2012/10/01 - 2012/10/01
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パルファンさん
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スミュールの町を出、向かうはアレジア♪
夫が何十年来、一度は行きたいと望んでいたところ。
(アレジアは、カエサルがガリア遠征し、ヴェルサンジェトリクスと
最終決戦した所)
そのあと、フランスの美しい村二か所をまわり、
ワイン畑の中のシャトーホテルに落ち着いたのは、
日も落ちてしまってから〜
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
スミュールの町を出て・・
-
ナビに案内され、ガリアのローマ遺跡の場所に。
あと7分の看板 -
青空のもと、ほんのり黄味をおびた木々の葉が爽やか。
古戦場は、現在あづまやがあって、銅像があるだけの台地・・ -
ガリア戦記に出てくるアレジアの場所は
定かに確定されている訳ではないが、ナポレオン3世の
命により調査発掘され、有力なのがここ、
ブルゴーニュのアリズ・サント・レンヌ。 -
ナポレオン3世の命によって建てられた銅像。
ヴェルサンジェトリクスは、ガリア諸部族を集め
侵攻してきたローマのカエサル軍と対峙したガリアの武将 -
台地から降りてき、資料館に。
<紀元前52年カエサル軍は、ガリア人を包囲。
兵糧詰めにし、周りは三重の堀をつくり・・>
などの説明・図を始めいろいろな資料が展示 -
結局、<包囲後2か月で、降伏、投降>したという。
ガリア戦記が大好きで、フランスに行く時は必ず持参
する文庫本も今や2冊目に。
存分に資料をみ、満足する(?)夫 -
資料館の外は、ローマ人の遺跡があり現在も発掘中〜
左側には円形劇場跡 -
この資料館・遺跡の前はひまわり畑!
刈取りの最中 -
すっかり朽ちた“ひまわり”
50号のキャンバスいっぱいに、この”枯れたひまわり”を
描かれていた絵をみた事を思い出す〜 -
ローマ遺跡をみるには料金がかかるので
パルファンはもっぱ”枯れたひまわり”を撮影して・・ -
古代のロマンに思いを馳せたあとは
ブルゴーニュの肥沃な大地を走り、
「フランスの美しい村」フラブニー・シュル・オズランに。 -
村は、オズラン渓谷沿いの丘に。
緩やかな一本道を上り村に入ってくる・・
と、こんな大きなロゴをつけた、作業用に改造された車? -
車は適度なスペースを見つけ駐車し早速村の中に。
フラウィウスというローマ人の名が町の由来だそう〜
閉まっているけれど、インフォメーションオフィスかな?
ウインドウにいろいろ情報が・・ -
路地には見どころがいっぱい!
狭い道にもかかわらず、お花も植えられて〜 -
路地を上っていくと見えてくるのが
聖ジュネス教会 -
教会前の小さな広場から出てきた修道士たち
見かけるとカメラで追っかけたくなります〜
この左の建物は、 -
アップして・・ この建物
2000年の米映画・《ショコラ Chocolat》の舞台になった
ショコラティエ。 -
映画 “ショコラ”
<ある冬の日、フランスの小さな村に、
謎めいた女性と娘がやってきた。
彼女は教会の近くに、見た事もない美味しそうなチョコレートで
あふれたショップを開く。店に訪れた客の好みをピタリと当て、
チョコレートを勧める彼女の店はたちまち村の話題に!!>
といったあらすじ。(goo映画より) -
厳しいカトリックの教えを遵守する村人、
伯爵でもある村長がしきりに覗くショーウインドウが
右の格子窓 -
素朴な、聖ジュネス教会
映画でもよく登場。
村人の精神的拠りどころ・・因習・道徳の。 -
教会の中は、映画では暗いイメージであったが・・
結局、伝統としきたりにどっぷりとつかっていた村人達が、
不思議な女性の作る甘いチョコレートに魅せられてしまう ・・
新しい風が、この村に息吹きをもたらす・・ -
旅行から帰って、再度この映画を見たのだが
土地の風土を最大生かした映像だったなぁと・・ -
落ち着いた村の佇まい・・
古いしきたり、因習がしみこんできている〜 -
教会の裏側をまわって
正面からみていた教会は小さく見えたのだが・・ -
門の傍にあるプレートには、
“16世紀の建物 らせん階段のある小塔“とある。 -
路地の先には聖ジュネス教会の後陣。
屋根は変わったけれど ロマネスク教会とわかる
-
目にとまった村のあれこれ〜
-
フランスの田舎・・
どこにでもある路地、でも、惹かれる〜
歩き疲れたのか、ずーと座っている女性
オーストラリアから観光にきたという〜 -
この路地もいいね!
