2013/01/20 - 2013/01/24
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kiro184さん
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現在の台湾の鉄道は、日本で言う在来線である「台湾鉄路管理局(台鉄)」と新幹線である「台湾高速鉄道(高鉄)」がある。これらの他にも台北と高雄には「捷運(MRT)」と呼ばれる地下鉄や、保存や観光目的の軽便鉄道が各地に存在する。今回の旅行では、主に台鉄と高鉄に乗車した。
ほぼ鉄道旅行に絞って紹介するページのため、鉄道とは関係の無い観光等は意図的に省いている。
【大まかな行程】
1日目・・・新千歳空港→桃園国際空港→台北(ホテル泊)
2日目・・・台北→高雄→二水→集集線→台中(ホテル泊)
3日目・・・台中→彰化→苗栗→台北(ホテル泊)
4日目・・・台北→台北市内観光→南港→菁桐→台北(ホテル泊)
5日目・・・台北→桃園国際空港→新千歳空港
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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◆1日目
【台湾へ出発】
朝、自宅から新千歳空港へ向かう。天気は良くこの時期にしては暖かいが、吹雪や降雪で列車が遅れることが心配で早めに向かったところ、新千歳空港には離陸の4時間前に着いてしまった。
空港内の売店を見たり軽食を食べながらビールを飲んで時間を潰した。
時間通りの14:15に出発。桃園国際空港には定刻より早い17:45頃到着した。いよいよ台湾旅行の始まりだ。
桃園国際空港から台北市内まではバスで1時間ほどかかる。連絡バスは何社かあるが、事前に「国光客運」という会社が途中停車が少なく早いということを調べておいた。18:55のバスに乗ろうと待っていたが、時間になってもバスはやって来ない。結局19:03頃到着し、乗車が終わるとすぐ発車した。
この時間で外気温は17℃くらいだったが、バスの車内はガンガン冷気が吹き出している。換気なのか窓の曇り止めなのかそれは止まる事がないまま台北駅に到着した。空港から1時間弱であり台北市街に入って高速道路を下りるまで停車しなかったため、確かに早い方のバスなのであろう。
ホテルにチェックインしてから、夕食の調達と切符の予約に出かける。翌日乗る高鉄の指定券を取るためだ。前日のため満席かもしれないと不安だったが、あっさりと窓側の席が取れた。ところで私は、中国語(台湾語)は「ニーハオ」「シェシェ」しか分からない状態で台湾へ来た。メモ帳に「1/21 台北→左営 標準座 成人1」と書いて見せたところすんなりと発券してくれた。以後の旅行でも窓口でのやり取りは筆談になる。 -
夕食は駅の中で探していたところ「台鉄弁当」という店を発見。いわゆる駅弁屋であるが改札外にあるので誰でも購入可能。100元(日本円で約300円)の弁当1種類しか置いていなかったためこれを購入する。ホテルへの帰り道にセブンイレブンで台湾のビールも仕入れる。
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ビールは3本で95元(約280円)。食費の安さは台湾の魅力の一つ。
この弁当は「排骨」と呼ばれる骨付きの豚肉が載っており、ゆで卵は醤油に浸けたものだ。肉はこってりとしたタレが付いておりボリューム満点。安くおいしい夕食となり、幸先の良い旅のスタートとなった。 -
◆2日目
【台湾鉄道旅行開始】
1日目はいわば移動日だったため、台湾の鉄道に乗るのはこの日が最初になる。まずは前日確保しておいた高鉄(台湾高速鉄道)で一気に南の左営へ向かう。
その前に、台北駅の東側駅前に軽便鉄道の車両が保存されているので撮影する。
大勢の人が行き交う駅前で保存されており、東京都の新橋駅前のC11と似た環境だろうか。しかしこちらの車両は簡単なロープしか無いにもかかわらず綺麗な状態だ。台湾の東側で使われた車両らしい。 -
まずは台北7:54発115列車左營行きに乗る。この列車は途中板橋と台中のみに停車し、左營まで1時間36分で走破する速達タイプだ。
進行右側の窓側の席に座る。乗車率は指定席で40%ほど。自由席は見ていないので分からない。
