2012/09/13 - 2012/09/22
434位(同エリア6723件中)
JBさん
*船が”横浜出入国のアメリカンカジュアル”ということで、出港
2週間前に決定!
たいした事前準備もいらない10日間の海外旅行(というか、たまには
お休み!)、みなさんもいかがですか。
荷物 ?
思い付いたものを 段ボール投げ込みでOKですよ〜(=^・^=)
≪船の主要データ≫カリビアン公表
○船 名 : Legend Of The Seas
○総トン数 : 70,000t
○全 長 : 264m
○全 幅 : 32m
○喫 水 : 7.4m・・・(水面下に沈んでいる深さ)
○巡航速度 : 24kn・・・(通常の経済速度)
○就航年月 : 1995年5月
9/13(木)13時乗船 : 横 浜 :19時出港
9/14(金) <クルーズ>
9/15(土)10時入港 : 釜 山 :17時出港
9/16(日) <クルーズ>
9/17(月) 6時入港 :ウラジオストク:17時出港
9/18(火) <クルーズ>
9/19(水) 7時入港 : 室 蘭 :18時出港
9/20(木) 8時入港 : 釧 路 :19時出港
9/21(金) <クルーズ>
9/22(土) 7時入港 : 横 浜 :10時下船
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
9/13(木)
【これから10日間過ごす部屋です】
乗船前に白状しておきます。
”私は乗り物酔いします。ドライブは好きですが、他人の運転で山道は苦手です”
乗船場所に関して、小学校の修学旅行前に注意されたことを今も忠実に実行しています。曰く”船は「真ん中」がもっとも揺れない。”
50cmの物差しを揺すりながら聞かされた話は脳裏に焼き付いています。 -
閉所恐怖症じゃないですが、出来れば「窓」ですね。据膳なので朝と夜を間違えないようにしたいです。ただ「バルコニーで気持ちよく風に吹かれて?」が、南のラグーンならともかく、大洋相手に嘘っぽいのは、経験しています。
実は去年の4月、渋谷駅も水浸しになった低気圧の時に、私は東シナ海の真ん中にいたんですよ。今回と同規模の船でしたが、波飛沫が上甲板まできましたし、ベランダは締切命令。波幅を超える(全長250mクラス)ので縦揺れは無いですが、横揺れ(32m以上の間隔)はありました。
「これは小さいからだけど、クィーンメリーならね」という御仁も同乗していましたが、「クイーンメリーってのはシャンパン?」くらいの酩酊状態でしたので詳しくは聞いていません。とにかく揺れました。
*今回の部屋はシャワーだけです。風呂の中だと揺れないからバス付で、っていうのは嘘。バスタブにお湯が入っているくらいなら、船が揺れているとはいいませんよね。(ラージ海側:デッキ3)。 -
【出港】
緊張感なく、周りの景色を早い目のディナーをと、気が付いたらベイブリッジはもうくぐっていました。この”気がつけばスタート”してる、ってのも船旅の醍醐味ですよね。
*右側面(ジョギングトラック:デッキ10)からベイブリッジを望む -
9/14(金)
【風がでてきました】
船は本州を南下してきたので、逆に北上してきた低気圧に近づいてしまいました。
誰もいない上甲板で叫ぶ「ヤッホー!」も風に流されます。
*前部上甲板の天候測定器(チャイルドエリア上:デッキ10上) -
【今日は2日目】
恒例のウェルカムパーティです。 みなさんおもいきっりドレスアップして、ディナーかダンス(もちろん両方も)を楽しみます。
この日にカラオケが空いてるからと得意になって演歌を呻ったりしていたら、翌日からのダンス教室に否応なしに出席強要されることに繋がります。
デザートもデコレでごあいさつですよ〜。 このスイカ細工ってコックさんは5分ほどで作っちゃうんですよ。 記念に君の顔もどうだ、なんていわれました。
*(メインダイニング:デッキ4) -
9/15(土)
【釜山へ入港】
やはり今日は雨。 若干風も出ているようですが、船は揺れません。
