2013/01/16 - 2013/01/19
2018位(同エリア6065件中)
まさぼんさん
マレーシアには4年前パッケージツアーでクアルンプール、ペナン島、マラッカを訪れたことがありますが、特にクアラルンプールは駆け足だったためあまり印象がなく、今回エクスペディアがダイナミックツアーと称してクアラルンプールへのAir+Hotelのツアーを販売しているのを見つけましたのでクアラルンプールの街を見るために行ってきました.組み合されていたAirはAir Asia X、Hotelは選択肢の中からDorsett Regency Kuala Lumpur を選びました.
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- エアアジアX
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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AirはAir Asia X #533、関空9:40発.機体はA330-300、装備はご覧のように極めて簡素なものでさすがLCCという雰囲気ですが、なぜかシートの前後幅は正規エアライン並みの広さがありました.飛行時間は7時間とのことで昼食のつもりで食事を予約しておきましたが、離陸1時間も経たないうちに早くも配られ、しかもその内容たるや大変お粗末なもので350mlの水とのセット価格が\500と考えがたいものでしたので、搭乗前に自己調達し持込むべきだったと思いました.
なお、首都クアラルンプールのあるマレー半島は日本との時差2時間のベトナムより西にあるにもかかわらず日本との時差1時間を採用しているのはボルネオ島を基準にしているのでしょう. -
正規エアラインと同じ空港(KLIA)、同じ滑走路に到着しますが、LCCターミナル(LCCT)は完全に区分されており、一まずこの写真のように歩いてLCCターミナルビルに入ります.入国手続き後、外へ出ても案内表示が整備されておらず、ここからKL SENTRAL行きのバスがあるはずなのですが、探しても見つかりません.やむを得ず、見つかったLCCTとKLIAを結ぶシャトルバス(空港の外側をまわり道して行くので確か20分以上掛かったように思います)でKLIAに行き、KLIA Express(鉄道)に乗ってKL SENTRALへそこからタクシーでホテルに向いました.
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最初チェックインした際の部屋は2F(日本式では3F)でしたが、事前に指定してあった禁煙室ではなく、今まで経験したことがないほどタバコの残留臭がひどかったので交換してもらいました.その結果、20Fとなり眺望のよい部屋がゲットできました.部屋はきれいで広さも申し分ありませんでしたし家具調度品や内装に往時の格調が偲ばれました.しかし、最初は室内用スリッパや歯磨きセットが用意されていないなど、ホテルマンシップに?を感じる面もありました.
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人口の60%を占めるマレー人のほとんどがイスラム教を信仰していることと関係しているんでしょう.お祈りのため、ベッドゾーンに入る手前の天井にメッカの方向を示すシールが貼られていました.
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一休みしてからブキッ・ビンタンの周辺をブラブラ.これはその周辺の大型ショッピングセンターの一つ、スターヒル・ギャラリーの内部です.中央ゾーンが6階分の吹き抜けになっていて、著名なブランドが揃っているようです.地下のフロアにはいろいろなレストランがあります.
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この地下フロアには香港の有名な飲茶の陸羽があるというあやふやな情報を信じて探してみましたが見つからず、代りにこのベトナム料理店で夕食を摂ることにしました.店の名前はRoyale Vietnam.
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ベトナム料理店の内部です.私たちは時々ベトナムを訪れてはベトナム料理を楽しんでいますが、本場に劣らない味が提供されておりました.
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スターヒル・ギャラリーからホテルに戻る道の様子です.この道にはマリオットやウェスティン、リッツ・カールトンなどの著名ホテルが存在します.
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翌朝、ホテルからの眺望です高層の建物が林立しています.ホテルが多いんじゃないかと思われます.向こうの方にはランドマークのペトロナス・ツインタワーが見えています
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ホテルを出て周りを散歩しましたが高層ビルが目に付きました.
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このレンガ色の建物はビジネスビルでもなさそうだし、といってマンションでもなさそうで調べてみるとやはり地元資本の高級ホテルのようです.
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手前右側のベージュ色の建物はたしか中国寺院恵元亭.
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これが宿泊したDorsett Regency Kuala Lumpur の横顔.
