侘び寂びのカタクリの花

2013/03/26 - 2013/03/26

侘び寂びのカタクリの花。
寂しげな花がなぜかよい。

清水山しみずやま憩いの森（大泉町1丁目6番）
西武池袋線石神井公園駅北口から「国際興業」・「西武バス」
成増駅南口ゆき・・土支田二丁目下車徒歩5分

カタクリ群落のある清水山
しみずやま憩いの森は、昭和50年に「憩いの森」の第1号として整備されました。
この憩いの森には、清水が湧きでており、クヌギやイヌシデ、エゴノキなどの落葉樹林
が成育しています。
豊かな水を貯える雑木林などは、カタクリが自生するのに最適な環境といえ、
北側の斜面（約3,600平方メートル）には、20〜30万株のカタクリが群生しています。
群生したカタクリが見られるのは23区内でもこの清水山
憩いの森だけです。
　 カタクリは、ユリ科の球根植物で、薄紫色か白色の花をつけます。
通常、種子から花が咲くまでに7〜8年はかかるとされています。
花をつけた翌年は1枚葉と なって開花を休みます。
1年間の休養を終えた株は3月中旬に2枚の芽をだし、その葉の間から10〜15センチメートルほどの茎を伸ばします。
茎の先に1個 の薄紫色のつぼみを付けて、3月下旬から4月上旬の晴れた暖かい日に下向きに6枚の花弁（かべん）を開きます。
花弁の反り返る姿は、まるでかがり火のよう です。
1株の開花期間は1週間と短いですが、この憩いの森では次々と開花するので半月近く楽しめます。
白い花弁は突然異変株。アルビノだな。

エリア 板橋(東京)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス