2012/12/03 - 2013/01/09
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Weiwojingさん
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スリランカに来て早1カ月余。早いもんですね。実は、旅行で来ているのではなく仕事で来ているのです。小生が働いているところは、University of
Kelaniya という大学で、日本語を教えています。
職場での生活も慣れてきたとはいえ、毎日が新しいことへの挑戦です。職場へはバスで6〜7分もかかりませんが、最初の数日はバスを降りて家に戻る時方向を間違えたようで戻ることが出来ず、周りをぐるぐる回っているような状態でした。いまではバスでの往復にもすっかり慣れました。
仕事以外にもキャンパス内では様々な楽しみや出会いがあります。先日は学生が主催する演劇公演に招待され、その素晴らしい舞台を見る機会を得ることが出来ました。
この大学では日本に留学したことがあるという先生たちや学生も多く、構内を歩いているとしばしば声を掛けられます。東京で会ったことのある教授もいたりして、大変驚きました。
- 旅行の満足度
- 5.0
PR
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コロンボ空港に着いて、大学関係者の出迎えを受け、すぐ滞在するホテルに案内されました。このホテルは、Hotel
Clarion といい、かなり大きなホテルです。
これは正面から撮った写真で、噴水もあったりして、なかなかクラシツクな感じでのホテルです。 -
ホテルのプールのある部分です。
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前日は夜9時過ぎに到着したたので、多少疲れがあり、朝食も遅めとなりました。これはホテルでの朝食です。
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ホテル内を散策していたら、ちょうど結婚記念写真を撮るカップルがいて、写真を数枚撮らせていただきました。
スリランカの方は結婚に際して、アルバム作りにかなりお金をかけて、立派なものを作ります。結婚式に来られた来会者に見せるために事前に作成します。 -
ホテルをチェックアウトして、すぐ家探しを始めました。あらかじめ大学関係者が3軒の家を選んでいてくれて、見て回りました。最初に紹介していただいたのがこの家です。これ以外にもあと2軒の家を見させていただきましたが、この家が一番条件が良いので、すぐに決めさせていただきました。大学からバスで10分も掛りません。
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小生が借りている家のリビングルームです。およそ20畳位はあるでしょうか。ここは小生一人で使っています。持ち主は小生が住み始めて10日後にイギリスへ戻りました。ロンドンに住んでいて、年に一度帰国されるそうです。
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寝室のべットには大きな蚊帳を吊って休みます。蚊の予防のためです。
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3階屋上(洗濯物干し場)から見た近隣の家です。
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小生を歓迎する昼食会を日本語科の先生方が開いてくれました。他にも何人か出席していましたが、写真を撮るのを失念してしまいました。
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昼食に出されたのはスリランカ近海で獲れる魚介類のグりルです。大きなロブスターやカニがふんだんに使われ、食べきれないほどでした。
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ある日、下宿先のご主人が知人の3回忌があるので行かないかと誘われて、興味を覚え一緒に出かけてみました。写真中央の女性が亡くなられた方の奥さんで、彼女が今回の喪主(日本で言うところの)でした。喪主の女性の脇に写真が置かれていますが、この方がなくなられたご主人です。
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夜8時頃式は始まり、1時間強続いたでしょうか。お坊さんの説教が中心で、亡くなられた方への供養と儀式があり、言葉は分かりませんでしたが、亡くなられた者への思いが伝わってきました。
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集まって来たのは、家族、親類、知人、地域の人々等100人以上はいたかもしれません。小さな子供もいて、みんな大人しく聞いているのには感心しました。
