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旧田中家住宅は、大正10年(1921)に上棟し大正12(1923)に完成した木造煉瓦造3階の洋館と、昭和9年(1934)に増築された和館の他、茶室、文庫蔵、煉瓦塀、池泉回遊式庭園により構成されています。<br />洋館は、デザイン性に優れた優美な外観で、イギリス式に煉瓦を積んだ壁に化粧用煉瓦を貼り、県下有数の本格的洋風建築です。<br />和館は、木造一部2階建ての寄棟屋根をのせた数寄屋造りの建物です。この和館が建設された時期は、4代目?兵衞が貴族院議員として政界に進出していた時期と同じであり、大勢の来賓を迎えて行事を行うため、洋館に増築して建設したものと考えられます。<br />旧田中家住宅は、平成18年3月27日に国登録有形文化財に登録されました。 <br /><br />そんな貴重な建造物である旧田中家住宅を訪ねてみました。<br /><br />http://www.city.kawaguchi.lg.jp/kbn/files/1/69350006/html/index.htm<br /><br />

川口 旧田中家住宅 和洋折衷大正浪漫の世界☆2013/01/13

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2013/01/13 - 2013/01/13

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杏仁豆腐

杏仁豆腐さん

旧田中家住宅は、大正10年(1921)に上棟し大正12(1923)に完成した木造煉瓦造3階の洋館と、昭和9年(1934)に増築された和館の他、茶室、文庫蔵、煉瓦塀、池泉回遊式庭園により構成されています。
洋館は、デザイン性に優れた優美な外観で、イギリス式に煉瓦を積んだ壁に化粧用煉瓦を貼り、県下有数の本格的洋風建築です。
和館は、木造一部2階建ての寄棟屋根をのせた数寄屋造りの建物です。この和館が建設された時期は、4代目?兵衞が貴族院議員として政界に進出していた時期と同じであり、大勢の来賓を迎えて行事を行うため、洋館に増築して建設したものと考えられます。
旧田中家住宅は、平成18年3月27日に国登録有形文化財に登録されました。

そんな貴重な建造物である旧田中家住宅を訪ねてみました。

http://www.city.kawaguchi.lg.jp/kbn/files/1/69350006/html/index.htm

同行者
一人旅
交通手段
自家用車
  • 旧田中家住宅のそばに、無料の駐車場があります。<br />ここに車を停めました。

    旧田中家住宅のそばに、無料の駐車場があります。
    ここに車を停めました。

  • 大正12年竣工、川口の味噌商人が建てた煉瓦造の重厚な洋館です。<br />

    大正12年竣工、川口の味噌商人が建てた煉瓦造の重厚な洋館です。

  • 国道122号沿いにあります。

    国道122号沿いにあります。

  • 交通量の激しい道路沿いに、ひときわ目立っています。

    交通量の激しい道路沿いに、ひときわ目立っています。

  • 西側中央の玄関を入ります。入場料は200円です。

    西側中央の玄関を入ります。入場料は200円です。

  • 西側中央の玄関は正面が帳場になっており、通常、客はこの玄関から入ったそうです。

    西側中央の玄関は正面が帳場になっており、通常、客はこの玄関から入ったそうです。

  • 玄関の正面にある帳場です。<br />和風の造りで、埼玉県の中山道沿いに並んでいた商家のスタイルを残しています。神棚が設けてあり、土間の床に飛び石四半敷タイル、腰壁は黒漆喰、天井は折り上げ格天井となっています。ここで客を迎え商売がなされました。

    玄関の正面にある帳場です。
    和風の造りで、埼玉県の中山道沿いに並んでいた商家のスタイルを残しています。神棚が設けてあり、土間の床に飛び石四半敷タイル、腰壁は黒漆喰、天井は折り上げ格天井となっています。ここで客を迎え商売がなされました。

  • 正面玄関の左は応接室となっています。<br />少人数やちょっとした来客への接待はここで行われました。中心飾りのついた格天井の内装になっています。

    正面玄関の左は応接室となっています。
    少人数やちょっとした来客への接待はここで行われました。中心飾りのついた格天井の内装になっています。

  • 応接室脇には、家人が使用する玄関、すなわち通用口があります。建物の北側に置かれています。<br />ステインドグラスがあります。

    応接室脇には、家人が使用する玄関、すなわち通用口があります。建物の北側に置かれています。
    ステインドグラスがあります。

  • 食堂です。<br />帳場の後側の部屋は、家人たちが昼食をとるための食堂として使われていました。

    食堂です。
    帳場の後側の部屋は、家人たちが昼食をとるための食堂として使われていました。

  • 座敷、次の間、仏間です。<br />西から10畳仏間,12畳半の次の間,大床をもつ15畳の座敷。

    座敷、次の間、仏間です。
    西から10畳仏間,12畳半の次の間,大床をもつ15畳の座敷。

  • 南・東・北面に廊下があります。

    南・東・北面に廊下があります。

  • 奥の座敷は、本格的な書院造りです。

    奥の座敷は、本格的な書院造りです。

  • 床の間の床框は黒漆、天井は屋久杉で、桐の欄間や額は松林桂月作の水墨画が用いられています。

    床の間の床框は黒漆、天井は屋久杉で、桐の欄間や額は松林桂月作の水墨画が用いられています。

  • 応接室の入り口は階段ホールとなっています。縁甲板張りの床、壁は白漆喰であり、階段は折り上げ敷きで3階まで続いています。

    応接室の入り口は階段ホールとなっています。縁甲板張りの床、壁は白漆喰であり、階段は折り上げ敷きで3階まで続いています。

  • 2階から見た応接室の入口です。

    2階から見た応接室の入口です。

  • 2階には、常設展示室があります。

    2階には、常設展示室があります。

  • 主人の書斎です。<br />菱形の中心飾りを持つ折り上げ格天井となっています。

    主人の書斎です。
    菱形の中心飾りを持つ折り上げ格天井となっています。

  • 二階には、8畳の床付き座敷と4畳の次の間があります。<br />本格的な数奇屋風書院造りの和室で、接客機能を併せ持った部屋です。天井は屋久杉、床框は黒檀が使用されています。