*レジェンドから湾口方向(ジョギングトラック:デッキ10) -
釜山は初めてでしたが、人が多くて活気があります(お船で〜なんてウロウロしていると、蹴飛ばされそうです)。 街中では記念写真を撮るのが大変なくらいでした。
*レジェンドから湾口方向(ジョギングトラック:デッキ10) -
【大陵苑(テヌンウォン)】
新羅王朝版”王家の谷”イヤ王家の山ですかね。 23基(被葬者判明1基)の古墳公園で、地下にはまだ200基ほどの未発掘墓があるそうです。
外観からは芝生の小山が点在する公園です。
韓国はここ数十年かけて国民総出で植樹を推進してきたそうですね。 ここはリスも獲付けされ、明るいデートスポットらしいですが、雨のせいか観光客ばかりでカップルはみかけませんでした。
*(入り口すぐから園内を望む) -
【天馬塚(チョンマチョン)155号古墳】
天馬が描かれた白樺皮の馬具から、命名されたようです。
出土品のレプリカや、丸石を10mも積上げ盗掘を防いだ(横穴を掘ると崩れるから露天で全て取り除くしかない)”積石木槨墳”の様子が展示されています。 「塚」は被葬者不明の墳墓で、判明済の墳墓は「稜」と呼ばれます。
*(天馬塚の芝アップ)
きれいに刈り込んでますが、お墓だった頃も表面が芝だったのか聞くのを忘れていました。 間違いなく冬枯れしない西洋芝だったとか断言されたらどうしましょ? -
【仏国寺(プルグッサ)】世界遺産(1995年)
国宝建造物は、眼につく彩色された建物ではなくて、751年の創建時からの遺構と考えられている”石段(橋)”や大雄殿前の新羅期の”多宝塔(高10.4m)”・”釈迦塔(高8.2m)”等です。
【安養門にかかる蓮華橋(ヨンファキョ)・七宝橋(チルボキョ)】
階段を橋と呼ぶのは釈迦がいる彼岸(門)に渡してあるからだそうです。
*(安養門側から紫霞門方向) -
【復元(1973年)前の仏国寺】
(朝鮮総督府編「朝鮮古蹟図譜(1916年)」から資料転載)
*(安養門側から紫霞門方向)
*(紫霞門を正面下から望む) -
【紫霞門にかかる白雲橋(チョンウンキョ)・青雲橋(ペグンキョ)】
仏教の33天を表現して、上下で33段あるようです。 ここを通って境内(彼岸)に進むという行動に祈りがあるようです。
境内へは、今は脇から入ります。
*(紫霞門を正面下から望む) -
イチオシ
【極楽殿の看板裏にある軒の牙ブタ】
韓国にも干支(韓国生)があるそうです。 実は前回の猪年(韓国ではブタ年)は、普通の干支プラス600年に一度の特別のブタ年だったとのことです。
そういう大変に目出度い年に極楽殿の看板裏で、偶然?にある観光客がこのブタを発見?したそうです。
私は牙のある豚は、”猪”だと思っていましたが、絶対に違うそうです。
*(極楽殿看板裏のブタ) -
【極楽殿の境内にある金色の牙ブタ】
という稀有な発見?なので、見るだけでなく撫でられるように、金張り像を新たに境内に作った(韓国では”ブタが夢に現れると金運をもたらす”から”撫でるとお金持ちになれる”カモ)そうです。
この直に撫でられるようにとの寺の粋な計らいが、”黄金の○”として仏国寺を訪ねる観光客の間で人気を集めているようです。
*(極楽殿前に降りてきた金の牙ブタ)
注:極楽殿の築年等やこれ以上の情報を私は何も知りません。為念。 -
9/16(日)
【終日航海。やはり雨】
船ではベッドメイキングの時に船員さんが手慰みにタオル動物を作って置いていってくれます(もちろんタオルは使えますよ)。
で、これはウサギですよね、きっと・・・。
明日 Thank you for the cute rabbit. に
Oh! Even though swine. なんて返されたら・・・。
*兎タオル(ベッド上:デッキ3) -
9/17(月)
【ウラジオストクへ入港】
雨。 周りでは”浦潮(ウラジオ)”っていう隠語が飛び交うようになってきました。 浜っ子が多かったんですかね。 私はウッラー!っていう有名なかけ声から生まれた地名かと想って調べてみたら、ヴラディ(攻略)とヴォストーク(東方)が合わさってできたみたいです。
