2008/07/20 - 2008/07/21
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sansakoさん
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この年、結婚19年目を20年目だと大勘違いした私たちは、息巻いて東地中海の船旅をする事に決めた。「東地中海クルーズ①=出発からローマ到着篇」でも綴ったけど、お家出発1週間を切って空いているクルーズを探し出し、出港は約10日後と言うギリギリの予約を果たした。クルーズの前後にはローマとフィレンツェの観光でサンドウィッチすると言う欲張り旅行を決行したのでした。
「クルーズ料金海外振込立ち往生事件」「搭乗間近のパソコン紛失事件」「ローマ、ホテルダブルブッキング事件」など相次ぐハプニングを経て
いよいよ乗船の日を迎えた。
何とか予約できたのは、ロイヤルカリビアン社のナビゲーター・オブ・ザ・シーと言うカジュアル船だ。
ここでは乗船からメッシーナ迄をまとめました。
7月7日 クルーズ空き状況調べ
7月9日 クルーズ費用振込
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7月13日 シドニー出発
7月14日 クルーズ代理店にて最終書類受け取り
7月16日 実家
7月17日 成田出発~ローマ着
7月18日 ローマ
7月19日 ローマ
7月20日 チヴィタヴェキア(ローマ)より乗船
7月21日 シシリー島 メッシーナ
7月22日 終日クルーズ
7月23日 ピレウス アテネ
7月24日 クサダシ トルコ
7月25日 イラクリオン クレタ島
7月26日 終日クルーズ
7月27日 チヴィタヴェキア(ローマ)にて下船~フィレンツエ
7月28日 フィレンツェ
7月29日 フィレンツェ
7月30日 ミラノ出発
7月31日 成田着
8月2日 実家
8月3日 成田出発
8月4日 やれやれ家に到着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス 船
-
7月20日(クルーズ1日目)
いよいよクルーズ乗船の朝を迎えましたぞ。
家を出発してから6日目。部屋に入ったらすぐ洗濯だな。
ローマ北部郊外、チヴィタヴェキア出港のこの船の乗船手続きは、12時頃から始まる。出航前に安全指導や避難訓練を受けるので、遅くとも15時くらい迄に手続きを済ませれば良いのだが、昼にはウエルカム・ランチの用意があるというし、初めて行く所で何もかも初めての事だからね、やはり早めに行く事に越した事は無い。
乗船手続きで預けた荷物が部屋に届くのは夕方から夜になるので、あらためて荷物をパッキングし、必要なものだけ手持ちにまとめておく。
と言った準備をして、この朝はゆっくり起きて、ホテル近所の郵便局へ絵葉書を出しに行った。ホテルでの遅めの朝食を済ませたら、前日に頼んでおいたハイヤーの到着を、初日の晩のあのポーターが知らせてくれた。ハイヤーはメルセデスベンツのEクラスだった。荷物を積み込みんでもらって、パソコンよーそろーも忘れずに指先確認した。レセプションの人も、ポーターの彼も最後迄ニコニコして、旅の出発を送り出してくれた。最初は調子が良さそうだなんて思ってごめんね。
ローマ市内からチヴィタヴェキアの港へは高速道路で約1時間、タクシーだと90?100ユーロだと聞いていた。ハイヤーは140ユーロ。都市を抜け海岸線を走る快適なドライブだ。海が見えて来るとカラフルなパラソルが並ぶビーチが見えて来る。ローマっ子の海水浴場だとドライバーが教えてくれた。
当初、乗船前夜は電車でチヴィタヴェキアまで行って、ホテルに泊まろうかと一考したが、気に入ったホテルも見当たらなかったし、見所もなさそうだった。これで良かったと思う。
さて車が港に近づくに連れて、停泊中の船がいくつか遠くに姿を現した。乗船ターミナルに向って走る車やバスも増えて来る。駐車場に着くと、スーツケースをそれぞれ引っ張って、ぞくぞくと乗客がターミナルへ進む。私たちも勝手が分からずも同じように進んだ。 -
チヴィタヴェキアの港の乗船ターミナルは、ご覧のようにカマボコ型のドームで簡単な造りだが、これがなかなか大きい。
中に入ると、既に数えきれない数のスーツケースが整列していた。荷物係員が待ち受けていて、東京のクルーズ旅行代理店で受け取った荷札を荷物に付けて5ユーロのチップと一緒に渡す。
この船の乗客定員は3114人。一人最低1つの荷物を預けたとしてもこの数ですモノ。手際も良い訳だ。
次に乗船手続きのカウンターへ向い、クルーズドキュメントとパスポートを渡してクレジットカードを登録して、シーパスカードを受け取った。このシーパスカードは部屋の鍵であり、船内専用チャージカードでもある。船内での出費は全てこのカードに付けておいて、最終の晩に精算する。
パスポートは下船時迄預けることになるので、前もってコピーを取っておく。
メインダイニングのシーティングは、ギリギリの予約だったため完了していないと言う。乗船したらメインダイニングに行って、今夜のディナーからの座席を決めてちょーだいとな。
そして乗船日午後の半日分の船内新聞をもらっった。
こんな要領で乗船手続きは完了したのだ。 -
さあ、重い荷物も預けたし、パソコンと貴重品だけ持って乗船だ。
おやまあ、近くから見上げる船は本当に大きい!
