2013/03/10 - 2013/03/10
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まみさん
週末土日ともに行楽日和になるかと楽しみにしていましたが、行楽日和だったのは日曜日よりも土曜日だったようです。
3月10日の日曜日は、昼からは警報が発令されるほどの強風が吹き荒れ、砂埃で視界は茶色く染まり、森林はごうごうと嵐の海原のようでした。
しかし、そんな日曜日も、昼までは5月か6月のような陽気の中で、2月3月の早春の花をたっぷり楽しむことができました。
朝一番に出かけたおかげで、先に回った野草コースでは、じっくりと撮影できたのです。
目当ての花も、都市緑化植物園まで行けなかったのでスノードロップは逃しましたが、ほぼ期待どおり、いや期待以上の花に出会えました。
雪割草ことオオミスミソウは色とりどりに。
フクジュソウは育ち過ぎていて熟年マダムのようだったけれど、キクザイチゲはウェディングドレスよりも純白な衣装をまとった乙女のよう。
ちっちゃなちっちゃなセツブンソウは、大地からぽろんと生み落とされた妖精のよう。
これら「春のはかないもの」や「春の短い命」を意味するスプリング・エフェメラルの花たちとの出逢いは、心浮き立つ春の訪れを告げる春の妖精として、他のどの花よりも貴重に思えてきます。
───春の訪れというわりには、長袖のトレーナー1枚でいてすら暑くて暑くて汗だくだくになって閉口しましたけど。
他にも、おちゃめな和ズイセンに、可憐な水仙ペーパーホワイトも野草コースで出会えました。
それから、駅前サイクリングコースと南口広場では、クレヨン色のようなクロッカスも咲いていました。
強風がごうごうと吹き始めたのは、野草コース散策を終え、ひと休みしているときでした。
<今年2013年初の森林公園と埼玉こども動物自然公園をはしごした旅行記のシリーズ構成>
■(1)セツブンソウからカタクリやクロッカスまで~スプリング・エフェメラルの花たちにマクロレンズでご挨拶
□(2)嵐の海原のように鳴り響く強風の中で、森林公園の梅林を単焦点のマクロレンズでざっくりと
□(3)電車運休!!~タクシーで会いに行ったマヌルネコちゃんたちとレッサーパンダのコウタくんとリリィちゃん
国営武蔵丘陵森林公園の公式サイト
http://www.shinrin-koen.go.jp/
<タイムメモ>
08:30 家を出る
09:05 森林公園駅に到着
09:45 駅前からサイクリングで森林公園南口に到着
10:15-12:35 野草コース散策
13:25 サイクリングで南口に戻る
13:40-14:50 梅林散策
15:00 森林公園を出る
15:20頃 森林公園駅に戻る
15:55 タクシーで埼玉こども動物自然公園に到着
16:00-16:10 マヌルネコ
16:10-17:00 レッサーパンダ
17:05 埼玉こども動物自然公園を出る
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄
-
9時5分に森林公園駅に到着───駅前の巨大なメタセコイアを見上げる
家を出たときには空は薄曇りでしたが、晴れてきました、バンザイ。
家を出る前にNHKの天気予報を見ることができたのですが、午前中、関東は5月6月並みの陽気とのこと。
でも、午後からは低気圧の影響で曇ったり、ところどころにわか雨もあったりするようです。
本日はまさにそんな天気予報通りでした。 -
いつものように駅前サイクリングコース(森林公園緑道)を走って森林公園へ向かう
ここからの写真は60mmの単焦点マクロレンズで撮影しました。
ズームできないレンズで撮影すると、ズームに頼らず自分自身が動き回り、不便な中でも構図を工夫しようと頑張るので、上達の道だ、とカメラ本で読んだためです@
(読んだからといってすぐに実行できたわけでもないんですけど、数ヶ月前からやっとというわけ。)
確かに、不自由な画角の中で構図を考えて、これならいいだろう、という自分なりの及第点の写真がゲットできたときは、ズームレンズで撮影するよりも達成感があって、楽しいです。 -
いつものように駅前サイクリングコース(森林公園緑道)を走って森林公園へ向かう
ここからの写真は60mmの単焦点マクロレンズで撮影しました。
ズームできないレンズで撮影すると、ズームに頼らず自分自身が動き回り、不便な中でも構図を工夫しようと頑張るので、上達の道だ、とカメラ本で読んだためです@
(読んだからといってすぐに実行できたわけでもないんですけど、数ヶ月前からやっとというわけ。)
確かに、不自由な画角の中で構図を考えて、これならいいだろう、という及第点の写真がゲットできたときは、ズームレンズで撮影するよりも達成感があって、楽しいです。 -
駅前サイクリングコースの途中でスイセン花壇を見つける
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本格的な春の訪れを感じさせるラッパズイセンたち
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日が翳ってしまったので、雰囲気に合わせてちょっとうつむき加減で
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青紫の筋模様が美しいクロッカスのつぼみ
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ぽこぽこ並んで咲いている様子はとってもキュート!
