2013/02/09 - 2013/02/09
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ぱっしょんKさん
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2013年も春節がやってきました。
今年も春節はインドで過ごす事に。もともとコルカタから北東インドを廻るつもりだったのですが、ダージリン鉄道の崖崩れの修理がまだ完了しそうにない事を確認し、断念。
ムンバイを中心に西インドを今回は廻る事にしました。
今回も世界遺産がメインの目標。グジャラート州とマハーラーシュトラ州合わせて5つの世界遺産を廻るように計画しました。
この旅の計画
2/8 深セン→成都(中国南方航空CZ3457便)
トランジットに11時間。それを利用して観光
杜甫草堂→青羊宮→武候祠 合間に陳麻婆豆腐で食事
成都→ムンバイ(中国国際航空CA429便)
ムンバイ泊
◎2/9 ムンバイ観光1
インド門、タージマハルホテル、
エレファンタ島(世界遺産1)
CST駅(世界遺産2)
ムンバイ→ヴァドダラー
(#12927:ヴァドダラーエクスプレス)
2/10 チャンパネール=パドガドゥ遺跡公園(世界遺産3)
ヴァドダラー→ムンバイ
(#12927:ヴァドダラーエクスプレス)
2/11 ムンバイ観光2
ドービーガート→マニバワン→ハジ=アリ=ダーガー
ムンバイ→アウランガーバード
(#11401ナンディグラムエクスプレス)
アウランガーバード泊
2/12 アウランガーバード観光
ビービー=カ=マクバラー→パンチャッキー
アウランガーバード泊
2/13 アジャンター石窟群(世界遺産4)
アウランガーバード泊
2/14 エローラ石窟群(世界遺産5)
ダウラターバード
アウランガーバード→カルヤンジャンクション
(#11401ナンディグラムエクスプレス)
2/15 カルヤンジャンクション→プネー
(#16529ウダヤンエクスプレス)
プネー観光
アガカーン宮殿、シャーニワルワダ
プネー→ムンバイダダール駅
(#12128インターシティーエクスプレス)
ダダール駅→ムンバイ空港
2/16 ムンバイ→成都(中国国際航空CA430)
成都→大連(中国南方航空CZ6436)
大連での会議で仕事START!
予定通り行くといいな。
2/9 土曜日
まぁ〜待ちました。
空港に着いてから搭乗までさらに2時間。
結局約6時間遅れ。でも飛んでくれただけでよしとしなくては。
CST駅で知り合った王ピンさんと一日行動を一緒に取らせてもらう事に。
予定以上にムンバイを満喫した一日スタートです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- 中国国際航空 中国南方航空
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-
12時半に成都空港到着。通関終わらして1時前には搭乗口前にスタンバイ。
搭乗口を覗くと
あれ?飛行機おらんじゃん。。
さらに2時間待ってやっと出発。
予約してあるベストウェスタンサヒールホテルをキャンセルするかどうか結局判断できず。
すでの部屋代は払っているから、成都のホテルで使ったと思えばいいんですけど。。。
2時40分考えながらの離陸になりました。
こんなに遅くの出発。ビジネスクラスにしたのは結果大正解。 -
飛行機はエアバスA320。
ウェルカムドリンクはオレンジジュース -
こんな時間ですが、夕食を食べていませんでの機内食はいただく事に。
洋食か中華の選択で洋食を選択。
まずガーリックトーストとフルーツ、エビとマンゴーのサラダ。 -
飲み物はビールをいただきました。ビールは雪花ビールでした。
-
そしてメイン。
お茶碗につがれた白ご飯。
鶏肉のロースト、ハッシュドポテト。
味は極めてよし。国際航空のエコノミーはくっそまずいんですけど差がすごいわ。 -
デザートはイチゴのババロアがのったチーズケーキ。
-
ビジネスのシート。足置き、ふくらはぎの下が上がるなど結構満足いくシートでした。