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アクセスがちょっと不便な通称Pink Mosque、Putra Mosqueへのミニツアーを予約しようと ImbiのJTBに向いました.ホテルを出て、右側の方向、すなわちImbiの方向に歩いて行くとショッピングセンターやホテルが入っているBeljaya Times Squareのビルディングが正面に見えてきます.
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この写真はその途中のわき道で見かけたバラック造りの大規模なフードコート.
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Imbi交差点のモノレール、向って奥の方向がuBkit Bintang.
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モノレールのImbi駅.この前のAmoda BuildingにJTBなどの共同オフィスがあり、Pink Mosqueへのツアーを予約.ただ、結構高い.
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Imbi駅に直結しているBeljaya Times Squareの中にあったショッピングセンターの内部、ここも結構広い.
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このモノレールに乗ってCentral Marketに向います.
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マレーシアはかつてイギリスの統治下にあったため、交通はすべて左側通行で、街歩き中もうっかりまごつくこともなくうろつく(Jalan Jalan)ことができます.一つでも気を使うことが少ないのは助かります.もちろん車も右ハンドルです.
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モノレールをMahalajalelaで降り、チャイナタウンを目指します.
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中華街の入り口が見えてきました.
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中華街のアーケード下.ぺタリン通りにはいろんな店がひしめいています.
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何か正体不明の干物が売られていました.
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近寄ってみました.足が4本あるように見えますが、尻尾もあるようでまったく正体は分かりませんでした.
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中華街を抜けると広いスルタン通りに出るので左方向に折れていくと間もなく右手奥によく知られているHang Kasturi通りのアーケードが見えてきます.
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2番目のゲートあたりから向って左側に白と水色の2階建てのCentral Marketが建っています.
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このCentral Marketはショッピングセンターのように規模は大きくありませんが、繊維がらみの手工芸品が多いようです.雑貨の店やフードコートもあります.
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入って左端の通路を進むとすぐにフィッシュ・スパがあります.たしか1人10分間5RMでしたが、時間をチェックしている様子はなく、気に入ればいつまでも居れそうです.しかし、最初は刺激があってキャッキャッとはしゃいでいますが、そのうち退屈してきますので自然と入れ代っているようでした.後、足をすすぐための水道蛇口があり、すすいでいるとペーパータオルを持ってきてくれます.
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マーケット内をうろうろしているうちに昼時になりましたので、このマーケットの入り口側2階にあるニョニャ料理の店「Precious Old China」には行ってみました.ニョニャ料理はその昔、中国料理とマレー料理が融合したものと言われています.ここPrecious Old Chinaは写真のようにアンティークな家具、調度品が置いてありいい雰囲気を醸し出しております.
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これはニョニャ・ラクサ.エビやゆで卵、魚のつみれなどが入った五目麺.添えられている皿の上に盛られた青色のご飯は青い色の花で色を付けたニョニャ料理のご飯.
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これはいわば焼きエビ.
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オクラの炒め物.このほかに、オタオタという魚のすり身ににんにく等を混ぜ込み、バナナの葉で包んで蒸したペースト状のものにも挑戦しました.
しかし、初めて食したニョニャ料理ですが、結論的に言えばどうもその良さが分かりません.ベトナム料理やタイ料理、もちろん中華料理などとも比べてどうも日本人の口には合いにくいような気がしました.
次に向かうのはイスラム美術館です.食事をしたセントラル・マーケットからは距離にして1kmほどで十分歩いて行ける距離なのですが、歩いて行くのは困難との情報もあったのでタクシーで行くことにしました. -
セントラル・マーケットの前の広い道路に出てタクシーを拾ったのですが、ここで噂に聞くマレーシアのタクシー利用心得を実感させられることになりました.まず、メーターは付いているのですが、流しの場合、メーターは使わず料金は交渉になります.何台か居ればいいのですが、今回のように1台しか居ない場合、運ちゃんは大変強気に出てきます.結局言い値の20RM(約500円)で妥協しましたが、ここだ、と言って降ろされたのがイスラム美術館ではなく国立モスクでした.支払った途端タクシーはさっさと逃げて行ってしまい困りましたが、現地の人に尋ねたところ、約200m先とのことで歩いて行きました.
なお、マレーシアでは人差し指で指し示すのは失礼なこととされていて、方向を指し示すには親指を使います.グーの形から親指だけを伸ばして指し示します. -
柱の飾り模様も独特のデザインです.