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青紫のクロッカスは今にも咲きそう
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森林公園南口到着9時45分
森林公園の開園時間は9時30分。
駅前サイクリングコースでは、クロッカスやパンジー花壇以外に咲いている花はほとんどなかったので、ほとんど寄り道せずに走ることができたのですが、9時30分よりはちょっと遅くなってしまいました。
森林公園に来るのは2013年の今年はこれが1回目ですが、行楽日和のこの週末は、家族連れなど入園者が多いようです。
園内では「東松山を歩こう!」という30人くらいの団体と2度もすれ違いました。 -
2013年3月10日に訪れた記念を南口広場の噴水と共に
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公式サイトからダウンロードしてきた花・自然みどころマップ
南口広場に展示されていた同じマップの写真を撮ったのですが、あまり上手くいかなかったので、公式サイトからダウンロードしてきてしまいました。
本日の目当ては、まずは野草コース。
いつも野草コースを午後にしてしまって、早くに日射しがさえぎられて残念に思うことが多かったので、本日は晴れているうちに先に野草コースに向かうことにしました。
雪割草ことオオミスミソウは見られるだろうと期待していましたが、セツブンソウはどうかな。
それから、ここには載っていませんが、都市緑化植物園の花壇には、スノードロップが400本ほど咲いているんですって。
ただ、そちらまで行くと、帰りに埼玉こども動物自然公園に寄るという野望は無理でしょう。
そしてもちろん、梅林も本日の目当てです。
梅林がやっと見頃を迎えたからこそ、森林公園にやって来たのですから。 -
南口広場の山吹色のクロッカス
駅前サイクリングコースの花壇のクロッカスはまだ開花していませんでしたが、森林公園の南口のクロッカスは、日がよく当たる斜面に咲くので、花はもうすっかり開いていました。
ただし、駅前サイクリングコースと違って花壇になっているのではなく、こ芝生の合間に、ぼれ種から咲いたかのようにぽつぽつしかありません。
でもそれがなんだかいい風情だったりします。 -
三角形の形に拡がるクロッカスの花びら
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野草コース最寄りの駐輪場前の階段にて
駅前サイクリングコースを走っていたときはそうでもなかったのですが、森林公園の南口のサイクリングコース起点まで自転車を転がしていたときから、後輪が妙に重くなってきました。
でもパンクしているわけでも、何かが車輪に引っかかっているわけでもありませんでした。
ここに来るまで、森林公園内のサイクリングコースの上り坂はとりわけきつく感じられました。
自転車に何かあったせいではなく、森林公園のアップダウンのあるサイクリングコースが久しぶりなので体力が落ちただけかしら。 -
さあ、野草コースの散策を始めましょう!
セフヅンソウ、フクジュソウ、オオミスミソウの3種類しか咲いていないようですが、見学を終えたグループが、「カタクリも咲いている」と言っていました。
オオミスミソウとフクジュソウは、野草コースの入口と出口に集中しています。
野草コースは日が翳ってしまうのが早いですが、いまの時期は野草コースを覆うように立ちこめている木々も葉っぱが落ちたままで風通しがよくなっているため、コースに日がよく当たっていました。
それに野草コースを散策していた10時15分から12時35分頃までの約2時間は、ダウンジャケットを脱いで、薄手のトレーナー1枚になっても、暑くて暑くてたまりませんでした。 -
たくさんの花をつけたオオミスミソウ
この花数の多い株は柵より奥の方に咲いていたので、ズームレンズで撮ろうと思ったのですが、結局、野草コースでもマクロレンズで頑張りました。
ファィンダーを覗きながら撮影すると被写体との撮影距離は縮まらないのですが、ライブビュー撮影に切り換えて、手を真っ直ぐ伸ばして撮りました。
明るかったおかげで、そんな姿勢で撮っても手ぶれしないで撮れました。 -
小さいながらとても華やかなオオミスミソウ
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斑入りの葉っぱもおしゃれで
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上品な紫色の花は神秘的
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オオミスミソウに混ざって咲いていたキクザイチゲ
よく似た花にアズマイチゲがありますが、葉がより深く切れ込んでいる方がキクザイチゲだそうです。
アズマイチゲが一緒に咲いていないと比べようがないけれど……確かに葉が深く切れ込んでいる気はします。 -
藤を思わせる色のオオミスミソウ
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花心の赤いぽわぽわのアクセントがとってもステキ!
