2013/02/10 - 2013/02/10
56位(同エリア320件中)
ころっつさん
2月の3連休の中日、暖かい陽春の空気を感じたいと思い四国に。
徳島・阿南から高知・室戸〜安芸と国道55号線に沿って、日帰り旅をしました。
第2弾は、台風銀座・室戸岬を巡り、キンメ丼を食べた旅記です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通手段
- 自家用車
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国道55号を南下。徳島県から高知県に入り、山が太平洋に落ち込む地形を改良して国道が通っています。向こうに見える陸の端が目指す室戸岬です。
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室戸はミネラルを多く含んだ海洋深層水でも有名。スパやエステに利用している海洋深層水体験交流センター「シレトスむろと」には、海洋深層水を利用した無料の足湯施設もあります。
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室戸岬が近くなってきました。その手前には、弘法大師が修行し、悟りを開いたという御厨人窟があります。
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神秘的な雰囲気を感じる洞窟です。中にも入ることができます。ここで空海が修行していたのか、そして外の景色を見ていたのか…と思いを巡らします。
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御厨人窟近くには、室戸岬乱礁遊歩道があり、世界ジオパークにも認定されているダイナミックな地形を実際に堪能することができます。
ジオパークは、地球科学的に重要な自然の遺産を含む自然に親しむための公園であり、世界ジオパークに認定されているのは、国内で5か所のみです。 -
遊歩道を歩いて行くとすぐにある、弘法大師が修行で暮らした御厨人窟の近くの磯には、大師が水浴びをしたといわれる行水の池があります。
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岩場には歩きやすい遊歩道は整備されています。
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ビシャゴ岩。マグマが地層に貫入して固まったとされる岩です。
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冬とは思えない穏やかな海と波音。黒潮が流れ着く暖かい太平洋だからなのでしょう。
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乱礁遊歩道には、ジオパークということもあり、所々に地質の説明看板が設置されています。
こちらは「タフォニ」というもので、海水が熱い岩石に付着し、水分の蒸発とともに塩分の結晶ができるにも伴い圧力が発生し、岩石の割れ目ができたものです。 -
こちらは「ホルンフェルス」。
マグマに熱せられた岩石がやけどのような状態になり、その性質が変化したもので、少しわかりにくいですが、右側の白い部分がそれに当たります。 -
エボシ岩。その名のとおり烏帽子のような形から名付けられたものです。
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乱礁遊歩道には大きな岩や奇岩が点在しており、説明板があるので地形や地質をわかりやすく学習することができます。
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御厨人窟付近から車で5分ほど移動し、室戸岬の突端まで移動してきました。室戸岬付近はかつて海底にありましたが、地質活動により隆起してきたもので、地球の動きが感じられる場所なのです。
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遊歩道を歩いていると、猫がいました。首輪がついているので、飼い猫でしょうか。遊歩道で日なたぼっこをしていました。
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こちらは「タービダイト」という地質。
深海の海底に流れ込んだ堆積物が形成する砂岩・泥岩の互層を特徴としています。
地学的によくわからない部分もありますが…1億年前の白亜紀から地球のダイナミックな営みによって生じた室戸の地質は世界的にも貴重なものだそうです。 -
室戸岬・灌頂ヶ浜。海水で削られた丸い石が打ち上げられた海岸です。
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浜から見上げた高台には室戸岬灯台が建っています。台風銀座としてもよく知られる場所です。
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室戸岬の突端は浜に続き、荒々しい磯が海に続いています。
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室戸岬は2月なのに寒さを感じさせない気候。黒潮が洗う穏やかな太平洋を見ていると、春の訪れが間もないことを感じさせます。
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室戸岬には、太平洋に向かい、海の向こうにある世界を見つめるように土佐の志士・中岡慎太郎の像が立っています。
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凛々しい表情をしています。
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中岡慎太郎像に隣接して、室戸をかつて繁栄させたクジラの像も並んでたっています。
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室戸岬から室戸スカイラインを通って山を登っていき、最御崎寺に立ち寄ります。四国八十八札所の第24番札所で、空海ゆかりの地に近く、雄大な太平洋を望む場所にあります。お遍路さんの姿も境内に多く見かけます。
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境内にある大きく育った木。青々とした照葉樹が多くあります。
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最御崎寺から室戸岬灯台までは遊歩道を歩いて行きます。その途中には赤く咲いた椿が落ちていました。
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最御崎寺の先にある室戸岬灯台。
岬を見下ろす高台に立ち、灯台には日本最大級の灯火レンズが据えられており、50km先にも光が届くということです。太平洋を航行する船の安全を見守っています。 -
灯台地点から見た太平洋。地球が丸く見える雄大な景色が眼前に広がります。
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室戸岬から灯台に登るつづら折りの室戸スカイラインから見た室戸のまちなみです。
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室戸の中心地・室津に来ました。かつては捕鯨や遠洋漁業の拠点として大きく繁栄した室津港は天然の良港です。
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現在、室戸市は北海道にある旧産炭都市を除き、最も人口が少ない市です。
室津の市街地を歩いていると、道は細いのですが、昔ながらの少し寂れた街の風景が広がっていました。
狭い路地には、漁港らしくスナックや飲食店が数多く立ち並んでいますが、今も夜はネオン街となって、漁師たちが集い、繁栄しているのでしょうか…? -
室津市街地の高台にある四国八十八札所の第25番札所・津照寺があります。海を守る本尊が置かれており、難破しかけた土佐藩主・山内一豊も室津港に導いたという伝承もあります。
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その津照寺の近くにある水切瓦の外観が特徴の「釜めし・初音」。
室戸の新鮮な魚介類を用いた料理を食べさせてくれますが、最近その名が出てきた、新しいご当地グルメ・室戸キンメ丼も提供しています。 -
キンメダイといえば、伊豆のイメージなのですが、室戸でも水揚げされます。室戸のキンメダイは、室戸岬の近海で捕れるもので、これを使ったご当地グルメとして開発されたもので、室戸市内の8店舗が提供しています。
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人気店らしく、昼時ということも重なり、かなり込み合っており、1時間ほど待ちました。
お腹を空かして待っていると、照焼と刺身のキンメダイをのせた丼が出てきました。お値段は1,500円です。 -
キンメの刺身。プリプリした絶品のお味でした。
刺身と照焼という2つの味わい方ができるのが、とても良かったです。 -
丼に付いているお吸い物も大変美味しかったです。
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お腹が満たされた後、国道55号を西上し、道の駅「キラメッセ室戸」へ。農産物直売所で地元で収穫された農産物・魚介類、土産物などが販売されています。
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道の駅に併設された鯨資料館には「室戸ジオパークギャラリー」があり、室戸岬の生い立ちやジオパークに関する資料展示コーナーがあります。
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ジオパークを形成するさまざまな地質の岩が展示されています。
室戸は交通アクセスがあまりよくない場所ですが、ジオパークを核にした観光に懸命に頑張っているように感じました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- rupannさん 2013/10/03 12:18:56
- 白い灯台には青空でなくっちゃ〜
- やっぱり海の蒼に空の青に白い灯台はスカッとして気持ちいい!
ころっつさん、こんにちわ〜
快晴のドライブだったんですねぇ
室戸岬も公共交通機関での一人旅だと大変そうです〜(~_~)
かと言って、楽に周れるような旅だと物足りなかったり〜(笑)
では 又 by rupann♪
- ころっつさん からの返信 2013/10/06 23:32:13
- RE: 白い灯台には青空でなくっちゃ〜
- rupannさん、こんばんは。
冬の温暖な快晴の日のドライブで最高でした。
といっても、徳島市から高速がなく、県庁過ぎの国道看板で「室戸133km」を見た時は、ちょっと引きましたが…。
確かに室戸は鉄道からも遠く、公共交通機関で行くのは大変そうな場所ですが、景観は抜群!機会があればぜひにというスポットです。
伊豆まで行かなくてもキンメダイが美味しくいただけたのは、新発見でした。
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