2012/12/28 - 2013/01/04
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にゃんこさん
【2012年12月31日】
年末年始にヨーロッパに行く。
この旅行を計画した時に一番やりたいと思ったことは、大晦日にオペレッタ「こうもり」を鑑賞することでした。
日本で同じこうもりを観たことはありますが、本場ヨーロッパ圏では経験がなくいつかは!と思っていました。
それが大晦日に大晦日の演目「こうもり」を観るという、またとない絶好のチャンス。
これは行くしかないとすぐに旅行会社にチケット手配をお願いしました。
ちなみに、主人はオペラに全く興味がなく、家で(強制的に)DVDで予習をしてから臨みました。
そして、ホテルから地下鉄で国立オペラ劇場へ。
途中ポスターを見つけ思わず撮影。
大晦日のこの日はガラコンサートとなっており、7時開場でその頃には着飾ったたくさんのご夫婦がいらっしゃいました。
年代層は50代以上の方が多く、20代くらいの人はちらほらいるくらいでした。
大晦日なので、格好は主人はスーツ、私は結婚式に着る黒ドレスで行きましたが、この格好で正解だったと思いました。
皆さん、男性はタキシードorスーツ、女性は黒系のイブニングドレスかスーツが多く、黒は浮きませんでした。
年配の女性は足が隠れるドレスかスーツが多く、若い人で足を出している人はちょこちょこいました。
オペラ座に入ると、その作りに感動。
こじんまりとしながらも、白い壁に金で装飾がほどこされ、そこに赤いじゅうたんが映えていました。
まずはコートを預け、席を確認。席は前から5列目と見やすい席。
写真を撮るのは難しいかな?と思っていましたが、みなさん内部の写真を撮っており、海外の人ともお互いに写真の撮りあいをしました。
写真を撮り終わったら、ウェルカムドリンクを頂きました。
飲み物はシャンパンやワイン、ソフトドリンクが飲み放題。
1品料理が配られ、立食で頂きました。
その間にオランダから来たご夫婦とつたない英語で話しました。
英語がもう少し出来ればなとこのときほど思ったことはありません。
日本人は私達のほかに2組見つけました。
そして午後8時に開幕。
序曲の軽快な演奏で幕が開きました。
そう、この序曲が近くで聴きたかったー!と少し興奮。
劇中は、英語の字幕がわかりやすく、何回か観ていたこともあって言葉がわからなくても問題はありませんでした。
衣装やキャストも楽しみにしていましたが、主役のアデーレは可愛らしい感じでした。
1幕が終わると、ホワティエで1人ずつプレートが配られ、自分で好きなものを取る感じでした。
みんな並んで混んでいたので、早めに行くのがいいと思います。
スシもありましたが、パプリカロールになっていて、まさにsushiだなと思いました。
生かきもありましたが、あたったら怖いから手をつけず。
料理はなかなか美味しかったです。
特にコーンポタージュが美味しかった!
1時間弱の休憩の後、2幕がスタート。
舞台は侯爵の館に移り、ドレスで着飾りとても華やかな雰囲気に。
侯爵はスキンヘッドのイメージがありましたが、今回は髪の毛がありました(笑)
途中のゲストは、
・バイオリン奏者(向こうでは定番らしい、ブラームスのハンガリー舞曲などを演奏)
・歌手&男性のバレーダンサー
・オッフェンバックの天国と地獄に合わせたフレンチカンカン
の3組で、どれも定番な演目のようでした。
そして2幕終了になると、今度はデザートタイム。
このときすでに午後11時近く。
太るなーと思いつつ、皆さん関係なく食べていました。
3幕はいよいよフィナーレ。
最後に盛り上がり、舞台は終了しました。
そして、大晦日の舞台はこれで終了ではありません。
カーテンコールの後、ラデッキー行進曲にあわせながら、シャンパンが配られ、皆に行きわたったところでちょうど12時になり、舞台のキャストと観客みんなで乾杯!!!
海外の方はみなさん熱く抱擁していたり中にはキスをする熱烈なカップルも。
正直目のやり場に困りました・・・
その後も料理やお酒がふるまわれ、食べている人もいました。
30分経つと舞台セッティングがかわり、ダンスパーティーがスタート。
皆さんこぞって上がっていき、生演奏にあわせて優雅に踊っていました。
舞台に上がろうと思いましたが、主人にとめられ断念(笑)
素敵に踊る皆さんをみるだけでも楽しかったです。
向こうの人は普通に踊れるのねと感心しました。
雰囲気を味わい、深夜1時にオペラ座を後にしました。
そして・・・
深夜のトラム(路面バス)に乗りホテルへ帰ろうとすると、広場は凄いどんちゃん騒ぎ!
爆竹や花火が鳴り響き、若者が騒いで凄いことに。
来る前に路面バスの乗り場を確認して置いて正解でした。
余りの騒ぎに普通に歩くのの3倍はかかりました。
本当に音と人混みが凄くて、2013年そうそう死ぬかと思いました(笑)
と、帰るのはなかなか大変でしたが、2013年の幕開けはプラハのオペラ座で優雅に迎えることが出来ました。
お値段も2人で6万超えとなかなかでしたが、大晦日のオペラ鑑賞は本当に素敵な時間でお金には代えがたい体験でした。
興味がなかった主人も「行って良かった!」と喜んでくれたので、一緒にいけて良かったと思います。
もし興味がある方はぜひ行ってみてください!
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この旅行記へのコメント (2)
-
- むんさん 2013/02/11 13:25:12
- 国立オペラ劇場での年越し!
- にゃんこさん、こんにちは。
はじめまして。
大晦日の国立オペラ劇場でのオペレッタ鑑賞!
大晦日ならではの厳かで華やかな雰囲気。
とても貴重な体験なさいましたね。
そして、なんと年越しは劇場内で迎えられたんですね〜。
キャスト&観客が一緒になってシャンパンの乾杯で迎えられた2013年。
最高の年越しとなられましたね!!
- にゃんこさん からの返信 2013/02/11 20:14:30
- コメントありがとうございます!
- むんさん
はじめまして、コメントありがとうございます!
大晦日のオペレッタ観賞、本当に貴重な体験が出来ました!!
日本ではしんみりと家族で新年を迎えるイメージがありますが、
海外で知らない人と一体となって迎える新年もいいなと思いました!
2013年の幕開けに劣らぬよう素敵な年にしたいと思います。
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