なんとか紅葉狩り～霊鑑寺編～。

2012/11/21 - 2012/11/21

霊鑑寺。

エリア 下鴨・宝ヶ池・平安神宮(京都)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩

道中体調が悪くなりつつも、なんとか霊鑑寺に辿り着いたよ！
哲学の道は大混雑だったなぁ。みんなよく歩くねぇ。

法然院の近くなんだけど実は今まで知らなかった。たまたまテレビ番組で見かけたのだ。期間限定公開らしい。

晴れてよかった。
http://www.kyokanko.or.jp/momiji2012/
代々皇女が入寺された尼寺で、徳川家とも縁があるらしい。

拝観料払っていざ中へ。

私の大好きな池泉回遊式庭園なのね！

おぉ、素敵！！

予想通り、ぶわわーって紅葉があるわけじゃなかったけど、これはこれでいいな。
（ぶわわーってあるのは近所の真如堂で、本当はハシゴしたかったけど法然院も真如堂もここも16時までの拝観なのであった。チーン）

上ってみるか。って思いながら写真撮ろうと上向いたら軽く目が回りかける。
キレイなんだけどねぇ。眩暈で精神的にダメージ。

上ると敷地のはじっこに白壁の倉庫っぽいものとか神社っぽいものがあったり。順路は夕陽に照らされていてなかなか素敵なことになっていた。

結構景色いいんだな。実は。地味に坂を上ってきただけある。

石段上がる前に見えたお堂が本堂で、如意輪観音が安置されてて一応本物が公にされているものの、御簾で殆どみえないし本尊の高さも20センチ程度らしく、賽銭箱のとこからしゃがんでも如意輪観音の下に飾られてる鏡ぐらいまでしか見えなかった。残念。
だからか賽銭箱の横に如意輪観音写真パネルが置いてあって、それを横に居た異国人はカメラに収めていた（笑）
如意輪観音って好きなんだけど、パンフレット見る限りどことなく男性っぽい雰囲気ですね。珍しい。御簾の上のところには菊の御紋と葵の御紋が並んであるのがポイント。

燃える紅葉。

透け感を楽しむ夕刻。

逆光は勝利にはならず（木のせいにしてみる）
ここは撮るの難しかったなぁ。なんだか。

ぽつぽつ椿が咲いていた。

毛氈が敷かれてるベンチがあったのでそこでちょっと休憩。ほげー。

紅葉とスギコケの素晴らしき組み合わせ。

順路に沿って歩いてると下り。

下りてたら、コケに幹に紅葉の落ち葉という素晴らしき光景が。テンション上がる。

寺にはコケがあるべき（ｷﾘｯ

地味に立ち位置禁止の札とか順路の看板があちこち立ってるのですよ。ここも見るだけ。

一周してきた模様。

書院から本堂へ続くこの渡り廊下が格好良いけど、当然ながら入れない。残念。
で、この渡り廊下の下をくぐり抜けてから、靴を脱いで書院へ。上段の間に後西天皇の皇女普賢院宮宗栄（？）の蝋人形が鎮座してて、遠いけどほんと吃驚したから！
尼さんだから頭に布かぶってるしさ。

帰り際、ご朱印頂いて帰ろうとしたら、限定公開だから書き置きしかないかと思いきや書いてくれるって！ヾ(*´∀｀*)ﾉひゃっほう！

ぎゅうぎゅうのバスでヨロヨロになりながら市役所前で降りて、遠いけど落ち着いて糖分補給すべく和久傳へ。
堺町筋、地味に遠い・・・。

しかし和久傳の茶席は空いててゆったり空間なので落ち着けますなぁ。

今日はソファ席に座った。ゆるりと。

そして去年食べ損ねた季節の羊羹である『月あかり』を召す。美味しかった・・・。
店頭でも買えるけど一人じゃ食べきれないし高いんだもの。

はー、なんとか行けてよかった。