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お日様を浴びれば花心に影ができる
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小さいのに存在感のある花
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緑の豪華なコートをまとったマダム・フクジュソウ
以前は年始めの森林公園はフクジュソウ目当てでしたが、今回は梅の開花を待っている間に、フクジュソウはすっかり成長しきってしまいました。
いまの時期のフクジュソウには土の中からぴょこんと花が出て来た可憐さはもうありませんが、でも花そのものはやっぱりステキです。 -
光を花びらに貯めたよう
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咲いていました、カタクリ、ばんざーい!
咲き始めでした。
まだ群生するほどでなく、ところどころに咲いていただけですが、ライブビュー撮影して腕を伸ばせば、単焦点60mmのマクロレンズでズームできなくても、なんとか花がカメラに収まる距離でした。 -
咲き始めの初々しいカタクリたち
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花びらの根元のギザギザ模様がとても美しくて
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反りかえった花びらてくるんと丸まったカタクリ
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花びらの反り方も1つ1つ個性的
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長いくちばしで水を飲もうとしている鳥のごとく
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草むらにひっそりと咲いていたキクザイチゲ
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花占いをしちゃダメよ
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小さな鈴の塊のようなアセビ
アセビも全体的にはまだ咲き始めでした。 -
幻の花・節分草とは
今では野生の節分草はもうほとんど見ることができなくなってしまいました。
あの小ささ華奢さ、複雑で可愛い花姿、命の短さ、はかなさを思うと、幻の花を追っている気持ちになります。
今年は14輪ほど咲いたとのこと。
森林公園にしてはよく咲いたと思いますが、柵から離れていると写真に撮れないのが難点です。
と思ったら……。 -
見つけたときは宝探しに成功したような喜び@
マクロレンズでファンダーから覗いて撮影できるぐらい柵の近くに咲いていました。バンザーイ。 -
太陽の中で芽吹いたかのように
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ちょっぴりユニークな花姿
セツブンソウの本物の花びらは黄色いぽちぽちの方であり、花びらに見えるのは萼片なのですが、それら全部をひっくるめて花姿と呼ぶのは許されるでしょう。 -
いまにも溶けてなくなりそうなくらいにはかなげに
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緑の葉っぱに抱き留められて
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ひとさし指でちょんとつつきたくなる@
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枯れ葉に埋もれてしまいそう
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肩を寄せ合う紫のおしべを中心に
セツブンソウを知っている人はいまさら驚かないのですが、私が近くのベンチで休んでいるときに通りかかった人たちは初めて見る人たちばかりだったらしく、キクザイチゲの方をセツブンソウと間違えていたり、小さくて見過ごしていたりなど、セツブンソウの小ささにみんなびっくりしていました。
小さいとはいっても、これだけ複雑な構造をしている花です。
知らなければオオミスミソウくらいの大きさを期待するのも無理ないでしょうネ。 -
野草コースの開けた斜面では
和ズイセンが咲いていました。 -
くちびるを突き出したような和ズイセンと八重ズイセン
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顔がどこにあるか迷うような八重ズイセン@
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つつましやかな早咲きのペーパーホワイト
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別の道を歩んでもきっといつかまた混じり合う……
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ほんのり色気のある後ろ姿にも惹かれる
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野草コースの出口(もう1つの入口)にも、色とりどりのオオミスミソウが待ち受けていて
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枯れ葉がたまった土の上に、目の覚めるような存在感
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若々しい門出を連想したくなる色合い
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可愛く三角形に寄り添う葉っぱと共に
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ちょっぴり大人な色合いのオオミスミソウ
野草コースおわり。
ここで自販機でポカリを買って飲んで一息つき、撮った写真を確認しつつ体を休めながら、スノードロップ目当てに都市緑化植物公園まで向かうか、早々に南口に戻って梅林へ向かうか、どうしようか迷っていたら、急激にあたりが曇り、風がびゅんびゅん吹き始めてしまいました。
乾いた土のところでは砂煙が立ちこめ、枯れ葉が宙を舞っています。
ベンチでお弁当を広げていた一家は、こりゃたまらんと食べかけのお弁当を閉まって引き上げました。
園内放送によると、午後から予定していた早春フェスタのパレード&ミニコンサートが中止となっただけでなく、子供たちに大人気のぽんぽこマウンテンも使用中止となってしまったようです。
しばらく迷った私ですが、いったん南口まで自転車で戻ることにしました。
もし風が強すぎて走れないようなら、転がすしかないのかなぁと思いながら……。
「早春の森林公園とレッサーパンダのいる埼玉こども動物自然公園(2)嵐の海原のように鳴り響く強風の中で、森林公園の梅林を単焦点のマクロレンズでざっくりと」へとつづく。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10756699
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この旅行記へのコメント (4)
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- tsunetaさん 2013/03/14 12:04:50
- スプリング・エフェメルが沢山見られて良かったですね!