*レジェンドから湾内(ジョギングトラック:デッキ10) -
【アルセーニエフ郷土史博物館】
ビル自体は戦前の横浜正金銀行(浦潮支店)のものらしいです。
1902年にデルス・ウザーラ(黒沢監督作品です)といっしょにウスリー山脈を探検したウラジミール・アルセーニエフの名をつけた郷土史博物館になっています。 彼は晩年はウラジオストクで過ごしたそうですね。 ウスリー虎の剥製がありました。
ユルブリンナーの写真もあったようですが、まあいいでしょ。
*(右側が博物館外壁:50ルーブルで内部撮影可、クレジットは不可) -
【要塞博物館】
20世紀初頭までのウラジオストク海軍要塞の資料と武器等の展示があります。 ちなみに日本人がウラジオストクで想いだす”日露戦争関連の展示”は皆無です。 -
【要塞博物館】
近代兵器(現代でもない)がほとんどなので(それも数が半端じゃないです)、どうも色気というか情緒はないです。 ムダなく大量生産の工業製品なので、祈りとか装飾の要素は皆無だし、かといって現代人の眼から見れば、デザインに洗練さが足りないですね。
*(毎日のイベントで正午に大砲が撃たれるそうです。これだと思ったんですが、大砲はそこら中に散らばっています。ロシア語なので・・) -
【港内にいたロシア軍艦】
潜水艦救助とかロケット艦とかいう艦艇と聞きました。 岸壁は違いますが、レジェンドと同じ湾内で係留されています。 007でなくても普通に展望台等からも見られますよ。
*レジェンドから連絡橋方向(ジョギングトラック:デッキ10) -
【ルースキー島連絡橋】というらしいです。
2012年に完成したばかりの金角湾を結ぶ斜張橋です。 世界第5位(全長1388m・主塔間737m・主塔高226m)で、メドベも開通祝いにきたらしいですが、名前もはっきりとはしないです。 その辺がロシアらしいボクトツサといえばそうですがね。
ウラジオストクの街並みはとても可愛く展望台の上は自然が豊かです。 巨大建造物ですが、建設したのは日本みたいです。
*(鷲ノ巣展望台から) -
【入港中のレジェンド】
やっと全身写真をお見せできましたが、やはり大きくて先ほどの橋と同じで何か不思議な光景ですね。 雨降りですが港の風景はとても綺麗です。
*(鷲ノ巣展望台から) -
【ウラジオストク駅】
ロマンチックな宮殿か教会風建築です。 今はシベリア鉄道の起点(ウラジオストクは軍事拠点なので長らく立ち入り制限されていたと聞きました)らしいです。 食事や治安の評判がもう少し良くなれば、ここからヨーロッパ鉄道旅行なんていうのも楽しそうですね。
*(観光バス内から) -
【街中】
素晴らしい交通渋滞ですが日本車が多いです。 歩けば10分ほどの距離なんです(写真も散歩時のもの)が、バスに乗って同じ所まで帰るのに40分かかりました。 それでもこの車の渦の中に大きなバスが乗り入れるんですから真剣勝負です。
ウラジオストク市長にフリービザも結構ですが、駐車場整備と地下鉄建設を進言したいですね。
*(ウラジオストクの街中) -
【街中】
この街は坂が多いですから雨水も川のように流れますが、ヨーロッパ調の街並みには花屋さんがそこかしこに散見されます。 人が求めるものはどこも同じようなものなんでしょうかネ。
*(ウラジオストクの街中) -
【従業員総出の熱演】
夜は久しぶりのパーティ日。日本語の歌も歌ってくれました。 この後のダンスも盛況だったみたいですよ。
*(デッキ4)。 -
9/18(火)
【終日航海。雨だが台風らしい:1】
海は大荒れでタオル猿も揺れる。
揺れるといえば初日に大揺れの話を書きました。 ビルじゃなくて船ですからねっていうことで普段は揺れを感じることはないです。 寝ていても振幅はおろか機械振動も感じないくらいです。 1階の後方部屋は経験ないですが、2階後方はまったくOK(エンジン音も聞こえない)でしたね。 以前に船内に住みついちゃうピアニストの映画を見たことがありますが、心情は理解できます。
*猿タオル(カーテンレール:デッキ3) -