1500室とレストラン設備を持つホテルがそれごと航海するってことなのだ。
見上げた大きさに感心している間に、「ようこそ!はい、こっち向いて笑って,笑って」と乗船記念の写真を撮った。撮られたというべきか。後日船内の写真屋にディスプレイされるので、気に入ったら購入するということらしい。
乗船時、セキュリティのため各自のシーパスカードに写真登録する。カードに写真が印刷される訳ではないけど、寄港地で乗り降りの度にスキャンするのでカード所有者と違う人物が乗船したら分かる様にするためだろう。 -
早速部屋の位置だけ確認しに行くと、私たちの部屋を担当する、名前を忘れたが南米出身の可愛らしい女性が自己紹介してくれて、お部屋の掃除がまだなので、船内を散策して来てと言う。
はいはい、ではランチに行きがてら探索開始。
こちらは夫がほぼ毎晩通う事になるカジノ。
ルーレットは「0」でなくて「00」なのが気に入らないようだ。ルーレット盤の数字の配列が慣れているのと違うので、ヤマをかけにくいそうだ。 -
1350人収容できると言うシアター。
午前中のここは、寄港地ツアーの集合場所にもなってる。
そしてレストランの座席を決めに、お客のいないガランとしたメインダイニングへ行った。残り物の席と言うか、18時45分からのメインシーティングで、ウエイター・ステーションにほど近い二人だけの席になった。
シーパスカードにマジックインキでテーブル番号を書いてもらったが、通常はカードに既に印刷されて旅行会社から受け取るらしい。
そして次はフィットネスジムをチェックし、スパのメニューをもらって、ランチを取りながら何を予約するか検討。 -
そろそろお部屋はできたかしらん。
部屋に向うと、預けた荷物がドア外に届いており、部屋には船内新聞がベッドの上に届いていた。
荷をほどいて、本はあっち、下着はこっちと滞在環境を整えながら、グリマルディ・ラインのフェリーの出港をバルコニーから眺める。
このフェリーは個室客室も数多く有ると言う。車ごと乗船し、まさに地続きのヨーロッパならではの地中海航海旅行だ。いいなあ。 -
部屋のバルコニーから。
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部屋のバスルーム。
シャワーだけだが、私たちはバスタブが無くても、無ければそれで良し、それほど気にしない。ホテルの立派な大理石のバスルームでも、シャワーだけですませてしまう事も多々あるのだ。
そうこうしているうちに、16時15分になり避難訓練の準備のアナウンスが入った。劇場に集められ安全指導を受けて、低い階のデッキへと階段をぐるぐる降りて行く。 -
避難訓練も終わって散策を続行。
早速水着に着替えて12階のプールに集まる人も多い。
ここのフロアーの船首側にあるスパに戻って、物珍しさから3回のデトックスコースを予約。
お腹がヘッこむらしいが、どうだろう。 -
こちらは大人専用プール。落ち着いた雰囲気だ。
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メインのプールサイドのエンターテイメントもばっちり。
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プールのデッキでは
バンドの陽気な音楽に合わせて人々は踊り始めてマス。 -
向こうにはコスタクルーズの船も停泊中。
18時になったので、出港しますよ〜とアナウンスがはいった。
この船のアナウンスはアメリカの船でも先ずイタリア語、次に英語。
徐々に船体が港を離れて行くのを見ているのが面白い。 -
こちらは夕食時の、3階吹き抜けのメインダイニングルームのシャンデリア。
-
初日のディナーでは、どんなお料理が用意されているのか楽しみだった。
スターターがあって、前菜とメインディッシュはそれぞれ5つ位の選択肢から選ぶ。
食前酒の後、スペインワイン、トレースのグランコロナス(赤)を頼んだ。
飲みきれなければボトルキープできる。 -
思わずの食べ過ぎ、飲み過ぎでヨレヨレしはじめるが、潰れる前に寄港地観光ツアーデスクに立ち寄りエクスカーションの予約をする。
写真コーナーには早くも乗船時の記念撮影の写真が、ディスプレイされていた。
21時半の部屋のバルコニーから見る夕景はこんなに美しい。
この後ショーを観に行くと、司会者が冒頭のウエルカムトークで、今回の航行の国別乗客数を発表した。出港地地元のイタリア、アメリカ、イギリス、ドイツの順で多く、総乗客数3千何人中、日本人はたったの9人だ。そのうちどこかでお見かけするかしら。
