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前日から続く。<br /><br />さて、例によって北京でもSIMを買ってiPhoneを使いまくる作戦なのですが、中国では、中国移動(China Mobile)、中国聯通(China Unicom)、中国電信(China Telecom)という3つのキャリアがiPhoneを販売しています。私が持参した香港ゲットのiPhoneは、中国移動か中国聯通のSIMが使えるようです。GSM陣営ですね。<br /><br />ところが、北京で入手可能なプリペイドSIMについてググってみると、案外使い勝手がよくないということが判明しました。<br /><br />「データ通信を契約したら、翌月からでないと使えなかった」というのが、先人たちの代表的な失敗談です。それ以前に「英語が通じないのでこちらの意図が伝わらない」というのも結構多い。<br /><br />今回、現地で我々をアテンドしてくれたTさんと、SIM調達の作戦会議をしていたところ、「あ、そう言えばこないだ中国聯通に利用料を払いにいった時に、お店の人にもらったSIMがある」ってことになり、それをもらえることになりました。思いがけずSIMがタダで手に入ってしまった。<br /><br />これがそのSIMですね。今回、持参したSIMフリー端末はiPhone4です。SIMカッターも持参してます。ガッコンとSIMをカットし、iPhone4にブチ込むと、あっさりアンテナが立ちました。データ通信も……ちゃんと使えます!<br /><br />超ラッキー。店員とのやりとりとすったもんだは、それはそれで楽しいのですが、今回はあまり上手くいく気がしなかったので、もらいものSIMであっさり妥協。早速町に出かけます。<br />

北京で思いがけずSIMフリー。使えるアプリもご紹介

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2012/11/23 - 2012/11/25

1971位(同エリア5154件中)

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7

アイアムOK

アイアムOKさん

前日から続く。

さて、例によって北京でもSIMを買ってiPhoneを使いまくる作戦なのですが、中国では、中国移動(China Mobile)、中国聯通(China Unicom)、中国電信(China Telecom)という3つのキャリアがiPhoneを販売しています。私が持参した香港ゲットのiPhoneは、中国移動か中国聯通のSIMが使えるようです。GSM陣営ですね。

ところが、北京で入手可能なプリペイドSIMについてググってみると、案外使い勝手がよくないということが判明しました。

「データ通信を契約したら、翌月からでないと使えなかった」というのが、先人たちの代表的な失敗談です。それ以前に「英語が通じないのでこちらの意図が伝わらない」というのも結構多い。

今回、現地で我々をアテンドしてくれたTさんと、SIM調達の作戦会議をしていたところ、「あ、そう言えばこないだ中国聯通に利用料を払いにいった時に、お店の人にもらったSIMがある」ってことになり、それをもらえることになりました。思いがけずSIMがタダで手に入ってしまった。

これがそのSIMですね。今回、持参したSIMフリー端末はiPhone4です。SIMカッターも持参してます。ガッコンとSIMをカットし、iPhone4にブチ込むと、あっさりアンテナが立ちました。データ通信も……ちゃんと使えます!

超ラッキー。店員とのやりとりとすったもんだは、それはそれで楽しいのですが、今回はあまり上手くいく気がしなかったので、もらいものSIMであっさり妥協。早速町に出かけます。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
4.0
グルメ
4.0
ショッピング
4.0
交通
4.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
航空会社
JAL
旅行の手配内容
個別手配

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  • 今回、北京用にDLしたアプリはこんな感じ。<br /><br />まず、北京(中国全般)でネットを使ってみて驚愕することには、中国はGoogle文化圏ではなく、百度文化圏ということですね。別のエントリで改めますが、「中国では、ググっても無駄」なんです。当然、Google MapやGoogle +も何の役にも立ちません。だから、百度(Baidu)を使うことになります。

    今回、北京用にDLしたアプリはこんな感じ。

    まず、北京(中国全般)でネットを使ってみて驚愕することには、中国はGoogle文化圏ではなく、百度文化圏ということですね。別のエントリで改めますが、「中国では、ググっても無駄」なんです。当然、Google MapやGoogle +も何の役にも立ちません。だから、百度(Baidu)を使うことになります。

  • このスクリーンショット(以下スクショ)が百度の地図アプリです。「百度地図」ってやつですね。<br /><br />現在地から目的地へのルートを検索してみます。北京は地下鉄もかなり発達してますが、町が碁盤の目なので、バスを使うのもそれほど難しくありません。このスクショでいけば、東の方からバスで移動してきて、バスを降りたら「188メートル歩いて、西四駅に到達」そこから地下鉄で「終」地点まで移動する、というルートを提案されています。<br /><br />北京はタクシーがつかまりにくいので、地下鉄とバスを駆使するのがスマートです。となると、この百度のマップアプリが相当威力を発揮します。

    このスクリーンショット(以下スクショ)が百度の地図アプリです。「百度地図」ってやつですね。

    現在地から目的地へのルートを検索してみます。北京は地下鉄もかなり発達してますが、町が碁盤の目なので、バスを使うのもそれほど難しくありません。このスクショでいけば、東の方からバスで移動してきて、バスを降りたら「188メートル歩いて、西四駅に到達」そこから地下鉄で「終」地点まで移動する、というルートを提案されています。

