亀有・柴又旅行記(ブログ) 一覧に戻る
1月の三連休の一日、葛飾区の柴又帝釈天へ遅い初詣に行って来ました。<br />葛飾柴又と言えば、何と言っても「男はつらいよ」ですよね。<br /><br />「男はつらいよ」は第48作まであるそうで、どこかで1作ぐらい見ていてもいいはずなんですが、これまで人情喜劇に関心が無かった私は映画を1作も見たことがありません。夫は学生時代に1~2作見たことがあるそうなので、ちらちら教えてもらいました。<br /><br />柴又駅に「かつしか柴又マップ」というのが置いてあったので、それを参考に回りました。<br /><br />【この日行ったところ】<br /><br />柴又帝釈天(しばまたたいしゃくてん)へ初詣<br />   ↓<br />柴又帝釈天の彫刻ギャラリーと庭園<br />   ↓<br />川千屋(かわちや)でうな重の昼食<br />   ↓<br />山本亭 大正末期から昭和初期にかけて建てられた和洋折衷の邸宅<br />   ↓<br />寅さん記念館<br />   ↓<br />山田洋次ミュージアム<br />   ↓<br />船橋屋でクリームあんみつ<br /><br />「男はつらいよ」を見たことがないと言っても超有名作品ですから、「レ~、シレミレシラソーミレー、ソーラシー ラーソミレミソー」で始まるオープニングテーマを始め、どこかで何となくそれなりの知識を持っていたようです。映画を見たことのない私でも十分楽しめました。<br /><br />柴又へ行ったら帝釈天にお参りし、寅さんゆかりの草団子や、鰻を食べるのがお勧めコースらしいです。草団子は食べ損ねましたが、とにかく鰻重は食べて来ました。<br /><br />柴又はとてもいい所でした。浅草を小さくしたみたい。浅草ほど人が多くなく、それでいて日本情緒と下町風情がたっぷり。フーテンの寅さんの温かい気配はしっかり街に根付いていました。<br />柴又、お勧めです。<br /><br />表紙の写真は京成線柴又駅前にある「フーテンの寅像」。<br />旅に出る寅さんが妹、さくらの方を振り返ったシーンなんだそうです。

【楽しいよ 柴又】 柴又帝釈天~山本亭~寅さん記念館~山田洋次ミュージアム

14いいね!

2013/01/12 - 2013/01/12

271位(同エリア624件中)

4

53

ニッキー

ニッキーさん

1月の三連休の一日、葛飾区の柴又帝釈天へ遅い初詣に行って来ました。
葛飾柴又と言えば、何と言っても「男はつらいよ」ですよね。

「男はつらいよ」は第48作まであるそうで、どこかで1作ぐらい見ていてもいいはずなんですが、これまで人情喜劇に関心が無かった私は映画を1作も見たことがありません。夫は学生時代に1~2作見たことがあるそうなので、ちらちら教えてもらいました。

柴又駅に「かつしか柴又マップ」というのが置いてあったので、それを参考に回りました。

【この日行ったところ】

柴又帝釈天(しばまたたいしゃくてん)へ初詣
   ↓
柴又帝釈天の彫刻ギャラリーと庭園
   ↓
川千屋(かわちや)でうな重の昼食
   ↓
山本亭 大正末期から昭和初期にかけて建てられた和洋折衷の邸宅
   ↓
寅さん記念館
   ↓
山田洋次ミュージアム
   ↓
船橋屋でクリームあんみつ

「男はつらいよ」を見たことがないと言っても超有名作品ですから、「レ~、シレミレシラソーミレー、ソーラシー ラーソミレミソー」で始まるオープニングテーマを始め、どこかで何となくそれなりの知識を持っていたようです。映画を見たことのない私でも十分楽しめました。

柴又へ行ったら帝釈天にお参りし、寅さんゆかりの草団子や、鰻を食べるのがお勧めコースらしいです。草団子は食べ損ねましたが、とにかく鰻重は食べて来ました。

柴又はとてもいい所でした。浅草を小さくしたみたい。浅草ほど人が多くなく、それでいて日本情緒と下町風情がたっぷり。フーテンの寅さんの温かい気配はしっかり街に根付いていました。
柴又、お勧めです。

表紙の写真は京成線柴又駅前にある「フーテンの寅像」。
旅に出る寅さんが妹、さくらの方を振り返ったシーンなんだそうです。

PR

  • 帝釈天の参道。<br /><br />両側にお土産物屋が並びます。<br /><br />寅さんはテキ屋(縁日などで食べ物や商品を売る商人)をしながら全国を放浪してるんですが、時々ふらりと生まれ故郷の柴又へ帰って来る。おいちゃん(叔父さん)とおばちゃんが帝釈天の参道でお団子屋をやっているという設定なんだそうです。<br /><br />参道には確かに団子屋さんがたくさんありました。<br />名物、草だんごは食べ歩き用(1本150円など)もありましたよ。<br />モツ煮、甘酒などのカップ入りも売っていました。

    帝釈天の参道。

    両側にお土産物屋が並びます。

    寅さんはテキ屋(縁日などで食べ物や商品を売る商人)をしながら全国を放浪してるんですが、時々ふらりと生まれ故郷の柴又へ帰って来る。おいちゃん(叔父さん)とおばちゃんが帝釈天の参道でお団子屋をやっているという設定なんだそうです。

    参道には確かに団子屋さんがたくさんありました。
    名物、草だんごは食べ歩き用(1本150円など)もありましたよ。
    モツ煮、甘酒などのカップ入りも売っていました。

  • わ〜、寅さんの恰好をした人がいますー。<br /><br />雰囲気出る〜!

