愛するミュンヘン、お初のベルギー　16日間　⑤　ミュンヘンからツークシュピッツェ日帰り

2013/01/01 - 2013/01/01

大学時代、私の伴奏を務めてくれていた友人。彼女に会いにベルギーへ！思いはいつも１８歳。
そしてすっかり心の故郷となってしまったミュンヘンに今年も再訪。
今回はミュンヘンを少し飛び出してシュツットガルトやハイデルベルクにも。
鉄道を使っての移動もたくさんしました。
12月31日にはミュンヘンにて主人と合流。

ベルギー・ブリュッセルとブルージュのお散歩とミュンヘンのベタな旅行記。
※　基本的に美術館内と教会内の写真は撮っていません。
　　しっかりと目に焼き付けてきました。

番外でお土産紹介もしたいと思います（主に食品です）

2012年12月26日～27日　伊丹～フランクフルト～ケルン
12月28日　ブリュッセル
12月29日　ブルージュ
12月30日　ブリュッセルからケルンへ移動
12月31日　ケルンからミュンヘンへ移動
2013年年1月1日　ガルミッシュ・パルテンキルヒェン（ツークシュピッツェ）
1月2日　レーゲンスブルク
1月3日　ハイデルベルク
1月4日　シュッツットガルト
1月5日　オーバーアマガウ
1月6～9日　ミュンヘン
1月9～10日　ミュンヘンから帰国の途

利用交通機関
全日本空輸（ANA）
ドイツ鉄道（DB）

訪問都市
ブリュッセル
ブルージュ
ミュンヘン
ケルン
シュツットガルト
ハイデルベルク
レーゲンスブルク
ガルミッシュ・パルテンキルヒェン（ツークシュピッツェ）
オーバーアマガウ

エリア ガルミッシュ・パルテンキルヘン(ドイツ)

元日の朝。日本に旅行に来られている外国人の方で富士山へ行かれる方も多いと思いますが、私たちはドイツ最高峰であるツークシュピッツェへ。
登山とか、装備とか、そんなのありません。ダウンコートにムートンブーツ、帽子とマフラー手袋で装備は完了。

ミュンヘンからはＲＢ（レギオナルバーン）に乗って行きます。
休日のため、バイエルンチケットが一日中使用できますので、バイエルンチケットを購入。２人用です。
土日祝は０：００〜翌３：００まで、平日は９：００〜翌３：００までがバイエルンチケットの適用時間になります。

約一時間半の列車の旅。長閑なローカル線でバイエルンの田舎風景を楽しめました。

ＲＢ5413（レギオナルバーン）
ミュンヘン中央駅　8:32発
ガルミュシュ・パルテンキルヒェン駅　9:58着

バイエルンチケット：２６ユーロ

ガルミッシュ・パルテンキルヒェンに到着後、ＤＢの駅の前にあるバイエリッシュ・ツークシュピッツバーンの駅へ。２分くらいだったかな。
ここでツークシュピッツェ周遊チケットを購入です。
バイエルンチケットを見せると３ユーロ安くなりますので、お持ちの方は忘れずに出してくださいね。

ツークシュピッツェ周遊チケット：３７ユーロ（バイエルンチケット無しの場合４０ユーロ）

かわいい列車でコトコト、ゴトゴト登っていきます。
頂上へ行くにはふたつのコースがあります。

その１（所要時間一時間半程度）
ガルミュシュ・パルテンキルヒェン駅からまず上の写真の青い列車に乗車
終点のツークシュピッツェ・プラット駅まで約１時間１５分
そこからロープウェイで山頂駅まで約５分
その２（所要時間１時間弱程度）
同じく青い列車に乗車
途中のアイプゼー駅で降りて徒歩数分のロープウェイのアイブゼー駅へ
そこからロープウェイで一気に頂上へ約１０分

私たちは行きは「その１」の行き方で、帰りは「その２」の逆行きで戻ってきました。
行きと帰りが同じ行程でも違ってもＯＫです。

ツークシュピッツェ・プラット駅へ到着。
一旦外に出てみると、あれ？ＢＭＷの３シリーズがこんなトコロに！！
四輪駆動システム搭載のモデルらしく、もしかしてここまで上ってこれるのかも！？
雪にもアイスバーンにも、そして登山にも。オールロードＯＫのＢＭＷをヨロシク。

因みに私の愛車その１はＡｕｄｉのＡ４。クワトロなので、オールロードＢＭＷには負けないぞ！！

ＢＭＷは立派な舞台に乗っていますね。
左の山小屋が駅とレストランと休憩所を兼ねています。
こちらでお手洗いをお借りしましたが、料金は必要ありませんでした。
冷える〜、さむい〜。

