2013/01/24 - 2013/01/28
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きっちーさん
~準備中~
憧れの出張。
そう、沖縄出張!!!!!
前々から、「行きたいー、行きたいー」と公言していたのですが、なかなかチャンスがめぐってこず。
まあ、ほとんど出張の必要ない部署におるので、沖縄云々以前に出張自体がまず無いのですけれど。
お昼休みの休憩室。
お弁当食べているエライ人の横に陣取って、「今度の仕事(=沖縄出張)はぜひワタクシに・・」「えぇ仕事しまっせー」と毎日毎日しつっこく吹き込んで・・いやさ、アピールしていたところ、ついにその日が!!!
「きっちーさん、今度の月末に沖縄出張があるんだけど、行ってみる?」
行きます!行かして頂きます!!
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
「ついでに、有休もあるんだから2日か3日くらい遊んできてもいいよ」と、エライ人のありがた〜いお言葉。
しかし、エライ人と直接の上司は違うので、出張3日にプラス3日で1週間近く出勤しないなぞコワくて口に出来んのよ(涙)。
それでも根性で1日半の延泊を勝ち取り、レッツ沖縄出張☆
いってきマース。 -
「飛行機を使った出張なんて、今までなかったよなー」
なんて振り返りながらも、飛行機出張はけっこう大変なことを知ります。
沖縄にお昼に着くためには、羽田から8時の飛行機。
8時の飛行機に乗るためには、4:30起き。
暗いがな!
夜じゃがな!
まだ寝てる時間だよ。
そして、相手は沖縄です。
「あんま、厚着をしてっても荷物になるだけだし・・」
真冬の関東地方の冷気に若干震えながら、革ジャン&マフラー着用で羽田から那覇空港へ!
あ。
やっぱ沖縄あったかいv
那覇空港に着いてまず驚いたのは、自衛隊の施設が民間空港と共有されていること。
自衛隊機や格納庫が、空港ビルからもハッキリと確認できます。
なにコレ。 -
ビックリしました。
イラク戦争や9.11のとき、米軍基地の多い沖縄への観光客が激減した、修学旅行がキャンセルになった(スダちゃん)、という話しを聞きましたが。
なるほど、しょっぱなからこんな軍民密着した風景を見ることになるとは。
本当にビックリしました。 -
せっかくの沖縄なので、まずはロコフード。
朝昼兼用で、ソーメンちゃんぷる?
おソーメンを韮とシーチキンで炒めたようなお品。
不味くは無いが、すっごく美味しくもナシ。
おっし。
仕事じゃ。 -
本日のお仕事終了。
早っ!
いやさ、ホントはうんざりザリザリ長〜い打ち合わせだったんですが。
朝早かったのに寝なかった私、エライってな感じで。
那覇から名護に移動する車中、今回御同行していただけるYさんに、沖縄の戦跡などを案内してもらうことに。
うっし!
計画通り!!
仕事をするためにだけ来た訳じゃない、沖縄出張〜。 -
←車窓から見えるこの沖縄住宅。
「この壁を良く見ておいて下さいね」とYさん。
フツーのブロック壁のようですけど?? -
すみません。
沖縄の地理がサッパリわからんのですけど、那覇から本島中部の名護に向かう途中にある、宜野湾市になります。
その公園の一角に。 -
←これです。
-
わからんがーっ!
←これでおわかりになるかと。
先ほどの民家のオリジナル壁です。
沖縄戦の銃痕が残った壁を、心ある家主さんがずっと保存されていたそう。
ただ、年数が経つうちに倒壊の危険性が出てきたのと、見学者の車両が道路に停められてしまうことから、沖縄戦の傷跡の残ったこの壁をすぐそばの公園に移築保存されたんだそうなんです。 -
「こちらへどうぞ」
Yさんが、その壁の横にある急な階段を登っていきます。 -
階段を登りきると、円形の3階建て見晴台があります。
Yさんが、見晴台の螺旋階段をあがっていきます。
どこにでもあるような街並みの向こうに、グラウンドが見えます。
「あれが普天間基地ですよ。右端にオスプレイがとまってるでしょう?」
ええーっ?! -
言われて見ると、たしかにTVでみたことのある機体が並んでいます。
うっわー! -
しかもなんか1機、動き出してんですけど!!
-
2列に並んだオスプレイのうち、右側手前の機体がゆっくりと左側にのびる滑走路の方へ進んでいきます。
-
ぎゃーっ!!
飛ぶんじゃね?
アレ、飛ぶ気じゃね?