“フランスの美しい村”に認定されているけれど
おもねるでもなく、自然に落ち着いた
村の佇まいを維持しているのに好感をおぼえる -
三つ目の路地は、最も古い時代の様相を呈している
-
次いで中世のお屋敷を。
この時代(16世紀)の特徴なのか小塔を持つ家が。
現在もしっかり使われている〜 -
これらの屋敷は、村の地図で示され
プレートが掲げられている。 -
ボンボンの製造所&販売
フラブニー・シュル・オズランは農業・牧畜業が主なる産業、
加えて観光業がわずか・・
観光のめだまは“アニス入りボンボン”
残念ながら2時までクローズ -
修道院で作られてきたのが、現在まで続き
世界中に輸出されている。
白く、固い小さな飴は、アニス独特の香り〜 -
棚には色々な香りを含んだアニスいりボンボン〜
様々な大きさの可愛らしい缶に入って。
やはり、ポピュラーな白の芳香がいいなぁ〜
土産に幾つか購入 -
アニス
アニス (anise, Pimpinella anisum) はセリ科の一年草。
原産地はギリシア、エジプトといった地中海東部地域である。
種のように見える果実をアニス果
(別名アニシード aniseed)と呼び、香辛料として用いる -
フラブニーでレストランに入ったが 団体の出た後で、
片付けもまだできてない。
1時間以上はかかるというので、村を出発。 -
当初はこんな運河沿いを走るのかと思ったが
山越えに・・ガーミン、やってくれた(;_;)
しかもすれ違いも出来ない道も・・思わぬ時間をくってしまう。 -
目指した町は、これも”フランスの最も美しい村“
シャトーヌフ(ワインの銘柄に似た名があるが
ワインは、シャトーヌフ・デュ・パプ) -
村は城壁に囲まれた丘の上
予定よりかなり遅れてこの村に。 -
こんなカフェをみたら
座らないてはありません!
そして、ジュースのおいしかったこと!! -
現在シャトーは、国に寄付され、国有財産に。
シャトーには入らなかったが
厚い壁にかこまれ、中世の品々が
展示され、衛兵の間などあるという -
かなり古くからの建物
ショップらしいけど・・ -
ほとんど観光客はいないけど
可愛い花車が、優しく迎えている♪ -
メイン通りには
14−17世紀のブルゴーニュ商人の館が並ぶ
時間がとれなく、行って戻って・・ -
市庁舎の建物かな(?)
音楽会や、アート展示などよく催されるという。
成る程、村の風情にふさわしい〜 -
村を降りてきて、全景〜
シルエットだけ・・ 何と端正な♪ -
シャトーヌフからブルゴーニュの
ワインルート、コートドールへ
陽が落ちてしまわないうちにと 飛ばして〜〜 -
整然と並んだぶどうの木
車から降りて近づいて♪ -
ワイン畑の中の細い道を ゆるゆる走り、
クロ・ブジョーのワイン畑を見て〜 -
ぶどうはほとんど摘み取られて・・
ぶどうの葉っぱはまだ緑緑しているのに〜
看板には、Richebourg の Grand Cru の畑とある -
暮れかけた畑を後にしオートルートで
本日の宿泊地、シャトーホテル モンラッシェへ -
翌朝撮影の ホテル モンラッシェ
前夜はガーミンの誤作動で迷う事半時・・
チェックインしたのは、すっかり暮れてから。 -
予約をしていたレストラン
おしゃれなフランス料理というのかな? お味はさすが!
