初ソウルで世界遺産を駆け足で巡る２泊３日（その1）

2012/11/14 - 2012/11/16

４０代にして初めてソウルを見てまいりました。

２泊３日の旅であまり時間もとれず、じっくり見ることはできませんでしたが、メジャーなところは何とか見ることができました。

エリア ソウル(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

11月なので成田はすでにクリスマスモードです。

18：35のJAL便で向かいます。

滅多にないことですが、なぜか今回はビジネスにアップグレードしていただきました。
これで今回の旅の運を使い果たしたかな・・（笑）と思ったりもします。

ただ、ラウンジは使えませんでした（ラウンジの受付の方に、このチケットをお調べしましたが・・・、と言われました。ちょっと気まずかったです（笑））。

世の中そんなに甘くないですよね。

食事のメニューですが、お味は普通であまり印象には残っていません。

インチョン国際空港の鉄道駅。夜10時頃ですが、すでに真っ暗です。節電でしょうか。日本では、まずあり得ません。

ソウル中心部までは普通と特急がありますが、時間に大差はなく、本数が多い普通の方が便利です。値段も安いし、オススメです。

翌日は、朝から地下鉄で観光開始です。

ソウルの地下鉄駅の様子。
ホームと線路が仕切られていて、ホームに落ちない作りになっています。
駅が東京の地下鉄と違い、安全ですよね。
東京で電車事故の話を聞くたび、日本の電車の安全対策は遅れているのでは・・・、と思ってしまいます。

東京も早く対策を打ってほしいです。

北京、シンガポール、バンコクなども、すでに韓国のようになっていたと思います。

まずは、景福宮へ。

景福宮駅という駅が地下鉄にありますので、とても分かりやすいです。

韓国では有名な景福宮ですが、世界遺産にはまだ登録されていないとか。

立派な建造物が多く、なかなか見ごたえはありますけどね。

なんとなく、北京・紫禁城の太和殿に似ているような気がします。

建物の雰囲気も、要所に漢字が使われていることも、やはり中国の影響が大きいのだと感じました。

役人の位を表わす石。
こんなゴツゴツした場所に整列させられていたのでしょうか。

これらの人形は三蔵法師と、孫悟空たちらしいです。

賓客をもてなしたと言われる場所ですが、水辺にあるのでちょっと寒々しい気もします。

景福宮の衛兵の交代式です。一日に何回か行うので、見たい人は事前に時間をチェックしておいた方がいいと思います。

私は10時の交代式に間に合いました。

この衛兵さんたちですが、本当は守門将と呼ばれるそうです。衛兵というより、随分響きがいいですよね。ただ、衛兵というのが実態に近いように思います。

衣装の見た目も鮮やかですが、楽団が後ろについていて、音楽も楽しめます。

交代の両者が光化門の前で礼をします。

この色鮮やかさがいいですよね。気に入ってしまいました。

光化門の警備が終わり、去って行く守門将たち。

じっとして動かない守門将。

寒いのにお疲れ様です。

景福宮の近くには、小さいですがいくつかの山々があり、意外とよい景色でした。

ただ、山々の木々が少なくちょっと荒涼とした雰囲気です。

次は昌徳宮に向かいます。

地下鉄構内にある防毒マスクが置いてあります。
使うか使わないかは別にして、人々の気を引き締める上で効果がありそうですね。

韓国は徴兵制もありますし、ちょっと日本とは危機への意識が違うようです。

昌徳宮は最寄駅から10分近くかかりますが、場所は分かりやすいので、迷うことはありません。

昌徳宮の前は、ちょうど紅葉がきれいでした。
11月のソウルは街中で紅葉が見れてGOODです。

よそのガイドさんの話を聞いていたところ、「基本的には景福宮と同じだが、建物の配置が違っている。意味合いは景福宮と変わりはない」そうです。

ただし、こちらは世界遺産。これは景福宮より復旧が早かったことが理由だと説明されていました（つまり、破壊されていたということですね・・）。

個人的には、景福宮の方が見ていて分かりやすいように思います。

玉座（かな？）。

やはり景福宮とそっくりです。

昌徳宮内を1時間ほどぶらぶらしました。
（この日は寒くてアウトドアはちちょっとつらかったです）

寒いので、早めに昌徳宮を出て、屋台で韓国食に挑戦。

魚の練り物（たぶん）とスープのセットで1000ウォン（80円ほど）。見た目はイマイチですが、安くておいしかったです。韓国風おでん、といったところでしょうか。日本のおでんに近い感じで、だしもいい味でした。

韓国の人にも人気の屋台食のようです。

軽食の後は、地下鉄で世界遺産・宗廟に向かいます（続く）。