青春18切符「東京～河津ワンデイトリップ」前半

2013/03/18 - 2013/03/18

長く闘病されていた人生の先輩が退院されましたので、東京からお見舞いに行きました。

目黒から伊東までがJR正規料金で往復4420円なので、18切符1回分2300円として2120円のお得ですね。
まぁ料金がどうのというより、途中下車できるのが18切符の魅力です。


全く個人的な旅なので面白くもないですよ。
まずは前半から。

エリア 河津温泉郷・今井浜(静岡)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• 交通: 2.0

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩

湘南新宿ラインで恵比寿から小田原まで約80分。
平塚からは客もぐっと減り海も見えるし観光気分があがります。

しかし、小田原駅のこのエスカレーターなんとかならないのか？
終点小田原で降りる客がこの1本ではさばききれない。新幹線に間に合わない人もいるんじゃない？

でか。

JR小田原駅改札内の駅弁屋さん。これは下の段。

この店、品揃えも豊富だし清潔感ある店内で非常に良いのですが。

店員さんが10秒おきに小声で「どうですかあ」「おいしいですよお」。
呪文の様で、ちょっとうざいかな。

最近は金目が大流行りだすな。

やっぱ、駅弁は身分をわきまえて1000円以内であってほしい。豪華だから旨いのではない。1個食べて何か物足りないくらいが一番美味しい。

個人的にはこれ気に入りました。でも店員さんが何かうざい。
ごめんなさい、買わないで出て来ちゃった。

真鶴駅前にある「鶴鮨」ここはただの駅前寿司屋じゃない。

前に友達とふらっと入って出てきた鮨をみてお互い顔を見合わせた。
地物の新鮮さと、仕事は相当良いと思います。
店内でもカウンターに地元のおじさん達が張り付いていた。真っ当なお寿司屋さんなんですね。

熱海駅・下田方面のホームにある駅蕎麦。

お味は、安心できる味っていうんですかね。
「あおさ＆しらす」なんてしゃれたお品もあります。東京に帰る二日酔いの胃にはぴったりですね。

この店、多分経営が変わったのだと思いますが、お店の外観が派手になる前は超絶旨かった。わかめ蕎麦が絶品で、生わかめを使っていました。

ま、こんな感じです。ふつーです。

伊東線は、のほほんですな。

伊豆多賀駅。

伊豆の駅って感じだね。光と陰が良い感じ。

網代駅を謎の美女が降りる。
これは何か訳ありだと推測される。

そして次の宇佐美では伊豆のおばさんが降りる。
これは全然訳ありではない。

話変わって伊東の祇園です。
鶏飯が旨いすよ。

こういう昔ながらのお弁当やさんて良いですね。
ここは味付けが懐かしいよ。
包装紙の意匠も昭和のまま。

それはそうと、最近のフォトショップで合成したデザイナーが作った様な包装の駅弁はいやだねーー。

やっぱ温泉街の駅そばは、旅館の料理の味を上回ってはいかんね。
そういう意味では、この祇園の駅そばは自分の立場をよく知っている。

けっして出しゃばらない。記憶にも残らない味。

という事で今度来たらまた喰いたくなるのです。

見本の並べ方にも品と伝統があります。

伊東駅前の立寄温泉。
ここはすばらしいよ。

そうね、大体8畳くらいの広さの風呂。真ん中に小さい湯船があって三人くらいでいっぱいいっぱい。湯質はすごくいいですよ。

前入った時、スジ彫りのおじいさんが一人で入っていてね。会釈したんだが無視された。こっちも何か緊張して早々に出たんだけど、服着てたらその人が僕の肩を叩く「へ！？」って思ったら「これ忘れてんぞ」と僕のロレックス・サブマリーナを渡してくれた。しかも笑顔にっこり付きで。

子持ち湯ってどういう由来なんだろうね。

さすがに伊東です。文房具屋の店先にもみかん売ってます。

観光地だからといって、こういうの作る神経が解らない。

店名コレクターとしては久々のクリーンヒット。

「まあじゃん ダンプ」

ダンプの運転手だったのかな？それともダンプみたいなおばさんが店主かな？
DA PUMPの副業かな（んなこたない）。

いずれにしても、ダンプという重いイメージをこの書体で消そうとしてるのは良くわかる。

この店名もいいね。

ちょっとプロ技を感じます。

これ書いた人相当腹に据えかねてるね。
しかし、おこってるけど何か優しい。人を諭すような感じ。

最後の「下さい」ですが、もしこれが「ください」と全部ひらがなだったら、文筆業のプロですね。

伊豆急、高けーーぞ。
伊東・河津が1330円かあ。

この風景をじっくり見るなら踊り子ではなく各駅停車がおすすめ。

では前半終わります。