2013/02/26 - 2013/02/26
42位(同エリア178件中)
まりあさん
留学時代の昔から、オアハカの魅力のひとつは、ティアンギスと呼ばれる、先住民の市があることでした。
メルカードというと、どこの町にも必ずある「常設市場」なのですが、ティアンギスという言葉は、定期市のような意味で、オアハカの場合、曜日別に市が開かれる村があり、オアハカ到着後も2日間はレンタカーをキープして、近郊に出かけたのでした。2日目は、ちょうど日曜日のトラコルーラのティアンギスがあったので、そこに出かけました。
私はちょっと、駐車場を心配してました。なにせ、ティアンギスに出品する人、買物に来る人でごったがえすだろうし、路上駐車はちょっと心配です。
以前にツアーで行った時は、村の中心に近い駐車場にコンビのミニバスを置いて、自由時間だったなと記憶してました。
そんな駐車場を探してみたら、けっこうあちこちに駐車場営業してました。
ちょうど、人々が集まりだす時間で、中心地に近い駐車場には、どんどん車が流入してましたので、私たちの車もそこにつっこみます。
1時間75円、という安さで、ガレージの人たちは、じょうずに車をさばいて、中へと誘導します。観光客か見当たらず、買い出しにやってきた、村の人たちがどんどん入ってきました。初めての町で、この駐車場に戻ってこれるか心配だったんですが、紙切れ1枚の駐車券に、ちゃんとガレージの名前が入ってました。
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30年前の留学時に、私がもっとも心を躍らせたのが、先住民のマーケットでした。民族衣装を着た女性たちが、いろんな商品を並べて売り、買い手は品定めに夢中です。もう、今では、あちこちのマーケットを見飽きるぐらい見てますが、初めて見た異国のマーケット、それも原始的なイメージの村の市は、何より刺激的だったことを、はっきりと覚えています。
さて、地図もないトルコルーラの町、まずは、ソカロの建物をめざします。もしかしたら、観光案内所があるかな、と思い、通りがかりの人に尋ねると、その人は、「ちょっと待って」とどこかへ行ってしまいました。
????と思っていると、その人は、市職員のオジサンをひきつれてきました。 -
その人が案内してくれた観光案内所、なんと、その人が、その職員さん自らでした。
事務所においてあって、ソンブレロをかぶってくれました。
地図をくれて、見どころや市のようすを、丁寧に説明してくれました。
ついでに、心配だったトイレを尋ねると、なんと、マップにトイレの位置が印字されてました。メキシコも進化したよなぁ。 -
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教会前の広場は、彼らの朝食会場となってました。
オバサンたちが、朝食の品を手早く料理して、売っていました。 -
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そして、皆さん、そそくさと、朝食タイムです。
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とうもろこしをつぶしたもので、焼きたてのトルティージャのようです。
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教会では、日曜日のミサが行われてました。
メキシコの皆さん、信心深いです。とりわけ村の人は、本当に信心深いと思います。そして、この信仰心が、メキシコのモラルや治安を保ってくれているのだな、と感じます。
日本では、あまりパワーを感じない「宗教」ですが、インドやメキシコを旅すると、その底力に感服します。 -
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ここにもジャカランダとブーゲンビリアが、元気に咲いてます。
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教会に色を添える花。
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パン売り場です。
メキシコのパン屋さん、スペインに比べると、あまり美味しそうには見えないのですが、ここを見ると、総菜パンや菓子パンはイマイチですが、食事パンとしてのパンは、わりと根付いてきているのかな、と感じました。
レストランで出て来る食事パンは、たしかに昔より美味しくなったな、と感じます。
トルティージャ食から、パン食へと比率を増しているのでしょうか。 -
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おお、これこれ。こういうのにインパクトを受けたのでした。
ここの先住民は、スペイン人のレディーが身につけている「ショール」にあこがれて、今なお、全員が「レボッソ」と呼ばれるショールを身につけています。