コッチに飛んで来たらどうしようーっ!! -
なんせ開発段階から、787機なんぞ比べものにならんほど事故っている機体です。
なのに、アメリカ本国じゃ住民の反対で飛ばなかったのが、日本ではこんな人口密集地で飛ぶ気です。
おかしいでしょ、ソレ。 -
あ。飛ぶ。
-
飛んだ。
←アップにすると飛んでるのが見えます。
ヘリコプターのように、真上に上がって徐々に真っ直ぐ飛んでいくのかと思っていたのですが、肉眼で見ると飛行機のような飛び方に映ります。
旋回してくるかと思いましたが、どうやら反対方向へ飛んでいきました。 -
「普天間基地の騒音問題や、住宅地に密接する飛行場の危険性を訴える住民に対して、『好きでそこ住んでいるんだからいいじゃないか。嫌なら引っ越せ』という方がいますが、周りに住んでいる人たちは、もともと普天間基地内の土地に暮らしていた人なんです」
Yさんの眉間が険しくなります。
「収容所から戻ってきたら、勝手に土地を奪われて、自分の土地に戻りたいのに戻れない」 -
Yさんが説明してくれていた時間は15分弱くらいだったと思うのですが、その間3機の機体が普天間基地に出入りします。
-
正確には、着地はするのですが着陸しない。
滑走路を擦るようにしてまた飛び立っていく軍用機。
何の意味があるのかワカリマセンが、これも訓練なんだそうです。
その間ものすごい爆音で、話しているYさんの声もよく聞き取れません。 -
こんな頻回に軍用機が離発着しているのかと、衝撃的です。
←平和学習のガイドさんの説明を聞きながら、軍用機を撮影する男の子達。
後日、阿倍晋三さんが同じ場所に来ているニュースを観ましたが、あの轟音に対してどう思ったんだろうな。 -
ところで、先ほどの壁からもわかるように、このあたりは沖縄戦の激戦区。
この場所も、小高い位置にあるため日本軍の陣が築かれたため、多くの人が亡くなったそうです。 -
見晴台の向かって左手に、当時のトーチカが残っているそうで、観にいきました。
ホント、すぐ横にあります。 -
トーチカとは、ちっちゃい陣地みたいなもので、そこに隠れて見張りをしたり、敵方が迫ってきたときに入り口とは別の、銃を撃つ窓から発砲できる建物。
↑という理解。 -
←こちらにちゃんとした解説が。
ロシア語なんですね!
てか、なんでロシア語? -
銃眼ぶぶん。
丘を背に、普天間基地方面を向いています。 -
特に禁止はされていないようなので、内部を撮影。(入ろうと思えば入れます)
トーチカって、山西省で日本軍の性暴力被害にあった女性たちの証言によく出てくるので、なんとなく写真やイラストで知ってはいたのですけど。
実物を見るのは初めてです。
なんか、ホントここに閉じ込められたら逃げられないなー、とコワくなりました。 -
見晴台やトーチカだけではなく、この宜野湾の公園(名前を聞き忘れた!)は沖縄の激戦地であったため、敷地内にたくさんの慰霊碑があります。
日本軍は出身地別に編成されていたようで、京都府出身の部隊のための碑がありました。
『京都の塔』です。 -
Yさんの説明によると、この『京都の塔』の碑文には「英霊」「玉砕」「散華」や「尊い犠牲」といった、つきつめると戦争美化につながりかねない文言が一切無い。
また、京都府限定ではなく沖縄住民の死者にも哀悼を表明する、ほかの碑と比べてかなり考え抜かれた表現が使われていて、沖縄の碑の中でもめずらしいんだそう。
「めずらしい」と聞くと、好奇心がウズウズするので、バッチリ撮ってきました☆ -
他にも、周囲には個性的な碑が点在します。
お供えの出来る台がある碑。 -
よくよくみると・・。
-
韓国民族出身の方たちの碑です。
-
ここには、368名の方を慰霊しているようです。
朝鮮半島出身者は軍人・軍属以外もいらっしゃるのかなーと思います。 -
さて、あんまりゆっくりしてると日が暮れるので(夜は仕事メシだ)、とりあえず名護へむかいまっす!!