    北京はタクシーがつかまりにくいので、地下鉄とバスを駆使するのがスマートです。となると、この百度のマップアプリが相当威力を発揮します。

  • そうそう、百度地図は、日本の漢字も簡体字に自動変換してくれます。これが超便利。このスクショで「過客」というカフェを探していますが、「過」という文字は、簡体字で「&#36807;」です。上のバーには「過客」と私の検索したワードが表示されていますが、真ん中の検索結果には「&#36807;客」と自動変換されて表示されてるんですわ。これは何気に凄いこと。現地で、北京の人に道を聞くときや、タクシーの運転手に行き先を告げる時なんかも使えますね。

    そうそう、百度地図は、日本の漢字も簡体字に自動変換してくれます。これが超便利。このスクショで「過客」というカフェを探していますが、「過」という文字は、簡体字で「过」です。上のバーには「過客」と私の検索したワードが表示されていますが、真ん中の検索結果には「过客」と自動変換されて表示されてるんですわ。これは何気に凄いこと。現地で、北京の人に道を聞くときや、タクシーの運転手に行き先を告げる時なんかも使えますね。

  • バスを使わずに、移動を地下鉄に限ってしまうなら、「北京メトロ」というアプリがオススメです。<br /><br />こんな感じで、UIが東京の地下鉄路線図並みに洗練されています。

    バスを使わずに、移動を地下鉄に限ってしまうなら、「北京メトロ」というアプリがオススメです。

    こんな感じで、UIが東京の地下鉄路線図並みに洗練されています。

  • また、駅周辺のグルメスポットやATM、デパートなどの情報も網羅されており、これが意外に使えるんです。

    また、駅周辺のグルメスポットやATM、デパートなどの情報も網羅されており、これが意外に使えるんです。

  • あとは外貨換算ソフトですかね。1元=13円ぐらいなので、暗算でもどうにか行けますが、暗算が苦手な方は、こういうものを使うといいでしょう。<br /><br />このスクショは「どこどあ北京」というアプリに付属する換算機能ですが、このアプリ自体は有料なので、もっと探せば無料のものが見つかるかも知れません。<br /><br />ちなみに、ここで計算している27元というのは、北京のスタバにおけるカフェラテの値段。354円って、東京とほとんど変わらない。<br /><br />あと、アプリでは翻訳ソフトもまあまあ使えるものを発見しましたが、その話はまた今度。

    あとは外貨換算ソフトですかね。1元=13円ぐらいなので、暗算でもどうにか行けますが、暗算が苦手な方は、こういうものを使うといいでしょう。

    このスクショは「どこどあ北京」というアプリに付属する換算機能ですが、このアプリ自体は有料なので、もっと探せば無料のものが見つかるかも知れません。

    ちなみに、ここで計算している27元というのは、北京のスタバにおけるカフェラテの値段。354円って、東京とほとんど変わらない。

    あと、アプリでは翻訳ソフトもまあまあ使えるものを発見しましたが、その話はまた今度。

  • そう言えば、北京の安定門という駅の近くで偶然コミュニティ・バイクを発見しました。パリやロンドンのような公共の自転車です。仕組みがよく分からなかったので利用しなかったのですが、北京のコミュニティ・バイクのいいところは、地下鉄用のICカードで支払いができるところ。ステーションは1カ所しか見かけませんでしたから、どれぐらい普及してるかは未知数。次回北京に行くことがあったら、是非使ってみたいですね。<br /><br />以上、ラッキーなSIMゲットの成果を中心に綴ってみましたが、北京でiPhoneを使いこなすためには、現状、モバイルWiFiルーターを借りるのが近道だと思います。成田や羽田渡しでも、料金はだいたい一日数百円(1000円未満)なので、海外パケ放題よりも安価にネットに繋ぐことができます。WiFiルーターの業者は、容量制限をかけている場合もありますが、北京ではデータ通信の速度はとても遅く、私も、今回の滞在中は一日に20MB程度しか使いませんでした。<br /><br />さらに続く。

    そう言えば、北京の安定門という駅の近くで偶然コミュニティ・バイクを発見しました。パリやロンドンのような公共の自転車です。仕組みがよく分からなかったので利用しなかったのですが、北京のコミュニティ・バイクのいいところは、地下鉄用のICカードで支払いができるところ。ステーションは1カ所しか見かけませんでしたから、どれぐらい普及してるかは未知数。次回北京に行くことがあったら、是非使ってみたいですね。

    以上、ラッキーなSIMゲットの成果を中心に綴ってみましたが、北京でiPhoneを使いこなすためには、現状、モバイルWiFiルーターを借りるのが近道だと思います。成田や羽田渡しでも、料金はだいたい一日数百円(1000円未満)なので、海外パケ放題よりも安価にネットに繋ぐことができます。WiFiルーターの業者は、容量制限をかけている場合もありますが、北京ではデータ通信の速度はとても遅く、私も、今回の滞在中は一日に20MB程度しか使いませんでした。

    さらに続く。

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