発車すると中国語の次に英語で放送が流れる。英語は聞き取りやすい平易なもので私のような不勉強な者にはありがたい。デッキ扉上にはLEDの表示器もあり、日本の車両に乗っているのとほとんど変わらない。
台中を過ぎると線形が良くなるのか、300km/h近くまで速度が上がる。前述のLED表示器に時々今の速度が出る。たった1時間半ほどの乗車なのであっという間だが、南に行くにつれ車窓には椰子やバナナの木が増えてくる。台南付近の車両基地では日本から譲渡されたDD14とDD16ディーゼル機関車が見えたが、どちらも日本時代の赤い塗装のままだった。9:30に定刻で左營に到着する。 -
高鉄の左營駅は台鉄の新左營駅に併設されているが、今回は捷運(MRT)で高雄へ向かう。ここでMRT初乗車となるが、紙の切符は無く代わりにトークンと呼ばれるプラスチックのコインのようなものが切符代わりになる。詳しくは旅行ガイドブックにも載っているので省くが、紙の切符と違い折り曲げてしまうことが無いのでなかなか使いやすいと思った。10分程で高雄車站駅に到着。
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高雄では駅前で写真を撮るのみで、すぐに台鉄に乗り北へ向かう。駅前で煙草を吸っているとタクシーの運転手が「タクシーに乗らないか?」というような声をかけてきたが「ノー」と言って断る(台湾では駅前で客を拾うために声をかけるのは良くあることのようで、私以外にも声かけしていたし高雄以外の場所で何度も体験することになる)。
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高雄からは自強号(日本で言う特急)に乗り二水へ向かう。窓口でメモを見せながら切符を購入する。発車30分前ぐらいであったが、通路側だが指定席が取れた。高雄11:00発自強号花蓮行き(北周り・山線経由)で斗六へ向かう。
この車両は編成両端に機関車があり、欧州で多いプッシュプル編成だ。そのせいか加速はとても鈍い。しかし最高速度130km/hで走行する。車内の乗車率は90%程。その上、各停車駅でかなり乗客が入れ替わる。高鉄がありもちろん普通列車(区間車)も走っているのに、この活発な状況は意外だった。12:40に斗六へ到着。二水には自強号は停車しないのでここで区間車に乗り換える。 -
二水には13:18に到着した。ここで集集線に乗り換えるが次の発車は14:38。ただ待つのは暇なので駅周辺を散策することにする。
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駅から500m程離れた場所にある保存車両。日本のC57と同型のCT278、左の小さいのはナローゲージの機関車で製糖専用線で活躍したもの。
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駅裏がサイクリングロードになっているため歩いてみる。日本のワキ700そっくりな貨車が見えるが、これは現役の車両である。台湾では車扱の貨物輸送も盛んだ。
駅裏のサイクリングロードを進めばぐるっと一周する形で駅前に戻れるため歩いていたが、前方に犬が2匹ウロウロしている。こちらを威嚇している訳ではないが言葉も分からない状態で噛まれては大変だと思い、来た道を引き返して駅前に戻った。 -
二水駅付近の様子。台湾の田舎町といった感じで、商売っ気無く野菜を売っていたりドアを開けっ放しで室内で座っている人が多い。他所者を見る視線は感じたが治安が悪い感じはしなかった。
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【集集線に乗る】
二水14:35発車テイ行きの普通列車で途中駅である集集へ向かう。集集線は観光客が多く、ロングシートの座席が埋まるぐらい乗車している。沿線には椰子やバナナの木が生い茂り南国ムードだ。15:10に集集駅に到着する。 -
集集駅舎。日本統治時代から使われているもので、1999年の大地震で損壊したがその後復元された。
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集集駅前に保存されているシェイ式蒸気機関車。