- まみさん! こんにちわ。 通いなれた森林公園に行かれて沢山のスプリング・エフェネルを見られて良かったですね。
この時期にオオミスミソウ、カタクリ、セツブンソウ、キクザキイチゲ等を揃って見られたのはラッキーですね!
カタクリの花はこの時期では最も早いと思います。
当方が3月9日に武州日野のカタクリ園に行った時は今週末くらいに咲き始めるという感じでした。
森林公園でこんなにたくさんのスプリング・エフェネルがあるというのを教えていただきありがとうございました。
tsuneta
- まみさん からの返信 2013/03/15 08:20:45
- RE: スプリング・エフェメルが沢山見られて良かったですね!
- tsunetaさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
森林公園の野草コースは楽しいです。個体は少しずつですが、コンパクトな散歩路の中にいろんな野草が咲くので。
今年は冬の花が遅く、春の花が早めに咲いているかんじですね!
私も、セツブンソウとカタクリが同時に見られるとは思いませんでした。
秩父の方がずっと本格的だと思いますが、遠いので開花時期がなかなか読めないと行きづらいものが。。ハイキングや山登りを目当てにすればいいんですけど。。
-
- こあひるさん 2013/03/12 09:39:05
- 春の小花がかわいらしい〜
- まみさん、おはようございます。
春の小花たちがかわいらしいです〜〜。
マクロレンズが大活躍しそうなお花たちですね。
マクロレンズって、どの程度まで近寄れるんですか。皆さんのマクロでの写真を見ると、かなりアップで撮れているように見えますが・・・。コンデジだと、わずか数センチまで寄れますが、デジイチのマクロだと、そこまで近寄れないんですか?
10日の砂嵐(?)は、すごいものだったみたいですね〜。私も、三浦海岸まででかけていて、おかしな色の空と靄には気づいて、不気味な感じだな〜とは思っていましたが、そんなに強風で、飛行機が着陸不可になったり、電車が止まったりするようなものとはつゆ知らず・・・。
大丈夫でしたか〜?
こあひる
- まみさん からの返信 2013/03/12 12:52:33
- RE: 春の小花がかわいらしい〜
- こあひるさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
はい、ほんとに春は小花が多いので、マクロレンズで撮りたくなります。
確かに一眼レフを初めて手に入れて、60mmの標準マクロレンズを試してみたら、思ったより花に近づけないと思いました。
コンデジの方がうんと近寄れます。
特に私のPowerShot SX200の方はスーパーマクロモードがあったから。
ただ、だんだんと、マクロレンズで撮るからといって、もとのものが分からなくなるくらい近付いて「面白く」撮るよりは、ピントの合う範囲が狭くてぼけを得やすいところとか、単焦点レンズなので画面が明るく撮れるとか、そういうところでマクロの利点をやっと感じているところです。
そういうのは、カメラ本に書いてあったし、他の方もおっしゃっていたんですが、頭の固い私はなかなかピンとこなかったんですぅ。
> 10日の砂嵐(?)は、すごいものだったみたいですね〜。私も、三浦海岸まででかけていて、おかしな色の空と靄には気づいて、不気味な感じだな〜とは思っていましたが、そんなに強風で、飛行機が着陸不可になったり、電車が止まったりするようなものとはつゆ知らず・・・。
続きをアップしたのですが(つづきは2本、全部で3本になります)、昼からすごかったです(泣)。
電車も運休してしまいました。
電車は車両やインフラそのものが風に弱いというわけでなく、電線に飛来物がひっかかってしまうアクシデントのせいみたいですね。
森林の中にいたから、嵐の海原のような轟音が、ものすごかったです@
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