アートの街♪十和田市現代美術館

2012/11/11 - 2012/11/11

旅行記の表紙にもなっているフラワーホースに惹かれて
十和田市まで行ってきました。

アート広場などいろいろな場所の写真を撮りました。

エリア 十和田市(青森)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満

十和田市現代美術館へ行くために
十和田湖と奥入瀬渓流に行った一週間後に
また同じ道を通って行きました(＾＾；)
もう一つのお目当てである、Ｂ−１グランプリで８位を受賞した十和田市のバラ焼きを食べるために道の駅おいらせという店に向かったのですが、なんと冬季休業中！
どこでバラ焼きを食べたらよいのかと途方に暮れていましたが、とりあえず近くの奥入瀬渓流ホテルに向かってみました。
ここのラウンジには岡本太郎が作った「森の神話」という大きな暖炉があります。
実際に見るととても大きくて迫力がありました。

そこに置いてあったパンフレットで十和田市にあるアートステーショントワダという場所でバラ焼きが食べられるということを知り、美術館にも近い場所だったので急遽そこへ行くことにしました。
そしてアートステーショントワダに到着！
バラ焼きはガスコンロに玉ねぎとバラ肉が盛られた鉄板が置かれて
自分で火力を調節しながら焼いて食べるという食べ方でした。
作り方はお店の人が教えてくれるので、ちゃんとおいしく作れます☆

たれを絡めながらじっくりと玉ねぎと肉を焼いて完成です。
甘めのたれが玉ねぎと肉によくしみこんでいて、とっても美味しかったです。
ごはんがとってもよく進みました。
ランチタイムでごはんとすまし汁と漬物がついて７００円と大変リーズナブルだったので
このお店にして良かったかも〜と思いました。

ここにはお土産屋さんもあったので、奥入瀬ビールを買いました。
奥入瀬ビールはどこのお土産売り場に行っても缶しかおいてなかったのでこのお店で瓶のタイプが手に入ってよかったです。
帰ってから飲んでみた感想としては、普通のビールと比べて
アルコール度数も低いし、ビール特有の苦味も少なくて飲みやすかったです。

それから十和田美術館に向かいました。
外に展示してある展示品の数々を見るだけでとってもわくわくしてきます。
普通の美術館は壁に絵が飾ってあってそれを歩きながら鑑賞するというスタイル
が多いと思うのですが、十和田市現代美術館は現代美術館というだけあって、
四角い箱のような部屋がガラス張りの通路で繋がれていて、一つ一つの部屋全体が
アート作品になっているという作りでした。
どの部屋もアーティストさんの個性が出ていて、真っ暗な部屋を手探りで進んだり、
はしごを登ったり、椅子に上がって天井を覗き込んでみたり、中を渡ってみたりと
実際に体を動かして鑑賞するのがとっても楽しかったです。
また、ガラス張りの通路から見える作品を探すのも面白かったです。
あと部屋の中で音楽が流れていたりするのも新鮮でした。

それから、奈良美智さんの企画展を見に行きました。
企画展は写真撮影ＯＫだったので
たくさん写真を撮ってきました！

こちらが今回の企画展のメインでもある
ちいさなおうちです。

奈良美智さんの仕事場を再現しているそうなのですが
小物や置物、部屋に散らばったイラストなど
細かい所までこだわって作られているのが伝わりました。

こちらは金沢２１世紀美術館にある作品だそうです。

別の部屋には彫刻も飾られていました。

奈良美智さんはイラストをどっかで見たことあるな〜くらいの知識しかなかったのですが、
ちいさなおうちの展示も可愛かったし、子供や動物のイラストどれも不思議な魅力があって
とっても引き込まれました。
特に鉛筆で描いたイラストがタッチに迫力があってすごいな〜と思いました。

それからカフェとミュージアムショップに行きました。
ここの美術館は受付から階段から屋上からカフェからすべてがアートに
なっていて、カフェの床もアートになっていてとってもオシャレでした☆

こちらがミュージアムショップで買ったクリアファイルです☆

こちらがポストカードです。
カフェの全体像がわかります。

カフェではアートケーキというのが気になったので店員さんに聞いてみたら
最後の一個ということで注文しちゃいました！

アートケーキはアーティストとパティシエの方がコラボして作ったものだそうで見た目も綺麗だったし、味も抹茶とスポンジとクリームがよくあって美味しかったです。
こういう見た目も味もどちらも楽しめるアート作品っていいですね♪

それから屋外のアート広場に向かいました。
まずは私のお気に入りのフラワーホース！！

花模様のお馬さんがとってもキュートです！！
クリアファイルもフラワーホースのデザインのを買っちゃったし！(≧∀≦)
官公街通りを通る時に馬の銅像？が多いなあ〜と思っていたのですが戦前、旧陸軍軍馬補充部が設置されていたので、馬にまつわるものが多いみたいです。

続きまして、ハキリアリのアッタです。
巨大化したアリだそうですが、近くで見るととても迫力があります。

それから向かい側のアート広場には公園があります。
個人的にこういう色遣いは大好きです！
キノコやかぼちゃがいい味を出してます。

このかぼちゃの中に入ることができるのですが、
中ではライトが点滅していました。

となりにあるのがゴーストです。
ちょっと困ったような顔に見えるのが可愛いです。

隣の建物は男子トイレでその上にある銀色の物体がアンノウン・マスという作品だそうです。

興味深そうに見つめているようにも見えます。

反対側にあるのがファット・ハウスとファット・カーです。

家の中ではファット・ハウスの主張（？）が聞けます。

バス停にはベンチがありました。
こんなオシャレなベンチに座ってバスを待ちたいです♪

それから美術館の壁に描かれているのはリンゴの木です。
青森だからリンゴなのかな〜と単純に考えていたのですが
神話に登場するリンゴの木をモチーフにしているみたいです。

奈良美智さんの夜露死苦ガール２０１２です。
壁に描かれた女の子と同じポーズをして写真を撮っている人がたくさんいました。

他にもアート広場には作品があるのですが、時間がなかったのもあって
見れずじまいでした。
美術館はいくつか訪れたことはありますが、こういう体験型の美術館は初めてだったので新鮮だったし、とっても楽しむことができました。
官公街通りは桜の季節には桜並木が見られるみたいなので
今度は桜の季節に行きたいですね♪