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2-3階吹き抜け天井のドームの装飾.
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2階から下に降りる階段の天井から吊るされていた籠状の飾り物.
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壁の扉のように見えますが、透かし彫りの展示品.
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凝ったデザインの掛け金のように思われます.
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世界各地の代表的なモスクの模型がいろいろ展示されていますが、これは噴水広場の模型だったと思います.モザイクか大変素敵でした.
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これも天井の飾り.
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これも天井の飾り.
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繊細で見事な飾りを施されたポット.
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2階部分屋上のドーム.
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1階にあるカフェコーナー.
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カフェ前の中庭にあった噴水、やはりイスラムの雰囲気.
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噴水を逆方向から見たところ.
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1階の売店にあったイスラム紋様の小さいタイルのマグネット.1枚約250円でお土産に最適.
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イスラム美術館を後にしてクアラルンプール駅の方に歩いて行きます.クアラルンプール駅はKLセントラル駅が出来るまではクアラルンプールのターミナル駅だったそうでクアラルンプール駅の向かい側にはマレーシア鉄道の本社ビルなど関連施設があります.この写真もその一つと思われます.ムーア様式らしいです.雰囲気のいい建物です.
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階段のデザインも面白いです.
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マレーシア鉄道の本社ビル.
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マレーシア鉄道の本社ビル.
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同内部を覗いてみました.興味深いデザインです.
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さらにもう少し内部を覗いてみました.螺旋階段が美しいです.現在新しく建設するとすればこんな素敵な建物は作れないんじゃないでしょうか.
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本社ビルの向かい側にあるクアラルンプール駅.こちらもなかなかいい外観形状の建物です.この駅からKTMコミューター(鉄道)に乗って次のKLセントラル駅に行こうと駅の中に入っていきましたが内部は物置然としていて、ガランとしているだけでなく照明もほとんどなくて真っ暗に近い状態.改札にも誰もいないし、切符売り場もありません.駅員さんを探し回って尋ねると切符はプラットホームで買うんだそうです.もともと中心的な存在であったものの、街の中心的な役割がKLセントラル駅の方に移ってしまった結果、この駅は寂れて廃墟のようになってしまったのではないかと感じました.
KLセントラル駅からモノレールに乗り換えてブキッ・ビンタンまで戻るつもりでしたが、KLセントラル駅に着いてもモノレールの案内表示がなく、人に尋ねても情報が交錯し、地上レベルに降りると無舗装の狭い通路にLCCT行き直通バスの乗り場があるのを発見、これは収穫でしたが、さらに教えてくれた通りに行くとかなり遠回りになったものの、Tun Sambanthan通りに出ることが出来、そこから眺めるとこの通り上、かなり先にモノレールの高架が見えましたのでたどり着くことが出来ました.ただ不思議なのはこのモノレールの高架は通りを渡り切っておらず、あとわずか延伸すればKTMコミューターと直結できるのにそのまま打切られていることでした. -
モノレールで一旦ブキッ・ビンタンに戻り、ホテルで一息入れてから夕食を摂りに出かけました.今日は中華料理を狙います.大きなホテルにはどこも中華レストランがありますが、今夜はグランドミレニアムにしました.
これはソフトシェルクラブの揚げものー -
酸辣湯.
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タイガーエビのフライ.
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豆腐の甘酢あんかけ.
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福建麺.
いずれも大変おいしくわれわれの舌にもぴったりの夕食となりました. -
次に向ったのはクアランプールでは絶対に外せないペトロナス・ツインタワー.お昼のタクシーのこともあったので、Bukit Bintan-Imbi-Masjid Jamek-KLCCと公共交通機関を乗り継いで行きました.この写真では左にもう1本のタワーとつないでいる低層階のSURIA KLCC(大型ショッピングセンター)が見えています.営業時間は22時までのようで到着したときはもう終了間近で間もなくライトアップも消えてしまいました.
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帰りは、ツインタワーの外側にタクシー乗り場があって客待ちタクシーが待機しており、係員も居ましたのでそこからタクシーに乗ろうと行ってみたところがすでにタワーの消灯に合せてクローズしており、仕方ないのでそのお隣のMandarin Oriental Hotelまで行き、そこの客待ちタクシーを使ってホテルに戻りました.その係員によると流しのタクシーではないのでメーターで行くよとのことでした.やはり流しのタクシーは余程のことがなければ避けた方がよさそうです.