駅前は台湾人なのか中国人なのか観光客でいっぱいである。駅前にはレンタサイクル店や屋台が並んでいる。小腹がすいたので屋台の1つで25元の焼きソーセージを1本買う。店員のおばちゃんが何やら言ってくるが全く理解できない(屋台では真空パックのソーセージも売っており「それを焼いたものがこれだよ」的な感じだと思うが)。おばちゃんは呆れながらも何とか説明しようとしてくれるが全く理解できず残念だった。最後に元気よく「シェシェ!」と言うとおばちゃんは苦笑いしていた。 -
集集15:59発彰化行きに乗り、戻る形で隣駅の龍水へ向かう。本来予定には無かったが集集で待っているのも暇なので乗り鉄を楽しむ。龍水はホーム1面のみの無人駅。切符は車掌から買うようにと掲示されている。
龍水はかつて側線があったようで今は使われていない線路がある。その横で鶏が飼われていたが、柵を出てウロウロしている。駅のベンチに座って見ていたがそのうちどんどん営業線の方へ歩いてくるが、列車が来るころには小屋の方へ戻っていった。小屋の中の鶏が1匹鳴くと少し離れた場所にいる鶏が共鳴するかのように鳴く様子、鶏もそれぞれ鳴き声が全然違うことなどを見ているうちに時間が過ぎて行った。 -
龍水16:24発の列車で集集線の終端である車テイへ向かう。発車するとすぐに車掌が来たため切符を買う。日本と同じで車掌が携帯する機械でレシートのような切符を出してくれた。車テイには16:48に到着した。
車テイ駅舎。 -
駅ホームから見える明潭ダム。アジア最大級のダムで発電用に使われている。
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駅横の側線で保存?されている車両。軌道自転車もあり観光客が自由に遊んでいる。
【宿泊先の台中へ】
時間的な都合で、車テイでは滞在20分程で折り返し列車に乗って台中へ向かう。集集線は左右に椰子の木が生える場所を進んでいくので、さながらジャングルを探検しているようだ。日本より南の台湾といえども17:30頃には薄暗くなってきた。
乗った列車は車テイから台中まで直通する列車だったが、薄いクッションのロングシートに2時間近く座っていると尻や腰が痛くなってしまった。台湾の普通列車はシートの座布団が薄いものが多い。
真っ暗になった19:12に台中に到着。駅近くのホテルに宿泊した。 -
◆3日目
ホテルから見た台中の町。
【彰化機関区へ向かう】
この日はまず台中より少し南の彰化へ行き、構内を見学可能な彰化機務段(機関区)を訪ねる。台中8:17発の集集線直通列車で彰化へ向かう。この列車は二水まで快速運転のため、途中駅を2カ所通過して彰化には8:39に到着した。 -
彰化駅からは駅裏にある彰化機関区へ向かう。詳しい道を調べてこなかったためとりあえず駅の自由通路を通って駅裏に行ってみた。駅裏に行くと、廃車された車両が保存されているのか物置なのか置かれていた。
そして車窓から見えた機関区の方向に歩きだす。最初は大きな道路を歩いていたが徐々に線路から離れている気がしてきた。すると細い道にスクーターがどんどん入って行く曲がり角が見えた。こっちが抜け道なのかと入ってみたが、しばらく行くと道路幅が2m程度になってかつクランク状のカーブがあった。狭く見通しも効かないのに地元のスクーターがガンガン突っ込んでいく(一方通行路ではない)。何台かスクーターをやり過ごしてやっとの思いで狭い箇所を抜けた。
細い道を抜けると線路の下を道路がくぐるアンダーパスがあり、そのすぐ横に彰化機関区の入口があった。この地下道を通ればあんな狭い道を通る必要がなかったのだ。 -
彰化機関区は現在も日本統治時代に作られた転車台と扇形庫が残り、それが今も現役で使用されている。そしてその構内を無料で見学出来るのだ。外国人でもパスポートを見せて名簿に住所氏名を書けば見学可能。そして日本語で書かれた台湾の鉄道のパンフレットをもらい、あっちの方へ行けと言われた方向へ歩いて行く。
扇形庫の裏手を歩いて行くと、半円状の扇形庫と転車台、保存されているSLや現役のディーゼル機関車が現れた。庫内や転車台内、事務所の中には立ち入れないが、それ以外は線路を渡って自由に見学や撮影ができる。現役の機関区なので当然車両の出入りがあったり、通路に段差があり油が垂れていたりするが、それは見学者が自己責任で気を付けなさいと言うことだろう。日本のように何かあったら施設側の責任が問われることとは違う風土の様だ。 -