-
窓の向こうに見えるのは、2004年8月13日にアメリカ軍普天間基地所属ヘリコプターが墜落した、沖縄国際大学です。
夏休みで学校に来ていた生徒が少なかったのと、被害のあった部屋に休暇中つめていた事務員さんが(2名だったかな?)が、たまたま出張で出払っていたため、人的被害が起こらずに済んだのだそう。
県立かと思っていたのですが、この大学は私立。
賠償金は、アメリカ軍ではなく県立でもないのに、日本政府が払ったそうです。
校舎は新しくなりましたが、当時の壁などを大学で保存。
一般でも見学できるよう、小さな公園に整備して展示されています。
窓の外に見えているのがそのミニ公園。 -
名護までは、そんなに距離が無いそうなんですが、途中あっちゃこっちゃに米軍基地があるので、慢性的な渋滞と回り道で思ったより時間がかかります。
でも、ゼータクは言うまい。
自分で運転する方がコワい(汗)。
つか、基地を取っ払えば台湾みたいに高速鉄道も敷けるだろうから、車しか移動手段が無いなんてことにはならなのに。
『道の駅』でちょっと休憩。
せっかくの沖縄なので有名なさんぴん茶を買い、記念写真を撮ってったら、
「それ、ただのジャスミン茶ですよ」
「え?!」
「中国語の香片(シャン・ピン)がなまって、さんぴん。ジャスミン茶のことです」
なにーっ。
恥ずかいから先に言ってよ、ユー。 -
「この売店の屋上にあがると、展望フロアになっていて嘉手納基地が見えます」
と、Yさん。
「嘉手納基地って、さっき通りませんでしたっけ?」
「道沿いにあった敷地が、まだまだずっと続いてるんです。この『道の駅』も『道の駅かでな』っていいます」
へ、へええ〜・・。 -
天気予報で毎日目にする沖縄。
島自体はそんなに広くないような、先入観があったのですが。
建物の屋上から見てもはるか先に霞むような、広大な米軍施設の地平線は、「北海道かよっ」と突っ込みを入れたくなる広々とした景色です。
『日本国土の0.6%の沖縄に在日米軍施設74.3%が集中。沖縄本島では県面積10.1%が米軍基地』
『道の駅かでな』の2階に米軍基地の紹介コーナーがあり、文章で読むとアッサリしたもんですけど、実際に目で見てしまうと全然チガウ感は否めません。
それもそのはず。
嘉手納町の面積の83%が嘉手納基地なんだそう。 -
街まるっと、ほぼ軍事基地だなんて。
米軍施設の多い神奈川県に住んでいた私でも、ちょっとこの目で見るまで実感できない世界です。
沖縄住民の居住地域である基地周囲の消防署も、なぜかアメリカ仕様。 -
じつは、壁やフェンスの馬鹿でかい敷地のほかにも、アメリカ将校の居住地域というのがありまして。
←コチラの高級マンション地域はすべて米将校やその家族が暮らす、豪華施設。
付近に停めてある車すべてに、軍車両を表すナンバーがついています。 -
あ。
シーサー。
ちょっと沖縄テイスト。 -
アメリカ兵のお給料にも、いわゆる「住宅手当」がでるそうなんですが、その金額や月々のお給料で、この賃貸マンションを借りることは不可能。
差額に思いやり予算が使われてるそうです。
「馬鹿馬鹿しい。私たちの税金なんだから、東北で被災した人たちに使ってほしいです」
説明してくれる温厚なYさんの表情が曇ります。 -
そうこうしている内に、名護へ到着v
-
ルートイン名護だっけ?
狭くてもひとり部屋なので、気楽です。
出張って同行する会社の人と相部屋〜っていうイメージがあって「ヤダー」と思ってましたが、今回は女性が少ないので、なんかひとり部屋ゲット☆ -
このベッドサイドの時計が狂ってて、焦りました。
ケータイ・アラームにしてて良かった。 -
夜の食事会・・・という名のお仕事終了。
ルートイン名護の夜ゴハンは、沖縄料理が全然出てこないのが観光客的に不満でしたが(仕事だろ)、デザート・ケーキがウマかった。
わりと、ビジネスホテルの夕食に出てくるケーキって、生地がパサパサ、取って付けたようなマズさなんですけど、ルートイン名護のケーキはしっとりスポンジで、種類も豊富。
美味しかったです!
「危ないので、夜は絶対ひとりでは出歩かないように!!」
との、キツーイお達しを受けていたので、メシ会議後は名護の夜散歩は諦めて就寝です。
オヤスミナサイ。 -
翌朝。
ホテル近くにビーチがあるということで、明け方こっそり散策。
夜じゃないから、いいよね? -
すっごい!
すっごいよ!!
ナニこの海っ!!!! -
どうしよう。
横浜と同じ海とは思えない〜(涙)。
すっごいすっごいすっごいキレイ! -
あ。
ここでも注意書きが・・。 -
いくら沖縄とはいえ、1月は真冬。
泳いでいる人も、寒くても海中にいるサーファーすら見当たりません。
朝早いためか、釣り人の姿はチラホラ。
魚は朝夕がゴハン時間と、釣りやってる人に聞いた事がある。
でも、実は水着持ってきてんだ。だはっ☆ -
まず使わなそうだけどー。
ここで発見!