    わ〜、寅さんの恰好をした人がいますー。

    雰囲気出る〜!

  • 参道に並ぶお店。<br /><br />おせんべい屋さん。

    参道に並ぶお店。

    おせんべい屋さん。

  • だるまが盛り上げられています。<br />こんな売り方も楽しい。<br /><br />いろんな大きさがあるものですね。<br />値段もいろいろ。<br />もちろん全部目が入っていません。

    だるまが盛り上げられています。
    こんな売り方も楽しい。

    いろんな大きさがあるものですね。
    値段もいろいろ。
    もちろん全部目が入っていません。

  • 参道を少し行くと、帝釈天の二天門が現れました。<br /><br /><br />ところで、以前は夫を待たせて私一人が写真を撮っていたんですが、最近、夫も自分のカメラで写真を撮るようになりました。<br />それぞれに撮影ポイントを探すので、私たちの進みの遅いこと遅いこと。

    参道を少し行くと、帝釈天の二天門が現れました。


    ところで、以前は夫を待たせて私一人が写真を撮っていたんですが、最近、夫も自分のカメラで写真を撮るようになりました。
    それぞれに撮影ポイントを探すので、私たちの進みの遅いこと遅いこと。

  • 柴又帝釈天(しばまたたいしゃくてん)は正式名称を題経寺(だいきょうじ)と言い、日蓮宗のお寺です。<br /><br />二天門をくぐると正面にどーんと姿を表す帝釈堂。<br /><br />見事な枝ぶりの松は瑞竜の松(ずいりゅうのまつ)です。<br />枝が10メートル以上も伸びているんだそうです。

    柴又帝釈天(しばまたたいしゃくてん)は正式名称を題経寺(だいきょうじ)と言い、日蓮宗のお寺です。

    二天門をくぐると正面にどーんと姿を表す帝釈堂。

    見事な枝ぶりの松は瑞竜の松(ずいりゅうのまつ)です。
    枝が10メートル以上も伸びているんだそうです。

    題経寺(柴又帝釈天) 寺・神社・教会

  • 靴を脱いで帝釈堂に上がり、お経を聞きながらお参りして来ました。<br />帝釈堂内部は写真禁止です。<br /><br />ロウソクを立てて、おみくじも引きました。<br />私のおみくじは吉だったんですけど、夫のが・・・(ー_ー)!!。<br />おみくじ引こうって言い出したのは夫なのに・・・カワイソウ。<br /><br />気にしない気にしない。<br />これを肝に銘じて、今年は謙虚に行けばいいんですから。<br />おみくじを結ぶ場所があったので、ご加護を願って結んで来ました。

    靴を脱いで帝釈堂に上がり、お経を聞きながらお参りして来ました。
    帝釈堂内部は写真禁止です。

    ロウソクを立てて、おみくじも引きました。
    私のおみくじは吉だったんですけど、夫のが・・・(ー_ー)!!。
    おみくじ引こうって言い出したのは夫なのに・・・カワイソウ。

    気にしない気にしない。
    これを肝に銘じて、今年は謙虚に行けばいいんですから。
    おみくじを結ぶ場所があったので、ご加護を願って結んで来ました。

  • 境内で猿の芸が始まりました。<br /><br />お猿さん、名前はポンタくんだったかな?<br /><br />竹馬やジャンプを見せてくれました。<br /><br />お猿さんの身体能力はすごいです。

    境内で猿の芸が始まりました。

    お猿さん、名前はポンタくんだったかな?

    竹馬やジャンプを見せてくれました。

    お猿さんの身体能力はすごいです。

  • 離して置いた台の間をジャンプで跳ぶポンタくん。<br /><br />お見事〜!

    離して置いた台の間をジャンプで跳ぶポンタくん。

    お見事〜!

  • 「今度はもっと離しますよー」<br />「これでも跳べるか、やってみましょう」って。<br /><br />冗談でしょう、あり得ない距離。<br /><br />最後は歩いてよじ登るとか何かオチがあるんだろうと思って、笑っていたら・・・

    「今度はもっと離しますよー」
    「これでも跳べるか、やってみましょう」って。

    冗談でしょう、あり得ない距離。

    最後は歩いてよじ登るとか何かオチがあるんだろうと思って、笑っていたら・・・

  • うぉーっ、ホントに跳んだ!<br /><br /><br /><br />感動させてもらったので、大きな拍手して、お金を入れて来ました。

    うぉーっ、ホントに跳んだ!



    感動させてもらったので、大きな拍手して、お金を入れて来ました。

  • 柴又帝釈天は彫刻の寺としても有名なんだそうです。<br /><br />帝釈堂の奥の建物の外壁には法華経の説話を題材にしたケヤキの彫刻がされていて、彫刻ギャラリーとして見学することができます。<br /><br />見学料は彫刻ギャラリーと庭園見物がセットになって大人400円です。

    柴又帝釈天は彫刻の寺としても有名なんだそうです。

    帝釈堂の奥の建物の外壁には法華経の説話を題材にしたケヤキの彫刻がされていて、彫刻ギャラリーとして見学することができます。

    見学料は彫刻ギャラリーと庭園見物がセットになって大人400円です。

  • すばらしいものでしょう?<br />大正から昭和にかけて、彫刻の名匠たちが彫ったものだそうです。<br /><br />袋が用意されているので、靴を脱いでそれに入れ、上下2段に張り巡らされた外廊下を上がったり下がったり曲がったりしながら見ます。<br /><br />彫刻保護のため外廊下ごとガラスで覆ってあって少し暖房もされているようでした。これなら寒い日や雨の日も心地よく見て回れますね。<br /><br />彫刻自体がすばらしいのはもちろんですが、私はお寺の廊下を上がったり下がったりくねくね行くのが楽しかったです。靴を脱いで木や毛氈の廊下を歩く足裏の感触もおもしろい。<br /><br />この日は外国人観光客の姿は多くはありませんでしたが、彫刻を見ながらくねくね回廊を進む、外国人にとってもここはおもしろいと思います。

