大井川鉄道と寸又峡温泉の行きあたり旅　その２

2013/02/10 - 2013/02/11

長年の念願だった大井川鉄道のＳＬ＆アプト式に乗ることができて、翌日は旅に来たらやはり温泉だろう！ということでいろんな意味で有名な寸又峡温泉を目指します。

エリア 寸又峡温泉(静岡)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩

民宿奥大井のある奥泉集落。民家と茶畑が広がる山あいのいい雰囲気の集落です。

寸又峡温泉行きのバスを待つ。割と本数はある方だと思う。

25分ほどバスで走って寸又峡温泉に到着。温泉郷の中にいくつかバス停があるけど観光案内所に行く場合は一番手前の、夢の吊橋に直接行く場合は最後のバス停で降りるのがよろしいかと。

夢の吊橋へのアプローチ入口。ここから歩いて2、30分くらいかかります。

夢の吊橋。某旅行情報サイトの「死ぬまでに渡りたい吊橋ベスト１０」に選ばれたそうです。そしてエメラルドグリーンの美しさも定評があるらしいけど、この日は雪がちらつくような天気だったので最高の状態ではなかったみたいでした。

橋の入口。混雑時は一方通行になるそうで、一度に渡れるのは10人くらいまで。

路板の幅は４０センチくらい。両脇のワイヤーにつかまってないと正直かなり怖い！

丈夫にできてるんだけど、歩くとかなり揺れます！そして距離も長い・・・

夢の吊橋を渡ると崖に付けられた急な階段を上がること数分、林道に出ます。林道のわきに展望広場があってそこにはディーゼル機関車が置いてある。
かつてこの林道は森林鉄道で、この機関車が走っていたそうです。井川線からさらにこういう森林鉄道に乗り換えて山奥へ進めたりしたら、さぞや面白かっただろうな〜

再び谷を渡るための橋の手前に南アルプス深南部といわれる黒法師岳登山口が！いつか登りたいな〜

夢の吊橋遠景。

夢の吊橋俯瞰。

寸又峡温泉に戻るトンネル。出口付近は強風が吹いてかなり寒いです。十分な防寒対策が必要です！

非常に寒いのでつららも大きく発達。

寸又峡温泉に戻り、町営露天風呂に入って温まろうと思ったらまさかの営業時間の変更！冬の間は週末の12時からオープンだそうで、それを待っているとバスに乗る時間が遅すぎる・・
どこかで日帰り入浴受付てる所ないかな？と思ったらバス停近くの宿で11時から入れるっぽい、助かった〜♪
それまでの間、小洒落た喫茶店でコーヒーを。

SHOP&CAFE「晴耕雨読」の店内。さまざまなおせんべいやあられが売られててどれもおいしそう。棚の反対側には雑貨類が陳列されてます。

売場の奥にはモダンレトロな雰囲気の喫茶スペース。

挽きたてコーヒー、おいしいかった

色々なタイプの席が用意されてた

湯屋飛龍の宿へ行き日帰り入浴を。500円なので町営より100円高いけど、お風呂は露天・内風呂・洗い場いずれも広く快適なのでこっちにして正解でした。泉質もアルカリ性のヌルヌルした肌ざわりで個人的に好みのタイプなのでずっと入っていたかった〜。

バスターミナル近くにある「手造りの店さとう」でお昼ご飯。この店も雰囲気あるなぁ〜

生ビールと鹿刺しでまずは一杯

名物というわさびそばを頂く。凍ったわさびの葉・茎・おろしがこれでもか！って程入っててつゆで溶かしながら食べる。真夏だったらかなりおいしいんだろうけど真冬の今は・・・

帰りのバス。二日間有効で5000円の大井川全線フリーきっぷで乗れます。SL・アプト式・寸又峡バスを使う人は絶対お得だと思います。

千頭駅に戻ってまいりました。

かつての近鉄電車と西武の機関車という組み合わせも大井川鉄道ならでは。SL・アプト式・車窓の風景・往年の鉄道車両・秘境駅など魅力満載で、全国から鉄ヲタさんが集まるのもわかるなぁ。
今回は小さい頃の記憶をたどりながら、念願だった大井川鉄道に乗ることができて大満足の旅でした。

おまけ
山の楽しみを存分に楽しんだわけだが、静岡と言えば海の幸も捨てがたいぜ！ということで、電車の駅から近い市場に行こうということで清水駅にて寄り道。

清水駅東口から歩いて5分ほどにあるいちば館。つい２ヶ月前に来たばかりだｗ

行列ができることで有名な某店でトロ鉄火丼を食す。味は・・・そうそうね。