2012/07/14 - 2012/07/14
138位(同エリア206件中)
アリヤンさん
毎日、はるか南方にアラ・アルチャの雪を抱く連峰が見える。
あそこまで行けたら行ってみたい、となるのは人の常です。
しかし、ワタクシたちは登山靴もテントも持っていません。
山の中に分け入ろうとすれば、登山靴もテントも要ります。
最低でも2泊3日くらいの縦走を覚悟していかねば、素晴らしい渓谷は見られないでしょう。
今回はその渓谷のそばまで行けたら良かろう、と思います。
カメラはもって行ったのですが、充電していた電池をカメラに装填するのを忘れて、カメラが使えません。
それで携帯のカメラを使いました。
写真全体がチャチになってしまったのが、残念です。
しかも携帯の中の画像を取り出す方法が分からず放っていました。
つい最近(2013年2月)になって、やっと携帯アンテナショップに行ってマイクロSDに移すやり方を教えてもらって引っぱりだしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
今朝は朝もハヨから起きだして(6時起床)、ご飯を炊いておにぎりを握り、バザールで買ってきたお漬物を添えてランチボックスを作成。
8番市内バスに乗ってオシュ・バザールのバスターミナルへ、そこでマルシュルートカ265番をつかまえて終点まで行きます。 -
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マルシュの終点はカスカ・スー村の終点でもあります。
ここからは約10kmくらいは歩きでやっとアラ・アルチャ渓谷登山道入り口に着くのです。 -
コンクリートで固められた側溝を勢いよく流れる川に沿って、緩やかな坂を上っていきます。
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一本道です。
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小川が流れています。
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段々と山が近くになるのが分かります。
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高い山が近づいてきます。
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車ならほんの1時間もたたないうちに登山道入り口まで行けるようです。
ワタクシたちは三重県の田舎に住んでいて、京阪神からの登山客が良く訪れています。
ちょっとした山に登るのに電車でやって来て、国道ワキを歩いて山歩きをする人々を良く見るのですが、
「ようこんなコンクリート道を歩いてまで、山に登ろうとするワ。本当の山道はまだまだ先なのに、かわいそうに。でも都会の人たちにはこれでも空気が良くて気持ちがいいんやろナア」
と車の中で言い合っていました。
今の歩いているワタクシたちがその都会の人になっているのです。
コンクリの道を延々と歩かねばならないのです。
それでも、アラ・アルチャ渓谷初心者としては、気持ちが良いものです。 -
アザミ科の草花が迎えてくれます。
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10時ころになると、お腹が空いてきます。
持ってきたおにぎりを取り出して、ワキの草むらにて頬張ります。
水はそばを流れている川からペットに汲んできた、渓谷の雪解け水でウマイ。
空気は天山山脈で浄化された空気でこれもウマイ。
米はキルギス人の作った米で、自分で握ったおにぎりだ。
これもウマイ!。 -
シラカバの木が増えてきました。
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イチオシ
大きな木々の森の中を歩く。
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針葉樹の林を抜けます。
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せせらぎはソコココにある。
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澄んだ小川に雪抱く山遠く、どこか日本の山国の里山の風景ですネエ。
こっちのほうが若干スケールが大きい。 -
どこかの牛が連れ立ってお散歩。
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やっと登山口に到達。
もう2時間は歩いています。
どうも入山料が要るようです。
車と人に料金がいくらかかかるようです。
車で400ソム、人は50ソムかな?(720円,90円)
ワタクシたち、徒歩組は無料のようです。
試しに徴収係りに見えるように、堂々とゆっくり入っていきましたが、なにも言われなかった。 -
イチオシ
アラ・アルチャ渓谷入り口の看板。
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登山口入ったからと言って、今までとなんら変わりなく、アスファルト道が続きます。
ちょっと想像と違っていました。
日本の登山のように登山口はいるとすぐに狭い登山道になって勾配がきつくなる、と思っていましたが。
まあ、山がちょっと近くなった程度。 -
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ゆるい坂道をゆっくりと進みます。
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途中、シラカバの林から突然におウマさんが出てきました。
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イチオシ
馬が突然出てきたときはビックリしました。
まったくのハダカ馬を見るのは慣れていないので、余計にビックリします。 -
おウマさんが過ぎると、相も変らぬ景色が続きます。
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かつては人が住んでいたであろう、廃屋が見られます。
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川はずっと道沿いにあります。
イヤ、道が川沿いにある、と言うのが正しい表現でしょう。 -
道路わきの小高い小山の上に、なにか動物が立っています。
ツノが生えています。 -
拡大して見ると、どうもアイベックスみたいな野ヤギです。
でもいつまでたっても身動き一つしない。
???
と思いジーッと見つめてみると、どうもこれは置物です。
観光用に当局が作って置いたようです。
これが本当の野生のアイベックスだったら、さぞかし感動ものだっただろう。
本物が居れば、そいつを食べるオオカミが居る、ということで、それでは歩いては居られない。
剥製でよかった! -
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駐車している車が多くあります。
どうも車で来た人たちは、ここで車を降りることになっているようです。
そうすると、ここが本当の登山道入り口ということか?
