2013/03/22 - 2013/03/24
31位(同エリア45件中)
菊花さん
3週間のドイツ旅行も残すところ1週間。フランクフルトから日帰観光。
17日目:ダルムシュタット(Darmstadt)観光、フランクフルト(Frankfurt am Main)でリンゴ酒電車、夜はフランクフルトオペラ「こうもり」、フランクフルト泊
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
★17日目
朝TVをつけたら、ドイツ語セサミストリートを放送しており、思わず見入る。
本を読む便座と動物達のパペット番組、好奇心旺盛なメス牛のアニメ等、なかなか面白い。
9時半頃ホテル(Concord)を出る。 -
フランクフルト中央駅(Frankfurt am Main Hbf)でサンドイッチの朝食。
10時過ぎ発のRBに乗って -
10時半前にダルムシュタット(Darmstadt)中央駅着。
電車賃は片道で7.60ユーロ。
実は友人Sと二人分の往復乗車券を買おうとしたのだが、途中でどうしても券売機の英語が分からなくなってしまい、しょうがないので一人一人片道券を買ったのだ。むむむ。 -
ダルムシュタット中央駅
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駅前の広場を右斜めの方向に突っ切ったあとは、ひたすらライン通り(Rheinstr.)を歩く。
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途中、アジア雑貨と食品を売っている店を発見。
日本・中国・韓国・タイ・ベトナムなどが混ぜこぜになっており、ちょっと不思議な感じだが、ヨーロッパに於けるアジアの認識なんてそんなもんだと思う。
実際私自身、ヨーロッパの雑貨を見ても国別に識別なんて出来ないしね。 -
11時前頃、中心部に着いた。
広場には移動遊園地が来ている。復活祭前のイベントなのだろうか? -
小さな城(Schloss)があって、その堀を廻ってみたら、矢を受けて瀕死のライオン像が。
こういう場所には強いライオンが仁王像のように鎮座するものだと思っていたのだが、違うのだろうか。なんか、よく分からん。 -
城には掲げられていた紋章。
ふむ、これはカッコいいじゃん。 -
お城前の広場では、ダルムシュタット週マルクト(Darmstadt Wochen Markt)が開かれていた。
看板によると、毎週水曜日と土曜日の8時から14時まで開かれるとのこと。
これは卵専門の屋台。復活祭前ということもあってか、着色された卵がたくさん売られている。 -
こちらはチーズ専門の屋台。
勿論これらの他に、ソーセージの屋台、野菜の屋台、キノコ専門屋台などイロイロな店が軒を並べていた。 -
マルクト広場には地図があって、観光ルートが分かりやすく表示されていた。
中心から右の方に伸びる赤いラインを行くとマチルダの丘(Mathildenhöhe)があり、上の方に伸びるラインを行くとフンデルトヴァッサー(Friedensreich Regentag Dunkelbunt Hundertwasser)設計のヴァルトシュピラーレ(Waldspirale)集合住宅がある。
ちなみにダルムシュタット中央駅は地図の左の方にある。 -
工科大学(Technische Universität)手前の横断歩道脇に「マチルダの丘、あっち」の標識が出ていたので、それに従い、工科大学の敷地内をかすめるようにしてゆるやかにのぼる。
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団地の脇の遊歩道のような道を行くと、左手にちょっとこじゃれたデザインの建物が並び
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あら、こんな建物も素敵じゃない?とか思っていると
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結婚記念塔(Hochzeitsturm)が見えてきた。
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イチオシ
この塔の上の部分の五本指は、うん、凄いね。
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結婚記念塔では実際に結婚式(披露宴か?)が行われていて、部外者は中を見学できなさそうな雰囲気だった。
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結婚記念塔を、横の展覧会場(Ausstellunggebäude)から見る。
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展覧会場の東屋?の天井には、キラキラなモザイクが。
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可愛らしいロシア教会もある。
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「見学は出来るが、小額でいいので寄付をお願い、写真は駄目」と看板が出ていた。
勇気を出してドアをくぐると、入り口すぐのところでロシア正教関連グッズ?を売る受付のオバちゃんがいたので、ここぞとばかりに細かいセントのジャラ銭を寄付。
祭壇の置かれた部屋は十畳あるかどうかという狭さだったが、ゴテゴテと濃ゆかった。 -
芸術家村だけあって、細部の装飾に凝った住宅が並ぶ。
例えばこの家は、窓枠に厚みを持たせて彫刻が施され -
こちらの家は玄関が円形
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深緑のタイルによるラインとともに、ドアノブ?にも凝っている家や
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外周のフェンスが主張している家も。
