パリで年越し（2012年～2013年）

2012/12/29 - 2013/01/03

年末年始にパリに行ってきました。どこも混んでいるとは聞いていましたが、ここまで混んでるとは！
過去に何度かパリに行っていますが、間違い無く今迄で一番の混み具合でした。
人混み＆行列は疲れたけど、でもやっぱりそれ以上に楽しかった～：）

年末年始にパリ旅行を考えられている方の参考になれば幸いです。

＜日程＞
12月29日（土）出発
12月30日（日）ベルサイユ宮殿、マレ地区散策
12月31日（月）ルーブル美術館、オペラでショッピング
１月１日（火）モンマルトル、サンジェルマン、ノートルダム、シャンゼリゼ
１月2日（水）オペラ／マドレーヌ界隈で買い物、夜便で帰国
ホテル：Beauchamps @シャンゼリゼ通り

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

１２月２９日、日本を出発すべく朝から成田へ向かうも、成田行きの電車が満席！2012年の年末は海外で過ごす人が多かったためか、駅も空港も大混雑でした。

直行便で約12時間、パリに到着♪
空港からホテルまで、タクシーで移動。（60ユーロ位でした。）
今回はシャンゼリゼ通りにあるホテルに滞在しました。

写真は2日目（12月30日、日曜日）の朝８時前のシャンゼリゼ通り。
この時間だとまだまだ辺りは暗いです。

RERポン・ド・ラルマ駅
今日は先ずベルサイユ宮殿へ行きます。
前回のパリ旅行で、ベルサイユに行く際に駅で痛い目に会ったので、今回はかなり慎重に行きました。

開場時間の9時頃に宮殿前に到着、、、あれ？？既に凄い行列が見えるんですけど、、、
入場するのに30分くらい並びました。
ベルサイユ宮殿でこんなに並ぶの初めて！
年末年始のパリは混む。って聞いたけど、これ本当に本当かも。かなりヤバいんじゃない？とここに来て初めて実感しました。

※年末年始にパリに行く事を検討されている場合は、元取れる／取れないは抜きにして、ミュージアムパスを購入される事をオススメします！チケット売り場は長蛇の列必至です。

ベルサイユはいつ来ても雲一つ無い晴天ってイメージです。

このかもめ、どこから来たんでしょうね？
ベルサイユって周りに海はないのに。
そもそもカモメじゃないのか？？

ベルサイユ宮殿の中も勿論凄い人でした。
ゆっくり見るなんて無理！
要所だけさささ〜っと駆け巡ります。

急いで見て回った結果、1時間もかからずに外に脱出。
お庭は相変わらず綺麗に手入れされていて、真冬にも関わらず草木が青々していました。
でも寒いのでここもゆっくり見るのは無理！
お腹も空いたのでベルサイユ観光は終了。お昼ごはん食べに移動です。

ランチはベルサイユ駅前にあるマクドナルド。
まだ12時前だったせいかすごく空いてました。
日本には無い感じのバーガーを注文。美味しかった！

ここのマック、ハイテクでした。
写真の機械でオーダー〜支払まで完了します。
後はカウンターで商品を受け取るのみ。
フランス語が分からなくても英語表記あるし、商品も写真を見ながら選べるので、かなり便利◎

次は日曜日でも比較的営業しているお店が多いマレ地区へ移動。

パリ市庁舎前に到着。
メリーゴーランドの横はスケートリンクでした。

マレ地区まで歩いて来ました。
ポンピドゥーセンターに行ってみようと思ったのに、入口は長蛇の列。
とてもじゃないけど並ぶに気にはなれず、、、街歩き続行です。

ダリのモザイクアート発見。すっごい上手！

ちょっと冷えてきたので、スタバで休憩。
パリのスタバはどこもfree-wifiで有り難かったです。
気づけば毎日1回はスタバに行っていた様な。。。

ちなみに今日は12月30日。
クリスマスはとっくに終わってるんだけど、店内はまだまだクリスマス仕様。

マレ地区は本当に営業しているお店が多くて、日曜日でも十分に楽しめました。
Aesopのお店があったので、ハンドソープとか買ってみたけど、Aesopってオーストラリアのブランドだったんですね。
知らなかった〜。
ちなみに値段は、日本で買うよりも安いものもあったし、高い物もありました。