これで、疲れていなければ楽しんで食事といくのだが・・ -
ホテルのショップでモンラッシェの白と
オスピスドボーヌの赤を購入して♪
(ブタペストでのトカイワインもあるのに! どうする!) -
ホテルの庭
こんなところでゆっくり朝食をとって〜
なんてわけにはいかなくって・・
一に時間の節約、二に費用の節約 -
モンラッシェの村を出て、向かうは
ヨーロッパ宗教界に君臨していた
クリュニュー修道院大伽藍があったクリュニュー村♪
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この旅行記へのコメント (8)
-
- マリアンヌさん 2014/09/24 23:07:43
- 行ってみたいな♪
- こんばんわ、パルファンさん。
ちょっと駆け足でブルゴーニュの村々、遊びに来ています。
どの村も素敵なたたずまいですねぇ。
特にアレジア、クリニュー修道院行ってみたいです♪
といっても私は運転できないので、行けるのか・・・
パルファンさんのおかげで旅行気分に浸れます。
また遊びに伺います。
マリアンヌ
- パルファンさん からの返信 2014/09/25 21:22:33
- RE: 行ってみたいな♪
- マリアンヌさん、こんばんは〜
ブルゴーニュの旅行記で遊んで頂いてありがとう。
あらためて開いてみてパルファンも懐かしんでます♪
ここ2年春の旅行なので、あぁ秋もやはりいいなぁと思ったり・・
ブルゴーニュは車でなくとも行けるところが結構あり、ブルゴーニュらしさも
満喫できます♪ パリからも近いし、ショートトリップにいいですよ。
「オクシタニア」読み始めました〜
お話の展開される土地が分かり一段と興味がわきますね。
パルファン
-
- コクリコさん 2013/01/12 15:07:20
- アレジア
- パルファンさん、こちらも拝見。
いつも『ガリア戦記』を持って旅されていたご主人がアレジアの資料館でじっと資料を読んでいる後姿はとても感動的。
満足されたのですね! でももう少しいたかったかしら?
ヴェルサンジェトリクスが立つガリアの地を去る時は後ろ髪を引かれる思いだったことでしょう。
私が以前借りてきた『カエサルを撃て』ってあまり良くなかったでしょう?
文章がちょっと下品だったような〜ごめんなさいね、安易に書いてしまって。
私は図書館で借りてきただけだけど、パルファンさんは買ってしまったんですものね。
佐藤賢一氏も著書により出来不出来があるのねえ。
『ショコラ』は私もみました!
でも一度しか観ていないので忘れていることの方が多そうです。
教会は確かに暗い気がしましたね。
チョコレート屋さんは本当にあったのですね。
でも有名な映画のロケ地だからと言ってそれを売り物にしてなくて、素朴な日常が続いているのが良いですね。
フラヴィニーのアニスのボンボン好きです!
缶も可愛いから何種類も買っちゃたわ。
まだ家にあるのでまた舐めよっと。
日本人にはアニスが苦手な人も多いですが、我が家はアニスが好きで、パスティスなんて大好きです。そういえば昨夜も夫はパスティス飲んでたから、一口だけ飲ませてもらいましたよ〜
- パルファンさん からの返信 2013/01/13 20:51:25
- RE: アレジア
- コクリコさん
丁寧に見て頂いたようでありがとうございます。
アレジアは、その地に立ったというだけで満足したのではないかしら?
『カエサルを撃て』購入したといっても文庫本でしたから・・
確かに内容的には余り感心しなかったそう〜
人間的に描きたいと思ったのか、小心者でおどおどとした人物像として描いている点に
違和感を持ったとか・・また
ヴェルサンジェトリクスは、容姿と言動の荒々しさだけで特徴つけており、
ガリア全体を統合する人物としての説得力に欠けるなぁ〜と。
冗長でガリア戦記の簡潔さとは好対照の『カエサルを撃て』だったと言ってました。
そして・・<スピキオの夢>ブログ『ガリア戦記』中《世界史的英雄は崇高であって欲しい》の言葉
いたく気に入っておりました!
