2012/11/27 - 2012/11/27
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SUR SHANGHAIさん
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この日は、カスバ街道(10号線)のティネリールから、12号線、9号線を経由して、かつてはマリ王国の都トンブクトゥとの交易中継地だったザゴラに到着。
十分な余裕を持って到着できたこの日の締めくくりイベントとして、ザゴラの月の出と日の入りを見に行ってみようと思います。
モロッコが、≪日の没する処≫を意味するマグレブの国々の一つなのを実感できる眺めをご紹介します。
表紙の画像は、ザゴラ近郊の荒野。
異惑星のような風景の向こうから昇る月と、西の彼方を目指すこの日の太陽。
●注: マグレブというのは、チュニジア、アルジェリア、モロッコ、西サハラなどの北西アフリカ諸国のこと。リビアやモーリタニアを含めることもあるようです。
ちなみに、モロッコのアラビア語での正式国名は、アル=マムラカ・アル=マグリビーヤで、≪日の没する地の王国≫を意味しているのだそうです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- その他
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ザゴラに着いて一息入れた後は、この日の月の出と日の入りを見に、ザゴラ近郊へと出かけてみます。
まず向かってみたのは、市街地から見るとドラア川向こうにあるザゴラ山。
市内からだと数kmの距離。マアミド方面への9号線とは逆方向に行けばよし。
ザゴラ山と言っても、この画像で見えているタジン鍋のような形の山ひとつを指すのではなく、このあたりにいくつかある岩山を指しているようです。
画像右手に斜面が見えている山もザゴラ山。
この画像だと分かりにくいかも知れませんが、斜面に沿って万里の長城の切れ端のような城壁が崩れ残っています。
これは中世イスラム王朝時代の城塞の廃墟なんだそう。
出来たらこの山に上って行ってみようと思います。 -
ザゴラ山の麓には、ツアーで使われるラクダの休憩所あり。
朝夕、ラクダを引き連れたおにいちゃんたちが行き交っています。
ザゴラが昔、マリ王国のトンブクトゥとの交易中継地だった時には、ラクダももっと多くて大賑わいの眺めだったのかも。
で、これらの画像の右手に白い看板が見えていますが、その手前からザゴラ山の一つに上って行く道が出ています。 -
ザゴラ山の一つに上って行く道。
2012年11月下旬現在は斜面を切り崩しただけのような道で、このままでは普通車だと無理なのでは。
SUR SHANGHAIたちの4WDでもやっとでした。 -
そのザゴラ山の一つの中腹には、工事が途中で中止になったようなホテルらしき建物が。
麓のラクダ休憩所からここまで1kmそこそこ。
土地の人たちは徒歩で上って来ていました。
この出来かけの建物は見苦しいですが、この周りからの眺めはいいんですよ。
何が見えるかと言うと…、 -
…まずはこの旅行記の始めにも見えていたタジン鍋のような形の山。
そして手前に見えるのが、今SUR SHANGHAIたちも立っている中世イスラム王朝時代の城塞の廃墟が残る山。
画像左手の斜面に、万里の長城の切れ端のような城壁が見えています。
どちらもザゴラ山という名でひとくくりに呼ばれているようです。
西日に当たって出来た影が随分濃い眺め。 -
同じ場所に立って視線を左に向けて行くと、そこにはドラア川の流れが。
これはその下流方向を見た様子。
ドラア川は、アトラス山脈に流れを発し、ワルザザートからザゴラ、マアミドを経由して、さらにその南のサハラ砂漠まで流れ込む川だったんだそうですが、今では常時水流があるのはマアミド手前まで。
この画像でも、ちょっと頼り無い感じの流れになっているのが分かります。 -
これも、ザゴラ山の一つから見たドラア川とドラア谷の眺め。
これは北の上流方向を見た様子。
かつてはワニが生息していたほど水量が多かったというドラア川も、サハラの乾燥化やアトラス山脈地域での水利用が増大したために河川の縮小が問題になっているんだそう。
ドラア谷と言っても、谷間が随分平べったく広いのは、水量が多かった頃の川幅の名残なんじゃないでしょうか。 -
これも、ザゴラ山の一つから見たドラア川とザゴラ市街地。