カスカスーの村はずれからここまで4時間くらいかかっています。
(休憩、おにぎりタイム含む) -
イチオシ
ここはキャンプ場みたいなところで、行楽客がくつろげる施設があったりします。
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川の水は綺麗に澄んでいますし、冷たい。
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このように少し開けた感じになっています。
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小さな橋があります。
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まさに渓流そのものです。
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イチオシ
ここでランチをします。
どうですd(-_^)good!!
このできばえd(⌒ー⌒) グッ!!
きゅうりとなすびの漬物、おにぎりの中には日本から持参の梅干も入っています。
のりも日本からのものです。
飲み物は清流の冷たい水。
それに涼しいきれいな空気+間近かに見える雪山。
申し分、アリマセン。 -
近くには家族連れの地元民がアチコチに見られます。
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イチオシ
キルギス民族文化大学の先生が話しかけてきたので、すこしばかりチャット。
記念にご一家の写真を取らせていただきました。
かれらはすでにワタクシたちが歩いている姿を車の中から見て、知っていました。
「エライ変わった東洋人がオル!(ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ-」と思ったことでしょう。
それで、どんなヒトか興味があって、話しかけてきたのだと思います。
さすが、大学教授、英語をしゃべりました。(右端の人が大学教授)
かように、ここはビシュケクの人たちの行楽地になっているようです。
ビシュケクは都会ですから。 -
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遊牧民(ノマッズ)のユルタもあります。
*これは観光用に立ててあるだけと思う。 -
ここで、30分ほどランチ休憩をとりました。
もうお昼過ぎですから、これ以上は進めません。
だって、テントや寝袋でも持っていれば、さらに進んで、本当の渓谷歩きが出来ますが、今回は十分な装備がないので、ここでUターンして町に帰ります。
帰りは下りばかりなので、早いと思います。 -
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イチオシ
途中、ヤクが道端に居たので、手なづけて、ヨシヨシするワタクシです。
*このヤクはあるホテルの前に置いてあった剥製です。 -
あっという間に登山道入り口まで帰ってきました。
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そのままドンドン下りを進みます。
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川が側溝式になってきました。
カスカスー村のはずれはすぐソコです。 -
カスカスーの村はずれ。
ここにマルシュルートカが駐車しているので、265番に乗ってビシュケクの街に帰りました。
今度来るときは登山靴+テント+寝袋を持って2泊3日くらいのつもりで、この渓谷に分け入りたい、と思います。 -
以下はウィキペディアからの拝借写真ですが、渓谷深くに足を踏み入れるとこのような素晴らしい景色が見られるはずです。
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この旅行記へのコメント (5)
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- がまだす@熊本さん 2013/03/04 15:46:37
- 究極のご馳走ですな〜♪
- アリヤンまいど♪
これって究極の贅沢ですよ!
インドの安宿
若い兄ちゃんとした会話です・・・
「ねえ、いま何が食べたい?」
「欲は言わんけど・・・海苔巻きおにぎり。豆腐の味噌汁、これサイコー」
「それから卵焼きと納豆、明太子、メザシ・・・」
「もうそれ以上ストップ、ストップ!!」
「帰国したらいちばんに食べるぞ〜」
空想な乞食博打みたいなモノです。
でも楽しかった(笑)
- アリヤンさん からの返信 2013/03/04 16:44:56
- RE: 究極のご馳走ですな〜♪
- がまだすさん、
電気ラーメンポットは優れものです。
どこに行っても電機さえあれば、米がたけるしお粥なんかすぐにできる。
このラーメンポットgあるからこそ、どこへでも行ける、とも言える。
大きい声では言えんが、GHやホテルの電気代はタダやから、使い放題なので、ラーメンポット使い放題です。
これ秘密やで、がまだすさん。。。
(m。_。)m オネガイシマス
- がまだす@熊本さん からの返信 2013/03/05 09:53:21
- 僕だけに♪
- アリヤン・・・電気ラーメンポットって???
サイズ・重量が気になるところです。
此処だけの話!!
4トラのクチコミ欄に写真入りで、こっそり乗っけてくださいな(爆)
よろしくお願いします。
載せたなら、そ〜っと僕だけに教えてね(笑)
- アリヤンさん からの返信 2013/03/05 10:44:50
- RE: 究極のご馳走ですな〜♪
- ラーメンポット。
ココ見て!
http://4travel.jp/community/topic/10000757/10094395/
- がまだす@熊本さん からの返信 2013/03/05 11:22:15
- ゴッツアン♪
- サンキュー♪
でもサイズが多少大き目やね・・・
アリヤンのカンボジア辺境の町コンポチャムを拝読してたところです。
バスの時刻表を見つけて、
「すんごく為になるばい、USBにコピーたいね」です。
4トラでは貴殿とツッチーしゃんのブログがそうで「地球の歩き方」よりも何より正確。
しかもタダたいね(^0^)←ココガ ヨカタイ!
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