても耳に入ってきます。
漫才でいえば奥さんがきついツッコミでご主人がボケという立ち位置らしく、奥さんが主導権を完全に握っている感じです。
長い時間を一緒に生活してきて、そして出来上がった二人のスタイルなんだろうな、などと思いながら聞くともなしに聞いていました。
少しして電車が駅に停車すると、この二人、車内を後ろの方に向かって全力疾走し始めました。
60歳代位の年配の男女が車内をダッシュする姿に、まわりの人たちも驚いて見ていると、最後部のドアからホームに降りていきました。
少ししてドアが閉まり、ホームにいたイタリアの高校生位の男子達が笑いながら見ている方を見ると、先程のご夫婦の女性の方が、閉まったドアの前で立ちすくんでいました。
どうやら女性の方が乗り遅れてしまったようでした。
たぶんこの後ドアを開けてもらったと思いますが、この大騒ぎ熟年夫婦を見ていて、同じ熟年日本人として、少し恥ずかしい気持ちになりました。

バーリに戻ってきました。
明日はナポリへ移動するのでバスのチケットを買いにいきました。
13：00　バーリ発　16：30　ナポリ着　　15.99ユーロ
乗り場等詳細はチケットセンターで説明がありました。

バーリの街を少し歩いてみることにしました。

旧市街に向かいます。

バーリは治安が良くないらしいのですが、歩いていて特にそんな感じはありません。

イタリアの下町らしい町並みです。

海沿いに来ました。
アドリア海です。

夕暮れのアドリア海沿いの道は、散歩する地元の人達で賑わっていました。