転車台の横には展望台もあり、上から機関車の出入りを楽しめるようになっている。
彰化機関区については日本人のサイトでもたくさんの訪問例が紹介されているため、細かい様子の画像や動画は省略する。現役の機関区なので、そばにあった機関車のエンジンが掛かり転車台へ移動する、無動力の電気機関車をディーゼル機関車で押しこむなど車両の動きが活発で、作業員の掛け声やハンマーを叩く音も聞こえ飽きることは無かった。
1時間ほど滞在し彰化機関区を後にする。1時間の間でも転車台は5回程回って車両を出し入れしていた。 -
彰化駅。台湾中部だが南国ムード満点。
彰化機関区からは、アンダーパスの地下道を通り彰化駅へ向かう。こちらのルートはほぼ線路沿いに道があるため、迷わず駅に到着できた。 -
【成追線に乗る】
台北と高雄を結ぶ西部幹線は途中で2つのルートに分かれており、その分岐点の1つが彰化駅である。この別れた2つの線路は「山線」「海線」と呼ばれており、北海道の函館本線の砂原経由と駒ケ岳経由と同じような状況だ。彰化から山線側の次駅が「成功」、海線側の次駅が「追分」である。この成功と追分の間に短絡線があり旅客列車も走っている。つまり彰化〜成功〜追分で三角線になっているのだ。全く下調べしていなかったが台湾で買った時刻表を見ているうちに発見し、時間的な余裕もあるので乗ってみることにした。
彰化駅前で煙草を吸っていると、タクシーに乗らないかと声を掛けてきたりガム売りのおばちゃんが寄って来る(ガム売りのおばちゃんはどこにでも居た。駅の売店でも売っているのに合法な商売なのだろうか?)。かといって駅舎内のベンチは混んでいて座る所が無い。そのため1本早い列車で追分へ向かった。
彰化10:29発の竹南行き(海線経由)区間車に乗り、10:37に追分に到着した。次の成追線列車まで1時間あるが、のんびりとした場所で待つことができそうだ。駅舎は日本統治時代の建物が今でも使用されている。 -
追分駅前の公園の土止め。廃枕木が使われている。
駅舎内で時刻表を見てこれからの予定を考えていると、中年の駅員が声を掛けてきた。先程大きなバッグを持って降りたのに、駅の待合室で時刻表とにらめっこしていた様子を見て「間違って乗って来たか分からなくなっている」と思われたのだろう。メモや時刻表を見せてやり取りするが、いかんせん中国語を全く聞き取れないので噛み合わないやり取りが続く。この後は苗栗へ行く予定だったので日本語読みの「びょうりつ」と言ったところ、中年の駅員が「あなた日本人ですね?」と日本語で聞いてきた(台湾語読みは「ミャオリー」)。
突然日本人かと言われて最初はドキッとした。駅舎内には駅員以外にも地元の人が5人ぐらい居たが、昨今の尖閣問題が頭の隅にあり、それについて何か言われるかもしれないと思ったからだ。しかし罵声を浴びたり物を投げられることは無く「あらあら遠くから来たのね」というようなことを言われただけだった(中国語で言われたので内容は分からないが、表情からそんな感じだった)。
その後中年の駅員は「彰化で乗り換えてから苗栗へ行く」ルートを教えてくれた(彰化経由の方が苗栗に早く着ける)。しかしこちらは成追線に乗りたいためにここまで来ているのだ。成追線に乗りたいことと「我 鉄路迷」と書いて見せると理解してくれたようで、成追線の切符を売ってくれた(鉄道マニアだからこんな変なルートに乗りたがっていると伝えたかった)。 -
目的の列車まであと15分程になった頃、お姉さんともおばさんともつかない女性が流暢な日本語で話し掛けてきた。駅の社員ではないが、駅の近くに住んでいるので花壇の掃除を手伝っているそうだ。この追分駅が今から90年程前に建てられてそのまま使われているとも聞いた。
話をしているうちに「駅舎内に昔の写真があるから見せてあげる」と言い、駅事務室へ案内してくれた。当然駅事務室は一般客立入禁止だが「特別だよ」と言って連れて行ってくれた。事務室には、今の追分駅と同じ駅舎の前で駅員が記念撮影している写真が飾られていた。この駅が開業した際に撮られたものらしく「駅長は日本人で、駅員はアメリカ人だった」ということを教えてくれた。
列車の時間になったので、駅員さんやお姉さんに「謝謝!」と言って別れる。
