2012 フロリダ　ユニバーサルスタジオ　Universal Studios （オーランド旅行記3/3）

2012/12/16 - 2012/12/16

オーランド旅行の最終日。（（マジックキングダムオーランド旅行記　2/3 http://4travel.jp/traveler/pomodoro1029/album/10734479/
の次の日です）


オーランドのユニバーサルスタジオは２つのパークがあります。
Island of Adventure（アイランド・オブ・アドベンチャー）と、その名前のとおりのUniversal Studios（ユニバーサル・スタジオズ）。

ハリーポッターのホグワーツがあるのが、アイランド・オブ・アドベンチャー、今回訪れたのがユニバーサルスタジオの方。

前回（2010）にアイランド・オブ・アドベンチャーへいって、ハリーポッターを満喫したので今回はユニバーサルスタジオへ行きました。

ハリーポッターが大好きで、ホグワーツをみることは逃せないという人と、大阪のユニバーサルスタジオにはあまり行けないという人はアイランド・オブ・アドベンチャーへ行くべきだと思いますが、個人的に「パーク全体」としてみると、私は「ユニバーサルスタジオ」のほうが好きです。

アイランド・オブ・アドベンチャーも「ハリーポッターの地区」はすごくいいんだけど、その他が「普通」で…。ハリーポッターを終えると目玉がなくなってしまった過去があったので、１日中楽しめるのは、私は「ユニバーサルスタジオ」だと…。

この日の夕方（７時５５分発）の飛行でオーランドを経つのでパークにいた時間は１０時から４時まで。（パークオープンは９時、クローズは７時）

マジックキングダムとちがって週末も７時に閉まってしまうのと、
ガイドブック（Beyond Disney: The Unofficial Guide http://www.amazon.com/Beyond-Disney-Unofficial-Universal-SeaWorld/dp/0470886080/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1355939131&sr=8-1&keywords=beyond+disney+the+unofficial+guide+to+universal+orlando )によると、開園間際に行っても運行しているアトラクションは少なく、開園よりも早くに行く価値はディズニーほどはない、ってことでホテルをチェックアウトしないといけないので無理なく10時到着を目指した。

途中、パークを出ることなく、ここで６時間を過ごしたけれど、この６時間で十分でした。（実際には２個、見たかったショーとアトラクションを見逃したんだけど、全部体験してしまわないほうが次回のために良い！ってことで、６時間あったら十分だとおもう。）

この「６時間」というのが１つのパークに「快適に」ぶっとおしで滞在できる限界のラインだと個人的に思う。ランチに１時間使って休憩はしたけれども…それでも６時間帯在で「もう、帰ろう」と思えた。（というか、去らないといけなかったんだけど（笑））

ユニバーサルは５時間くらいで「もうみたな」という感じがしてくる。（お隣のアイランド・オブ・アドベンチャーも）ただ、アトラクション1個1個の時間がディズニーのアトラクションよりも長いので「もう、観たな」と思っても実際全部周ろうとしたら５時間じゃ足りない。７時間、８時間は必要です。（アイランド・オブ・アドベンチャーは７，８時間もいらないかも。すべては、ハリーポッターのライドの待ち時間によりますが、子ども向けライドに興味がない場合５時間で「もう帰ろう」と思えてしまうかもです。）

オーランドに到着して半日しか時間がないんだけど…という場合、最低５時間は時間確保が可能であれば、ユニバーサルスタジオやアイランド・オブ・アドベンチャーへ来るのはいい案。（ただし、週末も７時に閉まり閉園時間が早いのと、いくつかのアトラクションは閉園よりも前にクローズになるので、その辺は注意です。）

ちなみにチケットは、オンラインで買うと「手数料」みたいのをとられるけれど、同じような金額分割引があって、結果ほぼ同額になるシステム。（数ドル損するかも？！）

数ドル節約のために窓口で買ってもいいかもしれないけれど、前回ユニバーサルに来たとき、窓口の列の進み具合がすごく遅くイライラした経験があったので、チケットはEチケットになるってことでオンラインで事前に購入しました。

シーワルド同様、プリントアウトしたバーコードがついているEチケットを持参して、そのままゲートへ直行できて、いらない列にならばないで済むのでらくらくで、私は好きなシステムです。（ディズニーも、キオスクがあるのでそれで買うとほぼ待ち時間ゼロでチケット購入できるので、別に文句はないんですけどね…）