一旦ホテルに戻り、夕食は予約したレストランへ。
レストランはエッフェル塔の近く、通称コンスタン通りにあるので、ホテルから歩いて行ってみました。

シャンゼリゼ通りはまだクリスマスマーケット開催中で、すごい人です。歩くの大変。

途中ホットワインを買ってみました。
寒い中で飲むホットワイン最高。

プチパレ？グランパレ？
綺麗にライトアップされてました。

橋を渡って左岸へ。

コンスタン通りからもエッフェル塔が見えます。
この通り、美味しそうなお店が沢山ありますね。

夕食はle violon d'ingresというコンスタン系列のお店。
cafe constantとかcocotとかに行ってみたかったけど、どっちも予約できないんですよね。食いっぱぐれたく無かったので、予約ができるこちらのお店を選んでみました。

メニューは英語とフランス語がありました。（残念ながら日本語はなし）

写真はEntreeの牛タンとフォアグラのミルフィーユ（19ユーロ）
初めて食べる味
フランス料理食べてる〜って実感できる料理です

メインはシーバスのグリル（36ユーロ）
これはとても美味しかった！

なんか時差ボケなのか、ワインのせいなのか、食べてる途中ですごく眠くなってきてしまい、デザートは注文せずに2品で終了。

ちなみにこのお店、お値段からも分かる通り、かなりオシャレなお店なので、訪れる際はカジュアルな装いは避けた方が良いです。

夕食後、エッフェル塔のシャンパンフラッシュを見ながら、また徒歩でホテルに戻りました。
シャンゼリゼ通りってどこへ行くにも歩いて行けるので便利ですね。ホテルまでは徒歩20分〜30分くらいだったかな。

途中モンテーニュ大通りを通って、ウインドウショッピング。

ボッテガのショーウィンドウが一番オシャレでした。
美味しそう！

2日目はこんな感じで終了。

22時には就寝。
でも時差ボケで3時には目が覚める。
時差ボケにならない人が羨ましい！

12月31日（月）　3日目はMcCafeからスタート。

今日はルーブル美術館へ行きます。
昨日の行列の教訓を活かして、開場30分前には到着したいと思い、ルーブルの近くのMcCafeで朝ごはん。

8：30ルーブル美術館前に到着。
もう並んでる人いるけど、昨日よりはマシかな。
そして、ミュージアムパスの恩恵をここでも受けて、パス有りの列に並びます。ちなみに、パス無しの列はこの後すぐに超長蛇の列になっていきました。

ミュージアムパス
この時期のパリ観光、必須アイテムです。
買って良かった！

9時開場と共に中へ。
ちょっと見えないですが、このガラスの向こうにも凄い列ができてました。

モナリザに群がる人々

とにかく大きい絵画

この辺りはあまり人がいませんでした。
私はどちらかというと、彫刻や絵画よりもこんなオリエンタル系の方が好き。

ルーブル美術館はベルサイユ宮殿と違って、中は比較的空いてました。

ルーブルの後はオペラ地区へ移動。

ラファイエットの屋上からパリ市内を一望。
もう少し晴れてればもっと綺麗なんだろうな〜。

そう言えば、パリの気温はかなり暖かかったです。
ダウンコートじゃなくてウールコートでも十分平気な位の暖かさでした。

大晦日はどこのお店も閉まるのが普段よりも少し早めでした。
プランタンとかは18時迄、ルーブルは16時だったかな。

大晦日の夕食はrepublic近くにあるAstierというお店。

ネットで色々と調べて厳選したお店。
期待膨らみます。

大晦日の夜はどのお店も大抵特別メニュー（コース）のみの提供です。
値段は通常の2倍は覚悟した方が良いかも。
また基本的に予約も必須です。
予約が無くて門前払いされているお客さん多かったです。

ちなみに私が行ったAstier(アスティエ)はコース料理75ユーロでした。（普段は40ユーロ位で食べられるお店）

お店の名前入りナフキン＆食器

前日のお店とは打って変わって、程よくカジュアルで、まさにビストロって感じ。

先ずは半熟卵にワインソースがかかったものからスタート。

ちなみに、この日のコース料理の内容は事前に教えてもらえます。
本当は１品目はホタテのグリルだったのですが、私はホタテ食べられないのでその旨を予めお店に伝えたところ、特別メニューを用意して下さりました。
嬉しい心遣いです。