そして初日のカジノはまずまずの戦績で終わった。船上での出費がこれでカバーできるといいなあ、なんて思いながら眠りにつくのであった。 -
7月21日(クルーズ2日目)
11時、シシリー島のメッシーナに到着。
部屋のバルコニーからの景観でございます。ムービーモードから起こした写真でございます。
この日は朝食前にジムでストレッチ教室(無料)に参加。分かっているけども、あらためて体の固さを思い知る。
ストレッチの後にはヨガクラス(有料)もある。こちらにもクルーズ中、2回程参加した。
太陽礼拝のポーズはかろうじてそれっぽいのが出来たけど、夫はインストラクターに度々支えられヒイヒイ言っていた。あんなに柔らかかった彼がこの数年でこんなに固くなっちゃって驚いた。仕事のし過ぎだ。いかんなあ。夫婦共に鍛えねば。 -
午後は、バスでタオルミーナまで遠足にでかけた。
シシリー島への第1歩でござんす。
バス移動中のガイドさんの、ゆっくり語るイタリア訛りの英語が心地よい。分かっているうちは心地よいけど、歴史の話しに移ると次第に分からなくなって来た。知らない単語も続出。「なんて言ってるの?」と夫に聞きまくり。東地中海あたりは文明が古くから開けた故に侵略や戦いが多く、年代と文明と地域と内容が複雑に入り組んでいてややこしいのだ。こりゃその時代の歴史と単語をある程度知っていないと、私のような者には聞き取るのは難しい。自分の乏しい知識だけで終わってしまう。
何たってシチリア島の「メッシーナ」で思いあたるのは、レパントの海戦でカール5世の庶子、若干24歳のドン・ファン(プレイボーイでない方)率いるキリスト連合艦隊がここに集結して出発した事と、イタリア人の仕事仲間の名字ぐらいだもんね。
訪問先の勉強が足らんかったと、痛感するのだった。
実はこういう事は後にも続出する。ヒッタイトとか青銅器時代とかポエニとかいろいろなのが出て来て、ああポエニ戦争ね、等と思うのだが、その後がつながらない、それで何がどうなってここがこうなっているんですの? -
ちなみにこちらは、そのドン・フアン・デ・アウストリア。
神聖同盟の連合艦隊を指揮し、対トルコ軍に勝利したけれど、海の男達や大人の言う事に耳を傾けることのできる青年でもあったということなんだ。その勝利で人気急上昇するが、義理のお兄ちゃんは焼きもちモードになったりして、スペインもほんと、いろいろとありますワ。今度行きますからね。 -
話しがそれたが、とにかくタオルミーナ移動中のバスの中では、ガイドさんの言っている事が分からんぞ〜と、日本から持って来たガイドブックに目を走らせるが、車酔いする前にやがてバスはタオルミーナの駐車場に到着した。
到着しちゃったら、そんなことどーでもよろしい。街歩きをするだけでとっても楽しいところなのだ。歴史はガイドブックで復習することにしよう。
遠足はこのバスの番号8番のサインを目印に進むのだ。 -
シシリーの象徴、トリナクリアも街のあちこちで見かける。
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目指すは古代ギリシャ劇場の遺跡。
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横の路地にもお店。
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メイン通りには可愛らしいお店が一杯。
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あっちにも
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こっちにも
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ギリシャ劇場へと坂を上る途中からぱちり。
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5月からまた煙を出し始めたと言うエトナ山。
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ギリシャ劇場。
紀元前3年頃にギリシャ人によって建設され、古代ローマ時代に闘技場になって、今はオペラやコンサートで現役で活躍中。
左右に廊下がある。 -
アーチからの景観。
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客席から見ると舞台に素晴らし景色が重なる。
ここでツアーは一度解散。集合時間までフリー散策となる。
来た道を思い思いに4月9日広場迄戻る。