    すばらしいものでしょう?
    大正から昭和にかけて、彫刻の名匠たちが彫ったものだそうです。

    袋が用意されているので、靴を脱いでそれに入れ、上下2段に張り巡らされた外廊下を上がったり下がったり曲がったりしながら見ます。

    彫刻保護のため外廊下ごとガラスで覆ってあって少し暖房もされているようでした。これなら寒い日や雨の日も心地よく見て回れますね。

    彫刻自体がすばらしいのはもちろんですが、私はお寺の廊下を上がったり下がったりくねくね行くのが楽しかったです。靴を脱いで木や毛氈の廊下を歩く足裏の感触もおもしろい。

    この日は外国人観光客の姿は多くはありませんでしたが、彫刻を見ながらくねくね回廊を進む、外国人にとってもここはおもしろいと思います。

  • 帝釈堂外壁の彫刻を見た後は、そのまま渡り廊下を通って庭園へ移動します。<br /><br />靴は脱いで、袋に入れて持ったままです。

    帝釈堂外壁の彫刻を見た後は、そのまま渡り廊下を通って庭園へ移動します。

    靴は脱いで、袋に入れて持ったままです。

  • くねくね・・・

    くねくね・・・

  • 渡り廊下は「大客殿」という建物につながっています。<br /><br />大客殿の中には屏風やついたてが展示されています。<br /><br />これは横山大観(よこやまたいかん)が描いた「群猿遊戯図」。<br />彫刻の下絵なのだそうです。

    渡り廊下は「大客殿」という建物につながっています。

    大客殿の中には屏風やついたてが展示されています。

    これは横山大観(よこやまたいかん)が描いた「群猿遊戯図」。
    彫刻の下絵なのだそうです。

  • ここからは庭園見物に入ります。<br /><br />大客殿の広縁から見た庭園、邃渓園(すいけいえん)。

    ここからは庭園見物に入ります。

    大客殿の広縁から見た庭園、邃渓園(すいけいえん)。

    題経寺(柴又帝釈天) 邃渓園 公園・植物園

  • 向こうの方にも渡り廊下が見えます。<br /><br />回廊を歩きながら庭園をぐるりと一周できるようになっているんです。<br /><br />池もあります。<br /><br />柴又帝釈天にこんなに立派なお庭があったとは。

    向こうの方にも渡り廊下が見えます。

    回廊を歩きながら庭園をぐるりと一周できるようになっているんです。

    池もあります。

    柴又帝釈天にこんなに立派なお庭があったとは。

  • 大きな鳥がいました。<br />ヒヨドリでしょうか?<br /><br />水浴びしようとしています。<br /><br />

    大きな鳥がいました。
    ヒヨドリでしょうか?

    水浴びしようとしています。

  • おっと〜、次の瞬間、思いっ切り水没。<br /><br />わぁ、寒そう〜!<br /><br />冬でも水浴びするんですね。

    おっと〜、次の瞬間、思いっ切り水没。

    わぁ、寒そう〜!

    冬でも水浴びするんですね。

  • 回廊でぐるりと回って庭の反対側へやって来ました。<br /><br />ここからは池とさっき通って来た大客殿が見えます。<br /><br />靴を脱いで回廊一周、面白かったなー。

    回廊でぐるりと回って庭の反対側へやって来ました。

    ここからは池とさっき通って来た大客殿が見えます。

    靴を脱いで回廊一周、面白かったなー。

  • 柴又帝釈天。<br />初詣もできて、彫刻や庭園の見応えもありました。<br /><br />この後、山本亭や寅さん記念館を見にいくつもりですが、お腹が空いて来たので、一旦参道の商店街へ戻ってお昼ご飯を食べることにします。<br /><br />定番ですが、柴又名物の一つ、うな重を目指したいと思います。

    柴又帝釈天。
    初詣もできて、彫刻や庭園の見応えもありました。

    この後、山本亭や寅さん記念館を見にいくつもりですが、お腹が空いて来たので、一旦参道の商店街へ戻ってお昼ご飯を食べることにします。

    定番ですが、柴又名物の一つ、うな重を目指したいと思います。

  • というわけで、やって来たのが参道にある川千屋(かわちや)。<br /><br />うな重は松(3500円)、竹(3000円)、梅(2500円)とあったので、梅にしました。<br /><br />私はタレがもう少し濃いめが良かったけど、鰻は熱々で柔らかくてとても美味しかったです。<br />

    というわけで、やって来たのが参道にある川千屋(かわちや)。

    うな重は松(3500円)、竹(3000円)、梅(2500円)とあったので、梅にしました。

    私はタレがもう少し濃いめが良かったけど、鰻は熱々で柔らかくてとても美味しかったです。

  • お昼ご飯の後は山本亭へやって来ました。<br /><br />ここはカメラ部品メーカー「合資会社山本工場」の創立者、山本栄之助氏のかつての自宅。今は葛飾区が所有していて一般公開しています。<br /><br />入館料は大人100円ですが、寅さん記念館とセット券が550円で買えます(50円お得)。<br /><br />葛飾区観光サイト “山本亭”<br />http://www.katsushika-kanko.com/yamamoto/