スキーヤーの方たちもたくさん。
お天気がとっても良く、絶好のスキー日和。皆さん２０１３年の初滑りを楽しんでいらっしゃいます。

真ん中あたりに見えるのはドイツで一番高い場所にある教会。
とってもカワイイ建物でした。

遠くまで見渡せます。
山小屋の外でお茶やビールを飲んでいる人たちもいました。
寒いねん。凍るねん。

ここにもちゃんとマイバウムがあります。
バイエルンの町や村には欠かせませんよね。

さて、スキーもしないのに外をウロウロしていても冷えるばかり。
充分高所なのですが、更に高いトコロへ参りましょう。
ロープウェイに乗車です。

グングン進みます。
急に空が暗くなってきました。雪でも降るのかな。こわいよー。

さっきまでいた場所があんなに下に。
急勾配すぎる・・・。

頂上駅に到着。
中に資料館みたいなものがありました。
昔の登山用具やツークシュピッツェの歴史が学べる展示があります。
昔の人が履いていた雪靴。ごつい。足は冷たくなかったのかな。

きれいねー。雄大ねー。ふわぁー、すごい。

ちょっと見難いですが、ロープウェイのサイドに飛行機が描かれているんです。
ルフトハンザがスポンサーのようで、至る所にルフトハンザのロゴや旗や椅子がありました。
Ａ３８０のロープウェイ。シビレル。

外の展望スペースに出ます。
風がめっちゃキツイ。寒い。鼻が凍る・・・。

いい感じでアイプゼー（アイブ湖）が写っています。
湖面が鏡のようで穏やか。湖の場所で標高１０００メートル。
アイブゼー付近は風もなく穏やかでしたよ。

ツークシュピッツェはオーストリアチロル州の最高峰でもあります。
今回はドイツ側から登りましたが、オーストリア側からもロープウェイがあります。

チロル側にある展望台の入口。
昔はここでもパスポートコントロールがあったそうです。
国境線はちゃんと残っていました。

写真は動かないから感じないですが、相当寒い。
そりゃ冬だし仕方がない。スキーのハイシーズンだしね。
でもお天気で本当に良かった！

チロル側の「ここから見える風景はどこ？マップ」です。
シ、シドニー？？オーストラリアとオーストリアをかけているんですね。
シドニーまで１６４０５キロ。時間かかるなあ。

ドイツ最高峰の印。
２９６２メートル。黄金がまばゆい。

冬場は閉鎖されていますが、季節がよくなるとあの場所まで行けるそうです。
でもちゃんと装備をしていないとやはり危険だそうですよ。
滑落の可能性もありますもんね。

展望台内でシャンパンを開けて乾杯をしていた中年のカップルがいらっしゃいました。新年のお祝いですね。
言葉ができたら参加したかったなー。
ちゃんとシャンパングラスも持ってこられていて素敵でした。

こんな崖に建物が建ってるなんて・・・。
どうやって建てたの？ふしぎ。

山頂の気温はマイナス５度、風速は４３キロ、視界は１７０キロ。
ミュンヘンまで見えるかなー？？無理だ。

来た方角とは反対側、アイブゼーの方へロープウェイで降りていきます。
こわいねん。ホンマに。

湖のあたりは少し盆地になっているんですね。
夏場のハイキングコースにはとてもいいでしょうね。

サクっと降りてきました。ロープウェイは約２０００メートルを１０分程度で一気に降りるので耳が痛くなります。
ずっと耳抜きをしていました。

半ば名物になっているロープウェイのアイブゼー駅の日本語表示
「ツークシュピッツェ頂上へ直行するアイブゼー空中ケーブルカー」

こちら鉄道側のアイプゼー駅。
歩いて５分くらいです。ちゃんと案内標識が出ているので迷う事は無いと思います。

ガルミッシュ･パルテンキルヒェン駅まで戻ってきました。
この日は祝日。駅前のお店もぜーんぶ閉まっていました。
行きと同じくＲＧに乗ります。
太陽が眩しい。

ＤＢの駅名表示。
お昼の３時頃です。

ツークシュピッツェ、とっても寒かったけど予想をしていたよりは随分とマシでした。
お天気もよくて穏やかで、風景もとても綺麗。さすがに頂上付近の風は強いし細かい氷が飛んできたりしたけどそれが当然。
楽しかったし、行ってよかった。というより、行けて良かった。
今度はゆっくりと街中もお散歩してみたいなあ。夏にも行ってみたいです。

ローカル車内。２等です。
一応１等もありますよ。ガラガラですが。
２等のバイエルンチケットですので、もちろんこちら。
昨年からバイエルンチケットにも１等用ができました。
セカンドクラス２２ユーロに対しファーストクラス３３ユーロ
それぞれ一人増える毎に４ユーロ、１５ユーロ増。
ＩＣＥやＩＣには使えないから、２等で充分かな。

おやつの時間だし、ちょっとお腹が空いたので駅の売店でマフィン購入。
ミルカマフィンで凄く美味しい！ミルカチョコがとろけてて甘くてサイコー。
このマフィン、どこの駅の売店にも売ってます（パン売場でね）
ミュンヘンにあるミルカのお店「ミルカヴェルト」にもあったよ。たくさん買ってこればよかったのに忘れてた。
甘いものがお好きな方にはオススメ。
売店価格は１．８ユーロ

ＲＢ59530（レギオナルバーン）
ガルミュシュ・パルテンキルヒェン駅　15:04発
ミュンヘン中央駅　16:29着