追分11:40発の后里行きに乗る。到着したのはEMU500形電車4両編成。この成追線を経由する列車は2時間に1本程度であり、どうやら海側の集落と台中を行き来するために設定されているようだ。
何やかんやあって乗車した成追線だが、実際はただの短絡線と言った感じで風景に変化がある訳でもなくあっという間に走ってしまった。 -
【苗栗鉄道文物展示館を訪ねる】
途中駅で区間車を乗り換え、13:37に苗栗に到着した。駅裏にある苗栗鉄道文物展示館を見学する為だ。
駅を出て地下道を通り駅裏手へ回る。この地下道はきちんと歩道もあるが、車やスクーターの排気ガスが充満してとんでもない所だった。鼻の中まで黒くなるのではないかと思いながら地下道をくぐった。
途中でこんな道を通る。右側におそろしくボロいアパートがあるが、今も人が住んでいるようだ。 -
展示館の入口。台鉄や阿里山で活躍した車両が保存されている。
展示車両はたくさんあり日本人のサイトでも数多く紹介されているため、個々の画像は省略する。入場無料で24時間開館しているとガイドブックにはあったが、実際は管理人や守衛がおらず勝手に見学していいよと言う雰囲気だった。 -
苗栗駅の側線に留置されている貨車。オレンジ色の客車も連結されているので混合列車にも見えるが、線路工事用の編成らしい。苗栗に限らず各地に留置されていた。
【宿泊先の台北へ】
時間が早いが台北へ向かう。苗栗の駅は橋上駅と自由通路を建設しているところだった。今はあの汚い地下道しか駅裏に出る手段が無いため、自由通路は必要なものだと思った。 -
苗栗15:11発自強号基隆に乗る。発車20分前にもかかわらず指定席を確保できた。丁度高校の下校時刻と重なったようで、何人か高校生が乗っている。私の席にも高校生が座っていたが切符を見せるとすぐ席を空けてくれた(自強号は無座(立席券)での乗車も可能で、空いていれば座っていいらしい)。他の席でもそのような光景が見られたため、台湾の人はきちんとルールを守って乗っているようだ。
自強号は主要な駅に停車していくが、停車するたびにそこそこの乗客が入れ替わる。1〜2区間だけの短区間乗車も多く見られる。単純に台北へ向かう流れだけではなく地域間の移動にも使われているので、高鉄ができた今でも在来線が活発な理由が分かった気がした。
16:50に台北到着。撮影しそびれていた台北駅舎を撮影する。
この日は台北駅付近で何の動物か分からない肉の入ったラーメンを食べ、連日の移動が続いたため早めに就寝した。
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この旅行記へのコメント (2)
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- kodeyanさん 2013/02/23 09:42:17
- 成追線に唸りました
- kiro184さん はじめまして
読みごたえのあるワクワクする旅行記でした。
成追線なるものがあったんですね。
地図をよく見ると追分、成功、彰化で線路が逆三角形になってます。
kiro184さんの旅行記を見て唸ってしまいました。
十分老街はメークローン線をソフトにしたような
感じですね(笑)
菁桐駅の竹筒が吊られた小屋にびっくりしました。
映画の影響でしたか。
ではでは☆彡
- kiro184さん からの返信 2013/02/23 21:57:42
- RE: 成追線に唸りました
- kodeyanさん、コメント並びにご訪問ありがとうございます。
成追線は、旅行中に現地で買った時刻表を見ているうちに見つけました。帰国後にグーグルマップで確認すると、確かに短絡線状に線路がありました。
乗車してみましたが、実際は単なる短絡線で車窓や運用の面白みには欠けると思います。しかしまるで日本の国鉄時代のような雰囲気を残した追分駅は必見です。
タイのメークロン線は行った事はありませんが、枕木やバラストがある分、十分老街の方がソフトな感じでしょうね。しかし線路内で爆竹を燃やすなど台湾らしい面も垣間見えます。
菁桐の機関車は、よそ様のサイトによると2009年頃は竹筒や落書きは無かったようです。現在は荒れ放題ですが、機関車が汚れてしまったので残念か、観光客に受け入れられているので喜ぶべきか、鉄道マニアとしては複雑な気持ちです。
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