このショール、日よけになり、赤ちゃんをおぶったり、前にだっこしたりする時の補助ヒモになり、荷物を運ぶ風呂敷のようにもなり、商品を頭に乗せる時の台になり、と大活躍なのです。
オアハカの先住民女性は、民族衣装はあまり身につけてませんが、独特のエプロンのファッションがあるのです。
エプロンとレボッソと、三つ編みが、先住民女性のシンボルです。
これが、アンデスの方にいくと、シルクハットのような帽子を女性がかぶりますが、メキシコはショールなんですよね。 -
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ズボンの売り場では、よくこの手のマネキンを見ます。
日本なら、前向きですが、メキシコでは、お尻の魅力が重視されるのでしょうか。 -
オアハカ近郊の村には、陶器づくりで有名な町がいくつかあります。
黒い陶器、緑の陶器など・・・ -
七面鳥が売られてます。
少し離れた所には、動物の市もあるようです。 -
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メキシコでは、イチゴのようにむき出しのフルーツは、ちょっと恐い気がします。
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スイカとパイナップル。
こんな切り方したら、衛生上、問題ないのかな。 -
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客の目をひく、ディスプレイというのが発展しているようです。
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玉葱とともに、ニンニクがたくさん売られてました。
今回食べた料理、ニンニクの味がきついものが多かったです。昔から、メキシコ料理では、ニンニクを強く感じたことがなかったのですが、今の流行なのか、私が知らなかっただけなのか。
私はニンニクが苦手で、日本においても、昔は食さなかったニンニクを、今は好む傾向が強くなったので、私は苦労します。
匂いに鈍感になったのか、世界的な傾向なのか・・・ -
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このレボッソを頭からかけている姿も、昔はよく見ました。
3年前のオアハカ訪問時にも、マーケットには行ったのですが、すごく近代化していてがっかりしたのですが、今回のトラコルーラ、あんがい、昔ながらの光景がたくさん見れて、大満足でした。 -
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赤ちゃん、だっこしてます。
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トルティージャをこんな感じで焼きます。
焼きたてのトルティージャ、ほんまに美味しいです。 -
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民芸品売り場は、まだ早朝ゆえか、あまりたくさんの店は出ていませんでした。
昔から、私は、テオティトラン・デル・バジェの村で作られる、この壁掛けが大好きでした。留学時から、数年ごとにオアハカに来るたびに、デザインが変わってるんですよね。
今回、新しいデザインはないかな、と探していると、ありましたありました。 -
この手の壁掛けを、町の土産店でも目にして、チェックを入れてました。
この店には、たくさんあります。
と、お姉さんと話していると、彼女は、「千の線、Mil Rayas」と名付けた、新しいデザインだ、と説明してくれました。
本当に、短いスパンで糸の色が変わっていて、単純なようで、複雑なデザインです。
値段をきくと、4000円足らずです。町の店なら、五倍ぐらいの値段も聞きましたから、いい値段です。 -
お姉さんの、真面目そうな性分も気に入って、彼女の作品、買いました。
これね買うのはいいのですが、運ぶのが大変なんですよね。そんなに大きくない、と想定したのは間違いで、ものすごい量の糸が織り込まれているので、ずっしりと重く、スーツケースの何割かを占領してしまいます。
家に持ってかえってみると、今まで勝ったものと同じか、ちょっと大きい目のサイズでした。16年ぐらい前に買ったのは、100ドルぐらいした記憶なので、4000円ぐらいで、いい買物をしました。
家の壁はもう、七つぐらいある壁掛けで埋まってますが、古いのを移動させて、照明のいい位置に、新しいのをかけました。
部屋が華やいでステキです。
日本からアメリカへのフライトでは、エコノミーでも、荷物が2つまでいけるので、行きは機内持ち込みにしていた、布製のバッグに、この手のみやげを詰め込んで帰りました。
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