ユニバーサルスタジオは２つのパークあわせて、２日以上のチケットを買う必要は全くないので、「３日目以降、○○ドル！」みたいな宣伝をオンラインや当日の窓口でもみるとはおもいますが、無駄にお金を払わないほうがいいです。１Dayパスを２日分購入するか、１日パス＋パークシェア？（ホッパーのようにパークをいききできる機能）を追加するので十分。（という、個人的な意見です）

エリア オーランド(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

この日も前日同様に、日中は暑くTシャツ一枚で十分というかんじ。
ただし、ユニバーサル内のシアターはエアコンが効きすぎて寒い…という現象がなんどもおき、結局上着を切る羽目に。

いくら暑い時期で、夜はパークにいないし！っていう場合でも、アトラクション（シアター系）はエアコンの効きすぎという弊害があるので、薄手の上着は持参したほうが良いです。
（日が暮れてからのオークランドは寒いのでジャケットは必須！）

「Hollywood Rip Ride Rockit（ハリウッド・リップ・ライド・ロックキット）」に最初に乗りに行く。

このジェットコースターがこのパークでの「一番の絶叫マシーン」。

Sea WorldのMantaとどっちがいいか？ときかれたら、断然Manta。
でも、このコースターも十分楽しかった。
ライドにのりながら、自分の好きな音楽をかけられる（耳の後ろのスピーカーから各自、選曲した音楽を聴きながらジェットコースターに乗れる）というのがウリ。

音楽なんて乗っているときはどうでもいい気がしてくるけれど、楽しいジェットコースターだった。待ち時間は10分と表示されていて、実際は20分。

＊ユニバーサルはディズニーのようなFastPassシステムがない。
厳密にいうとExpress PASS（エクスプレスパス）というのがあるんだけど、こちらは別途料金を払って購入するシステム。
ディズニーのようにパス所有者が大量にいるわけではないので、パスなしの列もそれなりに前に進むので、このエクスプレスパスは購入しなくてもいいと思う。パークに４時間くらいしかいれなくて、全部アトラクションを制覇したい！と願うのであれば話は別だけど、６時間いれるのであれば、エクスプレスパスがあったらいいのにな、と思うことはありませんでした。

シンプソンズのホーマー。

ユニバーサルのキャラクターは、
セサミストリート、シンプソンズ、スポンジボブ、おさるのジョージ、怪盗グルーの月泥棒(日本語はこんな題名なんだ…今まで知りませんでした。英語は、ちなみに"Despicable Me")、Dr. Seuss（主に英語の発音の子供向けの本、映画ではグリンチ（クリスマスが嫌いな緑のお化け）とかある）が主になっている。

ディズニーよりも、断然、キャラクターとの写真がとりやすいのがメリット。
デメリットは、キャラクターのしぐさがあんまり…洗練されていないところ？

朝10時は、キャラクターと写真の撮り放題。

Despicable Meにでてくる女の子。
いとこは、このキャラが大好きなので喜んでいた。

「E.T. Adventure（E.T.アドベンチャー）」

旅行記2/3で書いたけど、ピーターパンと似た演出。
自転車にのって、町並みを見下ろすシーンはそっくりで私はどちらのシーンも両方同じくらいに好き。


E.T.、そんなピーターパンと比べて待ち時間がとても短い。
11時ごろに訪れたんだけど、待ち時間５分！
このあたりのエリアは朝はだーれもいないので、穴場だと思います。

で、E.T.のアトラクションはほかのどのシアターやアトラクションよりもエアコンが効いていて寒いです。薄い上着が真夏でも必要です。

「The Simpsons Ride(ザ・シンプソンズ・ライド）」
３Dのスクリーンがジェットコースターになっていて、仮想ジェットコースターが楽しめるライドで大人も子どもも一緒に楽しめるアトラクション。

これはとっても、おもしろいですよ〜。

NEWアトラクションのDespicable Me Minion Mayhem（ディスピカブル・ミー・ミニオン・メイハム）」も同じような趣向だけれども、シンプソンズのアトラクションは「より」ジェットコースターチックで、私はそこが好きです。