ムンバイ到着が5時50分。じつに6時間近くの遅れでした。
ここで、選択。ホテルに行き、正午まで仮眠するか。そのまま観光に出かけるか。
やはり支払ったホテル代のことは考えない事にして、プリペイドタクシーでムンバイCST駅に行く事に。 -
ムンバイCST駅に到着し、とりあえず駅の中をふらふらしていると、声を掛けられました。同じ飛行機で上海から来た王ピンさんという女性でした。夕方の列車でアウランガーバードに行くとのことで、チケットを購入するためにCSTに来たとのこと。
チケット売り場が開くのは8時からなので、一緒にCSTの向かいのマクドナルドで朝食を取る事に。 -
マックのチーズエッグマフィンセットをいただきました。
25ルピー。 -
王さんがチケットを購入に行く間、僕はCSTの周りを写真撮影して時間をつぶす事に。
改めて、このたび一つ目の世界遺産チャトラパティ・シヴァージ・ターミナス駅舎、頭文字を取ってCST駅。
南側の市バスターミナル側から -
東側に駅への入口があります。
このゲートをくぐって、 -
プラットホームに入っていきます。
人混みの向こうに見える建物の長距離列車は入って右側、郊外列車は左側にプラットフォームがあります。 -
CST駅の東側は工事中でした。
-
CST駅の交差点の反対側にあるボンベイマニシパルコーポレーションという会社のビルがCSTのようにコロニアル建築の建物で目を引きます。
-
9時になって王さんが切符を無事購入して帰ってきました。
居ない間に僕はインドゲート行きのバスを調べていました。
王さんが帰って来た時に丁度111路バスが入って来たのでそれに飛び乗りました。 -
111路バスの中。切符販売をする車掌さんがいます。
金額しっかり覚えていませんが、たしか15ルピーだった気がします。 -
インディアンゲートに到着。
-
インディアンゲートの本当にすぐ横に有ります。
タージマハルホテル。
軽く、インディアンゲートのある広場を見たら、エレファンタ島に向かう船に乗ります。 -
上の写真の反対側。インディアンゲートの海側のすぐ下が船の乗り場。150ルピーエレファンタ島との往復でした。
-
乗り込んだのはこんな船。
行きは上の階に乗りました。上に登るには10ルピー追加料金を取られます。 -
イチオシ
出航してしばらくして、陸地の写真を撮ります。
左タージマハルホテルと中タージマハルホテルタワー、そして右がインディアンゲート。 -
この船のクルーだと思うんですが、この船の1階の船尾で魚取ってました。
-
エレファンタ島までの道中、大きな船となんどもすれ違い、波にあおられましたが、他は結構快適でした。
-
船に乗る事1時間。見えて来ました。エレファンタ島。
思っていたより大きな島でした。 -
沖に目をやれば、トウキョウマリンと書かれた船が見えました。
絶対に日本の船だよね! -
エレファンタ島上陸!
桟橋がすっごっく長い。
線路が走っています。
ここを走るミニトレインで石窟へつづく階段の下まで行く事ができますが、
1.走るスピードが遅い
2. 単線だから1本がずっと往復している
以上の理由からタイミング逃すとかなり待たなくてはなりません。
僕達は使用せず、歩いていく事に。 -
桟橋の中ほどまで来た所で、ミニトレインが戻って来ました。
-
船着き場に戻っていきました。
前後に機関車が着いていました。
速度は歩くのより少しくらい早いかな程度。 -
桟橋の終わりに世界遺産の表示が。
現地語で書かれてるので全く読めませんが。。。 -
ミニトレインの終点まで来ました。
あ!ここにさっきの看板の英語版が。
このすぐそばに安全検査のゲートがあって、10ルピーの入島税を払い、さらに大きなバックパックを預けることができました。
ここで預けないと、あとは結構きつい上り坂です。預けれてよかった。。 -
石窟までの参道はこんな感じで続いています。徐々に登っていくんですよ。
でも本格的な上りが始まる前に思いがけないトラブルが。
なんと、黒い雨が降って来ました。
上を見上げると。 -
お猿さんがコカコーラのペットボトルを木の上に持って上がりテイスティング中。
口にくわえる事はできないようで、ほとんどこぼれて下に落ちちゃってんの!
