2012/11/23 - 2012/11/24
227位(同エリア1620件中)
アツシさん
「グランドサークル」とは、アメリカのアリゾナ州、ユタ州、ニューメキシコ州、コロラド州にまたがる世界の希少な地形が集まったエリア。
このエリアには、世界的に珍しい地形がたくさんあることで有名で、大自然という言葉では言い表せないような、まさに地球の原風景ともいえる姿を見ることができる。
またスピリチュアルスポットが集中していることでも有名。
今回、グランドサークルの一部であるホースシューベント、レイク・パウエル、アンテローブ・キャニオン、モニュメントバレー、最後にグランドキャニオンを巡り、その驚異の景観を感動体験とともにご紹介。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
-
【アンテロープキャニオン】
最初に紹介する「アンテロープキャニオン」はアリゾナ州北部にあり、その美しさで全米一有名なスロット・キャニオンとのこと。
※スロット・キャニオン:雨水の激流、鉄砲水によって地層を削り取られた狭い洞窟(峡谷)の事
2つある渓谷のうち、今回は「ロウアー・アンテロープキャニオン」に向かうこととする。ちなみにどちらの渓谷でも現地のナバホ族のガイドは必須となる。 -
渓谷に向かう道すがら、ガイドに恐竜の足跡だと教わる。
荒野の光景は数億年前からさほど変わってないような気がして、徘徊する恐竜達の姿を容易に想像できた。 -
ここが渓谷の入り口。
「あれ?どこにも入り口なんて見当たらない...」、なんて思ってたらこのわずかな隙間がら入るらしい。
本当に入れるのか心配になりつつ、幅1m足らずで人ひとり通るのがやっとの狭い道を通って、地下への旅を開始する。 -
「ロウアー・アンテロープキャニオン」はもう一つの渓谷「アッパー・アンテロープキャニオン」に比べて、非常に狭く、起伏が激しいという特徴がある。
鉄製のはしご状の階段を使い、ひとたびキャニオンの底に降り立つと、そこはもう幻想的な景観の始まり。 -
グラマラスな曲線が描き出す神秘的なネイティブアート!
いやー美しくて、溜息しか出ない。。。
ロウアーは狭い空間が幸いして太陽の光を遮るため、赤・紫・青に切り替わるグラデーションを演出してくれる。 -
谷底の道はほとんどの場所で人がすれ違うのが大変な狭さだが、写真の場所は最も広い場所となる。
リング状の岩の隙間から、仄かな光が渓谷を照らしつづける。 -
光がほとんど差し込まない空間で複雑な紋様を眺めていると、時間の感覚がマヒしているのか、気づいたら1時間弱経っていた。
回廊の一番奥から、梯子を昇って地上にでることができる。
先ほど底を歩いてきた割れ目を横に見ながら帰還。 -
次の目的地に向かいがてら、ちょっと寄り道。
この「レイクパウエル」は、グレンキャニオンダムによって作り出された人工の湖なんだけど、全長はなんと300kmとか!でか!
青い空を背景にした赤い岩山、そしてどこまでも透き通るような青い水面は、夏場のリゾート地として愛されている。
また映画「猿の惑星」の最初の宇宙船が不時着する場面で使われた場所としても有名! -
【ホースシューベンド】
コロラド川が馬の蹄鉄(horseshoe)の形に蛇行している場所。
駐車場から約1kmハイキングすることで辿り着くことができる。
写真がハイキング出発地点。 -
紅い砂漠で歩を進める。
11月の下旬とはいえ日差しが強く、薄手のカットソー1枚で十分。
近づいてくると、だんだん巨大な穴が口を開けている様を楽しめる。 -
小さな丘を一つ越えて荒野を歩いていくと、目の前の大地がとつぜん無くなり、絶景が姿を現す!
眼下にコロラド川が蛇行する様をみていると、「地球ってすごい!」との畏敬の念が沸き起こる。
ちなみに崖には柵や手すりなどは一切設置されていないため、何かあっても自己責任。冒険心もほどほどに。 -
【モニュメントバレー】
モニュメント・バレーはアメリカの原風景の一つといわれ、多くの映画の撮影地になっている。
ジョン・フォード監督の「駅馬車」など多数の西部劇がモニュメント・バレーで撮影され、他にも「イージー・ライダー」「フォレスト・ガンプ」「バック・トゥ・ザ・フューチャー3」等の映画の舞台としても有名。
最寄りの街、カイエンタに到着。 -
地平線まで続く広大な荒野に、そびえ立つ数々の巨岩、青い空。
これが夢見てた風景。 -
「センティネルメサ」と呼ばれる大きな大きなテーブル状の岩。
そんなモニュメントバレーの岩山が徐々に見えてきて、大興奮!