法要の後は、食事が出席者全員にふるまわれ、小生も一緒に頂いたことは言うまでもありません。 -
スリランカではクリスマスの日は祭日で、商店等を除いてすべてお休みです。1週間位前から大きなショッピングモールではこのようなクリスマスモード一色です。これが1月に入つてもこのままです。
しかし、スリランカはキリスト教国ではありません。国民の70%以上は仏教徒なのに、どうしてこんなにクリスマスを祝うのかと思われるかもしれません。実際は単なる飾りと思う方がよいでしょう。多くの人は教会に行くというようなことはなく、クリスチァンだけです。 -
さて、小生の勤める大学を紹介しましょう。この大学はスリランカでは専門の日本語学科がある点では、この方面のナンバーワンの大学と言っても良いでしょう。
構内に入ると、先ず出会うのがこのブッダ像です。大学にこんな宗教的な施設が置かれているのが大変不思議ですが、スリランカではどこにでもあるようです。 -
校舎の一部です。
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大きなグランドがあります。よくクリケットやサツカ―の練習している光景を見かけますが、時々野球をしていることもあります。
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グランド脇でこのような珍しい鳥を見つけました。名前は分かりません。かなり接近して撮りましたが、全然逃げる様子はありませんでした。
名前が確認出来ないので、4travelのブログ仲間ではバードウォチングの大家として知られる潮来メジロさんにお伺いしてみました。すぐに調べてくださり、この鳥は和名を「インドサカゲリ」といい、大型チドリの仲間だそうです。インド、バングラデシュ、スリランカに多く分布しているとのことです。
潮来メジロさん、ありがとうございました。ご興味があれば潮来メジロさんの野鳥観察が目白押しの旅行記もご覧になって見てください。
http://4travel.jp/traveler/itako_mejiro/ -
構内はかなり広いです。あちこちにこのような場所があり、学生たちが思い思いに勉強したり、休んだりしています。
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1月8日構内に日本国旗とスリランカ国旗が翻っていました。この日はスリランカ駐日大使粗信仁(ほぼのぶひと)氏が講演のために来校することになっていました。
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講演会場です。日本語科の学生が集まっています。
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講演会の前には学生たちが会場の準備をしていて、花をきれいに飾っていました。
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講演中の粗信仁日本大使です。講演テーマは、“Japan
and Sri Lanka in A Turbulent Era“ というものです。 -
質問をしている学生です。
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これは何だと思われますか。小生が時々食べるランチボックスです。御飯と野菜や肉が一緒になったものです。値段は40ルピーで、日本円にすると30円程度です。事務の人に頼むと買って来てくれます。
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大学内ではいつも様々なセミナーや講演会など行われていて、ある時「ロシアにおける仏教」というセミナーがありました。
ロシアから何人かの研究家が招かれて、スリランカ側の研究者との研究発表がありました。発表は半分がロシア語で、あとは英語とシンハラ語だったのであまり理解出来ませんでした。しかし、このような研究が行なわれていることに大変興味を覚えたことは言うまでもありません。 -
ケラニヤ大学には映画演劇イメージ学科があり、演劇を学ぶ学生がたくさんいます。今回招待を受けたのは彼らによるギリシャ喜劇『女の平和』(アリストパネス作)の公演です。
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この作品は読んだことはありませんでしたが、ヨーロッパ古代文学史でその名前が出てきたのは覚えています。
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公演はすべてシンハラ語です。セリフはほとんど理解出来ませんでしたが、ストリーはかすかに知っていたので、何とか最後まで見ることは出来ました。
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劇が終わり、最後に製作スタッフも舞台に上がって、お互いの健闘をたたえ合っていました。
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この旅行記へのコメント (4)