それが黒い雨の正体。
すごい暑かったから猿もコーラで涼んでるんだろうね。っていうか、人から盗みやがったな!! -
エレファント島の入場ゲートまで来ると景色が開けます。
船が到着する馬頭の桟橋や船がよく見えました。
チケットを購入して中に入ります。チケット代は250ルピー。 -
さぁ。この旅2つ目の世界遺産エレファンタ島石窟を見て行きましょう。
一番手前にある1番石窟。ここが一番保存状態がいい石窟。
というよりはポルトガル人に破壊や盗難から免れた石窟。
世界遺産のエレファンタ島石窟のすべてがここに有ると言っても言い過ぎではないでしょう。 -
入って左側に瞑想中のシヴァー神の像
-
右側にダンシングシヴァー神の像があります。
そう、この石窟寺院はシヴァー神信仰の中心なのです。
ムンバイの小学校の生徒さんでしょう、子供と両親一緒にたくさん見学に来ていました。
要は遠足ですね。 -
右側を壁伝いに行くと、Andhakaを突き刺すシヴァー神の彫刻があります。
インドの神話のなかで、シヴァーと息子Andhakaは奇麗なある女性を巡って争いを起こし、それが原因で他の神や悪魔を巻き込んだ大抗争へと発展してしまいます。
最後にシヴァー神は自分の息子Andhakaの胸に3つ又の矛を刺して殺し、抗争を終結させています。その故事を彫刻したもの。 -
中心部に壁で囲まれたところがあります。
-
入口を守るように巨大な石の彫刻があり、
-
中にはヒンドゥー教の信仰のシンボル、シヴァーリンガがあります。
シヴァーリンガは内側が受け皿状の円形や方形のテーブルの横に油が流れ出る腕が付いているヨーニの中心部に、リンガと呼ばれる先の丸い円柱が立っているもの。
ヨーニは女性器、リンガは男性器を表していて、僕達はシヴァー神と女性が性交して出来た世界で生きている。というのが、ヒンドゥーの考えで、我々は女性器の中から見ている図がシヴァーリンガだそうです。 -
入口から見てシヴァーリンガーの囲いの右側にシヴァーとパールヴァティーの結婚の彫刻。
-
奥に行けば行くほど彫刻の保存状態がよいようです。
三面シヴァー像に向かって右側にあるガンダーラシヴァー像。 -
一番奥にある三面シヴァー神像。
エレファンタ像で一番有名な神像です。
高さ5.7メートル。
奇麗な表情をしています。 -
三面シヴァー像左側にあるアルダナーリーシュヴァラ像。
シヴァ神(右半身)とパールヴァティー(左半身)の合体した姿の両性の神だと言われているようです。 -
第一石窟入口から見て左側の出口付近にある、座ったシヴァー像。残念ながら顔などが崩れてしまっています。
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ラーヴァナがカイラス山を持ち上げているところらしいのですが、腕のたくさんあるラーヴァナが持ち上げているのは分かるのですが、山じゃないくてシヴァー神なんですよね。
ここの故事がよくわかりません。 -
上の写真の彫刻の横を進むと第一石窟の東側の入口に出ます。
今はここから外の道には柵で出れなくなっています。 -
第一石窟を後にして第二石窟に向かいます。
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ここにもシヴァーリンガーがありました。
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残念ながら、第一石窟以外の石窟はポルトガル人が銃の練習の標的に利用したため保存状態はよくありません。
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シヴァー像がうっすらと見える第二石窟の壁の彫刻。
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女性の神の彫刻が並んでいる様に見えますが。。。
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破壊されてぼろぼろ。後の石窟はもっとひどかったです。
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そして第二石窟の入口まえにあるこの丸い場所。
ここに昔、象の石像があり、エレファンタ島の名前がつけられたそうです。象の像はポルトガル人が持ち出したとのこと。 -
第三石窟に行く途中で親猿が小猿の毛づくろいをしていました。
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第三石窟です。
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中心の部屋にはヨーニーのみ。
リンガがない。 -
ここの一番の見所は柱かな。
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第四石窟。
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破壊された彫刻。打たれたのかなぁ?