元々「モニュメントバレー」はこういった岩たちが、あたかも記念碑(モニュメント)のように並んでいたから、こう呼ばれるようになったとか。 -
ビジターセンターからナバホ族ガイドの運転するジープに乗り換え、ツアー開始!
ある意味ライド系アトラクションのように大揺れ!
車窓からはカメラを構えようなら、天井に頭を打ちつけかねないアップダウンを楽しめる。
しばらくアトラクションを楽しんだ後、下車観光。
西部劇の神様と呼ばれるジョンフォード監督が好んで撮影に使ったという「ジョンフォード・ポイント」 -
お次は「トーテムポール」と呼ばれる岩の柱。
手前にはかつてサンドスプリングスと呼ばれている砂の絨毯があったとのこと。 -
特に名前の付いていない岩でも、見る物の想像で如何様にも見えてくる。
夕暮れ時のオレンジ色の光が、岩山を優しく包んでいるよう。 -
最後は「ノース・ウィンドウ」と呼ばれるビュースポット。
手前の岩を額縁に見立てるとのことで、確かに絵画のようにも見える。
昔の人もなかなかセンスいいなー。
さて2時間弱のバレードライブも終了。
後ろ髪引かれつつも翌日の再開を胸に、カイエンタの街に帰還。 -
夜明け前早々にモーテルをチェックアウトして、モニュメントバレーへ。
雲ひとつない晴天のようで、美しい日の出が期待できそう。
東の空が白みだす頃、地平線の彼方からは、記念碑たちの無骨なシルエットが鮮明に浮かびあがった。 -
写真の左の大きな岩はナバホ族から「地球の手」とも呼ばれている。
体が痛いとき手で患部をさすることで痛みを癒すように、手からは何かしらエネルギーが出ていると言われるが、この地球の手からは地球そのもののヒーリングパワーが放出されているとのこと。
そんな「地球の手」の隣で、健康を祈念! -
「ザ・ミトン&メリックビュート」と呼ばれるモニュメントバレー屈指の絶景ポイントの夜明け前。
もう、間もなく−−− -
来た!
待ちに待った日の出。
ご来光を拝むことのできる幸せ。 -
赤い光が犬達を照らす。
生命に満ち溢れた光。
一旦顔を出した太陽は、それまでの静寂を打ち破るかのようにスピードを上げて、ぐんぐん昇り続ける。 -
モニュメントバレーが次第に真っ赤に染まってゆく。
「これホントに地球の光景なんだろうか。」と思ってしまうくらい幻想的な光景。
感動か寂寥か歓喜か、何だかよくわかんない、そんな不思議な感情を呼び起こされた。 -
【グランドキャニオン】
空から世界遺産を堪能すべく、一旦ラスベガスへ戻ってフライト。
早朝、ノースラスベガス空港からグランドキャニオンまで約1時間のフライト。
機体は、観光用のものでビジョン航空が1日数便運航している。 -
機体内部。
今回乗ったのは、30人乗りの非常に小さい機体で、左右1人ずつといったどこに座っても窓側となる嬉しい配置。
受付の段階で体重を量り、バランスを考えてどの機体の左右どちらに座らせるか割り振っている模様。
ただ乗客のほとんどが日本人なのでそんなに重い人はおらず、ほとんどがグループ単位で座れそう。 -
いざ出発!
空から美しい地形を堪能しつつ、グランドキャニオンへ向かう。
下に見えるは「ネリス空軍基地」。
ネリス空軍基地は、アメリカ空軍の曲芸飛行隊が本拠地としており、毎年航空ショーが行われることでも有名。 -
お次は「フーバーダム」。
アリゾナ州とネバダ州の州境に位置するアメリカを代表するビッグなダム。
移り変わる景色を楽しんでいると、だんだん岩山が増えてきて、そのうちグランドキャニオンサウスリムに到着した。 -
地球誕生の42億年前から刻々と歴史を刻み続けているグランドキャニオン。
コロラド川による侵食で、全長446km、最大谷幅2.8km、谷の深さ平均1.6kmの大渓谷が造られたとのこと。
そのグランドキャニオンには南北2つの壁があり、それぞれノースリム、サウスリムと呼ばれている。今回はサウスリムを観光する。
写真は「ビレッジ」と呼ばれるロッジ、レストラン、キャンプ場など全ての施設が集まるサウスリム中心地への入り口。 -
ついに、到着!