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- 潮来メジロさん 2013/01/18 14:27:02
- インドトサカゲリですね。ヾ(^o^)
- Tamegaiさん、こんにちは! ヾ(^o^)
毎度、訪問&書込みありがとうございました。
教えて戴いたので、飛んできました。(^_^;
> グランド脇でこのような珍しい鳥を見つけました。名前は分かりません。
> かなり接近して撮りましたが、全然逃げる様子はありませんでした。
この鳥さんは、和名インドトサカゲリ(英名:Red-wattled Lapwing)という大型チドリの仲間です。
日本では見られない鳥で、インド、バングラディシュ、スリランカなどに分布しています。
チドリといっても、全長32〜35cmと結構大きいです。
日本にもケリ(英名:Grey-headed Lapwing)という似た鳥がいますが、全長36cmで、このケリは中国や台湾、ベトナム、ラオス、ミャンマー、バングラディシュなどにも分布しています。
また、スリランカの鳥さんを見かけたら、ぜひ、旅行記に掲載して下さい。
楽しみにしています。
ではまた・・・。(^o^)/~~~
(潮来メジロ)
- Weiwojingさん からの返信 2013/01/18 17:56:06
- RE: インドトサカゲリですね。ヾ(^o^)
- 潮来メジロ様、こんにちは。
早速ご教示頂きまして、ありがとうございます。いつも分からない
時にはお教え頂き、感謝しております。
この鳥は「インドサカゲリ」という名前ですか。はじめて見ました。
身体はかなり大きいですね。また、とてもきれいな身体をしています。
スリランカには見たことがない鳥がたくさんいますが、なかなか
見る機会はありません。住んでいるところでも時折小さな鳥がやって
来ますが、写真に撮るのがむずかしいです。
また名前の分からないような鳥を見つけたら、教えてください。
最後になりましたが、一票も投じていただき、ありがとうございました。
Tamegai
、
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- ドク金魚さん 2013/01/11 20:00:54
- 無事帰国しました
- 明けましておめでとうございます!
雪の弊害も無く乗継も順調で〜
1月のスリランカは過ごしやすいのですね!
日焼け止めは全く使用しませんでした。
残念ながらキャラニヤには立寄れませんでした。
次回に持越しですが〜
旅行機会が有ってもまたスリランカなら
家族は渋ると思います(泣)
ガイドさんのお話によるとTamegaiさんの大学は
芸術の大学だそうですね。
当然演劇科も有るわけですね。
日本語学科では、ナンバーワンだそうで〜
学生も熱心ならば、教師冥利につきませね!
スリランカの子供達はよく勉強するそうですね。
大学も少なく〜国立なら想像も付かないほど
難関なんですね。
一年間の滞在では何だか短くも思いましたよ。
下宿屋さんの知人の三回忌に出るとは、お国柄ですね。
日本では身内以外はまず無いですから。
同じ仏教でも(同じじゃないですね)スリランカの方が
開けた感じがします。
子供達が説教中大人しいとは羨ましいです。
ガイドさんに「5歳に見えない」と言われ
ムキになる娘が面白くて、良い刺激にもなった旅でした。
旅のオチは水道凍結です。
帰宅した我家は冷蔵庫でした。
その内旅行記をアップします♪ ドク金魚
- Weiwojingさん からの返信 2013/01/11 22:07:31
- RE: 無事帰国しました
- 新年おめでとうございます。
新年と言ってもスリランカでは、1日の元旦を祝うことはあまりありませんので、全然その気にはなりません。1日も通常通り仕事があります。ただ授業の合間に先生方が自分で作って来た正月のお菓子等を持ちよって、お祝いをした程度です。
この時期はそんなに暑くありません。夜は結溝涼しいくらいです。ただ、どういう訳か雨の日が多いです。例年はこんなに降ることはないそうです。
ケラニヤ大学は文化系総合大学で、芸術学部、人文学部、英文学部、仏教学部等があります。日本語学科は、韓国語、中国語、ロシア語、ドイツ語、フランス語とともに人文学部外国語学科の中にあります。
旅行は楽しまれたようですね。旅行記のアップを楽しみにしています。今回は建築家ジェフリー・バウア建築を見てこられたようですね。いかがでしたか。Blue Water Hotelは私も泊りましたが、インド洋大津波でかなり被害を受けて、その後修復したそうですね。
バテック作家のバンドゥーラ・フェルナンドさんのところは訪問できましたか。普通のお土産屋で売られているものとかなり違うと思いますが、ごらんになって関心をもたれましたか。
今回はガイドを利用しての旅行だったのですか。いつもガイドなしでご家族だけで旅行されているのかと思いました。
では、旅行記のアップを楽しみにしております。
Tamegai
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