    お昼ご飯の後は山本亭へやって来ました。

    ここはカメラ部品メーカー「合資会社山本工場」の創立者、山本栄之助氏のかつての自宅。今は葛飾区が所有していて一般公開しています。

    入館料は大人100円ですが、寅さん記念館とセット券が550円で買えます(50円お得)。

    葛飾区観光サイト “山本亭”
    http://www.katsushika-kanko.com/yamamoto/

  • 山本亭は大正15年から昭和初期にかけて建てられた邸宅で、昭和63年まで山本家が4代に渡ってここに居住していたそうです。<br /><br />昔の資産家のお屋敷ということで、興味津々。<br />別棟に茶室もありました。<br /><br />和室ではお茶やぜんざいなどを食べることができるほか、貸し切ることもできるようです。

    山本亭は大正15年から昭和初期にかけて建てられた邸宅で、昭和63年まで山本家が4代に渡ってここに居住していたそうです。

    昔の資産家のお屋敷ということで、興味津々。
    別棟に茶室もありました。

    和室ではお茶やぜんざいなどを食べることができるほか、貸し切ることもできるようです。

  • 一階の和室は6部屋あります。<br /><br />柱時計がユニーク。<br /><br />だって、左から北京、柴又、維納(ウィーン)の時間に合わせてあるんですもの。<br /><br />山本氏がカメラ部品メーカーの創立者ということで、ペキンやウィーンとも取り引きがあったのでしょうか。

    一階の和室は6部屋あります。

    柱時計がユニーク。

    だって、左から北京、柴又、維納(ウィーン)の時間に合わせてあるんですもの。

    山本氏がカメラ部品メーカーの創立者ということで、ペキンやウィーンとも取り引きがあったのでしょうか。

  • この日は風の間・雪の間・鳥の間の3室の障子と襖を取り払って、寄席をやっていました。<br /><br />和室は床の間、違い棚、欄間などがある書院造りで、周りを廊下が取り巻いています。

    この日は風の間・雪の間・鳥の間の3室の障子と襖を取り払って、寄席をやっていました。

    和室は床の間、違い棚、欄間などがある書院造りで、周りを廊下が取り巻いています。

  • 廊下からは庭園が見えます。<br />築山、池に飛び石や木を配した伝統的な書院庭園です。<br />ここの雪吊りはなんだかお洒落〜。<br /><br />このお庭はアメリカの日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズガーデニング」が実施した日本庭園ランキング調査で、2004年〜2007年の4年連続で3位に選ばれたそうです。<br /><br />庭園は建物の中から見るだけ。下りることはできませんでした。

    廊下からは庭園が見えます。
    築山、池に飛び石や木を配した伝統的な書院庭園です。
    ここの雪吊りはなんだかお洒落〜。

    このお庭はアメリカの日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズガーデニング」が実施した日本庭園ランキング調査で、2004年〜2007年の4年連続で3位に選ばれたそうです。

    庭園は建物の中から見るだけ。下りることはできませんでした。

  • 旧玄関。<br /><br />黒玉石が敷き詰められ、沓脱石(くつぬぎいし)が置かれた広々とした玄関です。

    旧玄関。

    黒玉石が敷き詰められ、沓脱石(くつぬぎいし)が置かれた広々とした玄関です。

  • 玄関脇にある山本亭唯一の洋間、「鳳凰の間」。<br /><br />玄関から入った客人はこの部屋に通されたのでしょう。<br /><br />ステンドグラスが入った窓がクラシックで素敵です。<br />足元には絨緞が敷いてありますが、その下の床は寄木細工になっていました。<br /><br />室内の見学はこれで終わり。

    玄関脇にある山本亭唯一の洋間、「鳳凰の間」。

    玄関から入った客人はこの部屋に通されたのでしょう。

    ステンドグラスが入った窓がクラシックで素敵です。
    足元には絨緞が敷いてありますが、その下の床は寄木細工になっていました。

    室内の見学はこれで終わり。

  • 外へ出て、建物の周りをぐるりと回ります。<br /><br />白壁の土蔵。

    外へ出て、建物の周りをぐるりと回ります。

    白壁の土蔵。

  • 見学コースには入っていなかったけれど、このお宅には2階もあるんですね。<br />傾いた日がガラス越しに見えます。<br />窓の多い日本家屋ならではの眺めに心動かされて写真を撮りました。<br /><br />敷地内には防空壕跡もありましたよ。<br />地下へ降りて行くようです。<br />今は蓋がしてありました。

    見学コースには入っていなかったけれど、このお宅には2階もあるんですね。
    傾いた日がガラス越しに見えます。
    窓の多い日本家屋ならではの眺めに心動かされて写真を撮りました。

    敷地内には防空壕跡もありましたよ。
    地下へ降りて行くようです。
    今は蓋がしてありました。

  • 旧玄関を外から見たところ。<br /><br />昭和初期の玄関。<br />こんなお宅、お年始回りに訪問したくなりますね。

    旧玄関を外から見たところ。

    昭和初期の玄関。
    こんなお宅、お年始回りに訪問したくなりますね。

  • びっくりしたのはこれ、長屋門です。<br /><br />外に出て向かいから見たところです。<br />左右に3畳ほどの袖部屋を備えた立派な門です。<br />デザインは洋風になっています。<br /><br />普通の民家でこんな門を持つとは。<br /><br />私たちは逆から見て来ましたが、この門を入ると前庭とアプローチがあり、旧玄関へとつながっています。

