2013/03/28 - 2013/03/30
24位(同エリア95件中)
nirさん
kumさん(http://4travel.jp/overseas/area/middle_east/israel/the_other_cities_of_israel/travelogue/10635543/)の記事を見て興味を持ちヘブロンに行ってきました。
Kumさんの記事は素晴らしい・・しかしツアーはとても高く予算が厳しかったので個人で行くことにしました。
ヘブロンはパレスチナで唯一町中に検問がある都市だそうです。
住民同士の衝突が激しく、入植というのを目の当たりにしました。
この旅行記を見て興味を持った方は、是非ヘブロンの入植について調べてみてください。私と同じコースを回った人が、私よりより詳しく書いています。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
No.21のアラブバスで7.4NISでベツレヘムへ。
そこから9NISでセルビスに乗ってヘブロンへ。
よく分からない所で下ろされる。
道を聞きながらイブラヒムモスク(マクペラの洞窟)へ。
「Welcome!」
パレスチナ人はいつもこう言って迎えてくれました。 -
イブラヒムモスクの前に近づくと物売りがやってくる。
やがて歩くと検問がある。イスラエル兵に鞄を空けられ、入場へ。
着いた頃にはちょうど12時で礼拝の時間。
仕方が無いので外で待つことに。
おや・・? -
先ほどの写真奥の門がある所に、イスラエルの国旗と綺麗な車が止まっていた。ここまでずっとパレスチナだったのに忽然現れるイスラエル国旗。
暫く見てると銃を持った兵士が見張りに来てました。
かつて二回も大量虐殺が起こったイブラヒムモスク・・。イブラヒムモスクの中は宗教感の無い私には特別な物はありませんでした。入って手前の部屋がシナゴークで、奥がモスクです。
ムスリムのおじいさんがパレスチナの歴史を語り30人ぐらいの人が聞いていました。皆熱心に聞いてました。 -
イブラヒムモスクを出るとガイドを申し出る少年がやってきた。
言い値1時間150NISを2時間100NISにして貰い、ガイド開始。
少し早口ですが訛りの少ない英語で、且つ誠実で良かったです。
私はガイドを雇う前提で来たのですがそんなに声をかけられませんし、ガイドを雇っている人もそんなに見ませんでした。ツアー代をケチってガイド捕まらなかったらどうしようかと考えていましたがほっとしました。
大通りです。
セキュリティの関係上イブラヒムモスクへ通じる道は夜間は通れません
ガイドが言いました。後ろを振り返ってみてください。
すると・・ -
右上の拡大。
銃を持った兵士にがっつり監視されています。封鎖された通りに侵入者あらば・・。
ここに限らず至る所に監視塔と防犯カメラがありパレスチナ人は監視の中生きています。
ここヘブロンには500人のイスラエル民、4000人のイスラエル兵、2.5万人のパレスチナ人が住んでるそうです。 -
まず招待されたのは商店街。ヘブロン合意以後広い商店街は1本道になってしまい、枝道はセキュリティの関係上閉鎖されてしまったそうです。
ここに来るまでの道も全て横道は閉鎖されています
※ヘブロン合意
第三次中東戦争で占領したヘブロンをH1(パレスチナ管理)、H2(イスラエル管理)に分けた平和条約。しかし街の中心部と聖地イブラヒムモスク付近はH2に。
我慢しかねた2000年頃から住民衝突が増える。 -
塀の向こうはゴーストタウン。
500件の建物のうち半分の人が強制退去、半分の人は商売が成り立たなくなったので自主退去に応じたそうです。 -
何故枝道を閉鎖する必要があるのでしょう?
封鎖した先にはなにがあるのでしょう?
答えは、セトルメント(入植地)です。
ユダヤ人(イスラエル在住アラブ人は不可)が移住すると月15万円を貰えるそうです。そして安全上の理由で周りの何件かまとめて退去させます。
何故か?住む場所が足りないからです。
ヨルダン川西岸地区はパレスチナ自治区と言いながらこのような占領地が沢山あります。中には蹂躙されてしまった都市もあります、いやそちらの方が多いです。
写真へたくそで申し訳ないのですが左端に綺麗な建物が見えます。
それが入植者の家です。 -
入植地は至る所に見られ、家を見ればはっきりと分かります。
明るくて綺麗で、高そうな車が止まっているのが入植地です。
そして佇む宗教衣装を着たイスラエル人。
これはパレスチナ人の家の屋上から撮ったものです。
私が写真を撮った後ろには、またもや監視小屋があります。
イスラエル兵が時々パレスチナ人の屋上に進入し、暴行を加えるそうです。家の持ち主の娘は先日銃殺されたそうです。小学生に何が出来ると・・憤ることなくただただ悲しんでいました。
また屋上にある水タンクは幾つも銃痕が。パレスチナ人ガイド曰く嫌がらせだそうです。 -
写真は先ほどの写真とは全く別の建物から撮った写真です。
是非拡大してみてください
ピンクのアーケードが先ほどの大通りです。
この写真を見れば色々見えてきます。入植地、監視塔、穴の空いたタンク、ゴーストタウン・・。 -
賑やかな商店街の天井には網が張られています。
スークの横にはすぐ入植地があり、ゴミ、瓶、熱湯、卵などを落とすそうです。当然のことながらゴミは網で防げても卵は防げません。
NPO団体的なもの?が金網の整備と子供の支援をしているそうです。
5人でガイドを雇ったのですがこの頃には皆沈黙していました。 -
一方でイスラエル政府はこんなものを支援をしています。
子供の私有公園です。勿論イスラエル人のイスラエル建築の綺麗な建物に繋がっています。 -
またもやゴーストタウン。
ここを少し進んだ所を道を直進するとイスラエルの入植地、右折するとパレスチナ人街があります。
そこには当然イスラエル兵が立っています。
パレスチナ人ガイドは直進することは出来ません。そして右折してすぐに声を大きくして言いました。
「ヘブロンは牢獄なんだ」
「我々は何もしていない。ただ平和に暮らす権利すら無い。我々はテロリストだ、イスラエル政府にとって」
言葉を発す者は誰も居なかった。 -
ゴースタウンと戦え。
このような落書きが一杯書かれています。
ここで2時間のガイディングを終わりました。
最後にはガイドがフリーパレスチナと大声で叫んで。
彼は当然目を付けられてるだろうな・・。それでも現状を知って欲しくてガイドをしているのだと思う。
初めに「イスラエル人は我々を尊敬(respect)してくれている」と言ってたが微塵も思ってないだろう。
延長するか?と聞かれたが皆げっそりとした顔をしており断りました。
パレスチナのために出来る事。パレスチナでお金を使うこと
皆でご飯を食べました。イスラエルの半分の値段でした。 -
チェックポイントの度にある記述です。
写真はラマッラという都市のものですが。
武力で押さえ込んでる側の人間が良く言うよと思わず鼻で笑ってしまいました
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この旅行記へのコメント (1)
-
- kumさん 2013/04/04 01:58:27
- ご紹介ありがとうございます。
- nirさん、はじめまして。
冒頭でご紹介頂き、有り難うございます。
ヘブロンや西岸地区の現状をより多くの人に知ってもらいたいと思って旅行記をアップしていたので、私の旅行記がご訪問のきっかけの一つになったのはとても嬉しいです。
ツアーに参加せずに公共交通機関を使って行かれたのですね!
とても詳細な現地レポート、現地の様子がとても伝わってきました。
入植者問題には腹立たしさを感じますが
他方で、発言力さえ強ければこんなひどいことをしても
世界は(口は出しても)手出しはしないんだなと妙に関心もしました。
kum
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