２０１３年１月　ジャワ島で遺跡女子になる。

2013/01/26 - 2013/01/30

以前、ボロブドゥール遺跡についてのテレビ番組を見て以来、次の旅行先はここだ！と決めていました。
ジャワ島に１泊、バリ島に２泊。
３泊５日の忙しない旅行で、リゾートとは縁遠いものになってしまいましたが、遺跡は満喫できました。

エリア ボロブドゥール遺跡周辺(インドネシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ガルーダインドネシア航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

１日目。
ガルーダ・インドネシア航空にて、関空〜バリ島のデンパサール空港〜ジョグジャカルタ空港へ。


空港から、ボロブドゥール寺院遺跡の敷地内にあるホテル・マノハラへ移動。

ホテル・マノハラは、ボロブドゥール寺院遺跡の敷地内という抜群の立地を誇る。
また、早朝出発するサンライズ・ツアーもマノハラのロビーに集合して行われ、ツアー料金も宿泊者は割引料金だ。

泊まった部屋は、日本人の目で見ると、施設としては古さを感じ、また水周りに関してはキレイとは言えないが、１泊する分には問題ない。

２日目。
早朝４時半にマノハラのロビーから出発するサンライズ・ツアーに参加。
参加申し込みは前日の夜、チェックイン時に済ませた。

腰巻と懐中電灯を配られ、出発の号令を待っていると、誰かが出発し始めた。

出発の合図もなく、三々五々、遺跡の入り口に向かい、入場。

真っ暗なので、懐中電灯は必須。

各自、遺跡の上の方まで登り、日の出を待つ。


５時過ぎ、日の出。
遺跡、その奥の森、霧、雲の切れ目から見えるムラピ山の天頂付近。

遠目から見た様子。

右手前はユネスコの世界遺産に登録された旨記載されている碑。

正面奥がボロブドゥール寺院遺跡。

全体図。

上まで登るのは、この階段を直登。

ボロブドゥール寺院遺跡には数多くのストゥーパ（日本でいう卒塔婆の語源）があり、右後方み見える籠状のもののなかに仏像が納められている。

正面手前の籠状のものがなく、露出している仏像は、２体ある。

籠状のものの中に収められている仏像は、首がなかったり、腕や手が欠けているものも多い。

正面奥のストゥーパが本遺跡の最上部で、本来は上部のすぼまった部分がもう少し高く残存していたが、雷（火山の噴火？地震？）により崩れてしまったとのこと。

他のストゥーパ同様に仏像が納められているのか、はたまた何も入っていないのか、分からないそうだ。

そもそも、この寺院自体が建てられた経緯も判明していない。
（寺院？お墓？廟？）

側面はこんな感じ。

四方を向いた坐像が等間隔に並んでいる。

一部が欠けた仏像が多いが、それもまた経た時代の長さが感じられてよい。

ジャワの様式と混在している。

壁面には無数のレリーフがある。
これは、「悪い顔」といわれる有名なレリーフ。

レリーフの上にジャワ語で「悪い顔」と書いてあるそうな。

ボロブドゥール寺院遺跡からプランバナン遺跡へ。
車で１時間強。

ボロブドゥール寺院遺跡は仏教寺院ながら、ジャワの文化が溶け込んだものだが、プランバナン遺跡もジャワ文化の溶け込んだヒンドゥー教寺院である。

こちらでも腰巻を巻いて入場。

プランバナン遺跡は、ボロブドゥール遺跡とは違い、石組みが崩落した状態で発見された。
それをいくつか再建し、ヒンドゥーの神様の像が安置されており、見学することができる。

ただし、中心となる塔（たぶんシヴァ神）は入場制限していた。
（ヘルメットが一定数あり、その人数しか入れないようになっている）
小中学生の校外学習と重なったため、３０分弱並んだと思う。

ラーマヤナ物語のレリーフが美しい。

近くの野外ホール（？）では、時期によって、数日かけてラーマヤナ物語の舞台が上演されるらしい。




その後、プランバナン遺跡を後にして、空港へ。
そして、バリ島のデンパサール空港へ。

ジョグジャカルタの空港は、地方の空港のため、あまり観光客向けのお店等はない。
軽食を売る店、バティックの店が数店ある。
マッサージ店もないので、あまり待ち時間をつぶせる場所はない。


バリ島では、ショッピングとエステ、ラフティング等なので、特に写真を撮っていないので、これでおしまい。