続いてフォアグラ。

パリに来て毎日フォアグラ食べてました。そんなに好きじゃ無いんですけどね。
でも、ここのは美味しかった！

メインはステーキ。
この位の量で丁度良いです。というか結構お腹一杯です。

最後にデザート。
メレンゲの上にマロンクリームが乗っかったもの。
栗の味が濃厚で、でもどこか素朴で、コーヒーにピッタリなデザートでした。

たった４品ですが、もう食べられません。お腹破裂しそう。。。

どの料理も本当に美味しかった。
またパリに来たら絶対に行きたいお店です。今の所パリで行ったお店の中で一番好きかも。

帰りはメトロで。
31日は夕方からメトロ無料開放になってました。
カウントダウンに行く人達で混んでるかな？と思ったけど、22時頃だとまだそこまでは混んでませんでした。

１月１日（火）　3日目です。
大晦日はシャンゼリゼ通りでカウントダウンを見るはずが、、、
レストランから戻り、一休みしたところ、気づいたら午前2時でした。年越してました。カウントダウンの為にシャンゼリゼ付近のホテルを取ったのに、、、朝のニュースでカウントダウンの様子を見ました。

１月１日朝のシャンゼリゼ通りです。
もう誰もいません。
そしてこの旅行初の雨でした。

今日はスタバで朝ごはん。
スタバは１月１日も朝からきっちり営業してました。ただ店舗によっては開店時間が少し遅れているところもありました。

テルヌ（Ternes）駅にやってきました。
向こうの方にラデファンスが見えます。
今日はモンマルトルに行きます。
元旦ですからね、お参りです。

モンマルトル到着。
日本人しかいません。
１月１日の朝っぱらから動き回るのは日本人くらいなんですかね。

それにしても、なんか治安悪そうな雰囲気漂ってます。

寺院から見た眺めは最高でした。
清々しい。

寺院の中には入れませんでした。

パリっぽい景色が沢山

そして、誰もいない

本当に誰にも会いませんでした

有名な壁抜けおじさん
その斜め上にあるのはお尻？？

ピガール駅の方まで下ってきたらお店がちらほらと開いているお店がありました。
アメリのカフェを探したのですが、結局見つけられませんでした。
無休って書いてたけど、さすがに元旦の朝は閉まってたのかな。

メトロはまだ無料開放中。
という事でメトロに乗ってコンコルドまで移動しました

写真はチュイルリー公園近くの橋（名前忘れちゃった）
南京錠がいっぱい付けられてました

お腹が空いたのでラデュレ　ボナパルト店へ
元旦も通常営業してました。

パリに来たらラデュレは絶対に外せない！
いつもはマドレーヌにあるロワイヤル店に行くのですが、今回は比較的空いてそうなこちらのお店に行ってみました。

１２時前に到着、直ぐに中に入れました。

ガイドブックに載ってたチキンパイを注文
ソースが濃厚＆クリーミーで美味しかったです

夫はサーモンを注文

お世辞にも美味しそうには見えない、、、
ラデュレにも残念なメニューはあるんですね

サンジェルマンは結構人が沢山いました。
お店も、お土産屋さん系は開いてました。
１月1日でも十分に楽しめますよ。

てくてく歩き続け、
ノートルダム寺院を外から見物し、
ルーブル美術館の裏側に到着。

ノートルダム寺院はこれまたすごい人でした。
例によって、大行列でした。
ルーブル美術館は元旦はお休みでした。

明日は最終日。
最終日はお買い物デーと決めていたので、めぼしい商品の価格をチェックすべくモンテーニュ通りへ。
といってもお店は開いてないので、ウィンドウショッピングです。

ChloeやVottegaは日本で買うよりも2〜3割程度お得になってました
モンクレールも物によりますが3割安くらいかな

シャンゼリゼ通りの夜景も今日が最後。
この日も相変わらずの人の多さでした。
ちなみに、クリスマスマーケットは元旦も営業していました。

元旦ってどこも閉まっててやること無いかな〜と思ったけど、意外と開いているお店多くて楽しく過ごせました。

最後の晩餐は、ホテルの近くにあったhipoptamusというステーキハウス。
というか、ファミレスです。

このカバが目印。
色々とお得なセットメニューがあって、注文し易かったです。
味も◎

周りは子連れのフランス人親子が多かったです。

１月2日（水）　最終日
お休み明けですが、街は普段の平日と何ら変わりなく、お店も通常の営業時間にオープン。

最終日は10時前にホテルをチェックアウトして、荷物をJCBプラザに預け、オペラ地区でショッピング。
ここぞとばかりに円高の恩恵を享受してきました。www

年末年始のパリ、想像以上の人混みでなかなかいつもの様にはいきませんでしたが、それでも十分楽しい旅行になりました。

写真はルブタンの店舗にあったクリスマスツリー♪