ショコラの村、確かに映画の中のお店を使って“商売”してもよいものを
売り物にしないというのは、日本じゃ考えられない?
昔は苦手だったアニスも、ハーブ類をいろいろ頂くようになってから
その独特さは魅力に思うようになったのですが、パスティスは多分口にしていない〜
夫はむこうではよく飲んだと言ってましたが。コクリコ家では、家でもいただくんですね!
カキコミと投票ありがとうございました。
パルファン
-
- ウッディさん 2012/12/16 12:30:54
- 拝見
- お天気に恵まれ良い旅でしたね。
天気が一番です。
のっけからの水彩拝見しました。
なかなかいいですね。
私、3年たってから又イギリスの旅行記UPしつつあります。
何枚か絵を入れてますので暇見つけご覧下さい。
- パルファンさん からの返信 2012/12/17 01:19:16
- RE: 拝見
- ウッディさん
嬉しいカキコミありがとうございます。
人前に絵を晒す抵抗もだんだん薄れ、最近は結構アップしてます。
スケッチしてきた絵を完成させる、という意味でもいいかなぁ、と。
この旅行お天気には恵まれました。もう崩れるか、崩れるかと思いながらの
旅行でしたが、降られたのは、最終日のパリでした〜
コッツウォルズはしっかり見させて頂いてます。あそこも、ここもと
絵にしたい風景ばかりですね。
勿論、ウッディさんの絵のように、空気をも感じるようには描けないでしょうが・・
また、おじゃましに行きます。
パルファン
-
- pedaruさん 2012/12/16 06:06:50
- サントル
- パルファンさん お早うございます。
一ページ目から期待の絵が目に飛び込んできました。淡い色に村の穏やかさが象徴されているきがしました。
フランスも至る所にローマの遺跡が在るようですね。先日行ったロンドンにもあったくらいですからね。愛読書の「ガリア戦記」を手にその場所を尋ねるなんて素晴らしいご主人ですね。これも旅の醍醐味でしょうか。
ほんと、路地には魅力いっぱいあります。日本でさえも!
「ショコラ」ここが舞台だったんですか。pedaruも見ました。チョコレートを堕落の元のように憎む、厳格な女性が、誰もいないショップで、マタタビに骨無しにされた猫のようにチョコレートに夢中になるシーンが笑えました。
これ程素敵な町なのに観光客がほとんどいないなんて、いいもの独占!なんて気になりますね。 まだまだ続きそうですね。楽しみにしています。
pedaru
- パルファンさん からの返信 2012/12/17 01:13:19
- RE: サントル
- pedaruさん、
寒く暗いのに朝早いんですね! 一日が有効に使える・・
もう少し朝にシフトしなくちゃぁと思いながら、一週間過ぎると
また、夜型に戻ってしまう〜 こんな日々です。
絵はスミュールのアップに間にあわなかったので、次の行先のトップに
もってきました。全景を描くのは難しいですね。ポイントを絞るのに・・
車でないと、中々行けないアレジアは、やっと・・という思いでした。
もう、思い残すことはないのでは?
ショコラの映画、pedaruさんの
“チョコレートを堕落の元のように憎む、厳格な女性が、誰もいないショップで、マタタビに骨無しにされた猫のようにチョコレートに夢中になるシーンが笑えました”
正に的を得た感じ! 映画の象徴だった教会が絵になるでしょう?
フランスの田舎はバカンスが過ぎウイークデーともなると、驚く程人がいなくなりますね。
逆にいえば、活気もなくなるのでしょうが・・
では、催促しプレッシャーを与えてしまいました、ロンドンでお会いしましょう〜
パルファン
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