沖縄行ったことのある人から、
「沖縄の海岸はすべて星の砂で出来ている」
と聞かされていて、たった今までソレを信じていました。
ところが、足元の砂はさらさらしていますが、フツーに砂でした。
だ、騙されてたぜ・・!!←それが発見 -
名護の仕事が終わったら、新聞報道で時々登場している反基地運動をやっている地域へ足を伸ばそうと思います!
ビーチ、ビーチv -
福島といい生活保護受給の実態といい、必要最小限の福祉が実現されているとは思えない日本で、在日米軍施設では目もくらむような福祉が、日本の税金でガンガン実現されていることに驚かされた、沖縄初日。
引き続き、沖縄のYさんのご案内で地元の漁師さんの船で、じもちー情報をいろいろ教えてもらってきました。
出張をこっそり自分ツアーに改造・・アレンジだ♪
ヤンバルクイナと、ジュゴンの海へいっちきマス☆
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この旅行記へのコメント (6)
-
- ジェームズ・ボンドさん 2013/02/05 00:54:30
- 展望台
- オスプレイの写真は展望台の望遠鏡にデジカメを押し付けて撮影したのでしょうか?
- きっちーさん からの返信 2013/02/06 18:42:07
- RE: 展望台
- うんにゃ、ふつーにデジカメのズーム撮影でござる。
なので、画像が荒いのです。
カメラ買い換えました!
まえのが壊れました。
今回の旅行記からRICOHのPXですv
- ジェームズ・ボンドさん からの返信 2013/02/08 00:52:48
- レ・ミゼラブル
- 今や、デジカメは修理などせずに使い捨てる時代なんですね。
因みに、ウチにはソニーのデジタルディスクカメラ(マビカ)とライカM9が有りますよ。
今日、リハビリついでに映画レ・ミゼラブルを見てきました。
感想は
アン・ハサウェイはブスだった、
画面を見ていると何故かスーザン・ボイルの顔が浮かんでくる、
フランス国歌ラ・マルセイエーズの歌詞がエグい理由が良く分かった、
であります。
脚が痛みますぅ。
- ジェームズ・ボンドさん からの返信 2013/02/11 01:28:02
- RE: 展望台
- 太平洋戦争当時の軍部が沖縄を捨て石にしたのは間違いありません。
住人を戦争に巻き込んだのには、根底に沖縄に対する差別意識が有ったのも事実でしょう。
九州四国に連合国軍が上陸したなら沖縄の様な対応は無かったと思います。
弾痕の残る壁ですが、私が小学生の頃は艦載機(年寄りはグラマンと呼んでいた)の機銃掃射による弾痕が残っているコンクリート壁や建物はアチコチにありましたし、実際に通っていた小学校の壁も弾痕だらけでした。
ですから今更、弾痕の残ったコンクリート壁や建物を見せられても????としか思わないのですが。
壁を見て、どの様な感想でしたか?
- きっちーさん からの返信 2013/02/11 12:23:17
- 感想
- グラマンって、解説版にも書いてありました!
どーいうものだかはさっぱりわからないのですが(汗)。
ロケット砲が発射できるらしい。
感想ですが、他にも『壁』があったのでその旅行記に感想をアップしました。
http://4travel.jp/traveler/need/pict/28103945/
閑なときにでも読んでくだされ。
てか!
カメラ使い捨てなんて出来ませんよー。
2〜3回直して使ってます。
同じところがいっつも壊れるんですよねー。
いよいよ、にっちもさっちもいかなくなったので、諦めました。
直す方が高くつくのは、カメラ会社の陰謀か・・。
でも、ペンタックスは使いやすいのでおススメです。
リコーの新しいのは、見た目はいいのですが、使い勝手ペンタックスのが長年使ってたのでわかりやすい。
ただトイ・モードという、トイカメラっぽく撮れるという機能はイイ!!
カメラはいろいろと悩ましいところですー。
- ジェームズ・ボンドさん からの返信 2013/02/12 01:25:17
- 見慣れた、壁の穴
- 戦争など不幸の痕跡などは、どんどんと消えてしまいますね。
神戸の中心地を歩いても震災を思い起こす様な物は残っていませんし。
弾痕の残ったコンクリ壁を前に「戦争の悲惨さ」などを説かれた日には、私は引いてしまいますがね(だって、かつては見慣れていたモノなんだもん、戦死者も身近にいたし)
ちなみにペンタックス(旭光学)は現在、リコーの傘下でありまするよ。
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