雲南省瑞麗からミャンマー入国を試みて(1) 北京～瑞麗

2013/01/12 - 2013/01/13

日本から直行便も復活して身近になりつつあるミャンマーですが、
あえて中国からの国境越えにチャレンジします。
国境の町は、服装や顔立ち、話す言語の異なる人々で賑わっており、私はその独特の雰囲気が好きです。
ガイドブックでは国境越えができるとかできないとか、インターネットでも国境を通過できたとかできないとか情報が定まらないので、自分の足で確かめることにしました。

エリア 昆明(中国)

• 旅行の満足度: 2.5
• 観光: 2.5
• ホテル: 1.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: タクシー 飛行機
• 航空会社: 海南航空 中国東方航空 ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

787に初めて搭乗します。
飛行機ファンじゃないですが、新しい機体にワクワクします。

今日は羽田→北京、北京→昆明、昆明→徳宏と２回も飛行機を乗り継いで、一気に国境の町に向かいます。

過去にも中国国内便での乗り継ぎに失敗したことがあるので、
乗り継ぎの時間はそれぞれ３時間くらい空けてあります。
しかし、まさかの全日空に遅れ。
離陸までに90分も遅れが生じてしまいました。
この乗り継ぎ計画は無謀だったか。
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ANAをご利用いただきありがとうございます。

□ご搭乗者名
XXXXXX XXXXXX 様

ご搭乗予定のフライトは航空管制のため、出発時刻を変更することになりました。
最新のスケジュールは以下のとおりです。

　NH1255 東京(羽田)-北京
　出発日時　01月12日(土) 09:45発
　到着日時　01月12日(土) 12:55着

ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

私の座席はいつも非常扉の隣と決めています。
エコノミーで両足を伸ばして座れるのがいいです。
あ、CAさんに対面できるからと選ぶ人もいるみたいです。(汗)

「霧の北京空港」ではなく「PM2.5に覆われた北京空港」です。
この視界不良のため、北京発昆明行きの便は４時間遅れました。
この時点で昆明発徳宏行きの便は搭乗不可となりました。
私のはディスカウントチケットなので、便の変更はできません。

人民も苛立を隠せず、我先にと搭乗します。
（いつものことか）

全席に液晶モニター付きで、ゲームもできますよ。
パクリのゲームもありました。

そう言えばお昼食べてなかった。
おなかが空いていたので、このパンケーキがおいしかったです。

もしかして乗り継ぎする飛行機も遅れてたりして、という淡い期待も空しく
昆明発徳宏行きの便は定刻で出発したとこのこと。
（イライラ度100％）
仕方なく明日の朝一番のチケットを予約しようとするが、日本のクレジットカードは使えず、少ない人民幣で支払いました。
（イライラ度120％）
なけなしの現金で支払いましたが、さすがに正規料金930元は高いです。(泣)

今晩は昆明の空港で夜を明かそうと考えましたが、警備員に摘み出される始末。
空港の入口でホテルを紹介するおばさんが声をかけてきたので話を聞いてみると、
「白雲賓館、有名なホテルだ、安い」と私でも理解できる中国語だった。
初めての観光地に行って、ホテルを紹介してもらうことはよくあるので、
何の躊躇もなく利用させてもらうことにした。
が、
やられました。
この広大な中国で、車１台がやっと通ることのできる細い未舗装の道路、
当然街灯なんてあったもんじゃない道をどれだけ走ったか、
到着したのはホテルでなく倉庫。
入ると、室料のプレートが壁に掛けてあり、目を下にやるとそこがフロントであることを伺わせる小さな机があった。
「うちはいつもこの値段でやってるのさ」と運転手兼ホテルマンが早速、料金を請求してきた。

個室の客室は１つしかなく。なんと扉の外に横棒を挿入して開かなくするタイプの鍵がつけられていた。これでは牢屋ではないか。この鍵をかけられたら、私は軟禁されてしまう。怖くて眠るどこではなかった。
（恐怖心がイライラ度を上回る）

ホテルのオーナー家族と共有のシャワー。
お湯は出ないが、誰かが使った形跡がある。
奥の洗面台には歯磨きした後、水が詰まった状態のまま放置されている。
結局、シャワーも歯磨きもできずに戻りました。

信じられないでしょうが、シャワールームに２階に上がる階段があります。
全く、意味不明。

トイレです。さすがに用を足さずには寝られないので、小さい方だけ済ませました。

一睡もできませんでしたが、生命に危害が及ぶことはありませんでした。
ホテルのオーナーはフロントの横にある簡易ベッドで寝ていたので、
おそるおそる起こして、空港まで送ってもらうようにお願いしました。
別段、嫌な顔をすることなく細く未舗装な道を戻って空港につきました。

写真は空港のレストランで食べたラーメンです。
中国に来てまともな食事をとりました。

まさかのディレイ発生。

２時間近く待たされ、おわびにお菓子の差し入れがありました。
（人民はここでも我先に奪い合う醜態をさらしています）

予定から半日遅れで徳宏空港に到着しました。

空港の外には多くのタクシーが待っています。
どの運転手に瑞麗行きまでの料金を訪ねても同じでした。

予定では昨日の晩に瑞麗に到着しているはずでしたので、
瑞麗の中心地には赴かず、国境へと向かいます。
よっしゃ、ミャンマーに行くぞ！
タクシーの行き先を口岸に変更したら追加料金を請求されました。