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一度工科大学まで戻り、今度はヘッセン州立博物館(Hessisches Landesmuseum)の横からヘレン公園(Herrngarten)を抜け
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聖エリザベート教会(St. Elisabeth Kirche)を右手に見つつ
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ひたすら道なりに歩く。
途中、個性的にパッケージされた車に目を奪われたりしていると -
道がT字で行止るので、そこで右手を見るとヴァルトシュピラーレ集合住宅がある。
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イチオシ
この無駄に凝った形と色彩
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波打つ造型に、表面のざらっとした質感
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巨大タマネギ
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これがフンデルトバッサーが設計した建物の特徴。
うひょー、たまらんー! -
建築群を堪能したので駅に戻ることに。
あれ? アンペルマン、発見。 -
どかーんと広い車道、しっかり区分けされた自転車専用道、そして充分に広い歩道。
羨ましい。 -
13時45分頃、ダルムシュタット中央駅に戻る。
駅での遅めの昼食は、またしてもサンドイッチとコーヒー。
毎日食べているが、パン生地や具が異なるので、意外と飽きない。
とはいえ、日本人の私はどうしても「野菜をたくさん食べたい!」って気分になるのだが。 -
14時過ぎダルムシュタット中央駅発のS-Bahnに乗り
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14時45分頃、フランクフルト中央駅着。
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フランクフルト中央駅の正面玄関でてすぐのところにあるトラムの乗り場から、リンゴ酒電車(Ebbelwei-Express)に乗れる。
私と友人Sは15時過ぎのリンゴ酒電車に乗った。 -
予約不要(というか予約はできない)だが、電車に空席が無いと新しいお客を乗せないというシステム。
なので、そこそこ乗客の乗り降りがある駅でリンゴ酒電車を待たないと、「満席です」と乗車を断られてしまうことになる。
リンゴ酒(ジュースやミネラルウォターも有り)とおつまみブレッツエル付きで7ユーロ。 -
電車の中は色彩が賑やかで、常に「リンゴ酒は美味しいね、ヤッホー!」ってノリの曲がかかっている。
肝心のリンゴ酒は、ヤッホー!!って程美味しいとは思えなかったが、まぁこれも旅のネタだからね、飲まないと。 -
動物園(Zoo)の前で15分程停車。
どこからどう見ても派手な電車だねぇ。 -
観光電車という体裁ではあるが、観光案内の放送はいっさい無い。何しろ「リンゴ酒を飲んでごきげん!」な曲がかかってるんだからね。
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フランクフルトの中心部をぐるっと1周して約1時間。
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16時半頃ホテルに戻り、
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部屋で紅茶を飲んで一休み。
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18時15分頃ホテルを出て、18時半前にフランクフルト歌劇場(Oper Frankfurt)へ。
ヨハン・シュトラウス作曲、オペレッタ「こうもり」を見るよ。
この演目は日本で見たことがあるし(ドイツ語上演・日本語字幕)、事前に粗筋も復習しておいた。 -
フランクフルト歌劇場の目の前に欧州銀行(Europälsche Zentralbank)がある。
有名なユーロマーク・・・あれ?右下の電気が切れてる星はいったい・・・うん、きっと、財政破綻しかかってるアノ国を表してるんだな。ってか、破綻しかかってる国は1つじゃないんだよな、まいったね。 -
チケットはフランクフルト歌劇場のサイトから、ドイツ語を解読して購入済み。
自宅でプリントするチケット(print@home Ticket)なので、当日窓口での引き換えはしなくても良い。
チケットにバーコードが付いているので「ピッ!」と読んで入場なのかと思ったら、なんと入り口の係員は購入者名・購入枚数等が書かれた一覧表を持っていて、私の提示したチケットと見比べ「はい、どうぞ入ってください」って感じだった。
ちなみに。ドイツの場合、劇場やスポーツ観戦等の種類を問わずチケットは完全な1枚ものであることが多く、「半券」にはならない。 -
開演前のホワイエの様子。
みなさん、オペラ鑑賞なので綺麗目な服装にしました、という感じ。 -
開演前の客席内。
3階席(2.Rang)正面1列目で53.10ユーロ。 -
休憩時間のレストランの様子。
レストランの座席についている人は、それなりの服装。 -
休憩時間の客席。
ほとんど完璧に客席から人がいなくなる。見事だな。
オペレッタ「もうもり」は有名な曲も多いし、物語も分かりやすい。
残念ながら私にはドイツ語の台詞の部分が全く聞き取れないので、まわりのドイツ人観客が爆笑していても私は「ぽかーん」なのだが、そういう不利な面を差し引いても充分に面白い舞台だった。
オルロフスキー公爵、男なのに素で喋ってもソプラノとか、最高。 -
21時頃、ホテルに戻る。
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