子どもの身長制限も、本物のジェットコースターよりも制限が緩やかで、絶叫マシーンが苦手な人（はい、私の主人）も余裕で乗れちゃうので、家族みんなで楽しめるアトラクションだと思います。

パレード。

これは、別にみるつもりはなかったんだけど、
意思に関係なく、「Revenge of the Mummy（リベンジ・オブ・ザ・マミー）」、映画「The Mummy」（邦題は「ハムナプトラ」）を元にした絶叫マシーンへ行こうとしたら

「パレード中で向こうの道路にはいけないよ」といわれたため、しぶしぶパレードを鑑賞することに。

最初は「えー」っておもったけれど、このパレードは結構おもしろかった。
写真は「スポンジボブ」のパレードの一味です。

写真の奥がそのお目当てのアトラクション。

リベンジ・オブ・ザ・マミーのライドは、スペースマウンテンに似ている。
真っ暗なところと、「G」が無駄にかかるように設計されているところ。

次になにが起こるかわからないジェットコースターは、次になにがくるか分かるジェットコースターよりも恐怖感が半端ないので一番最初に乗ったときはすごくびびった。
あの時は「もう二度と乗るもんか！」とおもったけれども、２度目は普通に楽しめた。

スペースマウンテンよりも大人向けで、さらに、映画ハムナプトラを元にしてつくられているので、ライドもストーリー性があっておもしろいです。

パレード直後にいったので待ち時間は１０分以下。
くるくる回るラインに沿って歩いていったら、ライド乗り場に到着ってかんじだったので実際は待った時間はゼロというかんじ。

案外、パレードをこの前でみて、そのままMummyへ直行というのはいい方法だったのかもしれない、と後から思った。

「Disaster!（ディザスター！）」

災害っていう意味のアトラクションだけど、一体なんなの？と思わせるようにしてあって、事前の情報がほとんどない。
それがいいのかも。

ちなみにこのアトラクションはこのユニバーサルスタジオで唯一「映画作りのテーマパークに来たよ」というのを感じさせてくれるショー＆ライドで、お勧めです。

最初はちょっと「つまんない」っておもうかもしれませんが、ハイライトは後半にとってあるので、決して「並んで損した」とはおもわない（はず）。

とりあえず、お勧めアクションですが、ねたばれするとしたら…




前半は「ショー」
どのようにして「災害」を元にした映画を作っているか、CGはどうやって作られるか？を一般人を役者にして映画のミニチュアセットみたいなところでコメディータッチにショーのパフォーマンスをしてくれる。

後半は「ライド」
こんな人数がいっぺんに乗れるライドがあるのか？！
はい、あります。
それも身近に。

そう、地下鉄。
サブウェイの中に乗せられて、
サブウェイの中で災害が起こったという仮想体験をど派手に演出してくれるライド。

とてもおもしろいです。

この最後のサブウェイのところだけでも、見る価値ありだと私はおもいます。

が、一番待ち時間が長く感じたアトラクションだった。

無駄に列で待つのを「避ける」ために気をつけることは…

・１５分以上の待ち時間になっているとき。
（待ち時間のラインは暇を回避する工夫が皆無に等しい。列が動くことなく、その場で直立したまま１５分待つ（１５分毎に大人数が流れ込むというシステム）という形になるので、非常に「待っている」感がして退屈。
これが、１５分以上になるとストレスで発狂するかも？！（笑）
待ち時間が３０分となっているときは、列が動き出しても動き出した群衆と一緒にシアターに入れない可能性が「大」なので要注意です。

・並んでいる人が少数のとき。
シアター系アトラクションに共通することだけど、
前に人がいない＝少し前にみんなシアターの中に入ってしまった直後、ということで上映時間分、丸々待つことになります。（このシアターはセクションが３つに分かれているため、ショーとアトラクションの合計時間は約３０分、ただし、１５分ごとに人が入っていけるシステムです）

このシアターは一度に100人くらい（か、それ以上）のキャパシティーがあるので、３０人くらい前にいても問題ないので大丈夫、というか、むしろ前に数十名、人がいるほうが、いないほうよりも待ち時間的にはBetter。