途中で別に来ている日本女性お二人の旅行者をお見かけして挨拶を交わす。初老の仲睦まじそうなご夫婦も見かけた。さらに行くと、日本人男性があるレストランの入り口のメニューを見ながら、携帯電話でどんなメニューがあるかを誰かに大きな声で知らせている。何者じゃ。 -
4月9日広場
ここはカフェが立ち並び、タオルミーナの中心地的広場だ。 -
メッゾ門とピンク色の聖ジュゼッペ教会
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この広場の夾竹桃の仕立てが気に入って撮った。とっても可愛らしい。
家の前の通りでもたくさんの夾竹桃をみかけるが、枝打ちしていないから地面からまんまるに大きく膨らんでいる。こういうふうにするとすっきりして、何てラヴリーなことでしょう。
左の木の下では子供達がおじさんに集まって、何やってるんだろう。絵を描いているのかな。 -
馬。。。魚、、、ヒレか翼か。。。
この自由時間を利用して、タオルミーナの郵便局から昨日書いた絵はがきを送る。
タオルミーナは見所一杯なので半日コースでは物足りない。そういえば、タオルミーナの高級ホテルのプールで過ごすプランやエトナ山まで出かける遠足もあったな。
もとい、シシリー島はやはりゆっくりと個人旅行で巡るがベストだろう。
でも楽しかった! -
さてメッシーナに戻り街をしばしさまよい歩き、
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船に戻る途中、港前にアイリッシュパブを見つけた。
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目の前に停泊するナビゲーター・オブ・ザ・シーズ号を眺めながらビールでのどを潤す。
猫夫も満足げ。
どうもこういうパブは安心して寛げる。 -
二晩目のディナー。
テーブルには、夕べのボトルキープのワインがちゃんと用意されていた。
私たちのテーブルを担当してくれるのは、ダイニングウエイターはトルコ人のマーシャルさん。「今夜は私たちがちょっとしたことしますよ」と教えてくれた。ほお、なんでっしゃろなあ。
と食事もデザートに変わった頃、音楽と共にウエイター達がいつの間にか引いたかと思ったら、歓迎パフォーマンスが始まった。 -
広いダイニングのメイン通路を手拍子で通り抜けて階段の踊り場へ集合すると、司会者の軽快な歓迎スピーチの後、料理長の紹介があった。
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こちらの料理長はイタリアの方。彼もサングラスをかけて乗客とオー・ソレ・ミオの大合唱となりダイニングルームは大盛り上がり。
ところで、この船全体でシェフは200人いるそうだ。
メインダイニングのディナーは6時15分と8時半からの2回に分かれている。
上を見ては切りないが、選べるメニューのフルコースで、一度に1000人以上の食事を短時間に給仕するにも拘らず、概ね美味しくてきちんとした食事だった。
この量と給仕のタイミングを機能的に良く廻しているものだと感心してしまう。
航行4日目くらいでシェフの交代があり、オーストラリア人の料理長にバトンタッチ。メニューも変わった。 -
食事の後、アイススケートリンクに板を引いて床を作った会場でのダンスクラスに参加した。男女組になって、チャチャチャをレッスン。うちのダンナさん、こんなに物覚えが悪かったとは。。。 右だって言うのに左にターンしちゃうし、ちゃんと廻れたかと思ったら正面に戻ってこないし。。。 笑った,笑った。
あと2回程レッスンを受ければ、きっと格好つくまでは行きそうだ。
ここで関西から81歳になるお母様と旅行されている女性にお会いした。こちらのお二人と私たちで邦人乗客9名のうちの4名だ。お母様の方は、73歳で海外旅行を初体験。その後ほぼ毎年ご一緒に海外旅行をされていて、今回の何度目かのクルーズもインターネットで割引キャンペーンを狙って予約されたとか。寄港地の観光もたくさん歩く必要の無い、車窓観光や眺望観光を選んでいるそうだ。素敵な親子でした。
23時から「70's NightDanceing in the Street」と言うイベントがプロムナードで行われた。70年代に青春を迎えた世代には特に楽しい。別の夜には50's、60'sのロックンロールの夜とか、フェスタがあったりと、イベントは盛りだくさん。
明日は終日クルーズで、船はアテネへ向けて航行する。
さてこの晩の猫夫のカジノ戦績は、一進一退で遊ばれている模様。
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