ある旅の記　その１フランスでスノーボードを

2006/02/22 - 2006/03/09

一昔前の思い出写真達です。
友達とフランスアルプスにウインタースポーツと観光に行きました。
小さな苦労の連続でしたが、一つ一つ乗り越えて良い思いでになっています。
そんなエピソードは久しぶりに再会した時にも話のネタになり、これも旅の醍醐味です。

エリア フランス

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: マレーシア航空

関西国際空港
写っているのはKLMですが、ヨーロッパ直行便には乗る金銭的余裕がなくマレーシア経由で行くことにしました。
運賃だけでは４〜５万円でだいぶ助かりました。

関西国際空港ークアラルンプール
友達と一緒だったのであっという間

クアラルンプールで間食

シャルルドゴール空港着
マレーシアからはかなりきつかった。
隣の大柄な外人が座席をはみ出してくるし、CAからは選択食のラザニアを前に「Do you know lasagna?　hum」とか言われるし。出された食事をひたすら食べる時間でした。

一番心配していた荷物も無事に到着

なんとかおしゃれなパリの街にダサい日本の田舎男子達がたどり着きました。

見たことないほどおしゃれなスイーツたち
もちろん見るだけです

見たことない
高い塔も

体力だけはあったので展望台に階段で登りました。
セーヌ川と古い町並みがきれいに見えました。

これは凱旋門というやつですか。
シャンゼリゼ通りを行くパリの人達のおしゃれなこと
人種の違いを感じました。

ルーブル美術館は外観だけの観光

ホテルはユースホステル
そこから見える町並み。路駐ばっかり

あこがれのルイヴィトン
なんなのでしょうかこの美的センスは

いよいよスノーボードをするためにフランスアルプスに移動です。
パリから眠れない夜行列車に揺られて一晩、朝方に終着駅に着きました。
ここからバスでスキー場を目指す予定でしたがハプニング
なぜか我々日本人だけが「お前らの行き先はここだ」という風に途中の道ばたで降ろされてしまいました。
周りは何も無くしかも吹雪。遭難するかと思いましたが何とか近くのガソリンスタンドまで歩いて行きタクシーでスキー場に行きました。
怖くてもうバスは乗れないと思ったので、そのタクシーに帰りの送迎の予約もしてしました。

ティーニュスキー場はエスパスキリーと呼ばれるスキーエリアにあり１年中スキーが可能な所です。
そのために山の中に街が開発され宿発施設やスーパーまで一通りそろっています。ベースの標高が2100m。

フランスの方々はバカンスで１週間ほど宿泊して楽しむようでパリからの列車にもスキー道具を持った人がたくさんいました。
子供達もいます。

さあ今からフランスアルプスを滑るぞという静かな闘志が感じられる一枚
我々は道具は予めネットで予約をしてレンタルをしました。
道具の受け渡しの時にデポジットのためクレジットカードを要求されましたが、料金は前払いしているはずと一悶着やってしまいました。言葉通じないのは恐ろしい。

コースはあってないようなもの好きな様に滑って行きます。
自己責任という言葉のもとにですが。
これだけ大きいため下りだけでなく途中で昇りの所もあります。
スキーのおじさんがストックを差し出してくれ引っ張っていってくれることもありました。

反対側の山からもコースがのびているのが分かります。
ティーニュは山の峰をはさんでヴァルディゼールスキー場とつながっており行き来出来ます。
スキー場パスも両方共通でした。

スキータウンにも夕暮れがきます。
夜はビールを片手に宴会をと思い描いていましたが

我々の宿泊地はこのベースタウンからバスで少し麓に降りた所にあるユースホステル。
色々な国からの人が泊まっていましたが、ある国（多分地元）の団体客が夜になると食堂で大声で歌いだします。それも床を踵で蹴り付けながら。
部屋が食堂の下にあったので毎晩その騒ぎで弱っていきました。

晩酌のビールは安くあげるために持ち込みで。
部屋には冷蔵庫ないですから窓から雪の中に放っておき飲むときに取り出すという天然の冷蔵庫を利用
ユースホステルでも3-4日の短期間では貸してくれず5日間くらいで申し込み1-2日捨ててチェックアウトする方式でいきました。

バスに乗り込んだときにピースしてくれた人

ゴンドラは見当たりませんでした。
T字バーやリフトの他に高速地下ケーブルがありこれで一気に3400mまで上がります。

はるかかなたの山々まで見えて、絶景です。
コースの幅も広く雪質も良く言うことなし

飛行機もいつもより近い

いくつも食事する所があり種類も豊富です。
予算にあわせて選択できます。
ただビール飲みながら景色見ている人もおりバカンスの本場の雰囲気を感じました。

オフピステ
どんな斜面もコースになります。
でもびびりなので滑った後のある所だけを滑りました。
日本の方もちらほらお見かけしました。

高山病や怪我なく４日ぶりにブルーサンモーリス駅へ降りてきました。
ここでのスノボをメインで来たのですが、この駅に戻ってきた時はなぜかホッとしたことを覚えています。

更に下ったふもとでは雪もなく春の足音が近づいています。

この旅行記へのコメント （2）

• chiluyamaさん 2018/11/21 05:55:37

  フランスに滞在中の者です。

  こんにちは。
  突然のコメント失礼致します。
  ただいまパリに滞在中の学生です。
  冬にスキー場にあるホテルでバイトをしたいと思い、日本人が多く訪れるホテルならば雇ってくれるのではと考え、検索しておりましたらこちらのブログを拝見致しました。
  差し支えなければ、ご宿泊されたホステル、また文中にあるように日本人の方々が宿泊されていたであろうホテル名などわかりましたらお教えいただけないでしょうか。
  よろしくお願い致します。

  no-9さん からの返信 2018/11/22 18:48:12

  RE: フランスに滞在中の者です。

  初めまして。
  
  昔の旅行記にコメントを頂きありがとうございました。
  フランス滞在のこと、羨ましいです。
  
  > 差し支えなければ、ご宿泊されたホステル、また文中にあるように日本人の方々が宿泊されていたであろうホテル名などわかりましたらお教えいただけないでしょうか。
  
  泊まったユースホステルはティーニュスキー場のベースからバスで15分くらい下ったところにあったと記憶していますが、かなり昔のことなので名前は覚えておらず、ユースホステル協会のHPを覗いて見てみましたがフランスの地名は良くわからず結局分からずじまいでした。
  スキー場におられた方ともお話したりなどはしていないので宿泊ホテルはわかりません。
  なのでお力になれずすいません。
  
  良いバイト先が見つかり充実した冬を過ごされることを祈っています。