手前に見えている道が、ザゴラ市街地からドラア川を渡って来る道。
さっきSUR SHANGHAIたちも、画像左手からザゴラ山目指してやって来ました。 -
う〜ん、ザゴラ山からは遠くまで眺められるのがいいけど、月の出や日の入りを見るには地平線方向が霞み過ぎのような気がする。
もうちょっと郊外の平らな場所まで行ってみようか。
で、これは、中世イスラム王朝時代の城塞の廃墟が残っているザゴラ山の一部。
噴火口のように窪んだ部分は、昔は円筒形の物見の塔があったんじゃないかな。
そこからは崩れ残った城壁が斜面に沿って続いています。
ここを通り過ぎると、「ハロー!!」の声。
え? ((゚д゚o)キョロキョロ(o゚д゚))と思って見回すと、崩れた塔の向こうに地元の青年たちが。
この日の夕暮れを見に来ていたのかな。 -
またまたザゴラ山の悪路をガタガタと下りて行く。
緑のドラア谷手前、画面を横切る道路の脇がツアー用ラクダの休憩所。
ラクダたちがまとまって休んでいるのがこの画像で分かるかな。
悪路部分はほんの1kmなのに、下の舗装道路にたどり着いた時にはふぅε-(´ωノ|┬。 -
ザゴラ山から下りて来て、今度は月の出・日の入りがきれいに見えそうな場所を探してさらにザゴラ郊外へ。
上に出した画像だと、SUR SHANGHAIたちは右奥方向へ続いている道を選択してみました。
と、その舗装された道も、数kmで未舗装道路に。
それでもさっきのザゴラ山の一つの道とは比べ物にならないほど状態はよし。
4WDなので、気を強くして前進してみます。 -
ザゴラ郊外のまだ舗装はされていない道。
ちょっと話がそれますが、この時なぜかSUR SHANGHAIもその旦那も、これがアルジェリア国境近くのマアミドへ続く道だと勘違い。
で、翌日、マアミドへ行くつもりでこの道を辿って行ったところ、この日ティネリールからザゴラに来る途中通過した12号線上の町TAZARINEに出てしまったんですよ。( ̄m ̄*)
その時やっと、これはティネリールのレストラン・ラ・カスバのおにいちゃんが言っていた≪まだ状態が悪くて通れないTAZARINEからザゴラへの道≫だと判明。
でも、通れちゃったのよね。(。・w・。) ププッ
今後この道も舗装されたら、12号線上の町TAZARINE⇔ザゴラ間の移動時間も、9号線を経由するより短縮されるんだろうと思います。 -
イチオシ
ザゴラと12号線上にあるTAZARINEを結ぶ道。
この2012年11月下旬には未舗装で、まだ番号が付いていませんでしたが、そのうちに舗装も済んだら番号が付けられるんでしょうね。
未舗装と言っても、きれいに道均しは済んでいて、4WDではスムーズな走行でした。
ただし、この時には、標識も街灯もガソリン・スタンドなどの設備は一切無し。
安全第一通行なら、設備が整ってからの方が安心。 -
SUR SHANGHAIたちの車を追い越して行った車。
こんなシーンを見ると、1993年の初モロッコ訪問で、マラケシュから借りてきたフィアット(笑)で走り回った時のことを思い出す…。
ノスタルジ〜。
どこの道筋だったかは忘れたけれど、やっぱりこんな未舗装道を走っていると、対向して来たトラックが跳ね飛ばした小石がフロントガラスに当たってピキピキピキ!!
一面クモの巣状にひび割れが出来てしまったフロントガラスを取替えに最寄の村まで走ったのよね。(ノω`*)
最近、その当時の紙焼き写真がガラクタの中から出土したので、おいおい以前アップした旅行記を再編したいと思います。 -
西日で赤く染まり始めたザゴラ郊外の荒野。
ふと、行く手に見える二つのコブのような丘に目をやると、この日の月が昇り始めていた。
お、ラッキー! ヽ(^o^)丿
この時、11月27日の17時04分。 -
満月にほんの少し足りない月が昇り始めたザゴラの荒野。
でも、こうして見ると、これから昇って行くというより、あのコブのようになった丘の斜面を転げ落ちて行きそうだね。
(^◇^) -
車をちょっと移動して、同じ丘と月を見る。
白い月が、リング・ピローの上に乗ったムーンストーンになった。 -
日が落ちるまでにはまだもう少しゆとりがありそうだし、もうちょっと先まで行ってザゴラの月を眺めてみよう。
その行く手の道も赤く染まる頃。 -
イチオシ
赤く焼けたようなモロッコの大地が、夕日の赤で更に色濃く染まる頃。
なんだか火星の表面みたい。 -
あ! 異惑星に来てしまった!
