登別温泉　厳寒の中「湯まつり　源泉湯かけ合戦」

2013/02/04 - 2013/02/04

今年で42回目を迎えた登別温泉の「湯まつり」2月3日・4日の2日間の開催ですが最後のメーンイベントが「源泉湯かけ合戦」です。当日は比較的暖かく（マイナス6度）？参加者も余裕の表情です。今回は例年になく参加者が多く140名でしたが、裏方で参加者の「下帯締め」は、さすがに腕力・握力と力がつきました。スタッフとしての合間の撮影でしたのアングルの悪さはご勘弁願います。

エリア 登別(北海道)

2月4日　多彩な温泉が湧く登別温泉の豊富な湯量と高温多湿の温泉の湯が尽きること無い様に祈願すると共に温泉の効能に感謝し、開運と無病息災を祈る奇祭です。

湯まつりの会場は「源泉公園」

先ずは観光協会の３Fにておにぎりと豚汁にて腹ごしらえ。

この時間で既に参加者が20名近く・・・・例年より多いかも。

例年の1．5倍の参加者で約140名・・・下帯（ふんどし）締めを、わずか3人のスタッフで1時間で行わなくてはならない。

熱気でカメラのレンズも曇りがち。

湯かけの源泉は紅白に分かれた特設の湯船？

着替え場所が参加者多数のため入りきらず、戸外で下帯締めです。
20数年の経験で初めて。
縮みあがるよね・・・・何が？

「湯鬼神」も出番に備えてスタンバイ。
夏は鬼花火・地獄祭り・各種イベントと大忙し。

あんた！誰？

観光客も雪の中を開始を今や遅しと待ってます。
この祭りは大々的にPRしていないので、観光客も「来て見たら、あら−、祭りだったのね」感覚です。

お囃子「湯鬼神神楽」・「子宝餅つき舞」

「神楽」出番10秒前。

「子宝餅つき舞」
4人の若者が餅をつき、観光客に「お汁粉」を振る舞います。

「神楽」なので過去にも猥褻物陳列罪で逮捕された事例はありません。
「湯かけの」御輿では目を見張る大きさの「物」が登場します。

つき上がった餅です。

お汁粉にして観光客に無料振る舞い。

お汁粉を食しながらの会話が・・・理解不能でしたので、観客の大半が中国・韓国・台湾・香港では？

浴衣で寒くないのでしょうか（マイナス6度）。
この方は香港から来たみたい。

こちらの家族は台湾らしい。

いざ、出陣まであと7分。

観客に向けて、意識的に湯をかけないよう等々の事務連絡。

寒さに思わずお尻の筋肉も縮みます。

気合いだ！気合いだ！気合いだ！！！！　でも寒い。

5回目の年男・・久々に出陣。

この待ち時間が、わずか数分なのだが一番体にこたえるんです。

準備OK　　　いざ出陣
ベテランは準備よくゴーグルが必需品（湯かけは源泉１００％なので目に入ると結構しみるんですよ）

銅鑼の音を合図にGO

年男による湯かけ宣誓

開始前の気合いの入る一瞬

最初に紅白で「大松明」の火を消します。

「湯かけ」開始と共に視野が利かなくなる湯煙。

報道関係者はカメラ・ビデをビニール等で包み完全防水で湯かけの中に最高のアングルを求めて突入します。
もちろん私は遠目で湯のかからない位置でパチリです。

今年も女性の参加が10名弱。
当然（残念ながら）ですが「下帯」ではなく、半パッチとさらしを巻いて完全防備。

湯かけの最後は年男が騎馬に乗っての騎馬戦です。

赤が勝てば湯温が上がり、白が勝てば湯量が増えるというプラス思考の騎馬戦です。
今年は赤の勝利でした。

あまりの寒さに自分に湯をかける者もちらほらと。

私の現役最後は湯船に浸かっている時間が多かったかもしれません。

道祖神御輿は負けた白組が担ぎ会場を周回し、紅白両組が御輿に向かって湯をかけます。

これが「道祖神御輿」です

わずか10分強の「湯かけ」ですが何とも言えぬ充実感？

満足感よりも早く風呂に入りたい気持ちが走りに出ているかもしれません。

この旅行記へのコメント （11）

• mochanさん 2014/12/01 19:05:32

  なんともエキサイティングなお祭りですね！

  楽しさ、現場の盛り上がりが写真から伝わってきました。
  
  僕も、この中に入って祭りに参加してみたいなと思いました。
  
  これからも、素敵な旅を紹介お願いします☆

• ごまさん 2014/07/08 15:49:49

  湯まつり寒くて厳しそうですね。

  hokkaimuro8さんへ
  
  こんにちは何時も訪問と投票を有難うございます。
  
  登別温泉の「湯まつり」は厳寒に行われるのですね。
  「湯鬼神」は男鹿のなまはげにも似ていますね。
  北国は冬季間のお祭りが、特色が有ってとにかく寒さに負けない？のが凄いです。
  見ている私の方が凍えてしまいそうです。
  見物するのも大変みたいですね。
  でも迫力有るので、いつか見てみたいです。
  ごま
  