    びっくりしたのはこれ、長屋門です。

    外に出て向かいから見たところです。
    左右に3畳ほどの袖部屋を備えた立派な門です。
    デザインは洋風になっています。

    普通の民家でこんな門を持つとは。

    私たちは逆から見て来ましたが、この門を入ると前庭とアプローチがあり、旧玄関へとつながっています。

  • 山本亭から道路をはさんだ向こう側は小高くなっています。<br /><br />階段でまっすぐ上っても良し、スロープでうねうね上っても良し。<br /><br />この辺り一帯が柴又公園として整備されています。<br /><br />私たちもあそこへ上ってみます。

    山本亭から道路をはさんだ向こう側は小高くなっています。

    階段でまっすぐ上っても良し、スロープでうねうね上っても良し。

    この辺り一帯が柴又公園として整備されています。

    私たちもあそこへ上ってみます。

    柴又公園 公園・植物園

  • 高台に上ると江戸川の広々した眺めが広がっていて、気持ちいい〜!<br /><br />少し上流(写真よりもっと左手)には有名な「矢切の渡し」の船着き場がありました。建て物がある訳ではなく、桟橋があるだけみたいでした。<br /><br />向こう岸は千葉県松戸市です。

    高台に上ると江戸川の広々した眺めが広がっていて、気持ちいい〜!

    少し上流(写真よりもっと左手)には有名な「矢切の渡し」の船着き場がありました。建て物がある訳ではなく、桟橋があるだけみたいでした。

    向こう岸は千葉県松戸市です。

    矢切の渡し 乗り物

  • 寅さん記念館へは柴又公園からエレベーターで下りて行きます。<br /><br />エレベーターを出ると、吹き抜けの中庭になっていました。<br />ここからは寅さんワールド全開です。<br /><br />パンフレットは日本語・英語の2カ国語で書かれています。<br />英語、中国語、韓国語の音声ガイドも貸し出しています。

    寅さん記念館へは柴又公園からエレベーターで下りて行きます。

    エレベーターを出ると、吹き抜けの中庭になっていました。
    ここからは寅さんワールド全開です。

    パンフレットは日本語・英語の2カ国語で書かれています。
    英語、中国語、韓国語の音声ガイドも貸し出しています。

  • 最初に「男はつらいよ」のスタッフ紹介スペース。<br /><br />山田洋次監督が使ったメガホンやデッキチェアーも展示されています。<br /><br />撮影、照明、録音、大道具、小道具メイクなどのスタッフ。<br /><br />「小道具」とは動かせるものを言い、「大道具」は動かせないものを言うそうです。<br />「舟」は動かせるので小道具、「杭」は動かないので大道具なんだそうです。<br />へえー、そうなんだー。

    最初に「男はつらいよ」のスタッフ紹介スペース。

    山田洋次監督が使ったメガホンやデッキチェアーも展示されています。

    撮影、照明、録音、大道具、小道具メイクなどのスタッフ。

    「小道具」とは動かせるものを言い、「大道具」は動かせないものを言うそうです。
    「舟」は動かせるので小道具、「杭」は動かないので大道具なんだそうです。
    へえー、そうなんだー。

  • 16歳で家を飛び出し全国を渡り歩く「フーテンの寅さん」こと車寅次郎(くるまとらじろう)には、柴又帝釈天の参道で団子屋を営む叔父夫婦と母親の違う妹、さくらがいる。寅次郎がたまに故郷へ帰って来ると毎度騒動が持ち上がる、というのが「男はつらいよ」のお決まりのストーリー。<br /><br />次の部屋では寅さんの少年時代から全国を放浪して36歳で再び柴又へ舞い戻ってくるまで、つまり映画で描かれる以前のストーリーを、可動式の小さいジオラマ6つで見ることができます。<br />ジオラマが動くので面白い。<br />上映時間が一つ1分と短いので、全部見るといいですよ。<br /><br />写真のシーンはバナナのたたき売りをしているジオラマです。

    16歳で家を飛び出し全国を渡り歩く「フーテンの寅さん」こと車寅次郎(くるまとらじろう)には、柴又帝釈天の参道で団子屋を営む叔父夫婦と母親の違う妹、さくらがいる。寅次郎がたまに故郷へ帰って来ると毎度騒動が持ち上がる、というのが「男はつらいよ」のお決まりのストーリー。

    次の部屋では寅さんの少年時代から全国を放浪して36歳で再び柴又へ舞い戻ってくるまで、つまり映画で描かれる以前のストーリーを、可動式の小さいジオラマ6つで見ることができます。
    ジオラマが動くので面白い。
    上映時間が一つ1分と短いので、全部見るといいですよ。

    写真のシーンはバナナのたたき売りをしているジオラマです。

  • 寅さんの叔父夫婦が営む団子屋「くるまや」のセット。<br /><br />最初の頃は団子屋の名前は「とらや」だったようですが、セット自体は大船撮影所で第1作から第48作まで実際に使用したものだそうです。

    寅さんの叔父夫婦が営む団子屋「くるまや」のセット。

    最初の頃は団子屋の名前は「とらや」だったようですが、セット自体は大船撮影所で第1作から第48作まで実際に使用したものだそうです。

  • 中へ入ると、おやおや、天井がありません。<br />スタジオセットってこういうものなんですねぇ。<br /><br />照明さんや音声さんが仕事をしている様子が見られます。