目の前に広がる「壮大」、「雄大」などという言葉ではとても形容できない想像を絶する景色と、数億年という途方もない歳月が造り上げたこの大自然の造形美。
すごい!感無量。 -
さてひとしきり感動した後、周りの散策を始めることにした。
ビレッジは崖の縁沿いに、ゆっくり景観を楽しむための建物がいくつか並んでいる。
このお土産屋「Kolb Studio」も地形を上手く使って、建てられていた。 -
お土産物屋に突入!
スタジオの奥へ進むと、展望台発見!
ここも絶景だなー。 -
またスタジオの脇からは遊歩道が整備され、より渓谷に近づいたところから絶景を鑑賞することができる。
実際にはトレイルツアーなどで渓谷の下に降りることもできたりする。
下から見上げた「Kolb Studio」もいとおかし。 -
ビレッジにはレストランもあり、暖かいコーヒーやホットチョコレートなどを頼むこともできる。
熱いカフェをすすりつつ、崖の縁沿いの歩道を散策することとする。
朝のすがすがしい空気と絶景があいまって、う〜ん、気持ちいい!
ちなみにここ、気温はラスベガスより10度くらい低い。 -
散策の途中で、うまそーに草を食べていた野生のヤギと遭遇。
グランドキャニオン国立公園だけあって、あちこちで野生動物に遭遇でき、さほど珍しいことではないらしい。
見てるだけで、癒されるな〜。 -
望遠鏡越しのグランドキャニオン。
赤い大地は、どれだけ見続けても飽きることはない。 -
散策を続けていると、一風変わった建物に遭遇。
「ホピハウス」は約100年前の1905年、グランドキャニオンの最初の開発で作られた歴史ある建物。
インディアン「ホピ族」の住居を模して作られたらしい。 -
現在、中はお土産物屋となっている。
ネイティブ・インディアンの作ったアートが目白押し! -
その正面にあるホテル「El Tovar」も同じく1905年に建てられており、予約ができないほど人気があるホテルとしても知られている。
-
人気の理由はグランドキャニオン観光拠点なだけでなく、西部開拓時代を彷彿とさせるインテリアなどが高ポイントとのこと。
暖炉の温もりを感じつつ、その前のソファに座っていると、心地よさに時を忘れてしまいそう。
トナカイの剥製が更に雰囲気を盛り上げる。
一度泊まってみたいなあ。 -
次はグランドキャニオンの中でも1・2を争う眺望が売りの「マーサーポイント」へ移動。
駐車場も広く、沢山の観光客が集まってきていた。 -
最近できたというビジターセンターは、こじんまりとしているが、整理された展示物が見もの。
入場は無料。
地球の歴史といえる岩盤に残された化石などを観察できる。
写真左下のは中世代のとんぼかしら? -
ビジターセンターの隣の本屋で売られていた本。
どうやら、ここグランドキャニオンで亡くなった方の死因が詳細に書かれたベストセラーらしい。
日本人の感覚からすると悪趣味に感じられるが、amazonのレビューを見てみると、事故予防のケーススタディとして活用されているよう。
日本のように過保護でなく、広大なアメリカの国立公園をトレックする場合には、こういった本も必要なのかもしれない。 -
マーサーポイント展望台へ。
渓谷に突き出した自然の岩棚を利用したもので、より臨場感・迫力のある絶景が楽しめる! -
岩棚の上で、黙々とスケッチを続ける少女。
何だか絵になります。 -
両側の岩肌には、地球の歴史の3分の1に相当する地層がむき出しになっているらしい。
人類が発生するずーーっと前から存在し続ける景観を思うと、胸が熱くなる。 -
民家の軒先で悠然としている野生のエルクを見ながらグランドキャニオンとはお別れ。
地球の原風景・グランドサークルの旅。
今まで体験したことのなかった光景を沢山目の当たりにでき、また旅を通じて沢山のパワーも、もらうことができた至福の感動体験でした。
最高!
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