イベリアでイスラム建築　Day2

2012/12/01 - 2012/12/12

2日目は昼前に起床。徒歩でSevilla中心部を散策しつつReal Alcazarへ。入場料が高いだけあって良く手入れされていた。

●
夏に訪ねたが暑くて早期撤退を決めたAndalusiaを再訪。
なぜならGranadaのParador(AlHambra宮殿に併設)とMarrakech発Sevilla着で予約できたから。
出発前に予約したのは往路の航空券・2泊したSevillaの民家とParador de Granadaのみ。後は現地で臨機応変に調達。

1日目：Casablancaの友人宅からバスでMarrakechへ。MarrakechからRyanairでSevillaへ。Airbnb利用し民家泊。
2日目：AlCasar訪問。Sevilla滞在。
3日目：Sevillaから夜行バスでLisbonへ。
4日目：Lisbonに早朝着。airbnb経由で民家泊。
5日目：Sintra訪問しLisbon泊。
6日目：LisbonからバスでSagresへ移動。アパートホテル泊。
7日目：Sagres滞在。
8日目：SagresからバスでSevillaへ移動。Sevilla民家泊。
9日目：SevillaからバスでGranadaへ移動。Palador de Granada泊。
10日目：AlHambra散策後バスでCordobaへ移動。Albergue Inturjoven de la Creatividad泊。
11日目：Cordoba散策(含Mesquita)後、電車でMadridへ移動。
12日目：MadridからRyanairでMarrakechへ。Mareakechから電車でCasaへ帰還。
●

エリア スペイン

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

もはや昼になってから起床。ルームメイトは寝てたので鍵を探して街歩きに出発。見た目に反し、石畳から足元に滲みてくる感じでめっさ寒い。

Andalusiaらしい色合い。見難いが、教会壁にも気合のアズレージョ。

川を渡って、観光地エリアへ。

さすが12月の日曜日。なかなかの人出。
南欧のこの時季の風物詩に思える焼栗屋台も出ておる。

ガイドブックなんて勿論持っていないので観光案内所で市内地図を貰ってから、大聖堂へ。
特にクリスマス向けとは思えない市が立っていた。

大聖堂入場は驚くべき事に有料だったため(一般開放されてる時間帯とあわなかったのが要因だが)、入場せず向かいにあるReal Alczarへ。

なかなかに高額な入場料に怯みつつReal Alcazar入場。モロッコでは見慣れたこの形の緑の瓦屋根。

この手の板ガラス、大好き。
入場料が高額なだけあり、手入れが行き届いてますわ。

細部にもアズレージョ。

気合の彫刻に次ぐ彫刻。入場料が高いだけある。贅沢。

モロッコで見慣れてるとはいえ、やはりアーチが重なるとそれなりにときめきますわ。地震大国の極東の島国ではありえないアーチ。

かぽっと西欧に出た。

タペストリー展示区域。駱駝と駝鳥をこんなに小さく描くとは、なんたる虚飾！笑
しかしこの大きさの天然素材がカビたり腐ったりせずに残っているのがすごい。

何度も書くが、こう見えてめっちゃ寒いので、日向でぬくまる。
庭も見事です。

庭は噴水だらけ。

馬魚。きっと見る人が見れば何かありがたいモノなのであろう。
本当に水溜がそっこらじゅうにあるし、夏には蚊でえらいことになるんでは・・。

陰影のキレイさがAndalusiaの魅力だと思う。真面目に。

庭には二羽、孔雀がいた。

建物下にも水槽。

本当に水が潤沢。川が近いしやろね。

Real Alcazarを退場してすぐの民家。スペインのこのバルコニー底面のタイルが好きで、ついつい見上げつつ歩いてしまう。

モロッコから行くとモスクのアザーンを放送する塔にしか見えんのだが(実際改装前は層だったらしいが)、大聖堂の一部。きっとお金払えば上がらせてくれるはず。

Day2
16時過ぎだが昼食を摂ってなかったので大聖堂近くの飲み屋へ。おっさんによるおっさんのための店。すなわち観光客に優しくない。笑

Day2
カウンターにチョークで値段が書かれていくシステム。この辺りでは典型的。
白ワインと茹でえび(冷)。かなり寒かったからやや後悔。けど、ぬるい煮込み系を出されるよりはマシだったはず。

Day2
バスステーションでポルトガル行きバスをチェックしてからアパートへ戻った。
んで夜ご飯は同居人と地元客でにぎわうバルへ。めちゃめちゃ並んでいるが、15分ほどで席へ通される。

Day2
ワインと料理を同時に注文して、テーブルでワインが抜栓された直後に料理が来るという恐るべき速さ。オーダーを受けてから作ってる速さではない(笑)が、全部温かくて塩はきつめだがおいしかった。

余談だが、連れのルームメイト曰く、Sevillaではこの手の飲み屋ではワインはグラスでオーダーするのが一般的らしい。確かにグラスで頼んでもたいして金額的に差は無い。なみなみ注がれてくるし、種類を試せるし。っちゅうかそれ、先　に　言　っ　て　よ　！