    中へ入ると、おやおや、天井がありません。
    スタジオセットってこういうものなんですねぇ。

    照明さんや音声さんが仕事をしている様子が見られます。

  • 茶の間。<br /><br />部屋の中ではセットで撮影された名シーンの数々を映していました。<br />お客さんたち、立ち止まって見入っていました。<br /><br />みんな笑顔。<br />ここでは笑顔になっちゃうみたいです。

    茶の間。

    部屋の中ではセットで撮影された名シーンの数々を映していました。
    お客さんたち、立ち止まって見入っていました。

    みんな笑顔。
    ここでは笑顔になっちゃうみたいです。

  • 映画を見たことのある人には懐かしいセットなんでしょうね。<br /><br />私は映画はまったく見たことがありませんでしたが、撮影セットだと思うだけで面白かったです。

    映画を見たことのある人には懐かしいセットなんでしょうね。

    私は映画はまったく見たことがありませんでしたが、撮影セットだと思うだけで面白かったです。

  • 次の部屋には朝日印刷所のセット。<br />タコ社長たちが働いていた所。<br /><br />ここは2012年12月に新しくできたばかりの展示室です。<br />すごくリアルに作ってありますよ〜。<br /><br />雑然とした作業場。<br />ほこりをかぶって変色したような道具類。<br />昔の活版印刷機もあります。<br />そしてインクの臭いが再現されているので、余計に臨場感があります。

    次の部屋には朝日印刷所のセット。
    タコ社長たちが働いていた所。

    ここは2012年12月に新しくできたばかりの展示室です。
    すごくリアルに作ってありますよ〜。

    雑然とした作業場。
    ほこりをかぶって変色したような道具類。
    昔の活版印刷機もあります。
    そしてインクの臭いが再現されているので、余計に臨場感があります。

  • 「くるまや」の模型。<br />寅さんが2階でお昼寝しています。<br />あの部屋は寅さんがふらりと帰って来ると居候を決め込む部屋です。

    「くるまや」の模型。
    寅さんが2階でお昼寝しています。
    あの部屋は寅さんがふらりと帰って来ると居候を決め込む部屋です。

  • 昭和30年代の帝釈天参道の街並みを再現したコーナー。<br /><br />実物より小さく作ってあります。<br /><br />これはおせんべい屋さん。<br />リアルです。

    昭和30年代の帝釈天参道の街並みを再現したコーナー。

    実物より小さく作ってあります。

    これはおせんべい屋さん。
    リアルです。

  • 街並みは、遠近法を用いて向こうへ行くほど小さく作ってあるので、より奥行きがあるように見えます。

    街並みは、遠近法を用いて向こうへ行くほど小さく作ってあるので、より奥行きがあるように見えます。

  • 大きさはこんな感じ。

    大きさはこんな感じ。

  • 名場面や歴代マドンナの映像を見ることができるコーナーがありました。<br />見たいシーンが選択できます。<br /><br />「男はつらいよ」シリーズは、渥美清さんが亡くなるまで48作品。<br />この本数はすごいです。<br />舞台となった都道府県は北海道から沖縄まで全国各地に及ぶということで、その展示もありました。<br />旅先で出会ったマドンナとの成就しない恋愛模様と共に、日本各地の美しい風景が描かれているそうです。

    名場面や歴代マドンナの映像を見ることができるコーナーがありました。
    見たいシーンが選択できます。

    「男はつらいよ」シリーズは、渥美清さんが亡くなるまで48作品。
    この本数はすごいです。
    舞台となった都道府県は北海道から沖縄まで全国各地に及ぶということで、その展示もありました。
    旅先で出会ったマドンナとの成就しない恋愛模様と共に、日本各地の美しい風景が描かれているそうです。

  • 「わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天で産湯を使い、姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します」<br /><br />『俺がいたんじゃ お嫁にゃ行けぬ<br /> わかっちゃいるんだ 妹よ<br /> いつかおまえの よろこぶような<br /> 偉い兄貴になりたくて〜』<br /><br />このセリフと歌は私でも知ってますよ〜。<br />映画の中で妹のさくらが結婚してしまうので、歌詞は後に変わっていくようですが、これが一番有名ですよね。<br /><br />「歴代マドンナ全員集合」のコーナーでは、壁面にマドンナ達の写真がぎっしり。<br />吉永小百合さん、松坂慶子さん、岸恵子さん、大原麗子さん、竹下景子さん・・・、時代を代表するそうそうたる女優さんが務めてますが、中でも最多出演は4回出ている浅丘るり子さん(リリー役)。人気も高かったようですね。<br /><br />寅さん記念館。<br />おもしろかったです。<br />「男はつらいよ」を見てみたくなりました。

    「わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天で産湯を使い、姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します」

    『俺がいたんじゃ お嫁にゃ行けぬ
     わかっちゃいるんだ 妹よ
     いつかおまえの よろこぶような
     偉い兄貴になりたくて〜』

    このセリフと歌は私でも知ってますよ〜。
    映画の中で妹のさくらが結婚してしまうので、歌詞は後に変わっていくようですが、これが一番有名ですよね。

    「歴代マドンナ全員集合」のコーナーでは、壁面にマドンナ達の写真がぎっしり。
    吉永小百合さん、松坂慶子さん、岸恵子さん、大原麗子さん、竹下景子さん・・・、時代を代表するそうそうたる女優さんが務めてますが、中でも最多出演は4回出ている浅丘るり子さん(リリー役)。人気も高かったようですね。