…と思ったほど赤茶けた荒野と岩山が続くザゴラ郊外。
薄紫色になった空を、白い月が音も無く昇って行く…。
不思議な眺めだね。 -
イチオシ
SUR SHANGHAIたちが停めた車の脇を通り過ぎて行った車。
まるであの月を目指しているようでシュールな光景。 -
昇る月を眺めている内に、どんどん日が落ちて行く。
さ、今度は沈む太陽を見に行こう。
いま通って来た道筋に、地平線に太陽が沈んで行くのが見えそうな所があったよね。
ちょっと引き返そうか。
間に合うかな。 -
今度は同じ道をザゴラ市街地に向かって方向転換。
ああ、あの岩山のシルエット、それに空の色と雲の色がいいねえ。
この分だときれいな夕日が見られそう。 -
わ、見る見るうちにこの日の太陽が落ちて行く。
おっと、ここだと手前の木がちょっと眺めの邪魔。
もうちょっとだけ先に行こう。
早く早く! -
ここならどうだ! と車を停めてセーフ!!
ふぅε-(´ωノ|┬
地平線に乗っかった太陽が撮れた。 -
イチオシ
わ〜!!
これまで数え切れない夕暮れを見てきたけれど、地平線の向こうに沈む太陽がこんなにくっきり見えたのは数える位。
同行者の一人のBさんも、黙々とシャッターを切るザゴラの夕日。
モロッコが、≪日の没する処≫を意味するマグレブの国の一つなのを思い出した。 -
刻々と西の彼方に沈んで行くこの日の太陽。
最後には細い線になって見えなくなった。
この時、17時24分。
同じ太陽が明日には東から昇ってくるなんて、とっても不思議。
普段の生活では意識することの無い、宇宙の営みの一端を感じた夕間暮れ。 -
西の彼方に消えた太陽に代わって、東の空を昇って来た月。
何だか急に暗くなってきたね。
街灯も無い未舗装道だし、真っ暗になる前にザゴラのホテルに戻ろう。 -
ザゴラの夕暮れは、太陽が沈むと急に暗くなるらしい。
さっきまで赤く輝いていた空も、赤く染まっていた大地ももう色褪せた17時半。
最初に昇る月を見てから、30分足らずの天体ショーだったね。 -
また、舗装道路に戻って来た一瞬。
この後はザゴラに取ったホテルまでもう数分。
真っ暗になる前に戻って来られて一安心。 -
ザゴラに取ったホテル近くまで戻って来て、ラベンダー色になった夕空とナツメヤシのシルエットを楽しむ余裕が出来た。
今日は、きれいな月の出も日の入りも見られていい締めくくりだったね。
明日のマアミド行きに備えて、SUR SHANGHAI一行は今日はこれで一休みします。 -
蛇足ですが、ザゴラでピザやサンドイッチなどの洋物が食べたくなった時のお店をご紹介。
実際にはこの翌日の夕暮れに行ってみたのですが、編集上の都合でこの日の旅行記にアップします。
場所は、ザゴラ市街地を貫くムハンマド5世通り。
その真ん中あたりには週二回市場が立つ場所があって、その入口を背にすると、通りの向こうにはカフェがずらり。
タジンやクスクス、ブロシェットといったモロッコ料理のお店も混じってますが、中にはサラダ、スープ、ピザやサンドイッチなどの洋物を出しているお店も。
どのお店の前にも写真つきメニューが出ています。チェックしてみるといいですよ。
SUR SHANGHAIたちは、そのうちの一軒のCAFE ET SNACK AL KHAYMAというお店に入ってみました。
下段の画像がそのお店。
11月下旬の夕暮れには、ちょっと寒い位の気温でしたが、雰囲気のいい外の席へ。
SUR SHANGHAIたち以外にも、西洋人客がこのあたりのお店に入っていました。
頼んでみたのは、チキン・スープのほか、ベジタブル・ピザやハム・ピザなど。
何だか冷凍ピザっぽい感じで、ほっぺたが落ちるほどおいしい!とまではいきませんでしたが、モロッコ料理に飽きていたので、一息付けてよかったと思います。 -
食事をしている間に夜景になった、ザゴラのムハンマド5世通り。
道行く女性立ちも黒い闇に紛れる頃。
その向こうに見えているモスクの塔裏手の広場には、水曜日と日曜日の週二回、露天市も出るんです。
ザゴラ滞在中に水曜日か日曜日があれば行ってみるといいですよ。 -
久々にピザなんて食べて、気分転換になったね。
…とホテルに戻る道筋。
この画像で見えている建物は、ムハンマド5世通りの南西側のどん詰まりにある陸軍本部。
ザゴラがアルジェリアとの国境が近い街だというのを思い起こさせます。
で、驚いたのは、その庭にある木々が、こんなイルミネーションで飾られていたこと。
同行者の一人のBさんは、「モロッコにもクリスマス・ツリーが!」
SUR SHANGHAIの意見は「陸軍のシンボル・ツリーなのかもよ〜。」
さて、その真相は?
分からぬままに、旅行記は次編へと続きます。
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