• fuzzさん 2013/11/22 07:50:25

  投票ありがとうございます(*^^)v

  岩手県久慈市の旅行記を見ていただいてありがとうございます。
  
  登別温泉の湯まつりを拝見しました。
  
  雪の中、ふんどし一丁ですか。
  男らしいですね。
  
  あ〜、この雪景色がもうすぐやってくると思うと、北国に住む私は・・・
  毎日の雪かき・・・
  
  なかなか大変なものがあります。
  
  fuzz

• すももさん 2013/06/25 16:32:24

  こんにちわ

  いつもながら旅行記投票ありがとうございます☆
  
  ルビー婚旅行、男祭り！楽しく拝見しました(^^)
  北海道いいな〜また行きたくなっちゃいましたよ
  お孫さん達との旅行は本当に楽しいでしょうね♪
  
  でわまた〜

• asuwaさん 2013/06/12 08:05:47

  はじめまして

  おはようございます。
  
  訪問投票ありがとうございます。
  
  登別温泉に、最近では２０１１年の６月に北海道１周旅行の
  
  時に行っていますが、極寒の時には観光に行けません、こん
  
  な祭りが有るとは知りませんでした。
  
  祭のあと風邪など病気にならなかったでしょうか。
  
  道祖神。　今、旅行記を書いている長野県の木曽で初めてこ
  
  の言葉を知りました。　　　asuwa

  地獄祭りさん からの返信 2013/06/12 18:45:39

  RE: はじめまして

  > asuwaさんへ
  　「源泉湯かけ合戦」ですか、見ていると寒そうですが（確かに寒い）ボルテージが上がっていますので、何故か風邪等はひかないのですよ。
  　馬鹿は風邪をひかないと言う表現がピッタリです。
  　今年は体力がある内にと「青森ねぶたから飛騨高山・長野」方面への旅（車）を考えております・・・・計画です。
  　　　　　　　hokkaimuro8より

• nanachanさん 2013/04/26 23:43:40

  はじめまして

  こんばんは。投票＆訪問ありがとうございました。
  
  登別には一度行きましたが、こんなお祭りがあるのですね。
  確かに私が宿泊した時も、露天風呂で韓国語が飛び交っていました。
  
  しかし、体も寒そうですが足が。。。
  冷たそうです。
  
  これからもよろしくお願い致します。

• moonさん 2013/04/14 22:12:47

  こんばんわ

  kokkaimuro8さんへ
  ご無沙汰しております。
  私のしょぼい旅行記にご訪問＆ご投票ありがとうございます。
  登別温泉は是非行きたい温泉の一つです。
  それにしても、熱気と寒さが伝わるすごい旅行記でした。
  ご参加されたようで凄い！！
  マイナス6度は裸体でどのような感覚なのか想像もつきません。
  でも、そのあとの温泉は至福の時だったでしょうね。
  お祭り大好きなhokkaimuro8さんの旅行記、これからも楽しみにしております。
  
  moonより

• duc teruさん 2013/04/07 11:07:34

  ご投票有難うございます

  duc teruです、お久しぶりです、湯かけ合戦爽快ですね、レンズが曇りながらも迫力がありました。では又。

• 夏子の探検さん 2013/02/12 18:58:32

  凄いお祭りですねぇ〜。見ているこちらまで寒くなって来ました！

  hokkaimuro8さん、こんばんわ。
  
  私の旅行記にも訪問投票、ありがとうございます。
  
  登別にも「なまはげ？これって秋田じゃないの？」と母が秋田出身者の私は北海道？！？と思って読ませて頂いたら、凄いご神体まで・・・唖然。。。
  
  まだ有るんですねぇ〜そういうの！
  
  それにその寒さの中、風邪引かなかったですか？心配してしまいます。
  
  先日札幌雪祭りに行った際にも、翌日小樽に回り込んだ際にも、中国と韓国の方がとても多くて、言葉は通じないし・・・写真撮るのに退けないし・・・
  最近、北海道もアジアの他の国の方多くなりましたね・・・観光としては良いのでしょうが、お金使ってくれますか？
  
  その話はさておき、寒い中お疲れ様でした。
  面白いお祭りと、地元の方々の根性を知りました。
  ありがとうございます♪　　　　夏子
  
  

• わんぱく大将さん 2013/02/12 10:04:38

  めちゃ寒そう

  hokkaimuro8さん
  
  ワ―めちゃ寒そう、よくやりますね。なんかしごき教室のような。
  しかし、りっぱんもんで、寒さに負けず縮むどころか、どうどうと大きいではないですか。やっぱり温泉地の気合いも、こちら負けてます。
  
  　大将