    寅さん記念館。
    おもしろかったです。
    「男はつらいよ」を見てみたくなりました。

  • 最後に、寅さん記念館の隣にオープンしたばかりの「山田洋次ミュージアム」へ行きました。寅さん記念館の入場券で入れます。<br /><br />山田洋次監督のデビュー作から最新作の「東京家族」(2013年1月19日ロードショー)まで紹介されていました。

    最後に、寅さん記念館の隣にオープンしたばかりの「山田洋次ミュージアム」へ行きました。寅さん記念館の入場券で入れます。

    山田洋次監督のデビュー作から最新作の「東京家族」(2013年1月19日ロードショー)まで紹介されていました。

    山田洋次ミュージアム 美術館・博物館

  • 私は時代劇三部作、「たそがれ清兵衛」「隠し剣鬼の爪」「武士の一分」を全部見ていたので、そこが興味深かったです。<br /><br />たそがれ清兵衛の「木刀と短剣」、秘剣「鬼の爪」の実物や台本も展示されていました。

    私は時代劇三部作、「たそがれ清兵衛」「隠し剣鬼の爪」「武士の一分」を全部見ていたので、そこが興味深かったです。

    たそがれ清兵衛の「木刀と短剣」、秘剣「鬼の爪」の実物や台本も展示されていました。

  • 最後に帝釈天参道の船橋屋でクリームあんみつを食べてから帰りました。<br /><br />もともと初詣に来た柴又でしたが、あー、おもしろかった。<br />「男はつらいよ」を見たことのない私でも十分楽しめました。<br />寅さんの温かさが身近に感じられるようになりました。<br /><br />家に帰ってから「男はつらいよ」のDVDを1本借りて来て、夫と一緒に見ました。以前は好きになれなかったドタバタ人情喜劇ですが、今なら理解できます。柴又へ行った後だからか、すごく面白かったです。<br /><br />映画を見てから行くのがお勧めですが、見たことのない人は柴又から帰ってからぜひ「男はつらいよ」を見てください。一層楽しめること請け合いです。

    最後に帝釈天参道の船橋屋でクリームあんみつを食べてから帰りました。

    もともと初詣に来た柴又でしたが、あー、おもしろかった。
    「男はつらいよ」を見たことのない私でも十分楽しめました。
    寅さんの温かさが身近に感じられるようになりました。

    家に帰ってから「男はつらいよ」のDVDを1本借りて来て、夫と一緒に見ました。以前は好きになれなかったドタバタ人情喜劇ですが、今なら理解できます。柴又へ行った後だからか、すごく面白かったです。

    映画を見てから行くのがお勧めですが、見たことのない人は柴又から帰ってからぜひ「男はつらいよ」を見てください。一層楽しめること請け合いです。

この旅行記のタグ

関連タグ

14いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (4)

開く

閉じる

  • がりさん 2013/02/02 18:56:06
    寅さん!
    ニッキーさん、こんばんは!

    精力的に都内を旅されてますね〜。
    こうやって都内を回ってみると、東京にもこんな所があったんだ!って新たな発見がたくさんありますね。

    柴又はいまだに行ったことがない街です。
    千葉寄りなので、神奈川からだとなかなか行きづらいイメージなのかなぁ。

    下町情緒がある感じで、良さそうな街ですね〜。
    矢切の渡しも今も存続してるんですね。
    観光客のためとはいえ、今もこういう光景が残ってるって素敵♪
    寅さんの格好をした人、さすがに絵になりますね(笑)。

    僕も先日、群馬県へ2泊3日で行ってきました。
    碓氷峠のめがね橋や、富岡製糸場、桐生の古い町並みを巡る旅。

    この旅は僕には珍しく一人旅ではなかったのですが、さらに僕には珍しく、ちょっと斬新な試みをしてみました。
    それは、「カメラを持っていかない」ということ。
    以前から、カメラを持たない旅をしてみたいな、と思っていたので、今回それを思い切って実現してみました。

    するとなんというか、これがすごい楽なんです。
    どんな景色を見ても、どんな街を歩いても、どんな食べ物を食べても、一切写真を撮らなくていい。
    だから、自分の目で見ることだけに集中することができる。。

    おかげでこの旅は、フォートラでの旅行記作成が不可能になってしまいました(笑)。

    僕も旅先ではいつも写真撮影に夢中になってしまうのですが、今回の旅を通して、旅にカメラは必ずしも必須のものではないんだな、と気付きました。
    まあ毎回これだとフォートラ的にも困るので、こういう旅はほどほどにしておくつもりですが(笑)。

    もう2月。。
    今日はあったかくて、一足早い春を感じる一日でした〜♪

    ニッキー

    ニッキーさん からの返信 2013/02/03 14:12:06
    RE: 春が来たみたいですね。気候の話ですよ(笑)。
    おおー、がりさん、やりましたね。
    カメラを持たない旅。
    中途半端に持っていると、絶対撮りたくなっちゃいますものね。
    「旅にカメラは必須じゃない」
    なるほどね。簡潔な旅行記どころか、がりさん、一気に旅行記を書かない旅を実践しちゃったというわけですね。

    > するとなんというか、これがすごい楽なんです。

    やっぱりそうですか。
    写真を撮らないということは旅行記も書かないということで、目の前のことに集中できますよね。構図を考えたり、旅行記展開を考えて一応ここも撮っておこうとか考えなくてもいいですし。
    時にはそんな旅もいいですね。

    私は最近一眼レフを買ったんですが、カメラ本体の軽さが魅力でエントリーモデルを買ったのに、1本で幅広いシーンが撮れる中距離ズームレンズをチョイスしたら、これが大きくて重くて結局本体と合わせて1キロ強。(-_-;)