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今日は一昨日JTBで予約したPink Mosque(Putra Mosque)へのツアーです.このPink Mosqueのあるゾーンはマレーシア政府が首都機能を移転するために建設中のPutrajayaにありますが、途中農業公園に立寄りました.
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園内レストラン.
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向こうに小さく見える青色のドームは首相府.
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ジャックフルーツの木.
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名前は忘れましたが、変わった枝ぶりの木.
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お目当てのPink Mosque 到着です.
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写真ではその偉容が伝わりにくいと思いますが、間近に見るとすごい迫力が感じられます.中に入るときは履物を脱ぎますが、女性は頭を隠すガウンを被らされます.
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内部の装飾もすべてピンク基調となっています.
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イスラム教は偶像崇拝を禁じていますのでモスクには仏像やキリスト像のような信仰対象はなく、もっぱらお祈りのためのスペースなので体育館のようにガランとしています.
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向こうに見える水面は人造のダム湖で、新首都プトラジャヤはこの湖を取り巻くように建設されているようです.ピンクモスク、首相府のほか王宮、首相官邸、財務省、外務省などがすでに設置され、機能しているようです.
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この先からクルーズ船に乗って湖の周航です.
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正面遠くにピンクモスクと斜張橋(多分ワワサン橋).
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ここからは左のモスクと右の首相府が見えています.
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クルーズのあとは湖畔のこのレストラン(中華)にて昼食.意外においしかったと記憶しています.店内には2003年まで22年間首相を務め、ルックイースト政策で知られるマハティール(元)首相が食事に訪れた際のスナップ写真などが多々掲示されていて要人に愛されているレストランのようです.
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同レストランのオープンエアー席.
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レストランの周りの様子ですが、かなり人工的な匂いがしています.
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一旦ホテルに戻り、一休みの後Bukit Bintang-Hang Tuah-Masjid Jamekでセントラルマーケットにお土産を買いに行きました.
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この写真は先に行ったチャイナタウン側入り口(正面)の反対側すなわち裏口からのアプローチになります.
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Masjid Jamek駅に戻ってきて、この写真は小さな川越しに見たMasjid Jamek、約100年の歴史を持つクアラルンプール最古のモスクだそうです.
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正面中央の川の上に架かっているのがMasjid Jamek駅.駅へは左の白い3階建てビルの横を抜けていきます.戻るため、駅に着いて切符を購入したまではよかったのですが、改札を入ると向こう側のホームに渡ることが出来ない仕掛けになっていて駅員に尋ねたのですが、物凄く遠回りして行かないとならず大変でした.帰路Imbi近くのSoo Keeにて評判のエビそばと潮州炒飯で夕食.
明朝の帰国便はAir Asia Xの534便8:00発なので余裕を見てLCCTに6:30位に到着するには、5時頃にはKLセントラル発LCCT行きバスに乗らなければならず、ホテルからは4時半ごろタクシーで出発という段取りになります.そのつもりにしていたところ、ホテルのタクシー係がLCCTまでなら135RMで行く(もちろんメーターではなく)ので、その方が手間がかからず安心だよ、と勧めるのでそれもそうかなとタクシーで直行することにしました. -
タクシーで直行したおかげで、空港には5時半ごろに到着し時間を持て余すことになりましたが、この時間帯でも荷物検査場は大変ごった返していました.
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お約束どおり、歩いてタラップにて搭乗しますが、歩いていく間にいろいろなLCCが見られ、このようにカラフルにペイントされた機体もありました.このLCCTにはかなりの数のLCCが就航しているようです.
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3泊4日の短いクアラルンプール再訪でしたが、市内にはそれほど観光スポットが多くないにもかかわらず、大手有名ホテルチェーンの高層ホテルが林立しており、それに伴って高層のショッピングセンターがひしめき、そこでは高級ブランドオンパレードとなっています.また公共交通機関もバラバラで相互の連携も今いちですし、LCCTへのアクセスも最悪です.まぁ、これらは発展の過渡期ゆえの問題でしょうから、Putrajayaへの首都機能移転に見られるような強力なリーダーシップが順次行き渡って来たときにはすばらしい街に発展することでしょう.
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