本当、ここの待ち時間は苦痛なので、いつ列に並ぶか？はよく吟味したほうが良いですよ。

「Despicable Me Minion Mayhem（ディスピカブル・ミー・ミニオン・メイハム）（映画は邦題は「怪盗グルーの月泥棒」というアニメ）

これは最新のアトラクションなので、常に待ち時間が「４０分以上」で「えー、やだ、乗りたくない」とおもったアトラクション。

もし、ユニバーサルのエクスプレスパスの利用価値があるとしたら、このアトラクションが唯一の場所かもしれない、という具合。

いとこがこの映画が好きなので「はずす」というオプションはなく「夕方、パークをでる前にいってみよう」ということで３時過ぎに訪れてみると、一瞬待ち時間が「２０分」になっている。

いまだ！ということで並ぶと、同じことを考える人が多いみたいで、私たちの後ろには３倍の列が…。（こういう具合で、だから待ち時間は常に40分なんだなぁ…と…）

２０分の待ち時間でどうにかすますことができた。
ライドは、シンプソンズのライドににているけれど、シンプソンズが８人乗りの小部屋の個室からスタートするのに対し、こっちは大勢一緒に「３Dスクリーンをみますよ」という大部屋で、ライドに拡散して乗るというかんじ。

映画のストーリーをひきついでいて、物語の中に入るという点ではとてもおもしろいけれども、「絶叫マシーンにのる」という点だけをかんがえたら、シンプソンの勝ち。

が、おもしろくないわけじゃない。
この映画が大好きだったりしたら、乗る価値は十分にあるとおもう。
2012年の冬の時点で「最新」なので、このアトラクションが「NEW」の間は最低20分から30分の待ち時間は覚悟したほうが良いです。（閉園間近だったら、待ち時間短いのかも？？が、どうだろう、私たちは最後までいなかったのでわかりませんでした）

「Shrek　４−D（シュレック４D）」

おなじみ。
大阪のユニバーサルスタジオにもあるので、目新しくもないかも。
が、乗ったことがない人は英語がたとえ分からなくても鑑賞するといいですよ。

シアターの椅子がちょっとだけ仕掛けがしてあり、動くのでそれが「４D」と名づけられている所以。本当、このシアターはおもしろい。
基本、入った順に奥へつめないといけないので、スクリーンの真ん中で陣取るという行為は許されない。

けれど、どこの角度からみても、楽しめるので「中央が良いのに」と普通の映画館のように真ん中に座れなくてがっかりする必要もないです。

前回、このシュレックを見に来たときは待ち時間が４０分くらいだったのに、
お隣にDespicalbe Meが登場したので、なーんと待ち時間は１０分に！

シュレックが１０分でみれるなんて〜！とちょっと感動した。
時間があれば、２度見てもよかったんだけど。
残念、時間はありませんでした。

あとは、写真にはないけれども

「Terminator 2/3-D（ターミネーター２）」を観て終了。

３Dが普通の映画館で見ることができる前はこのターミネーターにはいたく感動したんだけど、今回は普通の映画館で３Dを見慣れていることもあってか、そんなに感動しなかった。

あと、ガイド役のおねえさんが普通のお姉さんに代わっていておもしろくなかった。
あぁ…残念。

ショーは「Universal Orlando's Horror Make-Up Show」っていうのがあって、これを観ようかどうしようか悩んだけれども、時間がなさそうになってきたのでパス。

あとアトラクションとしては、「Men in Black Alien Attack（メンインブラック・エイリアン・アッタク」というのがあったんだけれど、これもディズニーのバズライトイヤーと似ているってことと、やっぱり時間の関係でパス。

あと２時間あったら、本当に全部回れた感じがする。

これにて３泊４日の旅、終了。
今回も楽しかった。
人数が多かった分、より楽しかったかも〜。
テーマパークは４、５人でわいわい行くと良いですね。

ちなみにココから空港までは渋滞がなければ約３０分。
途中、夕ご飯を食べにレストランに寄ったので、私たちは７時５５分のフライトに間に合わせるためにパークを４時過ぎにでましたが、そのまま空港へ直行するのであればフライト時間の２時間前にパークをでても間に合うとおもいます。（渋滞がなければ！）

この写真もトライポットを使って撮影。
５枚連射なので、ちょうどUniversalという文字が写るようにとがんばらなくても、普通に取れたので、トライポットおよびデジカメの自動連射機能はとても今回重宝しました。

おすすめです。