【終日航海。雨だが台風らしい:2】
台風接近で揺れる。船の外とプールの中。 プールの網ロープは今回最初です。今日は朝食も部屋に持ってきてもらいました。 なんか上で自分で選ぶより充実して良いメニューでしたね。 癖になりそうですが、食事の好みも他人任せじゃね。
*上は船の外・下はプールの中(デッキ9) -
9/19(水)
【室蘭到着:昭和新山です】
やっと台風を振り切ったというより方向が別れたみたいです。 北海道まで追いかけられるとは思いませんでした。
有珠山はロープウェイで登った(737m)んですが、北海道の旅はこの後の釧路もですが自然の雄大さが素晴らしいですね。
*有珠山から昭和新山を望む。 -
【洞爺湖】
霧の洞爺湖(カルデラ湖)ですね。 静かでのどかです。 前日は相当に揺られたのでご一緒した皆さんも静かです。 私もバスの中ではほとんど寝ていました。
*(遊覧船デッキから) -
【白鳥大橋】
室蘭湾(白鳥湾)の入口にかかる(全長1380m・主塔間720m・主塔高140m・海面下103mの基礎)世界的な土木技術を誇る橋のようです。 意識してなかったんですが、今回はベイブリッジを含めて素晴らしい橋を3本も上から下から見ていました。 もっと橋のことを調べてから行けば見方も違ったかもなあ。残念!
*レジェンドから湾口方向(ジョギングトラック:デッキ10) -
【蝙蝠でしょうな】
快晴ですから”こいつが揺れないのが残念”っていえるまで体が船に慣れてきました。
*蝙蝠タオル(カーテンレール:デッキ3) -
9/20(木)
【霧多布湿原(釧路)】
久しぶりの快晴。今日は元気いっぱいです。 湿原内を蛇行する川と太平洋が一度に見られるスポットです。 気持ちが大らかになりますよね。 写真のアングルも大らかです。
*(琵琶瀬展望台から太平洋方向を望む) -
【厚岸湾】
雄大で圧倒される素晴らしい景観でした。
それにその前に食べたカキが素晴らしかったんです。 大振りの生カキをただ焼くだけなんですが、旨みが凝縮されて”日本人で良かった”っていうのか、おもわず追加で買ちゃいましたね。 お勧めです!
*(愛冠岬から厚岸湾を望む) -
【愛冠岬】
ベルアーチっていうそうですが、ラブラブチャペルっていう方もいらっしゃるみたいです。綱を引くのはタダですが、ほどほどに・・・。
アイヌ語のアイ・カップには、矢の上のもの⇒矢が届かない所から、出来ないや届かないという意味があるようです。
しかしそれじゃ誰も寄り付かなくなりますから漢字を当てる時に、出来そうもない困難(を乗り越え)「愛の栄冠を得る」にしたそうです。
*(愛冠岬ベルアーチ) -
注:もちろん帰ってから調べたことで、現地では、出来そうもない困難を乗り越え「愛の栄冠を得る」だけ教えてもらいました。 まあ別に目くじらたてるほどのことでもなくマッタリと、船旅ですから・・・。
-
9/21(金)
【終日航海1】
快晴です。 一日中プール周辺で大騒ぎ、または、静かにお昼寝です。
*(ジョギングロードから前部上甲板を望む:デッキ10) -
【終日航海2】
今夜はラストナイトです。 昼はしっかり休養したので、夜に向けては気合い充分です。
*(前部上甲板(チャイルドスペース上):デッキ11かな) -
【終日航海3】
またひとつ人生に良い思い出ができました。
スタッフはもちろんですが、ご一緒させて頂いた皆さま”ありがとうございました”
*(スタッフ写真) -
9/22(土)
【下船です1】
外は快晴。 廊下は前日に各部屋の前に出したスーツケースも運ばれて、もう静けさが漂うだけです。
”さようなら、レジェンド!”
*(エレベータホールから廊下を望む:デッキ3) -
【下船です2】
忘れていましたが、後ろに突っ立てるのがロック・クライミングの壁です。
いや?天気が悪くてホント残念だったなあ。 …あー残念\(~o~)/じゃネ。
*(レジェンド後部:くじらの背中から)
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