2012/09/28 - 2012/10/08
91位(同エリア286件中)
ティエラさん
かねてから行きたかった国、イランについに行く事ができた。独身+女性+一人旅という3つの要素を持つ人がイランのビザ取得は難しいと言われるところ始まり、手探りで申請方法を模索し、ビザを手に入れるところから大変な旅だったが、イラン国内に入ってしまえば、外からのイメージとこれほどギャップのある国はないと感じた。
一般的にイランに抱く「テロリストの国」「核の国」というネガティブイメージから「イランは危ない、何でそんな国行くのか?」とよく聞かれたが、入ってみると、イランほど人が親切で旅行のしやすいイスラムの国はないな、と思った。いい意味で裏切られ、イランという国を本当に好きになったので、是非、イランに興味のある人には行って欲しいと思う。
■移動手段
・成田→関空→ドーハ→テヘラン:カタール航空
・テヘラン→イスファハン:車手配
・イスファハン→ヤズド:バス
・ヤズド→シーラーズ:バス
・シーラーズ→マシュハド:イランアセマン航空
・マシュハド→テヘラン:イランアセマン航空
・テヘラン→ドーハ→関空→成田:カタール航空
■航空券
(1)東京-イラン往復
カタール航空
成田-(関空)-ドーハ-テヘラン 往復
航空券代 75,000円
諸税・手数料 38,270円
計 113,280円
(2)イラン国内線
シーラーズ→マシュハド:45USD, マシュハド→テヘラン:40USD
■旅行記
(1)9/28-29:カタール航空でドーハ経由テヘラン行き
(2)9/29:テヘラン空港でまさかのお迎えがいない! & カーシャーン、アブヤーネ
(3)9/30:イスファハンのイマーム広場
(4)9/30:バザール巡りとハシュト・ベヘシュト庭園
(5)9/30:スィー・オ・セ橋とズールハーネ
(6)イスファハンの宿・Setareh Hotel
★(7)10/1:シェイフ・ロトフォッラー・モスク、アーリー・ガープー宮殿、ヴァーンク教会
(8)10/1:イスファハンのジョルファー地区、金曜モスク
(9)10/2:イスファハンからヤズドへバス移動、ヤズド観光
(10)ヤズドの宿・Mehr Hotel
(11)10/3:ヤズド郊外ツアー(Chak Chak, Meybod)
(12)10/4:シーラーズへ移動、市内観光、再びお宅訪問
(13)10/5:シーラーズ・エラム庭園、シャー・チェラーグ廟とマスジェデ・ナスィーロル・モスク
(14)シーラーズの宿・Niayesh Hotel
(15)10/6:マシュハド・エマーム・レザー廟
(16)テヘランの宿・Khayyam Hotel
(17)10/7-8:テヘラン観光、帰国
(18)ビザ編:一人旅独身女性が東京でイラン観光ビザを取るまで
■本家ブログはこちら
http://tierra-note.com/2012/1117223330/
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"(6)イスファハンの宿・Setareh Hotel"からの続き
http://4travel.jp/traveler/libertia/album/10739893/
旅行日時:2012/10/1
イスファハン2日目は前の日に見られなかったイマーム広場のシェイフ・ロトフォッラー・モスクから。入場料は5000リアルで、今のレートだと15円ぐらいで激安。 -
モスク入口から続く廊下。廊下なのにすごい豪華なのは、ここが王族専用のモスクだったというのもあるのかもしれない
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そしてモスク内部。このモスクにはミナレットはなく、礼拝堂がどーんとある。模様が細かくて、ものすごく美しい。イスファハンで一番美しいモスクという名にふさわしい。天井のドームがクリーム色のベールなのは珍しい。
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外光が入るので写真にすると光の加減が難しいのですが、、、現物はかなり美しい。そして模様が細かい。
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黄色地が多い模様。ここのモスクはモスク自体は小さめだけど、一番好きだった。
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そしてモスクを後にし、お向かいのアーリー・ガープー宮殿へ。
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噴水の前では幼稚園のお散歩。イランの保母さんってこういう格好するのか。子供のスカーフ装着率はまだ少ない。9歳になると必須になると何かでよんだが、子供の頃の方針は家の方針次第なのかもしれない。
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宮殿に入り階段を登るとイマーム広場を見渡せるベランダにでるが一部工事中でこの角度からしか今は見られない。
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階段まで装飾が細かく、イランはすごい。
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そして3階にある宮殿の音楽堂へ。ユニークな形の穴は楽器の模倣だそうだ。
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こんな感じで壁にはこの模様が施されている。
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幾重にも重ねられて見る壁によって模様が異なるのも面白い。この楽器の形の穴は余計な音を吸収できるように作られているとか。
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見事な音楽堂だった。
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さて、イマーム広場の見学を終え、次はジョルファー地区に行くことにした。イスファハンのジョルファー地区はアルメニア人が多く住む地区であり、ここはイスラムではなくキリスト教の教会がある。一番有名なヴァーンク教会に行ってみることにした。外壁で囲まれた教会の入口。
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ここはイランにしては結構高い入場料(30000リアル=900円)を取る。本堂の入口もフレスコ画が残っていて趣がある。
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そして聖堂内部に入ると、壁一面絵がすごい!!!来るまでは聖堂内部は撮影禁止と聞いていたのだが、みんな撮っていたし、係員もいたのだが、注意もしていなかった。
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ほんと、これは見事。自分の中ではバチカンのシスティナ礼拝堂を越えるかもしれない。
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窓の面積が少なく、壁から天井にかけて模様が隙間なく描かれている。写真を撮るに限ると明かりが少し邪魔だけど。
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目に見える全ての壁が壁画。今まで見たキリストの壁画のなかでは最高級。
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聖堂の正面。上から下まで描かれている。かなり見ごたえがある聖堂だった。
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左側が聖堂、奥が教会敷地への出入り口。この写真は同じ敷地内にある博物館の入口から撮ったもの。博物館内部は撮影禁止だったが、アルメニアの歴史の展示が多くあった。特に聖書の言葉が描かれた髪の毛の展示(顕微鏡観察)が一番の見ものだった。
ジョルファー地区はカフェもチャイハネではなくて、ヨーロッパっぽいカフェやコーヒーショップが多く、イスファハンのイマーム広場の周りとは雰囲気が少し異なる。同じ街なのに、面白いなと思った。
続き
(8)イスファハンのジョルファー地区、金曜モスク
http://4travel.jp/traveler/libertia/album/10739895/
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