    二階には、8畳の床付き座敷と4畳の次の間があります。
    本格的な数奇屋風書院造りの和室で、接客機能を併せ持った部屋です。天井は屋久杉、床框は黒檀が使用されています。

  • 田中家では、かつて多い時には一度に70人程の来賓を迎え、フォーマルな行事を行ったと伝えられています。このため、洋館にこの和館を増築しました。<br />和館を増築した昭和9年(1934)は、四代目兵衞が貴族院多額納税者議員として国政に進出していた時期です。

    田中家では、かつて多い時には一度に70人程の来賓を迎え、フォーマルな行事を行ったと伝えられています。このため、洋館にこの和館を増築しました。
    和館を増築した昭和9年(1934)は、四代目兵衞が貴族院多額納税者議員として国政に進出していた時期です。

  • 2階から庭を眺めます。

    2階から庭を眺めます。

  • 3階に行きます。

    3階に行きます。

  • 味噌醸造の過程を紹介する常設展示室です。<br />旧田中家住宅が所在する南平地区では、良好な大麦が採れたこと、良質な水に恵まれていたことなどから、江戸時代末期から昭和50年代まで麦味噌の醸造が盛んで、本市の重要な地場産業でした。

    味噌醸造の過程を紹介する常設展示室です。
    旧田中家住宅が所在する南平地区では、良好な大麦が採れたこと、良質な水に恵まれていたことなどから、江戸時代末期から昭和50年代まで麦味噌の醸造が盛んで、本市の重要な地場産業でした。

  • 休憩室です。

    休憩室です。

  • 控えの間です。<br />洋館正面の最上階に位置する控え室は、大広間で接客される客人が休憩し、また彼らが逗留することも考えてつくられた部屋です。

    控えの間です。
    洋館正面の最上階に位置する控え室は、大広間で接客される客人が休憩し、また彼らが逗留することも考えてつくられた部屋です。

  • 3階から階段下を見ます。

    3階から階段下を見ます。

  • 大広間です。<br />迎賓を目的とした大広間で、眺望を重視して3階に設置されているのが、この建物の特色となっています。

    大広間です。
    迎賓を目的とした大広間で、眺望を重視して3階に設置されているのが、この建物の特色となっています。

  • 窓からは味噌醸造蔵、芝川、荒川、晴れた日には富士山が眺められたといいます。イオニア式のオーダーを西側隅部に飾り、中心に花弁飾りのついた漆喰天井があり、ジョージアン様式を基調としています。

    窓からは味噌醸造蔵、芝川、荒川、晴れた日には富士山が眺められたといいます。イオニア式のオーダーを西側隅部に飾り、中心に花弁飾りのついた漆喰天井があり、ジョージアン様式を基調としています。

  • 土間 勝手口です。<br />南端部には台所、土間、風呂場があり、その2階はかつて使用人部屋となっていました。

    土間 勝手口です。
    南端部には台所、土間、風呂場があり、その2階はかつて使用人部屋となっていました。

  • 庭園から見る建物も風格があります。

    庭園から見る建物も風格があります。

  • 昭和48年の改修工事で、味噌醸造蔵の跡地につくられた池泉回遊式庭園です。和館や茶室から眺められるよう配慮されており、立派な池、枯山水、州浜、灯篭、手水鉢などを配し、建物の重厚さをさらに際立たせています。

    昭和48年の改修工事で、味噌醸造蔵の跡地につくられた池泉回遊式庭園です。和館や茶室から眺められるよう配慮されており、立派な池、枯山水、州浜、灯篭、手水鉢などを配し、建物の重厚さをさらに際立たせています。

  • 茶室です。<br />昭和48年に、京都から職人を呼び寄せ、一部味噌蔵の建築材を用いて造られたといわれています。8畳と小間の二つの茶室、立礼が行えるホール等があります。

    茶室です。
    昭和48年に、京都から職人を呼び寄せ、一部味噌蔵の建築材を用いて造られたといわれています。8畳と小間の二つの茶室、立礼が行えるホール等があります。

  • 茶室の建物を入ると、正面にホールがあります。8畳と小間の二つの茶室はその奥ににあjります。格子戸をくぐるとその先に内庭が続いています。

    茶室の建物を入ると、正面にホールがあります。8畳と小間の二つの茶室はその奥ににあjります。格子戸をくぐるとその先に内庭が続いています。

  • 見学に来る人もなく、ゆっくりと見て回れました。

    見学に来る人もなく、ゆっくりと見て回れました。

  • 辺りは、マンションが乱立しています。

    辺りは、マンションが乱立しています。

  • 歴史的建造物を十二分に味わうことができました。

    歴史的建造物を十二分に味わうことができました。

  • 隣は焼肉屋です。<br />牛と旧田中家住宅がミスマッチです。

    隣は焼肉屋です。
    牛と旧田中家住宅がミスマッチです。

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