2013/01/13 - 2013/01/13
106位(同エリア518件中)
杏仁豆腐さん
旧田中家住宅は、大正10年(1921)に上棟し大正12(1923)に完成した木造煉瓦造3階の洋館と、昭和9年(1934)に増築された和館の他、茶室、文庫蔵、煉瓦塀、池泉回遊式庭園により構成されています。
洋館は、デザイン性に優れた優美な外観で、イギリス式に煉瓦を積んだ壁に化粧用煉瓦を貼り、県下有数の本格的洋風建築です。
和館は、木造一部2階建ての寄棟屋根をのせた数寄屋造りの建物です。この和館が建設された時期は、4代目?兵衞が貴族院議員として政界に進出していた時期と同じであり、大勢の来賓を迎えて行事を行うため、洋館に増築して建設したものと考えられます。
旧田中家住宅は、平成18年3月27日に国登録有形文化財に登録されました。
そんな貴重な建造物である旧田中家住宅を訪ねてみました。
http://www.city.kawaguchi.lg.jp/kbn/files/1/69350006/html/index.htm
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
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旧田中家住宅のそばに、無料の駐車場があります。
ここに車を停めました。 -
大正12年竣工、川口の味噌商人が建てた煉瓦造の重厚な洋館です。
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国道122号沿いにあります。
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交通量の激しい道路沿いに、ひときわ目立っています。
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西側中央の玄関を入ります。入場料は200円です。
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西側中央の玄関は正面が帳場になっており、通常、客はこの玄関から入ったそうです。
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玄関の正面にある帳場です。
和風の造りで、埼玉県の中山道沿いに並んでいた商家のスタイルを残しています。神棚が設けてあり、土間の床に飛び石四半敷タイル、腰壁は黒漆喰、天井は折り上げ格天井となっています。ここで客を迎え商売がなされました。 -
正面玄関の左は応接室となっています。
少人数やちょっとした来客への接待はここで行われました。中心飾りのついた格天井の内装になっています。 -
応接室脇には、家人が使用する玄関、すなわち通用口があります。建物の北側に置かれています。
ステインドグラスがあります。 -
食堂です。
帳場の後側の部屋は、家人たちが昼食をとるための食堂として使われていました。 -
座敷、次の間、仏間です。
西から10畳仏間,12畳半の次の間,大床をもつ15畳の座敷。 -
南・東・北面に廊下があります。
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奥の座敷は、本格的な書院造りです。
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床の間の床框は黒漆、天井は屋久杉で、桐の欄間や額は松林桂月作の水墨画が用いられています。
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応接室の入り口は階段ホールとなっています。縁甲板張りの床、壁は白漆喰であり、階段は折り上げ敷きで3階まで続いています。
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2階から見た応接室の入口です。
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2階には、常設展示室があります。
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主人の書斎です。
菱形の中心飾りを持つ折り上げ格天井となっています。 -
二階には、8畳の床付き座敷と4畳の次の間があります。
本格的な数奇屋風書院造りの和室で、接客機能を併せ持った部屋です。天井は屋久杉、床框は黒檀が使用されています。 -
田中家では、かつて多い時には一度に70人程の来賓を迎え、フォーマルな行事を行ったと伝えられています。このため、洋館にこの和館を増築しました。
和館を増築した昭和9年(1934)は、四代目兵衞が貴族院多額納税者議員として国政に進出していた時期です。 -
2階から庭を眺めます。
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3階に行きます。
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味噌醸造の過程を紹介する常設展示室です。
旧田中家住宅が所在する南平地区では、良好な大麦が採れたこと、良質な水に恵まれていたことなどから、江戸時代末期から昭和50年代まで麦味噌の醸造が盛んで、本市の重要な地場産業でした。 -
休憩室です。
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控えの間です。
洋館正面の最上階に位置する控え室は、大広間で接客される客人が休憩し、また彼らが逗留することも考えてつくられた部屋です。 -
3階から階段下を見ます。
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大広間です。
迎賓を目的とした大広間で、眺望を重視して3階に設置されているのが、この建物の特色となっています。 -
窓からは味噌醸造蔵、芝川、荒川、晴れた日には富士山が眺められたといいます。イオニア式のオーダーを西側隅部に飾り、中心に花弁飾りのついた漆喰天井があり、ジョージアン様式を基調としています。
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土間 勝手口です。
南端部には台所、土間、風呂場があり、その2階はかつて使用人部屋となっていました。 -
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庭園から見る建物も風格があります。
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昭和48年の改修工事で、味噌醸造蔵の跡地につくられた池泉回遊式庭園です。和館や茶室から眺められるよう配慮されており、立派な池、枯山水、州浜、灯篭、手水鉢などを配し、建物の重厚さをさらに際立たせています。
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茶室です。
昭和48年に、京都から職人を呼び寄せ、一部味噌蔵の建築材を用いて造られたといわれています。8畳と小間の二つの茶室、立礼が行えるホール等があります。 -
茶室の建物を入ると、正面にホールがあります。8畳と小間の二つの茶室はその奥ににあjります。格子戸をくぐるとその先に内庭が続いています。
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見学に来る人もなく、ゆっくりと見て回れました。
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辺りは、マンションが乱立しています。
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歴史的建造物を十二分に味わうことができました。
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隣は焼肉屋です。
牛と旧田中家住宅がミスマッチです。
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