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岩を切り出した柱が目につきます。
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第五石窟。石窟というより洞窟という感じ。
リンガがポッツンとあります。 -
第五石窟の右の方はこんな感じ。
この石窟は未完成だったんじゃないかなぁ。
第六、七石窟まで行く道が分かりませんでした。ひょっとしたら、今閉鎖されているのかもしれません。 -
さぁ、階段を降りてムンバイ市内に戻ります。
上りの時は声をかけない店の人も帰路につくお客には商売をがちがちに始めます。
声掛かる、掛かる。
1冊エレファンタ島のガイドブックを買って降りていきます。 -
なんだよ。ぱっしょん、もっと買っていけよ。
-
と小猿に睨まれながら退散です。
船に乗ってまた1時間ムンバイのインディアンゲートまで戻って、王さんと昼ご飯を食べにいく事に。 -
ミーナバザールにあるレオポルドカフェに向かいましたが、残念なことにすごい空席待ちの列が。
そのまままっすぐ行ってフードインに行く事にしました。 -
レストランフードインは1階がエアコンなし。2階がエアコンありで、追加料金がとられますが、暑かったんですよ。。エアコンありの部屋に。
-
王さんが食べていないものを中心に注文。
タンドリーチキン、マトンカレー、バターナンを注文。
マトンカレーの味はレベルが高かったですが、タンドリーチキンは焼き過ぎでちょっと外れでしたかねぇ。 -
僕の予定は終了しましたが、王さんも一緒だった事で、ここからぱっしょんプロデュースでムンバイ観光を続ける事に。
歩いて博物館チャトラパティ・シヴァージー・マハーラージ・ヴァツ・サングラハラヤに行きましたが、人が多いのと入場料は300ルピーもするので、外からの写真だけを撮って後にします。 -
王さんと相談の結果、チャーチゲート駅から郊外列車に乗ってドービーガートを目指す事に。
歩いてチャーチゲートを目指します。
途中にあるムンバイ大学の時計塔。コロニアム様式全開です。 -
ムンバイ大学の隣にある高等裁判所。
こちらもイギリス植民地時代の建物なのでしょう。コロニアム様式で建てられています。 -
チャーチゲート駅から列車で5区間。マハーラクシュミー駅で降り、すぐ南側にある陸橋の上から眺めることができる洗濯場それがドービーガートです。
-
この中では手作業で洗濯をしています。
洗濯しか仕事にできないカーストの人たちが一生懸命に働いています。 -
色をそろえて干しているのでなかなか壮観です。
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僕も王さんもまだまだ列車の時間まであるので、もう一カ所どこかにとなりました。
そこでハッジ・アリー廟を目指す事にしました。
うまく満ち潮になっていて海に浮かぶモスクが見れたらいいんですけど。
距離にして2キロ強。再び歩く事に。
ケシャヴラオ・カーデストリートを歩きます。 -
途中で、写真撮ってと声をかけて来た兄弟。
弟がかわいかった。で写真みたら、兄ちゃんも美男子だなぁ。 -
ハッジ・アリー廟に到着しました。
残念ながら引き潮でしたので、水に浮くモスクを見る事はできませんでしたが、代わりにハッジ・アリー廟に行く事ができました。 -
ハッジ・アリー廟の中には立派なモスクがありました。
-
ハッジ・アリー廟の裏にある浜にはたくさんの人がいました。
しばらくここに座ってながめながら休憩しました。
さて、まず王さんが出発するムンバイCST駅まで送ります。 -
郊外電車でCST駅に戻ります。
-
車内はこんな感じ。
中国や日本の列車よりは幅が広い列車です。 -
王さんはアウランガーバードに向かっていきました。
最後に一枚写真を撮らせてもらいました。
さぁ、王さんと分かれて僕はムンバイセントラル駅に再び郊外列車で向かいます。 -
途中乗り換えのダーダル駅でのどが乾いたので、キャロットジュースを飲み干して、ムンバイセントラル駅に向かいます。
生ジュースはかなり勇気がいります。水を使うからね。 -
ムンバイセントラル駅に到着しました。
23:40発のヴァドダラーエクスプレスでヴァドダラーへ行きます。
翌日は3つ目の世界遺産チャンパネール=パドガドゥ遺跡公園に向かいます。
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