Ｊ開幕！ヴィッセル徳島遠征２０１３０３

2013/03/03 - 2013/03/03

昨シーズン、ヴィッセル神戸、まさかのＪ２降格。しばらくは茫然自失の日々を過ごすも、すぐに立ち直り、２０１３年のゴール裏シーズンチケットを購入した。俺らはサポーターやから、今年も応援し続ける。そして、新しいシーズンがついに開幕。初戦の相手はヴォルティス徳島。生まれて初めて徳島の地に乗り込むことにした。

エリア 鳴門(徳島)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

前日からそわそわして開幕のことが頭から離れず、ついに迎えたこの日。徳島へ向かう。気分は昂ぶっているが、頭は冷静に、安全運転で行こう。

明石海峡大橋を渡ると淡路島。

ハイウェイオアシスでしばし休憩。空気はまだ冷たいけど、いい天気。サッカー日和だ。

淡路島を南下すると３０分足らずで大鳴門橋が見えてきた。橋を渡ると、ほんの１分ほどでもう四国だ。家からわずか１時間半で鳴門市にやって来た。

徳島に来たからにはいの一番に徳島ラーメンを食わねばなるまい。事前に目をつけていた老舗「いのたに　鳴門店」へ。１０時半の開店直後に到着したのにもう何人も並んでいる。店の前には徳島ヴォルティス応援ののぼりが立っていて、やや緊張しながら店に入ると、なんと深紅のユニフォームを身に着けたヴィッセルのサポーターがわんさかラーメンを啜っているでないか。心強いぞ。

中華そば（大）肉入り６５０円。生卵は５０円。

スープは見た目は中華そばなんだけど、味はもっと複雑。濃い目の醤油味にほのかな甘みと旨み。豚肉はチャーシューではなく、バラ肉を甘辛く煮込んだやつが一面を覆っている。旨い！白飯もすすむ。

徳島ラーメン、脱帽しました。ごちそうさまでした。

無料駐車場（ありがたい）から歩いて１０分。ポカリスエットスタジアムに着いた。当然周囲は徳島のサポーターだらけ。敵地に乗り込んで来たぜ。

神戸のオフィシャルショップも出店していた。

試合開始までまだかなり時間があるのに、アウェーのゴール裏は神戸サポーターで埋め尽くされていた。みんなこの日を待ち焦がれていたんだな。空いている席を探していると、俺の名前を呼ぶ声が・・・

なんと、会社の同期が家族で来ていた。彼とは職場は離れているのだが、１２月の勤続２０年表彰で久しぶりに会った時、お互いの近況はそっちのけでヴィッセルの今季の反省と来季の展望について語り合ったという、筋金入りのサポーター。一緒に観戦することに。

いよいよ港町の戦士たちが入場。胸が熱くなる。いよいよ始まるんだな。

どこまでも行こうぜ　勝利を信じて
熱き友の想い　胸に宿して
行こう勝利へ
トモニ戦え　ラーララララララ
歌声響かせろ　遠く神戸まで
さあみんなで帰ろう　神戸に帰ろう
勝利この手に

いよいよキックオフ。

前半から神戸がボールを支配。ほとんど徳島にチャンスを与えない。しかし、いつ点が入るかと思ったが、最後のシュートまでなかなか持ち込めず

０−０で前半終了。

ハーフタイムでは阿波踊りが見れたよ。

後半開始。交代で入った田代からのスルーパスに小川が反応して抜け出しゴール前へ持ち込み

冷静にシュート、ゴールネットを揺らし、ついに先制！あまりに興奮してゴールの写真撮れず。まあ、写真撮るどころやないわな。

今年の新戦力。コロンビアからやってきたエステバン。こいつは本物だ。相手のボールをことごとく奪って味方に絶妙のパスを繰り出す。しかも運動量も半端なく中盤のどこにも顔を出す。よくこんな選手が来てくれたもんだ（涙）

同じく川崎からやってきた杉浦恭平。スピード、運動量、テクニックを兼ね備えた万能タイプ。開幕スタメンも納得。

それからも神戸が攻め込むも

なかなか追加点は奪えず

逆に終了間際には徳島のなりふり構わないパワープレーに押し込まれてやばい場面もあった。

なんとか凌ぎきり、試合終了。

勝ったー！

久々の勝利の味は格別。神戸の勝利をこの目で見届けたのはなんと去年の８月以来。

選手たちが挨拶にやって来て、みんなで勝利を讃える。

スタンドが１つに。

選手が引き揚げたので、帰り支度をしていると、安達監督が挨拶に来てくれた。徳島にこんなにたくさん応援に来てくれるとは思わなかったって。

意気揚々とスタジアムを後にする。

また大鳴門橋を渡って帰る。渦潮はちょっとわからんかったな。

帰り、淡路島を北上していると、選手の乗ったバスに遭遇。おつかれさん！

さあみんなで帰ろう神戸に帰ろう　
勝利この手に。
来週のホーム開幕戦ももちろん行くでー！