    見た目があんまり立派なので、旧堀田邸では「カメラサークル」の方ですか?って聞かれました。まさかこの日が一眼レフ初日だとは言えず・・・(恥)。

    店先をさっと撮ったり食事を撮るには大げさになり過ぎて取り出しにくい。結局コンデジもカバンに忍ばせて行って、そういうのはコンデジで撮るんです。カメラ無しですいすい旅行のがりさんに比べて私はカメラを2台も持って何をしているやら。

    それにしても一眼レフを買って、改めてコンデジの価値に気づきました。手のひらサイズなのに、広角から望遠、マクロまで撮れてしまう、カメラの中で編集までできてしまうなんて、コンデジすごいです。

    ところでがりさん、今回は一人旅じゃないんですね。
    がりさんにしては珍しいし、4トラ忘れて旅をするって、あれ?もしかしたらカップルで?とか推測しちゃいました。

    昨日今日と暖かくてお出かけ日和ですね。ニュースを見たら成田山で白鵬や綾瀬はるかさんが豆まきをやってました。行けば良かった〜。

    ニッキー
  • 白い華さん 2013/01/25 12:54:04
    「柴又」は、 観光・・・の バラエティさ!が 実は、揃っている。
    今日は。
    映画『 男はつらいよ 』・・・を 見ない!ご夫婦。が
    寅さん!の 町・・・を カメラで 撮影しながら、歩く。

    ホント、 奥様だけ!ではなく、 旦那様!も、 撮影しながら、町歩き。と なり、それ!は いい〜コト。とも 思えますヨネ。
    でも、 「ふたり・・・で 時間が 掛かってしまう」にも 納得。

    ウチは、 私だけ・・・なので、「主人も どうせ、待つので〜」で、 待ってくれます。が、 気を使いますよね。
    私も、「走ったり・・・」も 多いンでね。


    さて、 柴又は、 帝釈天 & 参道。そして、寅さん!博物館。だけ。
    って〜 イメージ。で 行ってしまいます。が、
    狭い!範囲・・・の バラエティ豊か!な 観光施設。の 充実ぶり。 内容・・・の 見事さ。に ビックリ・・・するんですよね。

    「帝釈天」も、 彫刻の 素晴らしさ。日本庭園の あること。
    「山本邸」も、 立派!な 懐かしい〜・・・邸宅。と 日本庭園。
    「江戸川 矢切の渡し」の 船遊び。
    「寅さん!博物館」と 「山田洋次監督の 博物館」・・・。
    そして、 下町・味めぐり。

    と、 どっぷり! 葛飾・柴又・・・の 庶民派!の 魅力。が 観光客を 喜ばせてくれる。
    って、 素晴らしいコト!と 思います。

    新しく、 「タコ社長」の 印刷屋さん・・・が 開設されたのですね〜。
    お隣さん!の 小さな工場・・・との 微妙〜!な 関係。にも 笑っちゃいますよね。
    この・・・コーナーが 出来た。のは、 嬉しい〜なぁ〜。 

    後・・・に、「ご夫婦 揃って、 映画鑑賞」も、 微笑ましい〜!ニッキーさん。
    東京・葛飾 柴又は、「寅さん!が 作ってくれた、 素晴らしい〜!観光地」って 旅行記から 改めて・・・思う、 私でした。

        それでは また

    ニッキー

    ニッキーさん からの返信 2013/01/25 23:09:45
    RE: 「柴又」は、 観光・・・の バラエティさ!が 実は、揃っている。
    柴又へは初めて行きましたが、白い華さんがおっしゃるとおり、お寺から庭園美、和洋折衷建築から寅さんまで、バラエティに富んだ面白さがありましたね。確かにここまで有名になって街を盛り立てたのは、寅さんの力が大きいですね。

    白い華さんは矢切の渡しで舟に乗ってらっしゃいましたが、私たちは寅さん記念館へ急いでいたので乗りませんでした。お店や休憩所がある訳でもなくて、知名度の割にはシンプルでちょっと驚きました。考えてみたら、「矢切の渡し」ってどういう歌だったか、あの「矢切の〜渡〜し〜」ってとこしか思い出せませんよね。

    そうなんですよ。寅さん記念館は去年リニューアルしたようで、朝日印刷所が新たにできていました。朝日印刷所の中は本当にリアルに作ってあって面白かったです。写真は載せなかったんですが、事務机の煩雑さは最高でしたよ。消しゴム付きトンボ鉛筆とか30センチ竹ものさし(昔小学校で使ってたやつ)とか、マジックインキとか木工用ボンドとか国語辞典とか・・・思わず「あるある」ってうなずいてしまうような。

    まぁ、このところ主人も写真を撮り始めたので、待たせる申し訳なさは無くなったんですが、私も遅いけど、主人もま〜待たせてくれますわ。もちろんお互い様だから文句は良いませんよー。^^
    後で見比べると視点が違ってておもしろいです。

    寅さんの映画、柴又から帰って来てからDVDを借りて見たら、おもしろくって。今になって初めてその良さがわかりました。カッコつけてるけど本当は情にもろくて人が良い。でも照れくさくて素直になれないところとか、もしかしたら日本人の性格ってこういう映画やドラマやお話の中から育まれて来たのかもと思いました。

    最近、目も疲れるようになって来たので、4トラもほどほどにしております。私、もともと目が悪いものですから、気をつけていかないと。ご無沙汰して失礼することがあるかもしれませんが、そんな事情ですのでお許しくださいね。

    ニッキー

ニッキーさんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP