2013/02/20 - 2013/02/20
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讃岐おばさんさん
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早朝にホテルを出発してアブ・シンベル神殿の日の出観光です。
2月と10月の2回、アブ・シンベル大神殿入り口から47m奥にある至聖所に朝日が届き、神殿の奥の4体の像のうち、冥界神であるプタハを除いた3体を明るく照らす日があります。
2月22日と10月22日だそうですが、私達が行った20日は2体の像が照らし出されるということで、とっても楽しみでした。
アブ・シンベル神殿は東に向いたナイル川の西岸に張り出した砂岩の岩山を切り出して掘られたもので岩窟神殿だったそう。
1960年にアスワンのハイダム建設が始まり、その背後にできる人造湖「ナセル湖」のためにアブ・シンベルをはじめ、ヌビア地方の数々の神殿が水没してしまう恐れがあり、ユネスコの指導で世界規模の「ヌビア遺跡救済運動」がはじめられ、1964年から1968年にかけて、アブ・シンベル神殿は元の場所から現在の場所に移築されました。
大神殿は807個に、小神殿は235個のブロックに切断され、元の位置より大神殿は65m、小神殿は67m高く、北西208m退いた場所へと。
現在の神殿は大きなドームに中にあるのだそうで、でもそんな風には全く見えませんでした。
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5時40分にホテルを出発、アブ・シンベル大神殿の日の出観光へと。
6時前、明るくなってきました。 -
6時02分、小神殿。
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6時04分、高さ32m、幅38mの大神殿。
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6時05分、正面には高さ20mのラムセス2世の坐像が4体配置されています。
神殿が完成して7年後(前1249/1248年頃)の大地震によって、正面の左から2番目の巨像の上半身が崩れ落ち、今でも足元にその頭部が転がっています。 -
王の数多い子供達の中の何人かが足元に配置されています。
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入り口の両側の王の足元には、数多い王妃のなかでも特に寵愛したネフェルタリ王妃の立像が配置されています。
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神殿入り口の上には頭上に太陽円盤をいただいた隼の頭をした太陽神ラー・ホルアクティの立像が彫られています。
その両側には正義の女神マアトの小像をささげるラムセス2世のレリーフがあります。 -
神殿最上部には、両手を上げている22体のマントヒヒの小像で飾られています。
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6時31分、至聖所の中に差し込む朝日です。
中央の黒い服の人は日本のテレビ局の人で、22日の朝日が3体を照らす日のロケに来られていて、リハーサル中(?)でした。
日の出前から神殿の中に入り、朝日が2体の像を照らしたのをちゃんと見ることが出来ました。
朝日は少しずつ右に寄っていき、2体の像が見えていたのがやがて1体になってきました。
ただ、至聖所内の像にテレビカメラの影が映し出されてちょっと残念でしたけどね。 -
6時54分、刻々と大神殿の表情が変わっていきます。
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6時55分、日の出のショーは終わりですね。
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日の出を見るか、至聖所内を照らした像を見るか、迷いましたよ。
でも、やっぱり朝日に照らし出された至聖所内の像を見ることができて幸せ♪ -
7時14分、日本のテレビ局のスタッフの皆さん、お疲れさまです。
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正面のテラスには10体のラムセス2世の立像と隼の姿をしたホルス神の像が交互に配置されています。
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7時21分、大神殿から北に100m程離れた場所に建つ小神殿は王妃ネフェルタリとアブ・シンベルの地方神ハトホルに捧げられたものです。
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小神殿の正面は、高さ10mのラムセス2世と王妃ネフェルタリの立像と奉納碑文で飾られています。
クレオパトラよりも美しかったというネフェルタリ王妃の墓はルクソールの王妃の谷にあって、エジプトでもっとも美しい壁画が施されているそうです。 -
左は大神殿、右は小神殿。
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7時40分、ホテルに戻って朝食です。
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右のほうに昨晩の音と光のショーの観覧席があります。
ではバスに乗ってホテルへと。 -
ホテルにてバイキングの朝食。
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ナセル湖。
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今日も良い天気です。
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チェックアウトをして9時30分、出発します。
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9時48分、車窓から、ナセル湖は本当に綺麗です。
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10時55分、車窓から。
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11時52分、車窓から、天然ガスの工場だそう。
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12時過ぎ、バスの中でランチです。
量が沢山、食べきれな〜い(>_<) -
13時過ぎ、アスワン空港に到着。
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13時57分、空港内。
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14時30分、定刻にカイロに向けて離陸です。
実はこの時、1号車は30分前の飛行機に搭乗予定でしたが、カイロからの飛行機が遅れているとのことで1時間30分遅れで離陸したそうです。 -
14時50分、ナイル川が大きく蛇行しています、どの辺りなのかな???
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15時、飲み物だけ、配られてきます。
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16時過ぎ、定刻にカイロ空港到着。
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16時37分、ギザに向けてバスで出発です。
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高速道路を走ります。
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車窓から、Honda。
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車窓から、Toyota。
エジプトで人気があるのはヒュンダイだそう。 -
17時27分、鉄塔の下にかすかにピラミッドが見えました。
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籠をいっぱい積んだトラック。
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どうやら鳥さんのようです。
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17時50分、車窓から。
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18時12分、車窓から。
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車道であろうと何処にでも人が歩いています。
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18時30分、中華料理の夕食です。
たしか王府井、だったかな? -
食事も終りかけたとき、いきなり停電!
直ぐには点かないそうで、持参した懐中電灯で足元を照らしながらバスへと(笑)
周りは明るいのだけど、このお店だけ真っ暗でした。
そんなこんなでしたがギザのホテルに着いたのは20時くらいだったかな?
1号車の人たちは22時も過ぎていたみたい。
で、明日は待ちに待ったピラミッド観光です。
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この旅行記へのコメント (6)
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- さとぴ。さん 2013/08/07 13:38:02
- すてき!
- 讃岐おばさん様
エジプトの旅行記拝見させて頂きました。
2体の像を朝日が照らすのは
2月と10月でしたか。
以前にTV番組で見た事があって
これをナマで見られたんですね!ステキです。
クルーズ船のお料理も豪華ですね。
水門を通るのも面白そうだったし
やっぱりピラミッドはデカそうですね。
いつか行ってみたい国に「エジプト」も入ってます。
もし行ける事が出来たら2月か10月を目指します。
いやぁ〜夢は広がりました。
ありがとうございました。
- 讃岐おばさんさん からの返信 2013/08/07 16:08:56
- RE: すてき!
- satopi39様
沢山の投票やコメント、どうもありがとうございます。
> エジプトの旅行記拝見させて頂きました。
>
> 2体の像を朝日が照らすのは
> 2月と10月でしたか。
>
> 以前にTV番組で見た事があって
> これをナマで見られたんですね!ステキです。
そうなんです、折角行くのならこの日に、ですよね。
本当に至聖所の奥まで朝日が届いて、それはそれは夢見心地でした。
中は撮影禁止なのが残念でしたが、しっかりと見てきましたよ。
> クルーズ船のお料理も豪華ですね。
> 水門を通るのも面白そうだったし
> やっぱりピラミッドはデカそうですね。
水門の通過も見る価値があると思います。
物売りも凄いですから(笑)
> いつか行ってみたい国に「エジプト」も入ってます。
> もし行ける事が出来たら2月か10月を目指します。
>
> いやぁ〜夢は広がりました。
>
> ありがとうございました。
今は政情が不安定な時期なので無理ですが、なんてったって観光国、きっとまた行ける時が来ると思います。
2月か10月にぜひお出かけください。
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- TRINKETさん 2013/07/22 17:14:02
- お久しぶりです!
- こんにちはTRINKETです。
遅くなりましたが、エジプト旅行記いくつか読ませていただきましたヽ(^o^)丿
エジプトはいかがでしたか?
私はギザ周辺のみの観光だったので、アブシンベルのサンライズなんて羨ましいです〜。
また、お土産の香水瓶の写真も素敵でした♪
まだ、読んでない旅行記がありますので、これからゆっくり読ませていただきます!(^^)! TRINKETより
- 讃岐おばさんさん からの返信 2013/07/22 20:56:11
- RE: お久しぶりです!
- TRINKET様
こんばんは〜
エジプト、良かったですよ!
やはりナイル川クルーズが荷物の移動がなくて楽でしたね。
特にアブシンベル、夢を見ているようでした。
そしてハトシェプスト女王葬祭殿も素敵でしたね。
コム・オンボ神殿やホルス神殿も。
バリ島、良いですね!
旅行記を拝見してると行きたくなってきました(笑)
ジャコウネコのコーヒー、飲んでみたいです。
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- aoitomoさん 2013/03/05 11:56:09
- 丁度ルクソールが写ってますね!
- 讃岐おばさま おはようございます。
エジプト旅行記大作お疲れ様です。
すばらしい旅行記拝見させていただきました。
贅沢なツアーですね。
写真の場所ですが、
アスワンからカイロへ北上している飛行機の位置は、
イスナーの南西40キロぐらいのところの上空を飛んでいると思います。
その位置から北東側を見ています。
ナイル川ととともに見えている色の濃い目のところ、
手前やや右手がイスナーで、川は右にカーブしてさらに左にカーブしてますが、右カーブと左カーブの真ん中がだいたいルクソールです。
アスワン・カイロ航路で太いナイル川が大きくカーブしているのはここだけです。写真手前の砂漠の模様 鷹の足のような模様も位置を探す手かがりとなります。
aoitomo
- 讃岐おばさんさん からの返信 2013/03/05 20:33:10
- RE: 丁度ルクソールが写ってますね!
- aoitomo様
こんばんは〜
エジプト旅行記、見ていただいて投票にコメントまで、どうもありがとうございます。
頑張ってアップした甲斐がありました(*^_^*)
> 写真の場所ですが、
> アスワンからカイロへ北上している飛行機の位置は、
> イスナーの南西40キロぐらいのところの上空を飛んでいると思います。
> その位置から北東側を見ています。
>
> ナイル川ととともに見えている色の濃い目のところ、
> 手前やや右手がイスナーで、川は右にカーブしてさらに左にカーブしてますが、右カーブと左カーブの真ん中がだいたいルクソールです。
>
> アスワン・カイロ航路で太いナイル川が大きくカーブしているのはここだけです。写真手前の砂漠の模様 鷹の足のような模様も位置を探す手かがりとなります。
なるほど、クルーズ船でアスワンへ向かっていて、大きく蛇行した時があったのですが、まさにその場所なんですね、
よくわかりました、どうもありがとうございます。
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